透明の「扉」を開けて

美黎

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23の扉 新世紀

変化中の私達

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  確か  「二人でここに来た」のは

       う~~ ん




 えっ?
    もしかして「アレ」じゃない?

 なんだっけ  あの

   「二人は恋人大作戦」みたいな
  エローラ発案の アレ

   正式名称 なんだっけか

 
「    ふふふふふ」

   えっ  ホント  そんな前???


 そこから見てない??


   エローラの結婚式   は  
  あの人来てないか 
    てか そもそも私も「来ては」ないな
                   うん


  リュディアの結婚式?

   ああ それも「セット」じゃ ないな


 えー   じゃあ  本当に「そこ」から??


   それなら
 
    確かに


    うん。


   まあ 「過保護」から 進展してないか

  
   成る程 そうなる よね  うん。


 くるくると記憶記録の糸を 手繰り寄せて。

「展開してみた景色」は 自分にとっても驚きの景色で
 しかし「その時のいろ」がまた面白過ぎて笑えるから
一人でクスクスと笑ってしまう。


「  うん、大丈夫。 違うから。 まだだから。 ふふ」

「まだ、ね。…まあ、「まだ」ならいいのよ。「ない」、じゃないなら。」

「そうね、確かに。私はあの頃のヨルからは想像できなくて……気焔もあんな感じだし最近セットの所見る事ないからかしら。余計に不思議。」

 二人は そんな私を見て苦笑しながら。

  それでも「ない」とは思ったのだろう、
早速いろんな所に視点が飛び、「現在の私達」へ 想像が展開しているようだ。


「でもリュディアの結婚式ではカッコ良かったわよね。あれでそっちでも騒がれるかと思ってたけど、そこら辺はどうなの?二人で一緒の所見られないと、周りが五月蝿いんじゃない?」

「それなんだけどね、多分銀の家からなにか出したんじゃないかなぁって。婚約者がいる、とか。私も詳細は知らないんだけど、この感じを見るとそうとしか思えない。まあ、そもそも近寄り難い雰囲気ではあるけどね。」

「それは分かる。結局気焔ってヨル以外にはアレだものね。…なるほどなぁ、そっか。私だってまだ過保護のイメージしかないもの。ねえ、レナ、その辺りどうなの?そっちデヴァイでも全然二人揃っては行動してないの?」

「そうね…過保護と言えば、そういう意味ではまだそうなんでしょうね。ヨルの代わりに、表に出てるから。最近また長老達も騒がしいしね。やっと落ち着いたと思ったら、落ち着いたからって出てくるのよ。……まあ、それは置いといて。ヨル、一番必要なのってケルとかかな?乾燥と、吹き出物と大体その二つのパターンに別れるんだけど。」

「  うん、勿論ケルもだけど。 結局全体のバランスだから、オイルの量を変えて様子を見つつ やっぱり食べ物と一緒に見ていくといいと思う。好みを観ながらね。」

「…成る程。そうね。内側からも、か。」

 熱心なレナの様子を見つつ、二人の疑問についても巡らせるけれど
 確かに「私達」は今 「二人で」行動することは殆どなくて
いつもお互いの顔を見るのは「遠く」か「近すぎるマシュマロか」の二択である。

 だがしかし「そこ」に不都合は 微塵もなくて。

だからこそ、その点にはニコリと笑っておいて「レナの想像」へ参戦し
 「全体のバランス」「私達の必要成分」についての考察を どんどん纏めていく。

 そう、ここで 私達がしっかりと道筋想像を派生させておけば
「その光」が土台となり道が敷かれ 「その潮流」が流れ始めるからだ。

 だから じっくりと「変化の中のバランス」
  そこに焦点を当て
 目を瞑り 光の中へ進み
 「せかいの流れ」へ そのラインを 繋げる作業に入る。
  


   うん。


  最初に「根源ひかり」から スタートして。

 「そこ」に 立って 
 徐々に降りていくのは

   「場」

 そして そこにある

    エネルギー

    大気    磁場


  風    空気   水    光

    地     熱     


 そこから諸々を経て

  自然    循環   生物


    "そして「私達の生業」へ"


 この「生業」というのは「仕事」や「職業」ではなく
 ここで言うのは「存在」「役割」、「世界の一部としてのパーツ」の話である。

そして「何故 ここまで戻るのか」と言うと
 始まりまで戻らねば見えぬものがあるからで
これは「私達がそもそも「なに」であるのか」、そこへ付随する話だからだ。

   
    そう 結局「そこ」なのよね 。


 今 「観ている点」は
  「エローラ 妊娠時の肌荒れ」の点だけれど。

 そもそも「それ自体」は「変化によるバランスの崩れ」からくるもので
 「赤子が無事産まれるまでの過程の一部」であり
 「どう変化に適応するか」、その話である。


そこには勿論、
 「何もしない」「仕方のない事だから耐える」
 「これまで通りの対処療法」
そんな選択肢もあるけれど
 「変化中なのだから」
 「そこへ適応すればいい」のである。

 簡単に言えば「寒かったら服を着る」
       「暑かったら脱ぐ」みたいな話で
 事はなんら 複雑ではない。

ただ 私達の繋がりが薄れたから「どうすればいいかわからなくなっただけ」で。

 そもそも「私達は変化するもの」なのだ。


 だから「それ」も「どれ」も
  自然な流れで
 「そこに対して どう自分は動くか」、その話なので ある。


「   して 。  ふむ 」

 そこで 出てくるのが
  「失われた繋がりを取り戻す」ということであるが
 それは「昔に戻る」とか「原始的な方法を取る」とかでもなくて
 「自分に戻ればわかる」、そういうことである。

 そう、さっき私が「一致させた アレ」

 あの三点が揃えば自ずとそれ必要はわかるのだ。


    まあ  そう なんだけど

  しかし
   体調悪かったりすると

  そもそも そこまで深く 掘れない

    うん、 それも わかる。


 だからこそ 今レナがエローラの為に考えてくれていて
「今 できない人の為に」
「今 できる人がやる」、その社会のサイクルが回っている。


「   ふむ。 なるほどね 」

 だけど
 そんな時でも「私は私」、その独自の輪は関係なく回転していて
  「その奥のこたえを観ろ」と自分の仕事を促す私が いる。

 だからその誘いに応え
  自分の仕事をする為に
 スルリと更に奥へ 進んで行ったんだ。







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