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23の扉 新世紀
その方法
しおりを挟む嘗ては「できていたこと」を
「再びできる様にすること」
「暫く使っていなかったものを 使うこと」
「眠っている機能を 起こすこと」
先ずは
「それを当たり前にできる感覚」を
呼び起こすこと。
「 ふむ。 」
それは 実際 難しいことではなくて。
いつだって「ヒント」は現実に展開されているから
「その片鱗」を掴む為 既に「似た事例」を探しに行っている明晰君を待ちつつ、「この状況」を俯瞰する体制に 戻る。
そう 実際 私は「司令塔」だから。
全体俯瞰が一番大切な仕事であり「そもそものそもそもへ立っていること」
それが唯一の仕事であると 言っていい。
「そこ」がずれると明晰君が別のものを持って帰ってくるし
結局なにも纏まらなくて
「まるっとひとつのわたし」の中で治らなくなるからだ。
そして
実際
「そのこたえ」も
「そこへ至る道筋」も
「わたし」がぜんぶ持っている。
ただ「今 それが見えないだけ」で。
「それ」は「ある」し
きっと「向こう」は「やっと気付いたか、ここだよ」なんて
私を待っているに違いないのだ。
「 して。 しかし だけど 実際。 「今は」視えないんだな 」
今の自分の立ち位置
「うっすら透明なせかい」、
その なかにいても。
「明確な」、手段の糸口はまだ視えず
「今 まだなにか足りないこと」を示して いる。
そして それはきっと
「私がその状態を積むことで成るもの」で
世界を「そうして歩けば」「積まれてゆくもの」だ。
そう、いつもの アレ
「その状態である」をこなして積まれる光が
一定量を超えれば「成るかたち」
そうして「糸口」は形になり現実へ現れてきて
その一歩一歩を掴み、「なるほど」を重ねて目的は実現される。
だから
とりあえず「それ」は ここへ置いておいて。
「そうすれば」「そうなる」を再び押印し
「その為に浄めること」をきちんとセットにしておく。
「 錆を。 落とさなきゃいけないしね。」
多分、これも 重要なポイントで
先刻「炉の浄めが大きなポイントであること」を経た私は
「新たな粒子が新たな炉であること」も認識しているし
「それを浄めて」「正常に創られる様にすること」
そこが今回の本題であることを知っている。
そう、
「実際に光を積むこと」は
「まだ視えぬ粒子の錆を取ること」なのだ。
だから それを踏まえて一旦、「この場」を
くるりと仕舞って。
「この場の 心地良い空気」に戻り、
そこから視点をぐっと「世界のバランス」へ
拡大させた。
遠く 遠く
こうして「視界」を拡げて 観ると。
「時間のスパンの違い」や「スピードの違い」による
「時間軸で観る世界」と
「扉間 それぞれの世界」、所謂「場所毎の位置である世界」
両方が 自分の中にあるのが 観える。
それは
「年表」と「地図」がスペースに同時展開している景色で
その景色を違和感なく観れる自分は「世界と大分離れたこと」がわかる。
「 なるほど ?」
それは ずっと言っていた「星の距離」であり
「三点合一した私の新しい地点」
そして「ここ」は確かに新しい場所であるが
「新しく創った」訳でも
「見付けた」訳でもなくて
「初めっから中にあり、時折使っていたが 気付かなかった本来の場所」を
実際有効に使える様になったということだ。
そう、「世界に感じていた 違和感」
それは
「自分の立ち位置の違い」で あり
「見ている世界に対しての誤解」、そこから生まれたもので
それが解消された今
「世界においての自分の異質さ」は光を増している。
今日なんかは
「私に馴染んだ色」の集まりだけれど。
時折、話をするだけの区画の人などは
「同じ言葉」を話していても「通じていない現象」が度々起こるし
相手による「浸透度の違い」、これは距離の差によるものだ。
「 ふむ まあ、別に。 それはいいとして 。」
そして 今 この視界に観えているものは
「世界全体のいろ」で
「せかいの流れ」から連なる「世界の流れ」
即ち「環境に適応する為の調査」になる、作業である。
"人間の 決めたルール"と
"せかいの理"を 見分けている 感覚
その「右眼と左眼」を使い分け
慎重に距離を測り 自分のリズムを調整すること
そうして「観たいもの」を指し
「根源から観ていれば」、
自ずと片鱗は現れるから
「私は必要を降ろし」
「こことそこを繋ぎ新しい扉を開けて」
「自分の場所へ戻るという行程を繰り返し」
順次、「意識の扉」を開け放ってゆく。
ほう ほう
なるほど ね ?
じっくりと 観ていれるお陰で
「今 自分のやっていること」まで 俯瞰できたけれど。
確かに
「今 実際現場でアドバイスをし 動いているのはレナ」で
私は「黙って座り(独り言は言っているが)光を編んでいるだけであるが」
私の仕事は「実際ここ」で
「こうして編み それを伝えることにより」
「意識の扉へ道を繋げることである」。
「 成る程?」
"結局 「精神の部分」"
でもそれって
どう やる いや、
「やること」じゃあ ない
そう思っていた 私にとって。
今 視えた「このこたえ」は非常に納得できるこたえで いつもの様に「何故 気付かなかった」という「視えて終えばあっけらかんのこたえ」である。
そして そこからまた「自分検証」が始まるけれど
「やろうやろう」「伝えよう」「伝えなきゃ」と思ってやる「伝達」は、欲していない相手に余計な荷物を背負わせることで
「だから違う」と 思っていた。
だけど 今回の違いは
「その時になれば それはそうなる」という「知恵の発動」で
「ただ知ってそこに在れば」
「必要がやってきてそれを齎す状況になる」、
そういうことだ。
そして確かに「これ」は丁度良いタイミング、
即ち「三点合一が果たされた地点で降りているこたえ」で
「然るべき時に 然るべき様に成る」、
そのまとめであったりも する。
「 なる ほど ?」
「ヨル、そろそろお開きにするけど。大丈夫よね?」
「 うん、ありがとう。 絶妙なタイミングだね。」
だからそんな返事を「苦笑するリュディア」に 返しながら。
「 ほんとうに、ご馳走様。」
そう言って、立ち上がり
ポンポンとお尻を 叩いたので ある。
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