透明の「扉」を開けて

美黎

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8の扉 デヴァイ

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 思い 出した



  私は  知っていた



 自分が  とてつもなく 広く 深いことを


 自分が とてつもなく 複雑で混じり合っていることを




 ひとり   そこに 在り

 また 

 ひとり   何処にでもあることを




ひとりは 好きだ

寂しくはない


 だって  「なかみ」は 沢山持っているから




  しかし  肉体そとがわも持っている

                     私は




時折  思い出す

 あの 包まれている 感覚を


 あの 全てを委ねられる 感覚を。





しかし  それ が    今


 この 世の中に  存在しないであろうことも


      ぼんやりと     知っていたのだ





 この 広く  深く  広大な

      
    平野の様な 湖の様な


  山脈の 様な



  そんな  「なかみ」を 包み込める


         「なにか」




それは。


 存在 するのだろうか。


 し得るのだろうか



この


  今の 世に。





分からない

解らない

判らない から


 少しだけ 期待していても いいだろうか




 全てを 解り

 いや  わからなくてもいい

     解ろうと  


   努力し  側に 在ろうとする



  そんな 存在 の   ことを。





 きっと 片時の隙間もなく 「それ」を

 やってのけるのが  「愛」で


それは少し    いや とても

難しいのだろう



 だが。

 そう  「在ろう と する」ことくらいは。

 できて欲しい ものだ





 「全てを包む 存在」が 


  あるように。




 そして また   私も。



 なれる様に  祈ろう。




私が  今 包まれていなくとも。

その 「感覚」だけ は。


から。





だから   今の  「全て」 の ために



 全ての 「ひかり」

 全ての  「輝かしい いろ」の  為に




 今日も  光るよ


 あなたの  側で   きっと。



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