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9の扉 グレースクアッド
見る
しおりを挟むその 空間にあるもの
その全てを 視界に入れ
まず その場を把握する
始めはきっと カケラから始まる
その作業
しかしそれは
時が経つにつれ ピースが集まり
何れ 全体と なる
まずは 小さな 場
小さな場を 把握できる様になれば
次は 中程度の 場
そうして 徐々に 範囲を 延ばし
拡げ 拡大していく
目に 映るもの
その 解像度を上げ
微細な 色 カタチ 質感
それ が 「どんなものであるか」
「どんな種類があるか」
その データを 逐一 蓄積していく
とても 地味な 作業だ
しかし
確実で 誰にでもできる
そんな 方法
収集速度は 人により 違うだろう
注意する もの
惹かれる 部分
違和感の もの
それも 全て 人により 違う筈だ
しかし それで いい
その ひと その人なりの
「空間」 「場」
それが 分かれば いいのだ
そうして 視界に入る 全ての解析が終わったならば
きっと 見える
きっと 気付く
自分 の 「世界」に。
自分が 構成した 「世界」に。
その 独自の「色」を
知り
楽しみ
思う存分 味わったなら
きっと 見えてくるのだろう
見えない ものも。
見えなかった ものも。
そう 思って 自分を拡げて いるんだ。
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