915 / 2,079
8の扉 デヴァイ 再
向こう側の世界
しおりを挟む気付いたことが あるんだ。
「交わり」
融けて いる 時。
沢山の 澱が 浮かぶ中で。
時折
ふと 湧いてくる 「死」という いろ
それは。
「殺されるのでは ないか」という 錘
未だしつこく 私達にこびり着いた
「念」「重さ」「シミ」「重力」の様な
強力な もので。
でも だって そうなんだ
その、「生命を 生み出す」という 行為
それにより 「殺される」
それを 経験する した してきた
と いうことは。
その 「矛盾」と ずっと ずっと
向き合ってきた 「いろ」の行き場は。
交わり以外でも。
「用意できているか」「持っているか」
「きちんと対応できるか」
与えられた 仕事 役割 それを
「望まれた通りに こなす」
そうで なければ。
最も 「簡単」に。
奪われていた 命
沢山の 小さな 光
「誰か」の 「なにか」の
「顔色を窺わなければ」生きられなかった 光
そんな 小さく 埋もれていた「いろ」すらも。
上澄みが剥がれてゆくに 従って
どんどん どんどん 浮いてくるのだ。
そんな 「小さな光」達を 見て
思う
「どんな 小さな光 も。「安心」「安全」で
優しさの中 在れます ように。」
私の「場」の 大きな木を見て 祈る。
自然と 合わさる手
私の 「祈り」。
それは 手を合わせるだけじゃ なくて。
やはり 「在り方」も。
「そう で 在ろう」と 思うのだ。
いつ でも どこ でも
なに をも 「真摯に」行い
「祈る様に 生きて」。
「全てを 光に変えて ゆくこと」
「生を 祈り」に。
「祝福」に 「恩恵」に。
まず 私が 出来るところから 祈って。
「そう 在る」と。
思うので ある。
だから 結局。
私の 「ぜんぶ」は。
きっと 未だ戸惑って いるのだと思う。
「本当に」「本当に」 「いいのか」
「また 騙されているのでは」
「また 裏切られるのでは」
「また。 最愛の人に 殺されるのでは ないか。」
「また ゴミの様に 殺されるのでは ないか。」
その時代 その時々で
様々であった 「慣習」「風習」「因習」
しかしそれは。
「私」に対して
「それ」は 「危険」
「危ない」「いけない」
「決して。信用しては ならない」
そんな色を 刷り込むには 充分過ぎる ことで。
「殺される」とは 「生存本能」に直結する 事態
そう 「肉体」に 刻まれている
「生き物」としての 「本能」だ。
「危険を避ける」こと
それは 当然のこと なのである。
チラリと浮かんだ澱の深さに、溜息を吐いて上を見上げた。
やっぱり そうなんだ な
「その色」に 「気付いて」は いたけれど。
「だから、深いんだ…………そりゃ、しつこいよね…………。」
でも。 これ、どうやって 流すんだろう ??
「もう、体に「組み込まれてる」系の、話じゃないの、これは………。」
「いや。それは刷り込みであろう。捻じ曲げられてはいるが、「本来」は違った筈だ。」
「えっ、そうなの??」
「始めから、そうではなかったと思うがな。」
「ふぅん?」
「まあ、なにしろ「流す」よりはまず「癒す」「満たす」事だろうな。解さねば、到底太刀打ちできまいて。」
そう言って、ニヤリと私を撫でる手付きは優しい。
しかし、それ以上詳しくは話す気のない金色
やはりこれは自分で考えろと、いう事か。
えっ でもこれ 「考えて分かる」系の はなし??
でも 前も思ったけど。
「歴史は 捻じ曲げられている」し
「本や記録も 完全に信用は できない」。
やっぱり、私が自分の目で、色んなものを見て確かめて。
その中から選び取り、進むしかないんだ。
「あれ?でも?…………ふむ?」
「時は 繋がっていない」「跳べる」
「前より 自由」だと。
それも、思った筈だ。
然らば? うん ん???
「そのうち、「やって来る」のか「私が跳ぶ」のか。どう、なんだろうなこれ………。」
しかしなにしろ「事実を見る」事よりも「自分の中の澱を流す」、それが私の優先事項だ。
それに。なんか。
「全部 流れれば 見える」?
そんな気が、しなくも、ない。
「ふむ?」
そんな 私の 頭上を。
くるくる ぐるぐる と
回り 廻る カケラ たち
その 中に。
見えるは「殺される」以外の。
しかし 「生命の危険」を感じる いろ
それは? なん だ ろう か。
じっと、目を凝らしてようく、見る。
「ああ、そうかも…………ね。」
何処かで 見た 色
その いろにも やはり。
「憶え」が あるんだ。
それは 深く 暗く まるで
私の 「混沌の鍋」の 様な いろ で。
「迫害」 「弾圧」
「差別」 「選別」 「区別」
「異端」「奇異」と。
誹られ 罵られ 消えていった 私達
そして 齎された カケラの 「いろ」は。
その 中には。
「消えた歴史」「消された歴史」
「見えないものとの 繋がり」
「向こうの 世界」
「可能性の否定」 「繋がりを 断ち切る」
「輪を 散り散りに」
「物質主義への 移行」
「消さなければならなかった それ」 。
ああ でも やっぱり。
そうなんだ
「知っていたから」「故意に」
「消さなければならなかった」
「残しては 支障が出る」
それは やはり。
「見えなくとも ある」からなのだろう。
それを 知っていたんだ。
誰か なにか 「それ」を 消した
その 「流れの一部」達は。
「…………うーん。」
もしかしたら
あの、未知の光 なのか。
パッと浮かんだ その考え
だからこそ。
「そうなのかな」と 思うけど。
「ま、選択肢の一つ、ってことだよね………。」
しかしきっと、今無理に外に出て「探しに行く」のは悪手だ。
それはなんか、わかる。
「………ふむ。そのうち、「登場する」のか、なぁ。」
なにしろ それに。
「私が」「まだ」「出たくない」。
それなら それ が 一番 なのである。
「うん、とりあえず「自分を満たす」、のよ。えっ、ぁ 」
瞬間 フワリと抱き抱えられて、焦りと共にジワリと 滲む。
「 ぁっ 」
気まずい私
しかしそれを解って 彼は私をそのまま。
マシュマロへ運んで 「ポン」と
その上に置いた。
そうして その、美しい瞳は 「どうする?」と
無言で問い掛けているけれど。
それは少し 狡いと思うのだ。
うん。
精一杯の反抗として、無言で「プイ」とそっぽを
向いて みたけれど。
やはり、そんな抵抗は 通用せずに。
フワリと 大きな影が 私の視界を遮ったので ある。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】離縁ですか…では、私が出掛けている間に出ていって下さいね♪
山葵
恋愛
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。
「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」
そうですか…。
私は離婚届にサインをする。
私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。
使用人が出掛けるのを確認してから
「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」
ひ弱な竜人 ~周りより弱い身体に転生して、たまに面倒くさい事にも出会うけど家族・仲間・植物に囲まれて二度目の人生を楽しんでます~
白黒 キリン
ファンタジー
前世で重度の病人だった少年が、普人と変わらないくらい貧弱な身体に生まれた竜人族の少年ヤーウェルトとして転生する。ひたすらにマイペースに前世で諦めていたささやかな幸せを噛み締め、面倒くさい奴に絡まれたら鋼の精神力と図太い神経と植物の力を借りて圧倒し、面倒事に巻き込まれたら頼れる家族や仲間と植物の力を借りて撃破して、時に周囲を振り回しながら生きていく。
タイトルロゴは美風慶伍 様作で副題無し版です。
小説家になろうでも公開しています。
https://ncode.syosetu.com/n5715cb/
カクヨムでも公開してします。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887026500
●現状あれこれ
・2021/02/21 完結
・2020/12/16 累計1000000ポイント達成
・2020/12/15 300話達成
・2020/10/05 お気に入り700達成
・2020/09/02 累計ポイント900000達成
・2020/04/26 累計ポイント800000達成
・2019/11/16 累計ポイント700000達成
・2019/10/12 200話達成
・2019/08/25 お気に入り登録者数600達成
・2019/06/08 累計ポイント600000達成
・2019/04/20 累計ポイント550000達成
・2019/02/14 累計ポイント500000達成
・2019/02/04 ブックマーク500達成
初夜に大暴言を吐かれた伯爵夫人は、微笑みと共に我が道を行く ―旦那様、今更擦り寄られても困ります―
望月 或
恋愛
「お前の噂を聞いたぞ。毎夜町に出て男を求め、毎回違う男と朝までふしだらな行為に明け暮れているそうだな? その上糸目を付けず服や装飾品を買い漁り、多大な借金を背負っているとか……。そんな醜悪な女が俺の妻だとは非常に不愉快極まりない! 今後俺に話し掛けるな! 俺に一切関与するな! 同じ空気を吸ってるだけでとんでもなく不快だ……!!」
【王命】で決められた婚姻をし、ハイド・ランジニカ伯爵とオリービア・フレイグラント子爵令嬢の初夜は、彼のその暴言で始まった。
そして、それに返したオリービアの一言は、
「あらあら、まぁ」
の六文字だった。
屋敷に住まわせている、ハイドの愛人と噂されるユーカリや、その取巻きの使用人達の嫌がらせも何のその、オリービアは微笑みを絶やさず自分の道を突き進んでいく。
ユーカリだけを信じ心酔していたハイドだったが、オリービアが屋敷に来てから徐々に変化が表れ始めて……
※作者独自の世界観満載です。違和感を感じたら、「あぁ、こういう世界なんだな」と思って頂けたら有難いです……。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる