透明の「扉」を開けて

美黎

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10の扉 わたしの せかい

それでも 進んでいくこと

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結局 「わかったようで わかっていない」、
いつもの私

だがしかし
昨日 夢の中で。

 「ああ 示されて」しまったから。


 ああ これは 私に対するメッセージでもあるな

そう 思って。

 なんだ かんだ
片付けながらもひたすら出てくる澱を排していた自分に また気合を入れて。

 「。 ひたすらやるんだ」

そう、「一瞬 挫けそうになる自分」
そのカケラに励ましのチカラひかりを飛ばし
「最後の澱」を飛ばすべく ひたすら深みを掘っていたんだ。


そう 実はあの後
礼拝堂で目を凝らしていた私の前には まだ。
なにも 「現れなかった」。

だからきっと 「まだ」なんだと思って
その間にできること「ひたすら自分を浄める」、それをやっていて
自分の深みに潜っていた 私。


しかし
 「深みを掘る」と言えば 少し違うのかも知れない。

それは ずっとずっと続く
「湧き出る水」の様に どんどん出てくるもので、
それを行きつ戻りつ、光に返し また自分のスペースを開け糧にする
 その「無限ループ」の 繰り返しで。

 が しかし
それが「本当の無限」ではない 事を知っている 私は
それをやれば抜けられる事もまた 事実なので
浮き沈みをしながらも ひたすらそれを やっていたんだ。


 いろんな 気付き 変容
  ステップアップ
   変化の流れ

  その 「速い」スピード

 くるくると変わる やってくる「澱の内容」
  「超えるために 寄越されるもの」

 「ほら 次はこれ」
      「また 同じ」

    「これも また」

 「どう 超える」
         「何故 

   「だから 


    「超え方を 変えろ」

  
   「自分を 超えてゆけ」

   
      「想像を 超えて ゆけ」。



その 「追い風」に 吹かれながら。

ただただひたすら 山を超えていたのだが、きっとあの夢は私に対しての後押しだったのだろう。

 どこの 誰の どの 光の。

カケラメッセージだったのか それはわからない。

でも「私の中にある」
それは 確かだから。

それをしっかりと受け取って また 顔を上げて進まねばな、と 思ったんだ。





そうして 暫く。

今日も テクテク トコトコと灰色の道を歩きながら 舞い出て私の周りを回るカケラ達を 見る。

「   」

今日のそれは きっと私の中に満ちる
 「名もなき光達の いろ」

 ずっと前に 送った 。
光達だって そうだ。

あれらはきっと ぜんぶ私の「なか」に あって。

 「自分の一部」で あるし
 「私自身が 名もなき光」で あるからして
 「含んである もの」だし
 だからこそ、あの 光が最後に齎してくれた
 「本当のことば」
それが とても嬉しく て。


「夢を。 見ていた、時は 悲しいとか。無かったけど。」

 起きたらやっぱり 少し悲しくて。

でも しかし
こうして落ち着いて歩いてみると やはり思う
「美しいな」ということ
あの時昇った 光達と。

 やはり 同じだと いうこと 。


「みんな みんな。 やはり 「美しい な」。」

そう 呟きながらも歩く 灰色の島

 響く 靴音

    風の 匂い

        一転「静けさ」に支配されてある

  わたしの 「なかみ」。


少し前まで、私は調子良く「金色の枠」を回して。

 ぐるぐると せかいを飛び回り
  澱を排して 疾走していて
 遊んでも いて
  調子良く 光を飛ばして いて

しかし そこからくるり 。

今の 私の心の中はこの灰色の島に相応しく とても静かで なんにもなくて。


「   無に。 帰す か。」

ぐるぐると廻る、私達 光の軌跡を思いながらも
自分の中身が整理されてきた事を同時に 知る。


 ああ やはり そろそろなんだ な。


     「その時」は 来る。


私が「まだか まだだ」と。

ジリジリしながら 焦りでもなくジタバタしていた、この「具現化までの待ち時間」は 終わろうとしているのだ。

「なんか 。 多分だけど。」

そう
それにきっと それは「美しい」。

本当は 光である、それぞれの形が 阿鼻叫喚であろうと
なんであろうと それは「美しい」のだ。

 断末魔で すら
 苦痛の表情で すら
 恨みで あれ
 恐れで あれ
 諦めで あれ

 それが 「どんな色」で あっても。

 それは 「恍惚とする程 美しい」し
 だがそれを 「ただ 」「見れる観照する

その「片鱗のひかり」が。

私の中に 現れ始めたのだ。

 チラリ チラリと
 時折現れる様になったそれを 私は見逃していなかった。


始めは 「変化した」、その断片的な「事実」が
さてはて「キラリ」。

 煌めいて はためく様に私に始めたのだ。


 ずっと前に見た 「終わりの予兆」
それがきっと「前準備の種」で 
それはずっと 私の中で育っていて 
また 今。

 芽吹いて 咲く

そんな「いろ」が 見えてきたんだ。


 「そろそろ だよ」

     「それは 起こる よ」

   「準備しなさい」 と。


その時 「ありたい 姿」で 私がある為に。

それは 知らせに来て くれているのだろう。


 私は なにに なりたいのか なるのか
 どの方向へ 進むのか
 それは 「自分に還る」、それなのだけど
 それは「目的」であり「道中」ではない。


  「ある」、それは 既に事実で。


「在り方」、それを実行、練習、実現していく過程で
「どの道を通るのか」、「なにを 顕すのか」決めるのがきっと 今だ。

きっとあの光は それが言いたいに違いない。


「私にしては 。冴えてる。」

そうして、キョロキョロと辺りを見回し
ツッコミ役が不在な事を確認すると。

「   うん。 ?」

なにしろ そのまま。

 なんにも しないで 
  とりあえず家に 帰ることにしたんだ。






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