透明の「扉」を開けて

美黎

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17の扉 こたえしかない ところ

私を照らす 光

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くっきり  はっきりと

 「展開する」 「夢の中裏側の景色」

   その中でもせっせと自分を整理し
   且つ
   「これこれ」
   「それだよ」
   「ああ コレだったんだ」と
  「自分の探していたもの」を見付け
   しかし「まだ かたちにならぬそれ」を
    手放し 過ぎてゆく 夢。

だけど それは やはり。

 私の「観たいものが近くなっていること」を表していて
 だからこそ「やってるな」「頑張ってるな」
 「ありがとう」とみんなぜんぶに 思う。



   う~ ん   てか


    さて  ?


 今 御旗の先に  くっ付けているものって

   なんだった っけ ??



 そんなことをふと 思った、 ある日の朝。


 暖かな「光の気配」で 目覚めると
そこは勿論いつもの「虚空自分の空間」で しかし
隣には「見なくとも光ってるのがわかる温もり」が ある。

 そう 
 それは眩しくて「光はわかる」のだけど
「暖かくもあって」、気配と言うより「温度」だ。


   てか   やっぱり

   これって  「太陽みたい」 だな 


視線を向けぬまま素直にそう思って、それが「温もり」ではなく「温度」なことを 自分で想像して笑う。

 そう この人はやはり「人間ひと」と言うより「現象」に近くて
それは私と同じものだし 「かたちは無いけど 有機的なものだ」。

 
   ふむ ?

 そして
「くるくると出て来たその想像」が 興味深くて。

 自分の 体もくるりと回して
その美しい色を眺めることに した。



   ふむ
      いや  しかし。


  朝 寝てるのは久しぶりだね?

 いや これ起きてるのか?
  まあ このまま見れるなら どっちでもいいけど

  しかし 相変わらず 「美しいな」 ??


「  けしからん。」

 ひとりで そう言って 
  自分でクスクスと笑いながら。

その「詳細」を観ているうちに 「形だけ」でなく
 その「なかみ」について みんな中の私が解き始めたのが わかる。


「かたち」
 その「形態」をとっているもの
「いろ」
 一等美しい輝き 煌めき ひかり
「おと」
 私の好きな訊き方してくる時 狡いよね
「感触」
 硬過ぎず 柔過ぎず
 そして「ほんとうの優しさ」を持っている
 でも
  それも 今思えば「ほんとうのことしか言わないから」そうなんだ
  私と「通ずる」んだな 成る程
「行動」
 成る程 「ことば」もだけど
 「表裏なし」で「太極を観ているところ」
 確かに彼がその強さと意志を以てして
 最短を進むのはわかるし 最近周りも影響されてきてる
 レシフェがそういう意味ではいい相棒なのかも
 本人は仲良いとか思ってなさそうだけど

しかしやはり
特筆すべきは「その 存在」
 「石だか人間ひとだか」よくわかんないけど
 「それはぶっちゃけどうでもいい話」で
 だけど それって。

 「ぜんぶ そういう話じゃない」と
 だから私は彼のことを受け入れているし
 私達は二つで一つ
  私が彼を創ったのだ。

「それって?」
「なに?」
「どういうこと?」
「でもそれも。 「交わるところ」へ行けば」
「わかるんじゃない?」
「それは そう」
「確かに」
「だってみんな光だし」
「粒子」
「そうそう」
「だからんだよ」
「それ」
「そう」
「行程の違い」
「 工程の違い」
「ルールが違うから 本当は」
「そういう世界設定」
「 なるほど」
「まだちょっとこんがらがるね」
「まぁね」
「私達は大丈夫だけど」
「頭使うからだよ」
「だって 本当はわかってる」
「 だから素直に「そう思ったやつ」が正解」
「それよ」
「で? なにが気になってるんだ?」
「 あー 多分「ことば」かな」
「 それかも。」
「彼が「神っぽい」のはそこだと思ってる」
「あー ブレないところ?」
「それもあるけど」
「あ。でもさ シンは「正に神」って感じだったけど「私の思う神」は 彼なんじゃない?」
「なるほど」
「確かに」
「世界に理解のある、神」
「でも そう思えばシンは「彼の中での善悪」っていうか「白黒」はあるよね?」
「確かに?」
「譲れない部分って言うの? それ」
「問答無用で意思を押し通す」
「情状酌量がない」
「それを言えば金色だって 叙情酌量をしてる訳じゃないんだよな」
「確かに。」
「あー でも「世界の中での最善」を取ってるんじゃない?」
「 そうか」
「シンはせかいの中での最善こたえなんだよ」
「 なるほど」
「 そういうことね」
「だから金色の方が近いんだ」
「まあ 自分の反対側だし」
「 なにしろ「かたち」がブレない」
「ずれない」
「一致」
「だから もっと近くなった」
「そうだね」
「その 私が今回認識した「ふちどり」が。「かたち」で「約束」」
「ある意味「縛り」で 自分を自分足らしめるもの」
「そう 「保てる境界」」
「くくり」
あれみたいに」
「 そうね」
「使える」
「そう なる」
「せかいに対しての約束だよね」
「 そうか」
「 そうよ」
「だから昔から「言葉にはチカラがある」と思ってたし」
「約束も執拗に守るんでしょ?」
「 そう ある意味「契約」だから」
「そうね」
があった」
「ある」
「根付いている」
「習性として ある」
だよ」
「素質」
「資質」
「兼ね備えているもの」
「組んできてるからね」

「セットされている 成分粒子
「だから 成った」
「 そう」
「 そう、してきたから」
「ずっとね」
「私は自分が思うよりずっと以前からそれを積んできて」
「 今の私最期の自分で 形に成ったのよ」
「これが」
「この輝く 色が」
「煌めき」
「金色」
「ある意味 太陽」
「あなたの」
「太陽ね」

   ちょ  うん

  みんな  わかる わかるけど

   なん か。


   「目」、開いてるん です

     けど  ? ?  ?


 その「太陽金色」は
 正に今 私を照らして。

いつもの様に「これでもか」と、その輝きを煌めかせてまじまじと見てくるのだけど
 なんだか今は 目が 逸らせない。

 だけど
「それでいい」のも わかっているから。

ただただ
 その「眩さ」を浴びながら
 「それに慣れている自分」も しっかりと押印して。

  ゆっくりと 伸ばされる手を
 私も手を伸ばして
   スルリと 取ったんだ。






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