透明の「扉」を開けて

美黎

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18の扉 光の領域

時間感覚

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「でもさ、実際。どうだったの?その、祭祀って。」
「うん、私も一度姉さん達と見ただけだけど。今回は貴石もみんな、グロッシュラーにいる人達は神殿に招かれたの。初めてだったから、勿論参加したわ。」

「え~、面白そう。」
「うん、今回は良かったわよ。気焔がメインで動いてたし、だから面白かったけどね。」
「アハハ。確かにそれは見たいかも。」

「イストリアからはできるだけ直接参加出来る者はしなさいって言われてたから。でも、蓋を開けたら確かにその意味が分かった。」

「………ヨルってこと?」
「まあね。実際儀式?をやって、舞ってたのはアラルエティーだけど。扉が開いた瞬間、納得したもの。」
「扉?」

「ああ、そうね…「可能性の扉」って?言ってたわよね?…うん、そう、前回のやつはそうだったのは、今思えば解る。「比べれば解る」って言った方がいいのかな。」
「どっちもヨルの光なんでしょう?」
「うん、そう………なんだけど。なんだろう、前回のはやっぱり「ヨルの色」で、なんかとにかくみんなの色、いろんな色があらゆる角度で降り注ぐのよ。………そう、大盤振る舞いよ。」

「………ああ、いつものやつね。」
「そう。それでね、今回笑っちゃったワケが  」
「なによ。気になる。」
「ふふっ、いや、いつも通りなんだけど。………ふっ、そのさ………いや、ごめん。その、降り注いだ色っていうのが………?なんだろう、「気焔とヨルの色」で。…ちょ、エローラだって笑ってるじゃない。」

「…………ちょ………やめて。可笑しい。」
「ふふ、そんなに笑うと失礼よ。………いや、別に。「可笑しい」、訳じゃないんだけど。うん、分かるわ。」
「なんて、言うか。うん勿論、感動もしたんだけど、ほらなんか。…もう、「それに関しては間違いない」って言うか「なにか起こるのは確か」じゃない?だから、期待に応えるその、なんか心意気って言うと違うんだろうけど。………ああ、「裏切らない感」かな。それが面白くて。」

「わかる。」
「その「待ってました感」よね。」
「うんうん。有り難みは勿論、その強さに「もう笑うしかない」。」
「間違いない。」
「ブレないのよね。ホント。」

「えっ、ごめん、それで?具体的には?」
「………う~ん。何色って。言えばいいんだろう。ほら、そもそもヨルが、虹色?って言うか真珠みたいなモヤモヤしたいろんな色じゃない?それに、まあ金色を足した感じ。いや、足すって言うよりあれは  」

「「包む」」
「そう!それ。「混ざっている」とは、ちょっと違うのよね。「ヨルの色」が真ん中にあって、その周りが金色に光ってる?白っぽい金なんだけど。」
「わかる。」

「まあ、「あの色」よ。」
「あの色、ね。」
「だから嫌に納得しちゃって。レシフェも前々から考えてくれてたみたいだけど、アレがダメ押しになったのは確かかも。」
「そりゃね~~。」
「まぁね。それに、色もそうなんだけど。………なんか、のよ。」

「………なんか、うん、言いたいことは解る。もう、段階が?違うわよね。私達がしてる結婚とは違う次元にいるし、この二人。」
「そう、それよ。略奪愛とか、そんな次元にいないの。」
「………そうね。祟りがあるでしょうね。」

「…まあ、そんな感じよね。ホントに。」


   てか

   二人とも ?


  「それ」は あながち外れては

    ないんだろうけど 

   「祟り」は  ない よ 

       ないない。



  でも

  そうか

     なるほど。


 「レナからは」 そう 見えたんだ。


  
   ふむ 。



そう
そうやって。

  みんな光達が「微細なカケラを回収し」
  「すべてを纏めてくれている間」
 センサーは「ただ そのいろを感じ」
  「そのぜんぶ」を「一番高い視点へ 送る」。


そして
 「私が その緩やかな上昇の景色を観ながら」
 「微細な光を積んでいる 間」も。

 地上世界の 「細かい波」は
もっと「いろんな出来事」を映し出し「波瀾万丈ある」からして
 「私は気合いを入れ直して自分を更に 上げてゆくのだ」。

 そう「また暫く 直接関わることはないが」
   「すべては同時進行しており」、
  「波は再び 交わる時を迎えることになる」。


 そして その視点で改めて今 眺めてみると

  実際に これから展開し始める
   「世界が 蒔かれた種を回収する景色」

その「世界のスピード」と「自分の体内時計」が
 「どのくらい違う差があるのか」。

 なんとなく わかってきたんだ。


 「私が 扉に入って来た頃のこと」
 「旅している間に見聞きしたこと」
 「予言の話」
 「青紫の部屋」
 「今 現実世界で実際起きていること」

その「いろんな情報」を俯瞰してみて、体感センサーにかけると
 「私とみんなその他の時間軸は 大体四年程の差異がある」。

 その「時間を測る基準」は
ほんとうに「体内時計」でしかないのだけれど
実際私が「そうしたらこうなるでしょ」
    「えっ 大丈夫なの?」と思って感じていた事柄は
 「ここに来て現実化しており」
 「私はそれを 先んじて」。

 そう「得意の 想像力」で
 「やらずとも わかっていたから」である。


 わかりやすく言えば。

 「その当時瞬間」→行いを観ていた私
 「その結果具現化」→今の私の地点
 その時差が「ざっくり四年」で
だからこそわかる「今 起きていることの理由なかみ

 その すべては
 「やらないとわからないから やって 起こること」であり
 「やりたいから 起こしたこと」で
 「それを越えれば次が見える せかいからの恩恵でもある」。


「  成る程 だから。  せかいは 」

 そう ここで「上昇のポイントレナの結婚という点」を 持ってきて

 「沈んで 降ろした降らせたから ここからまた上がる」
 「準備せよ」
 「世界に注釈せずに」
 「己のやるべきことを 己の位置でやれ」
  そう言っているのだ。


そうなんだ
  「大波で動いている私」は 

 このまま「世界を見続けていると また自分の軌道を逸れる」。


 だからせかいはきちんと「お知らせの」を持ってきて
 私に注意を促してあるのだ。



   なるほど  せかいよ。

  成る程  そう きたか


      ふむ


   くるよね まあ

   確かに。



 きちんと
 静かに
 そうして自分の「動き」を 俯瞰してみると。


  「この 緩やかな曲線」は

  「止まることなく続く せかいとのハーモニーであり」

  「私は「そう 在る」のが自然」だからして

  「自分で自分のサイクルを廻し」

  「せかい世界と上昇の気運を創っていく」。



「  ふむ ?」

 その「導き出された ことば」

      "気運"


   確かに それは「そう」で。


 「私は自分の波を 今 コントロールしながら」

 「世界を上昇に導いている連れて行く」。


 それ は
 「この祭祀」を「最高地点でやり遂げたから齎される せかい視点」で
 「自分の創った創造したと 区画を繋げた
 「その 次の道」

 それ即ち「己の在り方で 世界を」、『上昇拡大の気運』だ。



「      うん ?」

  
   「それ」って  。

  
     「どんな 」?


   「なん  なの」?  ?


 そう、思いもするけれど
「ポンと自然に出てきたそれ」、それが「ほんとう」なのは 自分が一番よく知っている。

 だから それは虚空に投げておいて。


「  成る程  「気運」。」

 そうポツリと呟きながらも
「開けられている クッキーの箱」へ 手を伸ばしたので ある。








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