透明の「扉」を開けて

美黎

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19の扉 虚空

視えてきたもの

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 静かに
 静かに。

ゆっくりと 深い青の鍋を掻き混ぜながら
 「自分の奥」にも、ぐっと入って 行って。


  "今 視るべき点せかいが示していること

 それを 決めず
     求めずに
 ただただ「自分の奥深くへ入ってゆくこと」
 それを適用して 潜っていく。



  「やっていること」
  「やってきたこと」

 それは「それでいい」
その「納得を超えてきて」。

 だけど
 「なかみ」を変えなければ「成らない」

 その理解翻訳がピタリと嵌らず
私はまだ「新しい入り口」、その近くで留まっている。


「   成る程?」

それは。

 今 こうして留まることで 気付いたけれど

「私の含む粒子」、
 「名もなき光達全員の賛同が得られていないから」で
 「何処かの私」が きちんと納得していないのだ。


 「本当に それで大丈夫なのか」
 「なんにもしなくて」
 「役に立たなくて」
 「認められなくて いいのか」

その「強いてきた声」は根強く底へ残り まだ私の後ろ髪を引いていて
 だけど「その声を聞いているだけ」では
扉は超えても 先には進めない、それが わかっているから。

 「仄かな不安」を
 私はこの扉を開け、超えてきた。


 だって それは。

   "なにもかもが 自由な世界"で

 「じゃあ 結局?」という「なかみの私達名もなき光」の声を聴きつつ
「なんにもなくとも」
「損得でなく」
やりたいこと」
 それを
  「出てきたこたえを ひとつひとつ

 「そう でしか 拭えない不安だからだ」。


 これまでもずっと
 「私は そうしてほんとうのこたえを創ってきて」
 「そのやり方は 間違いない」、その確証は持っているけれど。

でも未だ「そのかたちが見えないから」、
その「過程途中」である今
 みんな何処かの私は 奥底で心配しているのだ。



「   なるほど。  まあ それ は  そう、かも ね?」

 頷きと 首を傾げる角度
  それを 半々にして。

 そう呟き、「でも 大丈夫だよ」と
  くるりと三度 
 青黒い液を 掻き混ぜて
  自分の「なか」を平定させるけれど
それが「一旦の気休めであること」はわかっているし
私は「自分で自分の納得を 持ってこなければ先へは進めない」。


   でも。

    そう 「それ納得」は。


  焦っても
  考えても
 闇雲に行動してみても 「成る」ものではなくて

 「誰かや 何処かに与えてもらうもの」ではなく
 「自分で自分のなかみを浄めることでしか 得られない」。



  うん、 だから。

   待って?

 そんな「心配」、することじゃない。

  だけど。


  「何処かの私」が 「引っ掛かっている」のは確かで
 それを視ないと 高くは 跳べない。


「  ふむ。」

 しかし 「ヒント」はきちんと齎されても、いる。


 それを「する積むこと」で視えてきた、
  「光の虚空の粒子が齎した 私の真実」

  「みんな光達は 私と共に動いていること」

  「

 だからやっぱり「せかいは生きていて」。

 私と 共に 「世界を創造している」。

 
そして「その変化を齎したもの」
   「次の道を示したのは 紛れもなく自分の光の蓄積行動」で
 「それに気付くことが 第一のステップ」

 その「見え難い」「表面ではない変化」の要はやはり「自分の内側」にあって。

 気が付いてみれば、当然だけれど
 「誰も なにもなくとも 自分がやっていること」
それは
   「 自ずととる行動」で

 「損得」「期待をしてやること」ではなく
「私というもの」がそういうものであることを示す「生きる生活の一部」に含まれるんだ。


 だから 即ち。

 「それ」は 「私が生きていれば」
      「自ずとわかる見える
 それも 示して いる。
   

「     ふむ ? そいで ??」

 そう、だけど。

その「潜在的な不安」は「今 こたえを欲しがっていて」
 「新しい私は 「それはできない」と言っているんだ」。



   ほう

    ふむ 。


   それ は  確かに。


  「自分のなかが 纏まっていないと」

    「跳べません」「進まない」 ね ?



 そう、「私は 納得したつもりだった」。


  「納得して」
  「これ以上は 超えなきゃ 視れない」
  「かたちのないものへ」と
 勇気を持って しかし
  漠然とここへ 飛び込んできて
だが
 まだ「大部分の私」は戸惑い こたえを欲しがっていて
 「まだ 少ない新しい私」は 「成るまで待てる光」で ある。


 だから今は。
  その「折り合い」をつけることが 重要で

  「ほんとうは なんにもないこと」
  「確かなもの物質も真実も 「真理」ではないこと」、

 綺麗事一切抜きで「真理しかない」、その折り合いをつけれないと 
ここから先の景色は「曇った目には映らない」。


 だから その「微妙な感覚」を
  青の鍋へ 溶かしながら。

 そのままずっと、ぐるぐると 掻き混ぜていたのである。




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