透明の「扉」を開けて

美黎

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19の扉 虚空

少しずつ

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朝 目が覚めて。

 「ああ 今日はあの色の続きを塗ろうか」

そんなことを 思って

 「いや? しかし 昨日と今日は 続いてない」

 そうも思って

 「不思議な感覚」を 過ごす。



少しずつ
 少しずつ。

 私の「日常」は 変化していて

「なにかを創っている時は」
 ただ 無心で「その意味目的だけをこころ真ん中に置き」

「食事をしている時は」
 感謝をしながら。
 「なんで こんなに美味しいんだろう」とじっくり味わい
 「味わえること」を楽しむ。


そして「ただ 歩いている時」も
 「私達が 」、その「世界の景色」を堪能していて
 「今しか観れない景色も 楽しむ」。


 そう それは
 これまでもやっていたことだけれど。

 「いろんな あらゆる感情の集まりの やるせなさ」

 それを流してから観る景色は
 一味変わっていて
「世界の濃度が違う」のが ようく わかる。


 確か いつかも 感じた筈だけれど。

 ラピスとデヴァイ
 シャットとグロッシュラー

それぞれもまた「濃度」が違い、それはあの時感じていた様に。

 「人の想念」「思い」「精神レベル」と「その密度」の違いだ。


 「私の思う」、その「想念」や「精神レベル」

それは「今ある言葉で表せば、」というだけで
 実際「見る人によって」「感じ方によっても違い」
 「それが正解である」ということではない。

 だけど
 「大きな やるせなさ」を降ろしてから。

私の 視界ははっきりしてきて
 「今 自分が上昇拡大している」のが わかる様になってきた。

  
   そう「アップダウン」が。

 星の軌道で高い視点から 観ると
  「」だと わかるので ある。







「   なんだ、ろうな。 「感覚」? そりゃ、感覚なんだろうけど  」

 それに気付いたのは
 「自分がボロボロと泣かないから」
 それが大きい。

そう、「感情にこと」がなくて
 やはりあれは「浄めの涙」で。

 「私は わかっていて」
 「だから あっさりと降ろしたんだ」。


そして そのまんま ただ 静かに
 「自分のやりたいことをして」。

 「いろんな 思い」が 更に整理されてきて
  そうしているとみんな光達が囁く様になったんだ。


  「ただ くう
  「解放」
  「まだだよ」
  「解放」

   「とにかくぜんぶ 出すんだよ」
   「余計なもの 持ってる」

 
  「必要 だけ」
  「目的」

       「解放」
       「解放」


      「開放して」


         「解放」


「   ? てか。 もう、「開いては」、いるし  「解放」って だ ? ?」

 そんな感じで。

暫く 私は「なにを解放するのか」全くわからなかったのだけど
 やはり 神具を創っている時に。

  
    ああ 「これ」か 。

 と 閃いて。

 
  ただ じっと 「自分の持っている 針先」を
   見つめて いた。








「   ふむ 。」

  「それ」は。

 今「深呼吸して」
  「固まりがちな体をほぐし」
  「意図を再確認したから視えた 構図」で

 「私はこれ神具を し」
 「それは」。


   成る程  それは。


 やはり「私の中にあった枠」が 狭めて見えなくなくっていた「盲点」で

 「そもそも
 「
 「若しくはとも言える」。


そう、今創っている神具も 勿論「目的を果たす」し
 「ここにあるすべて」も「その目的のために存在して役目を果たしているのだ」。


 
     と


     いう

         こと


   
              は。



  なるほど 多分

  みんな光達が「解放しろ」と言っていたのは
  「名もなき光達ぜんぶ」で

  みんなが「やるせない」と思っていたのは。


   「そうじゃなかった」
   
      「できなかった」

         「果たせなかった」と

 それは勿論「私の責任だ」。


 そう、それは「そこまで持っていかないとで」

  私は「みんなを解放して」。

 その「行先」をすべて確かめ回収し
  「やるせなさ」が「へ変わる」のを
  「観ることまでで ひとつ」なのだ。




「        ふむ 。」

 その「解放」は。

 ただ 私がみんなを「放せばいいだけ」で

 「みんなは銘々 自由に 自分のところへ跳んで行き」
 
 「そこで
 「

 「それをだ」。


   じわり
 
   じわり  と

    「そうである」という感覚が 強くなって くる。



 今 スペースでは
 「いろんな場面のみんな」、それが映し出されており

 「志半ばで終わったところ」
 「諦めてしまったところ」
 「耐えて 耐えて 耐えきれなかったところ」も
 「証明する為に 死んでやったところ」も
 それこそいろんな夥しい数の私が「体験しているところ」が映し出されており

 「その場面を見て 「この色が欲しかったんだ」と」が
  塗り替えられて。

 
   「どの光も」へ
    変態していくのが わかる。



 そう
 それは。

 「微細で」
 「莫大な違い」で

 「そもそもみんな名もなき光達で」
 「すべてはここ集大成へ来るための「必要」であり」
 「みんなは ぜんぶで。のだ」。



 そう思えば
   思うほど

  その場面をひとつひとつ

  回収すれば するほど。


  その「真意」が沁みてきて

  すべてへの感謝と共に

   「深い 納得」が 私の中へ 齎される。



 だから それをそっと 真ん中に仕舞って。


  それ以上 なにも揺らさない様に

  静かに また針を動かしたんだ。

 









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