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19の扉 虚空
わたしはせかい
しおりを挟む「結局さぁ」
「聞いてよ」
「私たちが せかいの一部だから」
「そうね 部分」
「パーツ」
「でもさ その、「むにょん」ってするやつ」
「そうそう」
「なんか、「もっとでっかい」んだよね」
「わかる」
「全体」
「ぜんぶ」
「だけど 「私たち」って 部分じゃない?」
「うん」
「 それって」
「ああ、「くくりの中」なんだよ」
「「「 なるほど~ 」」」
「ぜんぶの中の その「点」じゃなく「くくり」」
「そうね」
「それが拡大してるの?」
「そうね」
「それで「最終的にはぜんぶになる」のかしら」
「そうじゃない?」
「意識だから」
「そうね」
「 でも「始まり」って」
「ああ、「原初」?」
「そう」
「うん」
「それは 「無」だわね」
「無?」
「そう 少なくとも「意識」はない」
「エネルギーだけ?」
「そう」
「なんか 「ある」のよ」
「ある」
「そうね」
「ああ、 そこから「生じた」のか」
「そうそう」
「そんで」
「「それ」は「意識」」
「そうね」
「方向性?」
「そうとも 言える」
「あっ「拡大しよ」みたいな?」
「まあ ちょっと違うかもだけど そんな感じ?」
「でもさあ それじゃ「縮小の性質」のせかいもあるの?」
「さあ?」
「あるでしょう 今まで「やってた」んだし」
「ああ 、「最初」があるから。そこから「どっちもある」んだ」
「そうね」
「そうか」
「へぇ」
へぇ~
ほう
ふ~ん って。
私も みんなの話を聞きながら
「奥へ行った明晰君」の様子を探るけれど
彼は まだ帰って来ないし
でも
「一番大事なところ」を取りに行ったのは わかる。
そう、「少し戻れば」。
確かに せかいは
「私にヒントをばら撒いていて」
「それを上手く繋ぎ合わせれば」
「とんでもなく 跳べて」
「私は一等高い視界を得られる」。
「私に粒子達が ついてきていること」
「せかいは 生きていて」
「ずっと私と共に在ったし」
「それは 思ってたよりも「柔軟性がある」こと」
「 ああ 」
成る程?
私は「ずっと前に」。
いや 「そこそこ 前」か
「世界って そんなもんじゃない」
「世界のほんとうの美しさを 表現したい」って
思った けど 。
確かに それは
「世界って美しい」だし
「もっと 味わうことを楽しむ」
「今を生きる」だけど
もっと「ぜんぶレベルでせかいが生きてるから」。
だから、世界は美しくて 楽しくて
「思ってるより 自由」だし
これまでそれが見えなかっただけ で。
「思っていたより 思い通り」
「可能性を試す」「試せる」「試す為の 場」
だから。
「ここで 私の「越境具合」」
「なんでもあり」
「縦横無尽」
「境目のない、性質」を。
せかいは「表に持ってこい」と
言っているんだ。
うん?
ふむ?
ふむ。
いや
まだなんか。
「ある」 でしょ
ねぇ ?
そうやって「せかいのなか」を 探るのは。
私が「せかいは生きている」即ち
「会話できる」
「こたえが返ってくる」
「思ったより生きてる」からで
ここにきて 改めて。
「自分が せかいを遠くに見ていたこと」
それが 知れる。
そう
なにか
「どこか 遠いところにあるもの」
「高いところ」
「伺い知れない 全体」とか
せかいって そんなんじゃなくて
「わたしにもっと近くて」
言って終えば「わたしはせかい」だ。
「 まあ。 そう、なりますよね。」
何度も
何度も
「そんな越境」をしてきたけれど
漠然と感じて口に出していたその「こたえ」は
やはり「真実」で。
「わたしは 思ってたよりせかい」
それであると 言える。
「 ふぅむ 」
なにか それは。
「みんなに それぞれの宇宙がある」とか
そんな感じじゃなくて
確かに「それは そう」なのだけど
そういう角度からの話ではなく
「せかいはもっと私と共に動いている」ということで
「光の虚空の景色と せかいは同じである」
そういう、「こと」だ。
その 視点で視ると。
「原初」から
「生じた光」が 「私が思っているせかい」で
それは どんどん成長、拡大して
「捉え切れない ぜんぶ」となり
「その中のくくりのりひとつ」が「わたし」で「魂」
「その中に「みんな」が含まれていて」
「世界」という名の「地球」「場面」「テンプレート」で活動しているのが「本体」だ。
だから 要 するに 。
その「せかい」が「私と共に動いていてる」のだから
「思ってたんと違う」し
私の思っていたレベルよりも
「格段に できることは増える」。
「 いや ? なんでもあり、は なんでもあり、だから。 そう 「大差ない」か ?」
いや でも しかし。
「囚われがち」な「私」の使っていた言葉のせいで
私はここへ入ってきて
「そのずれを直すために」、こうして「もっといい材料」を探してる筈だ。
だから その「いい材料」を組み合わせて
創り 生成せねば。
再びずれて、「スムーズに拡大できない」
それが わかる。
だから 結局 せかいの言いたいのは
「なんでもありを 表現する為に」
「不要な「枠のある言葉」を止め」
「いつでも どこでも 「私がせかい」である為に」
「最適なシンボルを出せ」、そう 言っている。
「 ふむ。」
そう、せかいは
「思ってたより 生きてる」からして
私は「いつの間にか 遠ざけていたせかい」を
「子供の頃のレベルに戻して」。
「私達は 共に 世界を生成するのだ」。
「 成る程 確かに。 そう、ね。」
そう、確かに私は
「視えれば 視えるほど」、せかいは「大きく」「偉大」「壮大なこと」はわかってきたけれど
だからこそ「自分とは遠い」、それを「無意識に採用していた」。
確かに「点としては」「私は小さい」。
「せかいという 織物の中で」
微細な点である「私」は
「一瞬の煌めき」で「瞬きよりも短い」ものだ。
だけど
「それ」と「これ」は。
「全然」「全く 違う はなし」で
「私とせかいの関係性」その話である。
「 成る程。 ごめん ね ?」
だから
「いつの間にか 遠ざけていたせかい」に謝って。
静かに ふたりで
ボーッとして いたんだ。
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