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20の扉 愛の層
的を射る
しおりを挟む"定めよ"
"然らば 与えられん"
なんだか そんなこえが 響いた気がして。
「確かに」、そう 思いつつも
「なんで」「なにが」が 廻る スペースのなか
だけどそれは確かに
「定める その先が重要である」、その いろを 表していて。
「 成る程確かに。 「レナが」「お茶を」じゃ、ないもんな。」
そう改めて 声に出して 呟く。
そして 漠然と
「今の 状況」を観察する為に。
一度、深く息を吐いてから 目を閉じて
また 眼を開いて みた。
ふぅむ。
小さく 開いた窓の。
「抜け道」から、スルリと吹いた風に触れて「感じる」けれど
「私は 「なにも指さぬ」が」
「大きな的を射るには 整理する必要があって」
「微細で 多大なる情報を上手く纏め」
「自分の使い易い様にする必要は ある」。
そう その「定める」は
これまでの様に「点を絞る」のではなくて
「的を射る」、即ち「要点を抑える」に近い。
「 この、クッキーの中に入ってる「茶葉」じゃなくて。 この「お皿」? いや、「ここまで来てクッキーを出して去ったレナとのんびりする私」、くらいの「範囲」、だな ?」
それは確かに「点」ではなく「面」
もっと言えば「状況」
そのくらいの「的」で、そして更に「状況の物理的側面」はほぼ関係なく
やはり「いろ」
そんな気がする。
「 とりあえず、もう一杯 。」
「考えようとする」、頭をポイして。
「ただ そこにある」
それを実践して、視る。
そう、きっと「視ればわかる」から。
せかいはここに 「それ」をデデンと出しているんだ。
成る程 そうね
わかった。
じゃあ 「戻る」か 。
この頃「板についてきた テクニック」
"私のところ"へ 還る 手段
それは いつもの様に大きく息を吐いてから
「内へ入る」、ポイントを押える工程でも ある。
ついつい「ずれがち」な 自分
だから 「なにも 見ずに」。
ただ 椅子に座る 「お尻の感覚」を感じ
「今の気温」
「春めいて来た世界」と「世界の呼吸」
そして
「頭のてっぺんから 爪先までの「私」の成分」
そのすべてが
「捉える世界」、それを 加味して。
きちんと「自分の場所」へ戻り
「然るべき 眼」で
「然るべき様に」
「あるがままを 視る」。
「 あ。 でも 。 そうか。 て、言うか うん。」
そう
それは 「戻れば 直ぐに観えて」。
「せかいが言うのは」そこ
「物」でなく「内」のはなし
ややこしいけれど
「私はずれている様で ずれてはいない」のだ。
ずれて いるのは「主に視線」そこであり
「軸は 常に一貫している」。
だから 泉で「観えた どんな点」も 「愛おしい私」であり
「その時の全力」、それが沁みたんだ。
そして その「ずれポイント 視線」
それは超える前に確認できた大きな山で
一番の収穫であるとも言える。
「違うところを目指す 違う光の動きの理解」
そしてそれは「もう 既に得た理解」で。
だから、「ずれるという癖を直す工程」が癖になっているけれど
実際私は「視線を内側に向けるだけで良くて」
"既に そこに在る"
そういう「こと」だ。
ピタリと 「ピンクのお皿」に。
視線が 止まったままの
「自分の目」を くるりと動かして 。
「内側」を視るけれども
なるほど確かに。
「ここ」へ 居ると
「無限の中に遊ぶ光の動き」は ようく 観え
そもそも「収集している情報も違って」
「センサーも違う」
その、状況下で。
「いろんな光が せかいを動いているところ」
それをまた きちんと観れば。
なんら 「疑問は出てこなく」
それは 「自然な状態で ある」。
「 ふぅ む。」
そう、そして。
「せかいがデデンと出している」
「私に視せたいもの」それは
「ここ」 という「見えない場所」
即ち「自分」「家」「存在」「それそのもの」でも ある。
あの「成り掛けていたもの」
片鱗が視えそうだった 「その かたち」。
そして「もう そこにいるからわかる」
ということが
裏側から「最近の自分」を観ると わかって きて。
「真ん中」「家」
「あるべき 場所」「ところ」
「その位置」からずれていない時の私は
きちんと自分の必要を必要なだけ収集できていて、だからわかるのだ。
そう、「絶え間なくやっている情報収集」が 「適切に行われていて」
"そこにいれば ぜんぶわかる"ので ある。
「 」
つい、無言で唸るけれど。
それは 成る程、
確かに「見えない」けれど、しっかりとここに在る「私自身」で
「新しい自分」とでも 言えばいいか。
そして、せかいは「ここに在れば」「それは射れる」そう言っているのだ。
うん?
しかし 「その漠然」を 沁み込ませようとすると。
ふと「湧いてきた いろ」がある。
「 なるほど ? えっ 「愛」?」
それは「関連がある」から、光の網から紐付いて浮いて来た「いろ」で
しかしぱっと見 それは「愛」、そんないろを している。
んん?
いきなり ?
「愛」?
それ って 「私」が ?「愛」
まあ 「そうじゃない」とは言わないけれど
また 「跳んだ」な?
ふと そこまで思って。
「いやいや 跳んでないよ」、という声
それが「なか」から聴こえてきて 覗いてみるけれど
確かに「ここ」は
いつかにあの石窟で石達と話した「いろ」の「ところ」、
きっとあの時 蓮が言っていた「自分自身を愛すること」
そこから繋がる「愛の場所」
そんな気がする。
だから 突然降って来た「その感覚」は
なんなのかと思って。
また つらつらといろを巡らせながらもゆっくりと
茶器の片付けを 始めたんだ。
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