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21の扉 原初
距離
しおりを挟むふっと 肩に暖かい感触があって。
「そこから沁み渡るいろ」は
それが私の羽衣で
背後の金色が手に取り 掛けてくれたものだと知らせて いて
その事実が 私を「充満にさせる」。
いつものシンプルなワンピースに 羽衣
その出立でここへ来た時
部屋の人数を受け「なんとなく 脱いだ」それは
「ソファーの背に掛けられ 休んでいた もの」だ。
だけど
「私の太陽」は 今「私がどんな状態」か
わかっているから。
自分の いろ
それを羽衣に伝えて 私に「そのチカラ」を 押して寄越したのだ。
「出来事」「事実」「歴史」
それを超えて
「すべて」を「せかいで 観ること」
「今の私の地点で 正しく視ること」。
そう、「せかいは充満で」
「なにも不足していることはなく」
「私達は問題に直面してなどいなくて」
「全体のバランスを取っていればいいだけ」だ。
「そう」「して」「いれば」。
時が進む様に 「光の距離は伸び」、私の光の地図は「枠外に出る」からして
「せかいはその間に必要を起こし」
「世界が適切に創造される」。
成る程
そして
その「間」に。
ある、「距離」「時間」
「その過ごし方=最短距離の道」は はっきりと視えては いるけれど。
「その いろ」は
勿論「これまでに ない いろ」で
「すべてのエネルギーがひっくり返った為」、どう「形になってくる」のかは まだ想像もできない。
だけど
それは
とても不思議で 曖昧な 「いろ」で。
魅力的な 面持ちをしているから
私は、ちょっとワクワクして いるのだ。
「 成る程。 えっと 、その「ほんとう」を表に持ってくるまでの時間 ? 移行期、というか みんなが慣れるまでの時間が必要、ですね。 だから、「癒し」「シェルター」みたいなところはこれ以上拡大しません。 きっと、「外で動くこと」の方が 今は「必要」、だろうから 」
だがしかし「形になること」、
それは「今はまだ 崩壊の工程」だからして
「表側しか見えない人」には辛い時期でも ある。
だけど それは「超えねば成らない」、山だから。
それを 踏まえながらも少しずつ
「なかみ」を 声に出して「確かめて」、ゆく。
この
ここの、
「空気」を 「気配を」「風を」探って。
「スペースの粒子」を形にしながら
「せかいとわたし」の 「合う位置」を 進む。
そして
そうやってゆっくりと話す私のことを
みんなはただじっと 待ってくれている。
だから私も。
「その 光景」
それを きちんとスペースに思い浮かべながら
みんなに伝わる様に。
きちんと ことばを選んで 「その光景」を
かたちにしてゆくのだ。
「 えっと ですね 。今、本当は なんにもない、から 」
しかし「それ」は
「言葉にする」と言っても「多彩な景色」で
焦点の合わせどころが難しい案件である。
だけど そう感じた私の前には
「いつかのクテシフォン」
その「いろ」が 浮かんでいて。
「あの時」
「祈りの先」
「信じていたことが 違っていたこと」
「ある種の裏切りに見えるもの」
光達は
形としてその結果に成った、あの件を彷彿させるいろを煌めかせ 仄めかしてもいるが、今回「表すいろ」は「それよりもっと先の いろ」だ。
「 「クッション」は ある、と言うか 急に物が消えたりする訳じゃないけど。 「最終的に消える」に あたり 「本当はない」けど「まだある時代」? を挟むよね? ふむ。」
なんとなく「頷いている空気」
それを読んで。
「やっぱりな」
そう 思うけれど
みんなも「カタコトな私の言いたいこと」をわかっては いて
「これで通じるということは」
「やはり私はそれを加味して方針を決めるということだ」。
「宙に浮いた様な時代」が 一度来る。
「お金自体」に 価値はないけれど
移行期間中「標」として「使えるもの」、
それを残しておかねば 物質に目が寄り過ぎている人は焦点が合わず
「正常には」生きていけない。
そう
どこも
寄るべのないもの
外された梯子
崩れてゆく足元。
「お金」や「物」、「人」で得られる安心は終わり
ここから私達は「本当のこと」に気付いてゆくことに なる。
そこに
なにも安心材料として存在するものはなく
自分の内側にしか ない、「ほんとう」
しかしそこへ辿り着く前には「行程」「経過」「時間」「距離」という、「この世界」のルールが あり
まだ 一足飛びにゴールへ飛ぶことはできない。
だから それまで
「ただの標」として「お金」は機能し
「先に精神が進化してから」、
本格的に「かたちではない時代」は 訪れる。
その「中間」「あいだ」「狭間」の今が「宙に浮いた様な時代」
所謂「無に帰してからの再生期」で
形の上で私達はまだ続いている様に見えるけれど
エネルギー的には「澱み」「腐れ」、とっくに崩壊していて
既に新しい風が吹き 着々と準備は成されているのだ。
なるほど?
その「成されている準備」が。
私の 創ってきた「基盤」、「新しい世界の雛型」で
まだそれは「エネルギーのみ」で形になっておらず、「私的には まだ時間が必要だと思っている」。
「 成る程、だから それが。「理由」って ことか。 まあ、「時間をかけなきゃいけない」、わけじゃないけど。 かかる、よね それなりには。 」
"何億光年"とかって。
星までの距離は 「離れている」と
言われているけれど。
それもまた「位置の違い」であり
その「進行」「進むスピード」は勿論「人それぞれ」で
「光の速さ」と「人の速さ」
そのくらいに違いがある。
そして
「その間」を 支える役目が「わたし」であり「光の基盤」
そう、「見えない光の網」だ。
「 成る程? 「そっち側」が やっぱり 重要、だよね 。」
自分の「光の網」に 意識を集中すると。
その「存在の意味」が 光って視える。
「みんなは実際 表面上認識していなくても」
「実際なにが起こっているのか知っているし」
「だから、世界は揺れる」。
そして その「知っている部分」、
そこは「私の領域」であり
そこにただしっかりと根を張り存在していることだけが 「私の意味」だ。
そう
ただ
「在れば」、いい。
既に 今「私というもの」は その「意味」と「意図」が一体になっているから
なにも余計なことはしなくてもいいのだ。
「 あ でも?」
なるほど?
そして確かに そこで気付いたけれど。
「裏側」に「ある」ということは
「やる」とか「なる」でもなく
「そういうこと」だ。
そう、「そこ」は 「実体のない せかい」
だからそもそも「なにかをやろうとする場」ではなく
「存在しているだけの場所」で
そして「その存在は ありのままであり」
なにも隠すこと 偽ることもできない。
だから、それを実行し。
且つ、「表に持ってくる」ということは
「表裏一体」で世界に存在することを意味していて
「それが私」なのだ。
なる ほど。
だから「くるくると定位置へ戻った みんな」
その動きを 観て。
改めて周りを眺め
「疑問顔」と「わかっている顔」、その 両方を
静かに眺めて いたんだ。
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