透明の「扉」を開けて

美黎

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22の扉 生成の場

距離と時間 2

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「  成る程 、うん。」

 狭間の色調が上がったお陰で
 大分「シンプルな景色構図」が観える様に なってきた。

  
  その「見えない領域を進むコツ」

 それがなんとなく わかった気がして
  ニヤリと微笑むけれど
今は
  「自分のパターン」を鑑みながら
  「適当な距離に楔を 置いて」。

 そこを ひとつひとつ 噛み砕きながら
  「置いた楔同士を繋げていって」
  「大きなカタチを描くこと」
 その段階に着手しようとしている と 言える。


「    ふむ 」

そうなんだ
 「ここ」には まだ なにもないから。

 「主」たる「私」が 
  「自分で進む方向を決めて」「探索しながら歩き」
  「ある程度光が溜まれば」「それを解析して方向を修正し」
  「それを数パターン溜めて」「自分の最善パターンを読み」
  「より質高く練り上げて」
  「一番高い完成へ 持っていくのだ」。


「  なるほど。  だよね。」

 そう、せかいは私にすべてを提供してくれども
 「指示」は しない。

 いつだっては しるしとして付けていって」
  「そう」、「して」、「せかいに示し」、
 「使って」「利用、一緒に上がる」のだ。


「  ふむ  そもそも 「せかいはわたし」、だからね。」

 なんだか おかしな表現になるけれど
 「私は 「より大きなわたし」を使って自分の道を創り」
 「段階を上げ拡大していって」
 「いずれ 「より大きなわたし」に重なるくらいに大きくなって」
 「やっぱりおんなじじゃん、と納得して終わりを迎え」
 「気が済んで せかいへ還る」。

その「ひとつひとつの行程」が「今」で
 「節目」
 「上昇点」
 「きっかけ」
 「儀式」
 そして「タイミングすらも」、自分で意識して置いていって。

 その「効率を良くし」「エネルギーを最大限で生かし」
  「より光に自分を変えていって」
 「想像以上の 物語神話を創るのだ」。


「   なる  ほど ?」

 ここで なんとなくポイントが視えてきたけれど。

 確かに
  「せかいに「ドラマ以上のもの」ってなに」
  「物語を超えた物語」という質問を投げていて
そのこたえはこうして徐々に降りており
 私は それをきちんと掴んで。

 せかいと共に 共同創造、するのだ。


「   なるほど。 ここで。  そう、返ってくる か 。」

 ゆっくりと
   一歩
     一歩と 歩を 進めながら。

 その「大きな概要」を 捉え過ぎない様に 捉え

 「ただ いろが自然に形になっていくさま」を
  ほんのりと 観察する。




   段階を踏んで 「何故」を超えてゆく
    理解してゆく ステップ

  その 理解を受け入れる為の 時間


 そしてそれが馴染んで 普通になる瞬間

  そしてすべてのタイミングが合わさり
   「その時」に 成る 瞬間


 
 「それぞれの」「その行程」
  「差」は「違い」で あり
      「優劣ではないこと」
  「知っている」か
  「知らない」かも「選択」であり
   「知る方を選んだだけだ」ということ

 そして「それぞれの行程のなかみ」は
  辻褄ではないこと
  理屈でもないこと

  だから
  ほんとうに
  全く
    「他人他の主の旅路」は
    自分に 関係がないこと


 ポイントはじぶんの采配で
  それを踏んだ時に「タイミングが訪れること」

  
   タイミングは
  「点」ではなくその点の前置きがあること


   「浸透に かかる時間」
   「点も ミクロで見れば「期間」」


 「長距離は 走ってみないとわからない」様に
 この次元では「体感」と「感覚」にがあって
  しかし「体感の方が重い強い」から
  「浸透」にも
  「排除」にも 時間がかかる距離が必要なこと

 
  そして「クリアになった視点」「器」「スペース」
  それを以てして「意図的に楔を置いていくこと」
   「光を敷いていくこと」
  「あらゆる方向性 可能性を含んで」
    「拡がる光の網で 在ること」


   
    ああ

        でも


    「そういうこと」 か。



 今回 「せかいが観せている こと」は。

  「自分の正しい位置」と「今やっていることの把握」
 その「時差」、「タイミング」の本質を
  「」ということだ。

そう、「見えない場所の進み方」
 それは「こんな風にやってくんだろうな」なんて
ざっくりとした感触はあったけれど
 その時はまだ自分の感覚も曖昧で「せかいの見方」がまだ 全然手探りだった。

 
 その「やり方」は あまり変わっていないけれど
  「目を瞑って楔を置く」のと
  「はっきり見て 意識的に置く」のでは
 雲泥の違いがある。

「  うん」

確かにあの頃、私は「虚空へ向かって楔を投げていて」。

 「なんにもない」、「視えないところ」へ「えーい」と投げていたけれど
 ここから観れば
  「投げるべき点」「楔」はきちんとあって
  「せかいはその予兆をに示していた」。

 そう、「その前置き」は きちんと「日常に展開していて」、
それさえちゃんと捉えていれば「迷い」は生まれず
「その行程」を「質という精度」で上げることで 
 「想像以上」が生まれ
 「わたしとせかいの約束は果たされる」。


「   なる ほど  うん 確かに。」

 だから「その景色が如実に観える今」は
  いろんな意味で面白くて、
 「修正をしながら裏付けも取る」道は
  進んでるのか
  進んでないのか
 はっきり視えない期間も多いけれど
 「いろが こうして形になる様」が観れるならば こんなに嬉しいことはない。


「 うん?」

 「それ」って でも ?


    もしか  して ? ?



  「いろが 形になる さま

    それは
  「光とかたちが交わる ところ」なん じゃ ??


「   ああ、でも。 それ、どっかで思ったよね?  うん? そうか。 「それも そう」、だけど 私が観たいのは「私達ひと」が なんでここにいるのか?あるのか? どっから どうなって こう今に、成ってるのか。 そこだわ。」

 確かに 今 「観たところ」も。

 「一種の 光とかたちの交わるところ」だけど
 私が観たいのは 「私達」が
   「そう なる ところ」  で
  

「   うん?  ぁ  成る程?」


   "創ったものは 創り主の一部である"


 スペースを 整理していると、
 その構図が 「スコン」と降りてきて。

 まだ 片付けていないのに「ぜんぶの納得」が 落ちる。


そう、今
 「沢山のいろがわちゃわちゃしていたスペース」に
 「突然強いいろがドンと降りて」

  「強い光にすべては塗り潰され ひとつ一色になったのだ」。
  

「    」

  なんて いうか
 この感覚を 説明するのは 難しいけれど。
 

せかいわたし」は 
 「つべこべ言わずにこういうことだよ」と「強いひかりイメージ」を寄越してきて

 シンプルに 言えば
 「せかい わたし 天」と「」、
 そして「私の創ったもの」は「同じ構図をしていて」
 「マトリョーシカみたいなものだ」と いうことだ。


 そう、「大きさは違っていて」。

 でも「形は同じ」で「デザイン違い」「色も違って」
 「しかし一番大きなところにみんな入っていて」
 「私達はひとつである」。



「   ふぅん ?」

 そんな 「わかった様な わからない様な」、
 「ここでの比喩って 難しいな」
   そんなことを 思いながら。

しかし「一旦の帰結」を見せた今回の収穫は
 確実に へ違いを齎していて
あとはそれを 実際に生かすだけだ。

 
  ふむ。

 だから 遠くに見えて来た「あかり」

 そのお知らせに 大きく 息を吐いて。


  「新しい適用」を 体に馴染ませながら

  隅々まで「いろ」を廻し

    光へ 向かったので ある。



  
 

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