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22の扉 生成の場
なんにも考えないで 遊ぶ
しおりを挟む「 ちょちょちょ」
「お姉さん!」
「そっち行ったよ!」
「こっちこっち!」
「あー!!!」
「そうじゃなーい」
「こっちに寄越して~」
その後 珍しくも私は「ボール遊びをしている子供達」に 混ざって。
クタクタになるまで 走り回ったし
「自分のボールの扱いの下手っぷり」に嘆きながらも可笑しくて笑いっぱなしだったし
「体力が鬼」の子供達についていけなくて 一休みしながら。
「久しぶりに思いっきり動いた身体」
その気持ち良さを味わい、ベンチで寝転がりたいのを我慢しながら
ゆっくりと 息を整えていた。
「 は ぁ 」
キラキラと 降り注ぐ日差しの 中
キャアキャアと 無限大に拡がり響く
明るい 子供達の 声。
時間は きっとまだ午前中で。
だけど突然帰る気にはなれなくて
「みんながお昼に帰るまで」を区切りにしようと
そのまんまフレッシュな空気を味わい続ける。
てか
久しぶりに 公園、来たけど
子供達、少し 増えてる?
いや そこまで変わってないか 人数は
でも
年齢層 幅広くなった かも ?
以前は少し大きくなった子達は家の手伝いをしている事が多く、もっと小さい子が多かったイメージだ。
だけど 今日の公園は5歳から10歳くらいの子達がバラバラだけど仲良く遊んでいて
私も最初は眺めていたのだけど。
みんなが 自然と集まってボール遊びをし始めたから、ワクワクしていたら仲間に入れてくれたのだ。
「 フフ」
きっと「やりたい目」をして 見ていたろう自分を思い出すと また可笑しくなってくるけれど
誘いに乗って思い切り体を動かした後ではそんな事もどうでもよくて
「ただ この時間を共有できたことの喜び」が勝り
「そろそろ解散の空気が流れ始めた公園」を 目一杯楽しむ。
「よーし!そろそろ、終わり!腹減った!」
そうして、年長の子が大きな声でそう言った合図に
みんなが同意して。
「お腹空いた!」
「じゃあね。」
「うん、また後で。」
「またねー。」
「私こっち!」
「待って~。」
「じゃあねー 」
「 気を付けてね、ありがとう~ 」
そうやってしっかりと解散まで味わった後、
気怠い身体を ぐっと伸ばし
青空からチャージして 「さて?」と再び行き先を決めずに歩き出す。
「 よし。」
そうして道中、一旦出し切った「必要なエネルギー」を少しずつ 戻しながら。
その空気のまんま、白い塀を後にして みどりの方向へ 歩いて行った。
心地よくかいた汗が 少しずつ乾き始める。
大きく 広がる空が、こうも広く見えるのは
この「街と森の間」で味わえる格別であり
だから私はこの「空間」が好きだ。
「 ふ ぅ」
そうして
ゆっくりと「いつもの自分のペース」に戻しながら
道中も「存在」の有り難みを実感して。
緑の空気が濃くなってきた森の入り口に挨拶をして
「水と生命」の匂いが濃い、濃密な空間へと足を踏み入れてゆく。
成る程
「これ」も 「充満の違い」
うん いや 「充満の質の違い」だな
そうね
こっちのが わかりやすい
「感じられる」から
酸素が? 空気が?
なんだろ
まあ みどり
そうねぇ
あ~ 「みんな 生きてる」、もん なぁ
「森の 生命力」
「お互いを支え合うチカラ」
その「相互関係のエネルギー」は
勿論「光の関係性」でもあるけれど「物質的関係性」でもあって
「生きるという意味の深さ」を押印してくれるものでも ある。
「 うん 」
成る程 こうして
一旦 あたまを空っぽにして
身体を動かし
汗をかいて
いろんなものを出し発散して すっきりして みると。
今現在の私は
「くるくる廻る 空っぽのスペースに」
「浮かべるべきものが何もなくて
やや混乱しているが」
「それがこれからの状態になる」
その過程であると言えて
その 「スペースは空っぽ」と言えども。
そこには「充満」「満腹」「満足感」が漂い踊っているし
だから「それでいい」のが わかる。
「 ふむ 、成る程?」
そう、そこには「不足」「やるべきこと」
「ねばならない」が なんにもなくて
だからこそ慣れていないその状態が不思議に感じられているが
本来「それ」は「本質の状態」だ。
だけど あまりにも私達は「追って」、生きてきたから。
それに慣れるのにはやはり経ることが必要であり
光の心臓になっても体に適用されるまではここまで時間が かかるのだ。
「 うん そう、ね。」
この「終わってるのか」「終わってないのか」
「いつまで 終わらないのか」。
「先の 見えない」
「具体的な ゴールのない」、区間
その間を抜けることが一等難しくもあるし
その間に「きちんと自分を保つ」ことは
更に難しくも ある。
「 なるほど 」
現状を正しく確認する眼を持ち
光を灯し続け
進み続けられること
それは 「ただそれだけ」だけれど。
ここまで来た自分が世界を観ているだけでも
「それには相当な忍耐が必要」なのは わかる。
「 ふむ。 「それぞれの「その時」」。 」
だから
その「現実」に再び納得した私は また更に視点を切り替えて上げ、
大人しく 休息することにして。
そのまんま 自分の「安心のいろ」へと進み
「景色」と「狭間」をブレンドしながら
テクテクと 「自分」を進めて いたんだ。
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