【完結】ハーレムルートには重要な手掛かりが隠されています

天冨 七緒

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一章 純愛…ルート

ここは何処?

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体が重いと感じながら身動ぎ寝返りをうつと、横にライアン様が眠っていた事を知る。

えっ?
昨日何したっけ?
エッチの日だっけ?
記憶が…。
確かライアン様とペアの授業に参加して、体が熱くなって…。
どうしたんだろう…記憶が曖昧だ。

え?

僕…。
授業中にエッチな気分になって、ライアン様に…。
ウソっ。
ライアン様に迷惑を掛けないようにしてたのに…。
あんなこと…違うよね?
あれは夢であって現実じゃない…はず…。
だって…だって…ぇっ…。

「ぁ…ぁれっ」

ウソ…。
全ては思い出せないけど恥ずかしいこと沢山して言っちゃったような…。
どうしてあんなことしちゃったの…授業中だったよね?
それともあれは全部が夢だったとか?
本当は昨日、ペアの授業は無かったとか?

だめ、全然思い出せない。

まず、ここから消えて落ち着いて考えよう。
落ち着いて、ライアン様はまだ眠ってる。
本当はまだ離れたくないけど今はそんな事を言っている場合ではない。

「んぁっ」

起き上がろうとするも全身が痛い…特に下半身が。
今まで何度かエッチしたのに、翌日まで痛みが残ることはなかった。
きっとライアン様はずっと加減してくれていたんだ…本当に優しい人。
こんなに優しい人を僕は…何をしてしまったの?
ここは僕の部屋ではなく、予想だけどライアン様の部屋だよね?
他人の部屋でこんなことしないだろうし…学園にこんな部屋があるなんて知らない…僕が知らないだけ?
本来ならライアン様の部屋を満喫したかったが、今はそれどころではない。
早く自分の部屋に戻らないと…。
痛みに堪えて起き上がれば、当然だけど裸だった。
裸でベッドなんて恥ずかしい。
何度も経験したが、恥ずかしいものは恥ずかしい。
ライアン様が起きる前に早く服を着なくちゃ。

「きゃっ」

毛布を手繰り寄せ体を隠しながらベッドを去ろうとした時、腰に腕が回された。
ライアン様はまだ眠っていたはずなのに…。
ゆっくり振り向けばライアン様と目があった。

「眠ってる間に出て行くのは淋しいって言ってた本人が、眠ってる間に出ていくのかよ?」

「あっ…それはっ」

ライアン様が起き上がり背後から僕を抱きしめてくる。

えっ?
今どういう状況?

肌が密着しライアン様の素肌を感じる。

「シャルマン。」

僕の肩に顎を乗せ更にライアン様の身体の方へ引き寄せられた。

「はっい」

初めてシャルマンと呼ばれ、嬉しぃ。
確か夢でも呼ばれていたが、あれは…夢だよね?
凄くエッチな事を言ったような恥ずかしい夢。
夢と現実がゴッチャになる。
だけど、急にどうしたんだろう?

「おはよ。」

「お、おはようございます、」

「体平気か?」

「だぃ丈夫…です。」

「…無理すんなよ。」

「はぃ」

裸で肌寒いはずなのにライアン様の温もりで寒さを感じなかった。
肩や首筋にライアン様の唇が触れ、僕を抱きしめている腕が僕のモノを見つける。
朝から過激すぎるスキンシップに翻弄され、僕の腰にライアン様の硬いものを感じる。
どうしたらいいんだろう、僕からライアン様のを?
答えが出ない内に僕はどんどんライアン様の手によって絶頂へと導かれていく。
助けを求めるようにライアン様を見たが、止めてくれずそれどころか唇を塞がれイってしまった。
僕は恥ずかしくて目を閉じたがライアン様は…。
腰に当たるライアン様のモノは硬いままだった。

「…ラ、ライアン様…のも…」

「俺の事は気にするな、シャルマンの為だと思えばそれさえも気持ちいい。」

ライアン様は本当にそれ以上はしなかった。
僕を洗浄魔法で綺麗にされ、その後僕たちは服を着て共に朝食を取った。
食堂では今までにないくらいの視線を感じた。
恥ずかしいより怖かった。
ライアン様と一緒に食事をした後部屋に戻ろうとしたが、ライアン様に腕を掴まれた。

「ラ、ライアン様?」

尋ねるも返事がなかった。
お、怒らせちゃったのかな?

その後は大人しくライアン様に従った。
ついた場所は先程の部屋、きっとライアン様の部屋。
指紋認証のように扉に手をかざしガチャと音がなり、ロックが解除される。
部屋に入り、扉近くの何かをライアン様が操作していた。
何をしているのか僕は分からず、静かに待った。

「シャルマン」

名前を呼ばれライアン様に手を伸ばされたので隣まで歩いた。

「手」

「て?」

「ここに」

言われるがまま手の平をかざした。

「登録完了、これでいつでも俺の部屋に来れるから。」

「?」

「いつでも来い。」

どう言うこと?
…これって合鍵貰ったみたいな?
僕の認証してくれたの?
え?
いいの?
本当に来ちゃうよ?

「やってみても良い?」

「あぁ」

一度部屋を出て扉の鍵がしまるのを確認してから手の平をかざした。

ガチャ

ロックが解除され、扉を開けることが出来た。

「開いた。」

「あぁ」

「本当に来るよ?良いの?」

「あぁ」

「ふふっ」

嬉しい。
嬉し過ぎて小走りでライアン様に近寄り、首に腕を回し背伸びをして唇を求めた。
触れるだけの優しいキス…。

「あっ」

冷静になりライアン様から離れた。
どうしたんだろう?
さっきから大胆な行動を沢山しちゃってる。
僕じゃないみたいだ。

「ほ、僕一度部屋に戻ります。」

急いで自分の部屋に向かい、部屋で一人になり行動を反芻した。
本当にどうしちゃったんだろう?
なにも思い出せない。

お願いします昨日の事を誰か教えてくれませんか?
僕はライアン様に変な事…して…しまったの?
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