302 / 414
二章 ハーレムルート
総合大会
しおりを挟む
リックの参加する大会が明日に迫った。
総合は魔法に関する問題を解きつつ様々な罠を掻い潜り闘技場にいち早く来たものが優勝となる。
時間制限もあり最終日に辿り着けるのは参加者の内数名。
リックは前回はトップ争いをした結果僅差の三位で悔しい思いをしたとか…。
なので最近のリックはどこか緊張しているみたいに見える。
「リック…」
「………。」
「リック?…リーックー」
緊張しているのか僕の声が届いてない。
「もうっ」
椅子に座り難しい本を読み続けているリックは僕の事なんて相手にしてくれない。
集中しているリックの邪魔は良くないけど、僕は知ってる。
さっきからずっと同じ頁を開いているのを。
後ろから抱きしめ首筋にキスの痕を残した。
それでも反応ないので唇を奪った。
リックの口の中に舌を差し込むと漸く僕の望む反応が帰ってくる。
腰を抱かれリックの膝の上に座り、胸を服の上から揉まれる。
女の子じゃないのに最近では胸を触れて気持ち良くなるのが当たり前になっていた。
アドルフの為の母乳だけど、皆に飲まれるのも好き…。
シャツのボタンが外され胸にかぶり付くリックに安心し頭を撫でていた。
リックの場合は二人の試合と違って知識も必要となる、僕とこんなことをしている時間はないのかもしれない。
勉強した方が明日のリックに役に立つのは分かってる…けど、少しでも緊張から解放されてほしかった。
抱きしめられたまま、ベッドへ移動した。
明日から大切な大会が始まるっていうのに前日にこんなこと…僕ってきっと悪魔なんだ。
人間を惑わすイケナイ悪魔。
もしこれでリックが初日で~なんてなったら僕の責任だ。
一生かけて償うから、僕の事捨てないでね。
「リック…もっと(僕に夢中になって)」
「シャルマン…僕(だけ)の…シャルマン…」
溢れる程中で感じると安心する。
翌日、大会が始まる前に僕お手製の猫のお守りを手渡した。
「これって…」
「ぅん、僕…作ったの…お守り…」
「ありがとう、大切にする。」
「ぅん、リック…怪我しないでね。」
「ふっ、わかった。」
リックの綺麗な手が頬に触れ唇が触れる。
試合前、選手を送り出すキスにしては激しいとも思えるキスをした。
控え室に向かうリックの後ろ姿を見送り僕は観客席へ急いだ。
その時ハーヴィル様とすれ違ったが、あの光を見ることはなかった。
ハーヴィル様が一緒にいたのはエドと戦った人…ではなく別の人だった…。
なんだか記憶にあるような…けど思い出せない、そんな人と一緒にいた。
あんまり見すぎるのは良くないかなと思いライとエドが待つ観客席を目指した。
僕達の定位置のように同じ場所に座った。
試合が始まった。
まずは五つのグループに別れグループごとに転移魔法で何処かへ送られた。
…闘技場には誰もいなくなってしまった…。
ここで数時間も帰ってくるのを待つの?と思ったが、映像を記録できる装置があり各グループの一番の人を追いかけていた。
んふふ、なのでリックは常に映像に映っていた。
問題も写し出され、一緒に悩みながら選手を応援していた。
魔法が出来ない僕には難しい問題ばかりで、幻術で出された魔物退治や罠を隣にいるライとエドが真剣に説明してくれたけど僕にはいくら見ても惑わされっぱなしで本来の姿なんて見えなかった。
僕が魔力の無い獣人だからかもなって慰めてくれたけど、それってかなりの弱点なのでは?
僕、絶対に総合の大会には出ないと決めた。
いやっどの大会にも出ることは無いだろう。
皆って凄かったんだ…。
僕だけ凡人…釣り合って無いんだ…。
優秀な皆を独り占めする僕って物語の悪役令息みたいだ。
なんだか落ち込んじゃう…リックは今頑張ってるのに…。
リック…無事に早く帰ってきて。
総合は魔法に関する問題を解きつつ様々な罠を掻い潜り闘技場にいち早く来たものが優勝となる。
時間制限もあり最終日に辿り着けるのは参加者の内数名。
リックは前回はトップ争いをした結果僅差の三位で悔しい思いをしたとか…。
なので最近のリックはどこか緊張しているみたいに見える。
「リック…」
「………。」
「リック?…リーックー」
緊張しているのか僕の声が届いてない。
「もうっ」
椅子に座り難しい本を読み続けているリックは僕の事なんて相手にしてくれない。
集中しているリックの邪魔は良くないけど、僕は知ってる。
さっきからずっと同じ頁を開いているのを。
後ろから抱きしめ首筋にキスの痕を残した。
それでも反応ないので唇を奪った。
リックの口の中に舌を差し込むと漸く僕の望む反応が帰ってくる。
腰を抱かれリックの膝の上に座り、胸を服の上から揉まれる。
女の子じゃないのに最近では胸を触れて気持ち良くなるのが当たり前になっていた。
アドルフの為の母乳だけど、皆に飲まれるのも好き…。
シャツのボタンが外され胸にかぶり付くリックに安心し頭を撫でていた。
リックの場合は二人の試合と違って知識も必要となる、僕とこんなことをしている時間はないのかもしれない。
勉強した方が明日のリックに役に立つのは分かってる…けど、少しでも緊張から解放されてほしかった。
抱きしめられたまま、ベッドへ移動した。
明日から大切な大会が始まるっていうのに前日にこんなこと…僕ってきっと悪魔なんだ。
人間を惑わすイケナイ悪魔。
もしこれでリックが初日で~なんてなったら僕の責任だ。
一生かけて償うから、僕の事捨てないでね。
「リック…もっと(僕に夢中になって)」
「シャルマン…僕(だけ)の…シャルマン…」
溢れる程中で感じると安心する。
翌日、大会が始まる前に僕お手製の猫のお守りを手渡した。
「これって…」
「ぅん、僕…作ったの…お守り…」
「ありがとう、大切にする。」
「ぅん、リック…怪我しないでね。」
「ふっ、わかった。」
リックの綺麗な手が頬に触れ唇が触れる。
試合前、選手を送り出すキスにしては激しいとも思えるキスをした。
控え室に向かうリックの後ろ姿を見送り僕は観客席へ急いだ。
その時ハーヴィル様とすれ違ったが、あの光を見ることはなかった。
ハーヴィル様が一緒にいたのはエドと戦った人…ではなく別の人だった…。
なんだか記憶にあるような…けど思い出せない、そんな人と一緒にいた。
あんまり見すぎるのは良くないかなと思いライとエドが待つ観客席を目指した。
僕達の定位置のように同じ場所に座った。
試合が始まった。
まずは五つのグループに別れグループごとに転移魔法で何処かへ送られた。
…闘技場には誰もいなくなってしまった…。
ここで数時間も帰ってくるのを待つの?と思ったが、映像を記録できる装置があり各グループの一番の人を追いかけていた。
んふふ、なのでリックは常に映像に映っていた。
問題も写し出され、一緒に悩みながら選手を応援していた。
魔法が出来ない僕には難しい問題ばかりで、幻術で出された魔物退治や罠を隣にいるライとエドが真剣に説明してくれたけど僕にはいくら見ても惑わされっぱなしで本来の姿なんて見えなかった。
僕が魔力の無い獣人だからかもなって慰めてくれたけど、それってかなりの弱点なのでは?
僕、絶対に総合の大会には出ないと決めた。
いやっどの大会にも出ることは無いだろう。
皆って凄かったんだ…。
僕だけ凡人…釣り合って無いんだ…。
優秀な皆を独り占めする僕って物語の悪役令息みたいだ。
なんだか落ち込んじゃう…リックは今頑張ってるのに…。
リック…無事に早く帰ってきて。
23
あなたにおすすめの小説
お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
挿絵をchat gptに作成してもらいました(*'▽'*)
ドジで惨殺されそうな悪役の僕、平穏と領地を守ろうとしたら暴虐だったはずの領主様に迫られている気がする……僕がいらないなら詰め寄らないでくれ!
迷路を跳ぶ狐
BL
いつもドジで、今日もお仕えする領主様に怒鳴られていた僕。自分が、ゲームの世界に悪役として転生していることに気づいた。このままだと、この領地は惨事が起こる。けれど、選択肢を間違えば、領地は助かっても王国が潰れる。そんな未来が怖くて動き出した僕だけど、すでに領地も王城も策略だらけ。その上、冷酷だったはずの領主様は、やけに僕との距離が近くて……僕は平穏が欲しいだけなのに! 僕のこと、いらないんじゃなかったの!? 惨劇が怖いので先に城を守りましょう!
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
「出来損ない」オメガと幼馴染の王弟アルファの、発情初夜
鳥羽ミワ
BL
ウィリアムは王族の傍系に当たる貴族の長男で、オメガ。発情期が二十歳を過ぎても来ないことから、家族からは「欠陥品」の烙印を押されている。
そんなウィリアムは、政略結婚の駒として国内の有力貴族へ嫁ぐことが決まっていた。しかしその予定が一転し、幼馴染で王弟であるセドリックとの結婚が決まる。
あれよあれよと結婚式当日になり、戸惑いながらも結婚を誓うウィリアムに、セドリックは優しいキスをして……。
そして迎えた初夜。わけもわからず悲しくなって泣くウィリアムを、セドリックはたくましい力で抱きしめる。
「お前がずっと、好きだ」
甘い言葉に、これまで熱を知らなかったウィリアムの身体が潤み、火照りはじめる。
※ムーンライトノベルズ、アルファポリス、pixivへ掲載しています
姉が結婚式から逃げ出したので、身代わりにヤクザの嫁になりました
拓海のり
BL
芳原暖斗(はると)は学校の文化祭の都合で姉の結婚式に遅れた。会場に行ってみると姉も両親もいなくて相手の男が身代わりになれと言う。とても断れる雰囲気ではなくて結婚式を挙げた暖斗だったがそのまま男の家に引き摺られて──。
昔書いたお話です。殆んど直していません。やくざ、カップル続々がダメな方はブラウザバックお願いします。やおいファンタジーなので細かい事はお許しください。よろしくお願いします。
タイトルを変えてみました。
寄るな。触るな。近付くな。
きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。
頭を打って?
病気で生死を彷徨って?
いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。
見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。
シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。
しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。
ーーーーーーーーーーー
初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる