318 / 414
二章 ハーレムルート
普通に会話しちゃってる
しおりを挟む
あの日からあの人との秘密の関係が続いている。
今日も…あの部屋に二人きり。
「フィンコック」
後ろから抱きしめられるように胸を揉まれる。
日によって飲まれたり飲まれなかったりするけど、胸は必ず触られる…。
「…飽き…ないの?」
「飽きないな。」
男の人が胸が大好きって言うのはこの世界でもそうなのかな?
「胸が張って苦しい時があんだろ?ならマッサージ必要だろ?」
ん?胸が張って苦しい?…あっ僕が咄嗟に吐いた嘘だ。王子に出会ったきっかけの話…覚えててくれてたんだ…。嘘なのに僕のことを気遣ってくれるなんて…この人…そんなに悪い人じゃないの…かも?
僕は騙されているのかな?
ここが何のための部屋なのか分からないけど、ソファがあり深く座る彼の足の間に僕が座って後ろから胸をマッサージしてくれてる。
マッサージって考えれば…。
以前ライもしてくれた。
これもマッサージ…。
僕は男だしこんなこと…。
「なぁ…」
「…はぃ」
「赤ん坊にはどのくらいの頻度で会いに行ってんだ?」
「ん?毎日会ってます。」
変な質問。
アドルフとは毎日あってるよ?僕の赤ちゃんだから。
「ん?学園に居んのにか?」
「あっ…」
そういうことか…どうしよう…本当の事言っちゃった…。
アドルフが学園にいるってバレたら危険なのに…。
「ふぅん…一緒に居るのか…母乳あげたりしてんのか?」
「…してる」
「えっしてんのかよ?」
なんでそんなに驚くの?
僕ってそんなに頼りない?…いや頼りないだろうけどお母さんを放棄したりはしないよっ。
「なっ、当たり前でしょ?お母さんなんだから゛」
「…乳母いねぇの?」
「乳母?は、いるよ。僕が学園にいる間はお願いしてる。」
「…母乳あげたり…他にもしてんのか?」
「ん~お風呂は乳母と一緒にかな?」
「…公爵家ではそういう方針なのか?」
「そういう方針?」
「赤ん坊の面倒は乳母が見るもんだろ?」
「…そうみたいだね…僕は…お母さんをやりたかったから…」
「お母さんって…大変だし汚れんだろ?」
「大変だよ?だけど汚れるとかは違うよ。赤ちゃんと出来るだけ一緒にいたいもんっ」
「……変わってんな。」
「そんなこと無いよ…」
「……フィンコックがお母さんだと…幸せだな…」
「へ?」
悲しげな声で意味深な発言…。
「婚約者は?…あんなに婚約者いて平等に愛せてんのか?」
「…平等…ぅん…皆の事大好き。」
あの日から僕は特別はダメだって知った…。
大好きな人を殺すから…。
大好きだから皆を平等に大好きになるって決めた。
「爵位関係なく?」
「そんなの関係ないっ。」
この世界の人は仕方がないのかもしれないけど、爵位なんて関係ないよ。
好きな人に好きって言って貰えることがどれだけ奇跡なのか…。
「子供は?」
「子供?」
「婚約者の…皆の子供産むのか?」
「もちろんっ」
皆と約束したもん。
そこは獣人になって…良かったところ…なんだよね…。
「…平等に愛せるか?」
「うん」
「…もし…望んだ姿じゃなくても?」
「ん?望んだ姿じゃない?」
どういう意味なんだろう?
呪われてるとか?それなら一緒に頑張るよ?
「もし…子供に魔力が弱くても?」
「魔力?魔力なんて関係ないでしょっ、僕は魔力無いもん。」
「………。」
「………。」
あっ、ここは魔法の世界。
魔力で…判断されたり…するの?
「…あいつら全員と…家族か?」
「皆と家族だよ、僕の大切な家族。」
「………。」
後ろから強く抱きしめられその後彼は何も話さず、ずっと僕の肩におでこを乗せたまま動かなくなっちゃった…。
質問内容からして彼の家族にはなにか有るんだと思う…。
深くは聞けない…あまり触れられたくないよね…。
なんとなく慰めたい気持ちになって、僕を拘束している彼の手をポンポンと撫でれば手を握られた。
皆…いろんな悩みを抱えている…。
人を攻撃するのは良くないけど、それだけ辛い何かがあるんだよね…。
学園にはカウンセラーみたいな人はいないのかな?
きっと彼は今誰かの手助けが欲しいんだ…。
専門の…ちゃんとした人…それは僕じゃない。
今日も…あの部屋に二人きり。
「フィンコック」
後ろから抱きしめられるように胸を揉まれる。
日によって飲まれたり飲まれなかったりするけど、胸は必ず触られる…。
「…飽き…ないの?」
「飽きないな。」
男の人が胸が大好きって言うのはこの世界でもそうなのかな?
「胸が張って苦しい時があんだろ?ならマッサージ必要だろ?」
ん?胸が張って苦しい?…あっ僕が咄嗟に吐いた嘘だ。王子に出会ったきっかけの話…覚えててくれてたんだ…。嘘なのに僕のことを気遣ってくれるなんて…この人…そんなに悪い人じゃないの…かも?
僕は騙されているのかな?
ここが何のための部屋なのか分からないけど、ソファがあり深く座る彼の足の間に僕が座って後ろから胸をマッサージしてくれてる。
マッサージって考えれば…。
以前ライもしてくれた。
これもマッサージ…。
僕は男だしこんなこと…。
「なぁ…」
「…はぃ」
「赤ん坊にはどのくらいの頻度で会いに行ってんだ?」
「ん?毎日会ってます。」
変な質問。
アドルフとは毎日あってるよ?僕の赤ちゃんだから。
「ん?学園に居んのにか?」
「あっ…」
そういうことか…どうしよう…本当の事言っちゃった…。
アドルフが学園にいるってバレたら危険なのに…。
「ふぅん…一緒に居るのか…母乳あげたりしてんのか?」
「…してる」
「えっしてんのかよ?」
なんでそんなに驚くの?
僕ってそんなに頼りない?…いや頼りないだろうけどお母さんを放棄したりはしないよっ。
「なっ、当たり前でしょ?お母さんなんだから゛」
「…乳母いねぇの?」
「乳母?は、いるよ。僕が学園にいる間はお願いしてる。」
「…母乳あげたり…他にもしてんのか?」
「ん~お風呂は乳母と一緒にかな?」
「…公爵家ではそういう方針なのか?」
「そういう方針?」
「赤ん坊の面倒は乳母が見るもんだろ?」
「…そうみたいだね…僕は…お母さんをやりたかったから…」
「お母さんって…大変だし汚れんだろ?」
「大変だよ?だけど汚れるとかは違うよ。赤ちゃんと出来るだけ一緒にいたいもんっ」
「……変わってんな。」
「そんなこと無いよ…」
「……フィンコックがお母さんだと…幸せだな…」
「へ?」
悲しげな声で意味深な発言…。
「婚約者は?…あんなに婚約者いて平等に愛せてんのか?」
「…平等…ぅん…皆の事大好き。」
あの日から僕は特別はダメだって知った…。
大好きな人を殺すから…。
大好きだから皆を平等に大好きになるって決めた。
「爵位関係なく?」
「そんなの関係ないっ。」
この世界の人は仕方がないのかもしれないけど、爵位なんて関係ないよ。
好きな人に好きって言って貰えることがどれだけ奇跡なのか…。
「子供は?」
「子供?」
「婚約者の…皆の子供産むのか?」
「もちろんっ」
皆と約束したもん。
そこは獣人になって…良かったところ…なんだよね…。
「…平等に愛せるか?」
「うん」
「…もし…望んだ姿じゃなくても?」
「ん?望んだ姿じゃない?」
どういう意味なんだろう?
呪われてるとか?それなら一緒に頑張るよ?
「もし…子供に魔力が弱くても?」
「魔力?魔力なんて関係ないでしょっ、僕は魔力無いもん。」
「………。」
「………。」
あっ、ここは魔法の世界。
魔力で…判断されたり…するの?
「…あいつら全員と…家族か?」
「皆と家族だよ、僕の大切な家族。」
「………。」
後ろから強く抱きしめられその後彼は何も話さず、ずっと僕の肩におでこを乗せたまま動かなくなっちゃった…。
質問内容からして彼の家族にはなにか有るんだと思う…。
深くは聞けない…あまり触れられたくないよね…。
なんとなく慰めたい気持ちになって、僕を拘束している彼の手をポンポンと撫でれば手を握られた。
皆…いろんな悩みを抱えている…。
人を攻撃するのは良くないけど、それだけ辛い何かがあるんだよね…。
学園にはカウンセラーみたいな人はいないのかな?
きっと彼は今誰かの手助けが欲しいんだ…。
専門の…ちゃんとした人…それは僕じゃない。
23
あなたにおすすめの小説
お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
挿絵をchat gptに作成してもらいました(*'▽'*)
ドジで惨殺されそうな悪役の僕、平穏と領地を守ろうとしたら暴虐だったはずの領主様に迫られている気がする……僕がいらないなら詰め寄らないでくれ!
迷路を跳ぶ狐
BL
いつもドジで、今日もお仕えする領主様に怒鳴られていた僕。自分が、ゲームの世界に悪役として転生していることに気づいた。このままだと、この領地は惨事が起こる。けれど、選択肢を間違えば、領地は助かっても王国が潰れる。そんな未来が怖くて動き出した僕だけど、すでに領地も王城も策略だらけ。その上、冷酷だったはずの領主様は、やけに僕との距離が近くて……僕は平穏が欲しいだけなのに! 僕のこと、いらないんじゃなかったの!? 惨劇が怖いので先に城を守りましょう!
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
「出来損ない」オメガと幼馴染の王弟アルファの、発情初夜
鳥羽ミワ
BL
ウィリアムは王族の傍系に当たる貴族の長男で、オメガ。発情期が二十歳を過ぎても来ないことから、家族からは「欠陥品」の烙印を押されている。
そんなウィリアムは、政略結婚の駒として国内の有力貴族へ嫁ぐことが決まっていた。しかしその予定が一転し、幼馴染で王弟であるセドリックとの結婚が決まる。
あれよあれよと結婚式当日になり、戸惑いながらも結婚を誓うウィリアムに、セドリックは優しいキスをして……。
そして迎えた初夜。わけもわからず悲しくなって泣くウィリアムを、セドリックはたくましい力で抱きしめる。
「お前がずっと、好きだ」
甘い言葉に、これまで熱を知らなかったウィリアムの身体が潤み、火照りはじめる。
※ムーンライトノベルズ、アルファポリス、pixivへ掲載しています
姉が結婚式から逃げ出したので、身代わりにヤクザの嫁になりました
拓海のり
BL
芳原暖斗(はると)は学校の文化祭の都合で姉の結婚式に遅れた。会場に行ってみると姉も両親もいなくて相手の男が身代わりになれと言う。とても断れる雰囲気ではなくて結婚式を挙げた暖斗だったがそのまま男の家に引き摺られて──。
昔書いたお話です。殆んど直していません。やくざ、カップル続々がダメな方はブラウザバックお願いします。やおいファンタジーなので細かい事はお許しください。よろしくお願いします。
タイトルを変えてみました。
寄るな。触るな。近付くな。
きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。
頭を打って?
病気で生死を彷徨って?
いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。
見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。
シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。
しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。
ーーーーーーーーーーー
初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる