317 / 414
二章 ハーレムルート
最悪の秘密
しおりを挟む
平穏な日常を過ごしていたはずなのに僕は突然知らない人に空き教室に連れ込まれてしまった。
「ぁっぁの…」
「フィンコックはさぁ…あれ…王子とはどんな関係なの?」
「おっ王子様?」
「そっ」
この人は僕のことが嫌いというより王子に興味があるのかな?
もしかしてハーヴィル様の為に王子に付きまとう僕を?
「王子様とはなんの関係もありません?」
「…あんなところで胸舐められていたのに、なんの関係もないの?」
「………」
あんなところ…見られてたっ。
この人は今僕を脅そうとしているんだ…。
「胸…感じてたよね?」
「きゃっん…やっんんっ」
突然男に胸を鷲掴みされ男を押し返しても力では敵わなかった。
目の前の人はライやエドよりかは小さいがリックと同じくらいで、僕とは全然体格が違う。
「フィンコックって…子供産んだのか?」
「…っ…」
学生が子供を産んだなんて貴族社会では噂のまとになる…ましてやそれがシャルマンだった場合は尚更皆面白半分に騒ぎ立てるに違いない。
「ふぅん」
「…もぅ…やめて…」
男は僕の胸から手を離さないどころがずっと揉んで揄しんでいた。
「なぁ、俺にも舐めさせて。」
「へっやっそれは…だめ…」
「なんで?それで王子を落としたんだろう?」
「違う…そうじゃないの、あの時は…。」
「…あの時は何?」
「………」
何て言おう…王子が魔力酔いで空腹で倒れて母乳を~なんて言えない。
知らない人に王子の秘密を喋ったりして事件になったら…。
どうしよう…。
「なんだよ?」
「…ぼ…僕が…」
「ん?」
「…胸が…張って…苦しくて…助けて貰った…の…」
「………ふぅん」
「………」
信じてくれたかな?
「俺は産んだことないから分からないがそうなのかもな…」
「ぅっうん…そうなのっ王子様が助けてくれただけで、その後は無いから…」
お願い僕の嘘を信じて。
「なら、俺にも飲ませて。」
「…へっ?」
「それで王子との関係は黙っててやるから、飲ませて。」
「…のむ?」
飲むって母乳をだよね?
非常事態でもなく同意した上で飲んで貰うの?
始めて会った人に…。
「気持ち良さそうな顔してたよな?」
「してないっ」
「自分の顔見えないからだろ?」
「…そんなっ」
「まぁあのフィンコックが出産してたって話したら皆驚くだろうな…それだけでも良い話題にはなるよな…それにやっぱり獣人の噂は本当だったんだな?」
「………」
「じゃなきゃこんな簡単に短時間で子は出来ないからな。いくら子を宿しやすい体質でも、ちょっと無理があるよな。」
獣人についても…。
どうしよう…どうしよう…どうしよう…。
もう混乱しすぎてまともに考えられない。
「バレたくないんだろ?」
彼は断定していないが、赤ちゃんを産んだとこと僕が獣人であることも知られたくない秘密だというのを認識していた。
「…ぃ…言わないで…くれますか?」
この台詞を吐く時は…負けた時。
「あぁ」
「…分かりました…」
震える手でジャケットの前を開きシャツのボタンを外し、僕は相手から顔を背けて胸を露にした。
「ん~なぁ「僕の母乳飲んで」って俺にお願いして。」
「…っ…」
男の要求に従いたくはないが、僕には逃げ道がなかった。
「ぼ…くの…ぼ乳…のっ…んで…」
「ふふ」
腰に腕を回され胸を口で覆われた。
ライ…アレックス…エド…リック…アドルフ…ごめんなさい。
僕には皆に知られたくない最悪の秘密が出来てしまった。
「ぁっぁの…」
「フィンコックはさぁ…あれ…王子とはどんな関係なの?」
「おっ王子様?」
「そっ」
この人は僕のことが嫌いというより王子に興味があるのかな?
もしかしてハーヴィル様の為に王子に付きまとう僕を?
「王子様とはなんの関係もありません?」
「…あんなところで胸舐められていたのに、なんの関係もないの?」
「………」
あんなところ…見られてたっ。
この人は今僕を脅そうとしているんだ…。
「胸…感じてたよね?」
「きゃっん…やっんんっ」
突然男に胸を鷲掴みされ男を押し返しても力では敵わなかった。
目の前の人はライやエドよりかは小さいがリックと同じくらいで、僕とは全然体格が違う。
「フィンコックって…子供産んだのか?」
「…っ…」
学生が子供を産んだなんて貴族社会では噂のまとになる…ましてやそれがシャルマンだった場合は尚更皆面白半分に騒ぎ立てるに違いない。
「ふぅん」
「…もぅ…やめて…」
男は僕の胸から手を離さないどころがずっと揉んで揄しんでいた。
「なぁ、俺にも舐めさせて。」
「へっやっそれは…だめ…」
「なんで?それで王子を落としたんだろう?」
「違う…そうじゃないの、あの時は…。」
「…あの時は何?」
「………」
何て言おう…王子が魔力酔いで空腹で倒れて母乳を~なんて言えない。
知らない人に王子の秘密を喋ったりして事件になったら…。
どうしよう…。
「なんだよ?」
「…ぼ…僕が…」
「ん?」
「…胸が…張って…苦しくて…助けて貰った…の…」
「………ふぅん」
「………」
信じてくれたかな?
「俺は産んだことないから分からないがそうなのかもな…」
「ぅっうん…そうなのっ王子様が助けてくれただけで、その後は無いから…」
お願い僕の嘘を信じて。
「なら、俺にも飲ませて。」
「…へっ?」
「それで王子との関係は黙っててやるから、飲ませて。」
「…のむ?」
飲むって母乳をだよね?
非常事態でもなく同意した上で飲んで貰うの?
始めて会った人に…。
「気持ち良さそうな顔してたよな?」
「してないっ」
「自分の顔見えないからだろ?」
「…そんなっ」
「まぁあのフィンコックが出産してたって話したら皆驚くだろうな…それだけでも良い話題にはなるよな…それにやっぱり獣人の噂は本当だったんだな?」
「………」
「じゃなきゃこんな簡単に短時間で子は出来ないからな。いくら子を宿しやすい体質でも、ちょっと無理があるよな。」
獣人についても…。
どうしよう…どうしよう…どうしよう…。
もう混乱しすぎてまともに考えられない。
「バレたくないんだろ?」
彼は断定していないが、赤ちゃんを産んだとこと僕が獣人であることも知られたくない秘密だというのを認識していた。
「…ぃ…言わないで…くれますか?」
この台詞を吐く時は…負けた時。
「あぁ」
「…分かりました…」
震える手でジャケットの前を開きシャツのボタンを外し、僕は相手から顔を背けて胸を露にした。
「ん~なぁ「僕の母乳飲んで」って俺にお願いして。」
「…っ…」
男の要求に従いたくはないが、僕には逃げ道がなかった。
「ぼ…くの…ぼ乳…のっ…んで…」
「ふふ」
腰に腕を回され胸を口で覆われた。
ライ…アレックス…エド…リック…アドルフ…ごめんなさい。
僕には皆に知られたくない最悪の秘密が出来てしまった。
23
あなたにおすすめの小説
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
薄幸な子爵は捻くれて傲慢な公爵に溺愛されて逃げられない
くまだった
BL
アーノルド公爵公子に気に入られようと常に周囲に人がいたが、没落しかけているレイモンドは興味がないようだった。アーノルドはそのことが、面白くなかった。ついにレイモンドが学校を辞めてしまって・・・
捻くれ傲慢公爵→→→→→貧困薄幸没落子爵
最後のほうに主人公では、ないですが人が亡くなるシーンがあります。
地雷の方はお気をつけください。
ムーンライトさんで、先行投稿しています。
感想いただけたら嬉しいです。
待て、妊活より婚活が先だ!
檸なっつ
BL
俺の自慢のバディのシオンは実は伯爵家嫡男だったらしい。
両親を亡くしている孤独なシオンに日頃から婚活を勧めていた俺だが、いよいよシオンは伯爵家を継ぐために結婚しないといけなくなった。よし、お前のためなら俺はなんだって協力するよ!
……って、え?? どこでどうなったのかシオンは婚活をすっ飛ばして妊活をし始める。……なんで相手が俺なんだよ!
**ムーンライトノベルにも掲載しております**
【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった
cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。
一途なシオンと、皇帝のお話。
※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
親友が虎視眈々と僕を囲い込む準備をしていた
こたま
BL
西井朔空(さく)は24歳。IT企業で社会人生活を送っていた。朔空には、高校時代の親友で今も交流のある鹿島絢斗(あやと)がいる。大学時代に起業して財を成したイケメンである。賃貸マンションの配管故障のため部屋が水浸しになり使えなくなった日、絢斗に助けを求めると…美形×平凡と思っている美人の社会人ハッピーエンドBLです。
王様お許しください
nano ひにゃ
BL
魔王様に気に入られる弱小魔物。
気ままに暮らしていた所に突然魔王が城と共に現れ抱かれるようになる。
性描写は予告なく入ります、冒頭からですのでご注意ください。
BLゲームの展開を無視した結果、悪役令息は主人公に溺愛される。
佐倉海斗
BL
この世界が前世の世界で存在したBLゲームに酷似していることをレイド・アクロイドだけが知っている。レイドは主人公の恋を邪魔する敵役であり、通称悪役令息と呼ばれていた。そして破滅する運命にある。……運命のとおりに生きるつもりはなく、主人公や主人公の恋人候補を避けて学園生活を生き抜き、無事に卒業を迎えた。これで、自由な日々が手に入ると思っていたのに。突然、主人公に告白をされてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる