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二章 ハーレムルート
こちらの方は…
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「…えっと、皆に聞いて欲しいことが…あります。」
「「「………。」」」
部屋の温度が一気に下がった。
刺すような視線に身体が震える。
「僕は…こちらの…シリクレッチ様とも…婚約しますっ…」
心臓が爆発しそうな程の緊張の中で言葉を発するも皆の反応がなくて耐えられそうになかった。
「シャル…本当にそれで良いんだな?」
ライはいつだって僕の気持ちを優先してくれる…。
迷っちゃだめだ。
「…はいっ」
「何でこいつなんだ?」
エドはきっと僕達の出会いが「脅迫」と言うのを今でも気にしている。
「シリクレッチ様は猫好きの良い人です。」
「そんだけの理由なのか?」
…本当は…シリクレッチ様に家族を…。
「良い人…。五人目と言うことを納得しているのですか?」
リックはシリクレッチ様には話さす僕に聞いてきた。
まだ、話すのはイヤなのかな?
「五番目だけどシリクレッチ様も家族です。皆と一緒に家族です。」
家族…。
「あぁ、俺も家族の一人って事でよろしくっ」
「な゛っもっとちゃんと挨拶して。」
大事な挨拶なのにどうしてそんな軽いのっ。
「俺達は平等なんだろ?なら良いじゃねぇかよ。」
言いながら腰に腕を回され唇が触れてしまう。
今ちゃんと抵抗しないとキスしちゃったら僕は流されてしまう。
シリクレッチ様の胸を押し返すも視線は唇に釘付けで唇が開いてしまう。
キス…したい。
「シャル゛っ」
「にゃ゛っ」
ライに呼ばれ今がどういう状況かを思い出した。
「惜しかったな。」
耳元で囁かれシリクレッチ様の胸をポンと叩いている姿は三人にしてみればじゃれついているようにしか見えなかった。
「俺達は卒業したらサンチェスターの領地に行く予定だ。そこんところはどうなんだ?」
「あっ」
それについては言ってなかった…。
どうなんだろう?
「俺は構わない、寧ろ王都からは離れたいと思っていたからな。」
「そうなの?」
貴族で王都から離れたいなんて思う人いるんだ?
もしかして猫さんの為かな?
その後は五人で談話室として正しく使い、アドルフを連れたお母様も交えお茶をした。
アドルフは僕が作った猫の人形を乱暴ではあるけどいつも連れてくれてる。
食事も一緒にとり、今日から皆が泊まるらしい。
皆と一緒なのってなんだかワクワクする。
夕方になりさらに邸内が騒がしくなった。
何故なら領地に泊まると思っていたお兄様が帰ってきたのだ。
泊まる可能性があると言っていたが、お母様からは「今日は戻って来られないだろうね」と聞いていたので僕も驚き出迎えに間に合わなかった。
乳母にアドルフをお願いして僕は玄関ホールに走った。
「お兄様?」
「シャル…ただいま」
「お帰りなさいっ」
抱き合い精一杯のお出迎えをし、共に談話室に向かった。
お兄様は婚約者達と顔を会わせると今日はじめて顔を会わせるシリクレッチ様に長く視線を送っていた。
「お兄様…こちらの方はスティーヴン シリクレッチ様です。ぼっ僕の五番目の婚約者…さまでひゅ…」
お兄様の顔が笑顔でも目だけが突然変わったのを感じ言葉を発したと言うより空気が抜けた。
「シリクレッチ侯爵家の嫡男スティーヴン シリクレッチです。この度シャルマン フィンコック様との婚約の申し込みに来ました。」
「………。」
「シャルは彼との婚約を望んでいるのか?」
「はいっ」
「シャルを守る盾は幾つ有ってもいいからな…」
「お兄様っ」
お兄様はシリクレッチ様を僕を守る為だけの人物と思ってる発言だった。
「ただ、シリクレッチ様はシャルの為だったら何処まで出来る?」
「命を懸けても構いません。」
「だめぇーーーー。」
僕の声が室内中に響き皆が一斉に驚いていた。
「死んじゃだめぇー、僕の為に長生きしてぇ。」
僕の所為で誰かに死んでほしくない。
なら、どうして僕はこの選択をしたのか分からなくなる…。
「…そうだな…シャルを残して死んだら私がお前を葬る。」
「おっ、お兄様っ。シリクレッチ様も僕と長生きして。孫ひ孫って見るんだからね?皆もだよ?僕より先に死んだら許さないんだから。」
「あぁわかった長生きしようなっ。」
「約束する」
「あぁ、当然っ」
「孫ひ孫と見ましょう。その前に僕達の子供ですけどね?」
「うんっ頑張るっんふふ。早く欲しいねっ」
シリクレッチ様もライもエドもリックも約束してくれた。
早く皆の赤ちゃんに逢いたい。
夕食を終えて部屋に戻る。
「シャル…今日は俺と一緒に寝ような?」
「お兄様と?うん。うふふ」
お兄様からの誘いを断るなんて僕には出来ない。
断る気もない。
「「「………。」」」
「ちょっと…ぉぃ…あれ本気か?」
婚約志願者のシリクレッチはフィンコック兄弟の仲が良過ぎる事に驚いていた…。
「…あぁ」
「…嘘だろ…」
「この程度で音を上げてるんじゃ婚約者辞退した方がいいぞ?」
エドは態と挑発するような言葉を選んだ。
「えっ?…しねぇよ。俺はフィンコックの婚約者になるんだっ」
「婚約者になるんなら順番は守れよ?」
「順番…ね。」
「ライアン、ギノフォード先生、俺、フレデリック、んでシリクレッチだな。」
「あぁ、んで今日はあれとして明日は?」
「ギノフォード先生だ。」
「四日後か…。」
それぞれ与えられた部屋に戻った。
僕はお風呂を済ませてお兄様の部屋に向かった…。
部屋を出るとシリクレッチ様がいた。
「どうしたの?」
「本気か?」
「ん?何が?」
「兄弟で寝るのか?」
「うん、僕最近一人で眠れなくなっちゃって…」
「なら俺と…」
「…婚約者の皆がいる時は平等にお兄様の部屋にって…。」
そうだシリクレッチ様には言ってなかった。
「…そう言うことか…」
「…シリクレッチ様?寂しい?…三人で眠る?」
「…ふっ、いや順番を待つよ。」
「……シリクレッチ様?」
一人にさせたくない…けど「順番守れよ」といったエドの声が頭を過った。
「じゃ行くわ」
「キス…しませんか?」
「ん?」
「…キス…」
「あぁ」
唇が触れるだけのキスが次第に互いの舌を絡めた。
…名残惜しくも終わってしまったキスの余韻に浸りながら抱き合った。
「フィンコックっていい香りだな?」
「んふふ、僕の好きな石鹸の香り。」
「へぇ、あいつらも使ってるよな?」
「うん、一緒に入ってるから。」
「…俺は?」
「…一緒に入る?」
「あぁ、楽しみだなっ。」
「僕が頭洗ってあげるね?」
「…大丈夫か?」
「むっ、皆させてくれたよ?気持ちいいって…」
「ふふ、分かった。頼むな?」
良かった…笑った。
「うんっ」
約束をして僕達は互いの部屋に向かった。
「「「………。」」」
部屋の温度が一気に下がった。
刺すような視線に身体が震える。
「僕は…こちらの…シリクレッチ様とも…婚約しますっ…」
心臓が爆発しそうな程の緊張の中で言葉を発するも皆の反応がなくて耐えられそうになかった。
「シャル…本当にそれで良いんだな?」
ライはいつだって僕の気持ちを優先してくれる…。
迷っちゃだめだ。
「…はいっ」
「何でこいつなんだ?」
エドはきっと僕達の出会いが「脅迫」と言うのを今でも気にしている。
「シリクレッチ様は猫好きの良い人です。」
「そんだけの理由なのか?」
…本当は…シリクレッチ様に家族を…。
「良い人…。五人目と言うことを納得しているのですか?」
リックはシリクレッチ様には話さす僕に聞いてきた。
まだ、話すのはイヤなのかな?
「五番目だけどシリクレッチ様も家族です。皆と一緒に家族です。」
家族…。
「あぁ、俺も家族の一人って事でよろしくっ」
「な゛っもっとちゃんと挨拶して。」
大事な挨拶なのにどうしてそんな軽いのっ。
「俺達は平等なんだろ?なら良いじゃねぇかよ。」
言いながら腰に腕を回され唇が触れてしまう。
今ちゃんと抵抗しないとキスしちゃったら僕は流されてしまう。
シリクレッチ様の胸を押し返すも視線は唇に釘付けで唇が開いてしまう。
キス…したい。
「シャル゛っ」
「にゃ゛っ」
ライに呼ばれ今がどういう状況かを思い出した。
「惜しかったな。」
耳元で囁かれシリクレッチ様の胸をポンと叩いている姿は三人にしてみればじゃれついているようにしか見えなかった。
「俺達は卒業したらサンチェスターの領地に行く予定だ。そこんところはどうなんだ?」
「あっ」
それについては言ってなかった…。
どうなんだろう?
「俺は構わない、寧ろ王都からは離れたいと思っていたからな。」
「そうなの?」
貴族で王都から離れたいなんて思う人いるんだ?
もしかして猫さんの為かな?
その後は五人で談話室として正しく使い、アドルフを連れたお母様も交えお茶をした。
アドルフは僕が作った猫の人形を乱暴ではあるけどいつも連れてくれてる。
食事も一緒にとり、今日から皆が泊まるらしい。
皆と一緒なのってなんだかワクワクする。
夕方になりさらに邸内が騒がしくなった。
何故なら領地に泊まると思っていたお兄様が帰ってきたのだ。
泊まる可能性があると言っていたが、お母様からは「今日は戻って来られないだろうね」と聞いていたので僕も驚き出迎えに間に合わなかった。
乳母にアドルフをお願いして僕は玄関ホールに走った。
「お兄様?」
「シャル…ただいま」
「お帰りなさいっ」
抱き合い精一杯のお出迎えをし、共に談話室に向かった。
お兄様は婚約者達と顔を会わせると今日はじめて顔を会わせるシリクレッチ様に長く視線を送っていた。
「お兄様…こちらの方はスティーヴン シリクレッチ様です。ぼっ僕の五番目の婚約者…さまでひゅ…」
お兄様の顔が笑顔でも目だけが突然変わったのを感じ言葉を発したと言うより空気が抜けた。
「シリクレッチ侯爵家の嫡男スティーヴン シリクレッチです。この度シャルマン フィンコック様との婚約の申し込みに来ました。」
「………。」
「シャルは彼との婚約を望んでいるのか?」
「はいっ」
「シャルを守る盾は幾つ有ってもいいからな…」
「お兄様っ」
お兄様はシリクレッチ様を僕を守る為だけの人物と思ってる発言だった。
「ただ、シリクレッチ様はシャルの為だったら何処まで出来る?」
「命を懸けても構いません。」
「だめぇーーーー。」
僕の声が室内中に響き皆が一斉に驚いていた。
「死んじゃだめぇー、僕の為に長生きしてぇ。」
僕の所為で誰かに死んでほしくない。
なら、どうして僕はこの選択をしたのか分からなくなる…。
「…そうだな…シャルを残して死んだら私がお前を葬る。」
「おっ、お兄様っ。シリクレッチ様も僕と長生きして。孫ひ孫って見るんだからね?皆もだよ?僕より先に死んだら許さないんだから。」
「あぁわかった長生きしようなっ。」
「約束する」
「あぁ、当然っ」
「孫ひ孫と見ましょう。その前に僕達の子供ですけどね?」
「うんっ頑張るっんふふ。早く欲しいねっ」
シリクレッチ様もライもエドもリックも約束してくれた。
早く皆の赤ちゃんに逢いたい。
夕食を終えて部屋に戻る。
「シャル…今日は俺と一緒に寝ような?」
「お兄様と?うん。うふふ」
お兄様からの誘いを断るなんて僕には出来ない。
断る気もない。
「「「………。」」」
「ちょっと…ぉぃ…あれ本気か?」
婚約志願者のシリクレッチはフィンコック兄弟の仲が良過ぎる事に驚いていた…。
「…あぁ」
「…嘘だろ…」
「この程度で音を上げてるんじゃ婚約者辞退した方がいいぞ?」
エドは態と挑発するような言葉を選んだ。
「えっ?…しねぇよ。俺はフィンコックの婚約者になるんだっ」
「婚約者になるんなら順番は守れよ?」
「順番…ね。」
「ライアン、ギノフォード先生、俺、フレデリック、んでシリクレッチだな。」
「あぁ、んで今日はあれとして明日は?」
「ギノフォード先生だ。」
「四日後か…。」
それぞれ与えられた部屋に戻った。
僕はお風呂を済ませてお兄様の部屋に向かった…。
部屋を出るとシリクレッチ様がいた。
「どうしたの?」
「本気か?」
「ん?何が?」
「兄弟で寝るのか?」
「うん、僕最近一人で眠れなくなっちゃって…」
「なら俺と…」
「…婚約者の皆がいる時は平等にお兄様の部屋にって…。」
そうだシリクレッチ様には言ってなかった。
「…そう言うことか…」
「…シリクレッチ様?寂しい?…三人で眠る?」
「…ふっ、いや順番を待つよ。」
「……シリクレッチ様?」
一人にさせたくない…けど「順番守れよ」といったエドの声が頭を過った。
「じゃ行くわ」
「キス…しませんか?」
「ん?」
「…キス…」
「あぁ」
唇が触れるだけのキスが次第に互いの舌を絡めた。
…名残惜しくも終わってしまったキスの余韻に浸りながら抱き合った。
「フィンコックっていい香りだな?」
「んふふ、僕の好きな石鹸の香り。」
「へぇ、あいつらも使ってるよな?」
「うん、一緒に入ってるから。」
「…俺は?」
「…一緒に入る?」
「あぁ、楽しみだなっ。」
「僕が頭洗ってあげるね?」
「…大丈夫か?」
「むっ、皆させてくれたよ?気持ちいいって…」
「ふふ、分かった。頼むな?」
良かった…笑った。
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