【完結】ハーレムルートには重要な手掛かりが隠されています

天冨 七緒

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二章 ハーレムルート

約束の

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少しだけ記憶がない。
気が付けばシリクレッチ様に凭れるような態勢で泡風呂に浸かっていた。

「ふぁあん」

「起きたか?」

「にゃぁん」

「フィンコックは猫だな?」

ゴロゴロゴロ

喉を擽られるとゴロゴロと身体が返事をしていた。

「ふふぁっ本当に猫だな。」

僕の反応にシリクレッチ様は楽しそうで、僕が気を失ってしまったことを責めることはなかった。

あっ、頭洗ってあげる約束してたんだ。

約束を思いだしシリクレッチ様の身体から離れ向きを変えて再び抱きつけば抱きしめ返してくれる。

「シリクレッチ様?頭洗う約束っ」

「洗ってくれんのか?」

「勿論っ」

お湯で髪を濡らしていく。

シリクレッチ様はとてもきれいなプラチナブロンドでウェーブが掛かっていて優しい雰囲気だったが、濡らすと長くなってちょっとワイルド差が増した気がする。

髪をあげると…誰かに似ている気がした…誰だろ?

シャンプーを手のひらにのせてお湯を加えてからシリクレッチ様の頭を洗いだす。
僕の好きな香りが広がり泡立っていきワイルドだったシリクレッチ様は泡に包まれ可愛さを手に入れた。マッサージするように洗っているといつの間にか膝立ちになっていて胸を晒していた。

「やぁん…」

無防備な胸は当然シリクレッチ様に囚われた。

「俺もマッサージしてやる。」

「んっ…うん。」

シリクレッチ様に両方の突起を摘ままれた。
僕がシリクレッチ様の頭をマッサージする代わりにシリクレッチ様は僕の胸をマッサージしてくれてる…。

これは…マッサージ…マッサージ…マッサージ、エッチに結びつけじゃだめ…シリクレッチ様はアドルフの為にマッサージをしてくれてる…んっんふぁん気持ちいい…あっだめ…気持ちいいなんて思っちゃ…これは…マッサージ…あん…泡で見えないけど僕のはもう…我慢しなきゃっんっん。

「ふにゃぁ…あんっんんやぁん」

シリクレッチ様のマッサージに耐えながら頭を洗っていたが遂に我慢できず声が漏れた。
一度漏れると再び我慢するのは難しく頭を洗う指は止まっていた。

「フィンコックもう上がるか?」

「ふぇえ?」

「上がるなら続きができるが、このまま風呂なら止めないと逆上せるだろ?」

「…続きして…。」

「どっちの?」

「……んっチュッ」

返事の代わりにキスをした。
胸から離れたシリクレッチ様の手は僕の脇を抱えるように持ち上げお湯から引き上げられ、僕のアレがどんな状態か見つかってしまった。

「ふっ」

嬉しそうに笑ったのが悔しくてシリクレッチ様のを確認すると…。

「…大きい」

僕のとは比べ物にならない大きさで、きっとライ達と同じくらいなんだろうけど自分のを見た後だったから…。

こんな大きいのを僕は受け入れたんだ…。

シャワーで泡が流されていくと改めてシリクレッチ様の鍛え上げられた身体が浮き彫りになった。
凹凸が羨ましくて胸から腹筋を指でなぞっていく…。

「もっと触って良いんだぜ?」

「にゃっ…」

触って良い…シリクレッチ様のは初めてで緊張しちゃう。
人差し指で臍下からなぞり始め、彼のをツンツンとノックした。

「あいつらのもそんな風に触るのか?」

皆のは…触ったことあるけど…それでもあまり経験はない。
僕はいつも気持ちよくされっぱなしだ。

「にゃっシリクレッチ様のは初めてだからっ。」

「そうだな、俺のは初めてだ。」

指で再びツンツンして固さを確認した。

シリクレッチ様がさっき僕にしてくれたマッサージを思い出しながら手を動かしていく。
アレを見てシリクレッチ様の反応を見て交互に確かめ、固さを増していくアレが嬉しくて握り込んでしまう。
ゆっくり膝を付き彼のを間近に感じながら両手で挟み込み先端にキスをした。僕を気持ちよくしてくれた彼に愛しさを込めてキスを贈っていく。沢山キスしてから舌でペロッと舐めてを繰り返した。次第に舐める回数のが増えていき先端を咥えキスしてまた少しだけ深く咥えて先端に戻りキスをした。僕としては焦らしているつもりはない、一生懸命愛を伝えているつもり。
歯が当たらないように咥え込み舌で撫で撫でして頑張って吸うも、シリクレッチ様の大きすぎて上手く出来ている気がしない。
ちょびっとだけ苦味を感じたので先端を舌でツンツンと舐めとった。
頑張ってるけど、シリクレッチ様は気持ちよくない?
不安になり口を離して聞こうとした瞬間だった。

「にゃっんんん」

驚いて尻餅を着いてしまった。
僕が口を離したのと同時にシリクレッチ様のを顔面で受け止めていた。
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