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旅と出会いと冒険と
55話 閑話 ダンゴ虫三兄弟
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※虫が出ます。苦手な方はご注意ください
”吾輩はダンゴ虫である。
名前は「ダダン」長男である。
こいつは「ンゴンゴ」次男である。
最後に三男の「カロナアル」である。
我らダンゴ虫さん兄弟!!ジャジャン!!!”
「ほほう。もぐもぐダンゴ虫さんですか~もぐもぐもぐ。」
”なぜこやつらは潰れぬのだ!!”
”なぜ吾輩の進む道を阻むのだ!!!”
「こらカナメ、食べながらしゃべらない。口の中のモノが終わってからにしなさい」
「はーい」
「ウハハもおいしいか?」
「ウハハ♡」
”だからなぜこやつらは潰れぬのだ!!”
”進めぬ!進めぬぞ兄者!!!”
王都を出て3日。北に向かって進んだ途中の山。
トーさんに教えてもらった身体強化を使い、山登りをしていたら、いきなり上からゴロンゴロンと全長3m位ある巨大なボールが複数
転がってきた。ウハハがイラっとして結界を広げて止めたらボールじゃなくてダンゴ虫。そして絡まれています。当たり屋のような質の悪さ。
めんどくさいので無視してお昼休憩。
今日も快晴~お空は青いね~~気持ちいいね~
「空気がだいぶ冷たくなってきたから、防寒着の用意しないといけないね。」
「寒いか?ワイバーンの翼膜のマントは空調ばっちりなはずだが?」
「頭とか、顔とか結構冷たくなってきてる。」
「ウハハ被ればきっと温かいぞ?」
「そうなの?」
「ウ~ハハ!!」
「そっか♡じゃあお願いしようかな」
ほのぼの。
”イヤイヤほのぼのしてんじゃないよ!!君たち!!”
”吾輩たちの道をふさいで喧嘩打っておいて何ほのぼのと!!!”
”さっきのご飯美味しそう~~食べたいなぁ~~”
”ンゴンゴ!!何のんきな!”
良くしゃべるダンゴ虫だなぁ~。私はじっとダンゴ虫を見る。
「弟想いの長男~~~♪兄さん想いの三男~~~♪自分が一番次男~~~♪だ〇ご三兄弟」
”なっなぜ我が兄弟の特徴を言い当てたのだ!”
”兄者あいつは何者なんですか!!!”
”僕バンナナナあるからさっきのごはんと交換しようよ”
「カナメ?なんだその歌?ウハハが踊りだしたぞ」
私とトーさんの間でフルフル踊るウハハかわいい~
「私の世界の童謡。お団子食べる時孫とよく歌ってたの」
「へ~……団子ね…」
「え~っと次男のンゴンゴ君バンナナナって何?」
”バンナナナはえっと”ゴソゴソ”これこれこの紫の実だよ”
「わぁぉ毒っぽい………鑑定」
『バンナナナ:甲殻類の虫が好んで食べる実。猛毒がある。人間が食べると死ぬ。煮ても・焼いても・毒抜きしても食えない。喰うな。』
おぉぉ!!ンゴンゴ天然で?殺しに来てるの?猛毒じゃないの!さらっと進めてくるなんて!!恐ろしい虫!!私が次男の虫に戦慄していると、
トーさんは考えながら闇で長く太い先の尖った電柱みたいなのを作り上げ一言
「とりあえず串団子みたいに討伐すればいいか?」
おぉ容赦のかけらもない一言。
「ダンゴ虫さん兄弟~~~!逃げないと串刺しダンゴ虫三兄弟になっちゃうよ~」
ダンゴ虫たちは飛び上がり急いで山を登って逃げていった。
なんだったんだあの虫?
「三男だけ名前が「カロナアル」って変わってるのなんで?」
「三男だけワラジ虫だったからじゃないか?」
「ダンゴ虫三兄弟じゃなかったの?????」
衝撃を受けた私。不思議な虫のお話。
ーーー
~って事があって面白い体験をしたの。三男だけワラジ虫って謎だよね」
夜お兄ちゃんに通信して報告したら
『カナ?突っ込むところそこなの?』
呆れられた。
『ねぇ~カナ。三男の「カロナアル」は1匹だったんじゃないかな?だから「ダダン」と「ンゴンゴ」が兄弟として迎えてくれたんじゃない?まるで僕のように』
お兄ちゃんの言葉には目から鱗!あのダンゴ虫三兄弟にそんな感動秘話が!次会う事があれば優しくしよう。そうしよう!
翌日、頂上に着くと、見かけたダンゴ虫三兄弟。
山道から外れた広場で、まん丸になる練習していた。三男だけ、まん丸になるのが下手みたい。まぁ種類違うから仕方ないんだけど岩陰からそっと覗いていると、トーさんが昨日作った先端の尖った電柱みたいな棒を出す。私は慌てて昨日お兄ちゃんと話した内容を語ると、棒をしまってくれた。
私は昨日次男「ンゴンゴ」が食べたがっていた、梅干しの入ったおにぎりを大きな葉の上に出し、ダンゴ虫三兄弟に声をかけた。
「おはよ~~!昨日食べたがっていたおにぎり置いとくから仲良くお食べ~~!!」
”わぁ!ありがとう!うれしい~”
”吾輩たちは施しなのうけぬぞぉ!”
”兄者ご厚意ですから、むげにしない方が”
”ぐぅぅぅぅぅ……かたじけない人間よ。鍛錬後に頂くとするか”
長男と三男が上体を起こしぺこりとお辞儀をする。礼儀正しい!
その間に次男がおにぎりの元にシャカシャカやってきてパクリ
もぐもぐもぐ
パクリ
もぐもぐもぐ
パクリ
もぐもぐもぐ
さらっと全部食った次男。流石自分が一番次男だ。
そんな次男を見て長男と、三男は無言でフリーズ。少しすると何事もなかったように丸くなり………次男に突撃!!
やはり腹が立ったのかな?
そんなダンゴ虫三兄弟を横目にその場を後にした。
「世界って広いな。」
「ウハハ~」
「次はどんな不思議に出会うか楽しみだね。」
今日も我が家族はのんきに進む。
ダンゴ虫三兄弟のその後は知らない。
ちょっとした旅の閑話。
”吾輩はダンゴ虫である。
名前は「ダダン」長男である。
こいつは「ンゴンゴ」次男である。
最後に三男の「カロナアル」である。
我らダンゴ虫さん兄弟!!ジャジャン!!!”
「ほほう。もぐもぐダンゴ虫さんですか~もぐもぐもぐ。」
”なぜこやつらは潰れぬのだ!!”
”なぜ吾輩の進む道を阻むのだ!!!”
「こらカナメ、食べながらしゃべらない。口の中のモノが終わってからにしなさい」
「はーい」
「ウハハもおいしいか?」
「ウハハ♡」
”だからなぜこやつらは潰れぬのだ!!”
”進めぬ!進めぬぞ兄者!!!”
王都を出て3日。北に向かって進んだ途中の山。
トーさんに教えてもらった身体強化を使い、山登りをしていたら、いきなり上からゴロンゴロンと全長3m位ある巨大なボールが複数
転がってきた。ウハハがイラっとして結界を広げて止めたらボールじゃなくてダンゴ虫。そして絡まれています。当たり屋のような質の悪さ。
めんどくさいので無視してお昼休憩。
今日も快晴~お空は青いね~~気持ちいいね~
「空気がだいぶ冷たくなってきたから、防寒着の用意しないといけないね。」
「寒いか?ワイバーンの翼膜のマントは空調ばっちりなはずだが?」
「頭とか、顔とか結構冷たくなってきてる。」
「ウハハ被ればきっと温かいぞ?」
「そうなの?」
「ウ~ハハ!!」
「そっか♡じゃあお願いしようかな」
ほのぼの。
”イヤイヤほのぼのしてんじゃないよ!!君たち!!”
”吾輩たちの道をふさいで喧嘩打っておいて何ほのぼのと!!!”
”さっきのご飯美味しそう~~食べたいなぁ~~”
”ンゴンゴ!!何のんきな!”
良くしゃべるダンゴ虫だなぁ~。私はじっとダンゴ虫を見る。
「弟想いの長男~~~♪兄さん想いの三男~~~♪自分が一番次男~~~♪だ〇ご三兄弟」
”なっなぜ我が兄弟の特徴を言い当てたのだ!”
”兄者あいつは何者なんですか!!!”
”僕バンナナナあるからさっきのごはんと交換しようよ”
「カナメ?なんだその歌?ウハハが踊りだしたぞ」
私とトーさんの間でフルフル踊るウハハかわいい~
「私の世界の童謡。お団子食べる時孫とよく歌ってたの」
「へ~……団子ね…」
「え~っと次男のンゴンゴ君バンナナナって何?」
”バンナナナはえっと”ゴソゴソ”これこれこの紫の実だよ”
「わぁぉ毒っぽい………鑑定」
『バンナナナ:甲殻類の虫が好んで食べる実。猛毒がある。人間が食べると死ぬ。煮ても・焼いても・毒抜きしても食えない。喰うな。』
おぉぉ!!ンゴンゴ天然で?殺しに来てるの?猛毒じゃないの!さらっと進めてくるなんて!!恐ろしい虫!!私が次男の虫に戦慄していると、
トーさんは考えながら闇で長く太い先の尖った電柱みたいなのを作り上げ一言
「とりあえず串団子みたいに討伐すればいいか?」
おぉ容赦のかけらもない一言。
「ダンゴ虫さん兄弟~~~!逃げないと串刺しダンゴ虫三兄弟になっちゃうよ~」
ダンゴ虫たちは飛び上がり急いで山を登って逃げていった。
なんだったんだあの虫?
「三男だけ名前が「カロナアル」って変わってるのなんで?」
「三男だけワラジ虫だったからじゃないか?」
「ダンゴ虫三兄弟じゃなかったの?????」
衝撃を受けた私。不思議な虫のお話。
ーーー
~って事があって面白い体験をしたの。三男だけワラジ虫って謎だよね」
夜お兄ちゃんに通信して報告したら
『カナ?突っ込むところそこなの?』
呆れられた。
『ねぇ~カナ。三男の「カロナアル」は1匹だったんじゃないかな?だから「ダダン」と「ンゴンゴ」が兄弟として迎えてくれたんじゃない?まるで僕のように』
お兄ちゃんの言葉には目から鱗!あのダンゴ虫三兄弟にそんな感動秘話が!次会う事があれば優しくしよう。そうしよう!
翌日、頂上に着くと、見かけたダンゴ虫三兄弟。
山道から外れた広場で、まん丸になる練習していた。三男だけ、まん丸になるのが下手みたい。まぁ種類違うから仕方ないんだけど岩陰からそっと覗いていると、トーさんが昨日作った先端の尖った電柱みたいな棒を出す。私は慌てて昨日お兄ちゃんと話した内容を語ると、棒をしまってくれた。
私は昨日次男「ンゴンゴ」が食べたがっていた、梅干しの入ったおにぎりを大きな葉の上に出し、ダンゴ虫三兄弟に声をかけた。
「おはよ~~!昨日食べたがっていたおにぎり置いとくから仲良くお食べ~~!!」
”わぁ!ありがとう!うれしい~”
”吾輩たちは施しなのうけぬぞぉ!”
”兄者ご厚意ですから、むげにしない方が”
”ぐぅぅぅぅぅ……かたじけない人間よ。鍛錬後に頂くとするか”
長男と三男が上体を起こしぺこりとお辞儀をする。礼儀正しい!
その間に次男がおにぎりの元にシャカシャカやってきてパクリ
もぐもぐもぐ
パクリ
もぐもぐもぐ
パクリ
もぐもぐもぐ
さらっと全部食った次男。流石自分が一番次男だ。
そんな次男を見て長男と、三男は無言でフリーズ。少しすると何事もなかったように丸くなり………次男に突撃!!
やはり腹が立ったのかな?
そんなダンゴ虫三兄弟を横目にその場を後にした。
「世界って広いな。」
「ウハハ~」
「次はどんな不思議に出会うか楽しみだね。」
今日も我が家族はのんきに進む。
ダンゴ虫三兄弟のその後は知らない。
ちょっとした旅の閑話。
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