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旅と出会いと冒険と
64話 妖精の家のイケBOY ヴィーチェ君
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朝日が私の寝ているベットに光を届けてくれた。外はキラリキラリと昨日と比べ、妖精たちの光がずいぶん大人しい輝きに見える。昨夜、泣きすぎて腫れてしまった瞼が重く、顔を洗いすっきりしたくて私はベットから出た。
昨夜目が覚めたときに隣に居たトーさんは居ない。どこ行っちゃったのかな?
廊下にでて思う、此処はずいぶん温かい。窓から見える緑の葉も生き生きとしていて、新緑の季節のように思える。日本の春先からゴールデンウィーク位の過ごしやすい温かさと言えばわかりやすいかもしれない。
昨日迄居た街よりもずっと山間部の崖に立っているとは思えない温かさと緑の多さ。こういう季節は、縁側で外を見ながら珈琲やお茶を飲むのが良いなぁ。
立ち止まって窓の外を見ていると後ろから声をかけられた
「おはよう カナちゃん」
振り向くとそこには銀髪を一つにまとめ、動きやすいシャツ1枚と言った感じの軽装の姿のササさんが居た。肩には緑の色の妖精さんが止まっている
「おはようございます。さっちゃん」
「お顔どうしたの?目の周りが赤いよ、泣いちゃった?悪い夢でも見たの?」
矢継ぎ早に優しい質問をしてくるササさんに頬が緩み
「いえ、懐かしい夢を見て泣いてしまっただけです」
「もう大丈夫?」
「はい!!もちろんです」
私が元気に返事をするとササさんはニコニコしながら
「うるさい連中は昼食の食材の狩に外に出してるから、お茶のもうね」
「うるさい連中?」
「駄狼とクロちゃん。カナちゃんが中々起きてこないからソワソワ・ソワソワうっとうしくて叩き出したんだよ」
華奢な細腕のさっちゃんが大柄な狼さんとトーさんを叩きだすってどうやって?
「その細腕で?」
「ハリセンで叩いて、フフフフ」
ハリセン懐かしい響き…ハリセン?
私はさっちゃんを凝視してしまった…
落ち着け、トーさんと、聖女様に続きまさか…さっちゃんは首を傾げた
さっちゃんと珈琲片手にテラスで軽食。さっちゃんは緑茶が好きらしく、特に聖女さんから頂くものが群を抜いて好きなんだとか。なのでさっちゃんの笑顔を維持するために狼さんはいそいそと聖女さんのお願いを聞くらしい。
狼さん愛妻家すぎる。見直した!
さてハリセンの事は考えても仕方ないので聞いてみた。
「ハリセンについて教えて欲しい?」
「はい。」
「これは…何年前だろ?まぁとある貴族の男性から頂いたの。私、こう人が血を流すのを見るのが苦手で、でも魔法以外の自衛をしないといけないとき、親しくなった男性に相談すると、血を流さない武器を頂きました。音が大きいだけなんです。」
まぁ…突っ込みようの小道具だしね。その男性が転生者?もしくは転移者か
「あとこのハリセンで解呪や・浄化・心を落ち着ける光属性攻撃が出来ます。光の大精霊と契約中の私にはとても相性が良くて助かってます」
「ハリセンで突っ込みいれるついでに浄化とか…れっきとした武器になってる」
「その男性は、えーーーと何ていうお店だっけ、買ったって言っていました。」
私は目が点になってしまった。お店で買えるんだ…チート武器っぽいのに。異世界のお笑いの小道具が?異世界摩訶不思議
「そう!異なる世界の人間しか入れないお店と言うものがあるそうなんです。」
え?え?なにそれ?そんなのこの世界にあるの?
「カナちゃんも異なる世界から来たのですよね。ヴィーチェが言っていました」
私はびっくりした後、ゆっくり頷いたが…ん?っと思い首を傾げ
「ヴィーチェってどなたですか?」
さっちゃんは「あ!」ッという顔をして、虚空に向かって「ヴィーチェ来て」とつぶやくと、目の前には金髪金目のキラキラBOYが登場!!目がつぶれそうなキラキラ。お兄ちゃんより少し小柄のキランキランなイケBOYはニッコリ笑って
『昨日ぶり。うん。もう心配ないね。』
現れたイケBOYは私をじっと見てうんうんと頷く。
「はぁ…ヴィーチェ、ご挨拶は?しょうがない子だなぁ~カナちゃんこの子が私が契約している光の大精霊。この子のおかげでこの寒い場所にこの空間を作ることが出来ているんですよ。」
『うん。小さきもの達の拠り所がこの北の地には少ないから。がんばってみた。』
ヴィーチェと呼ばれる精霊様はさっちゃんにしっかり褒めてもらえるように頭をさっちゃんに向けながらに胸を張って主張した。器用な子だな。
「昨日調子を悪くして倒れたカナちゃんを見たのがヴィーチェ。」
『うん。君凄いよね。神の加護に、愛し子に、精霊の親友って、凄すぎだよね』
「私のはまぁおまけみたいなものなので」
『ねぇ~君の泉水生成のスキルで庭木に水を上げてよ。そしたら庭木も同胞も喜ぶから』
「水やりですか?良いですよ。群がられなければ」
『そうだね親御殿に怒られないように皆に伝えておくね』
トーさんがどうしたんだろう?さっちゃんもそうだねー的なお顔になってるし、寝てる間に何かしたの?とーさん
昨夜目が覚めたときに隣に居たトーさんは居ない。どこ行っちゃったのかな?
廊下にでて思う、此処はずいぶん温かい。窓から見える緑の葉も生き生きとしていて、新緑の季節のように思える。日本の春先からゴールデンウィーク位の過ごしやすい温かさと言えばわかりやすいかもしれない。
昨日迄居た街よりもずっと山間部の崖に立っているとは思えない温かさと緑の多さ。こういう季節は、縁側で外を見ながら珈琲やお茶を飲むのが良いなぁ。
立ち止まって窓の外を見ていると後ろから声をかけられた
「おはよう カナちゃん」
振り向くとそこには銀髪を一つにまとめ、動きやすいシャツ1枚と言った感じの軽装の姿のササさんが居た。肩には緑の色の妖精さんが止まっている
「おはようございます。さっちゃん」
「お顔どうしたの?目の周りが赤いよ、泣いちゃった?悪い夢でも見たの?」
矢継ぎ早に優しい質問をしてくるササさんに頬が緩み
「いえ、懐かしい夢を見て泣いてしまっただけです」
「もう大丈夫?」
「はい!!もちろんです」
私が元気に返事をするとササさんはニコニコしながら
「うるさい連中は昼食の食材の狩に外に出してるから、お茶のもうね」
「うるさい連中?」
「駄狼とクロちゃん。カナちゃんが中々起きてこないからソワソワ・ソワソワうっとうしくて叩き出したんだよ」
華奢な細腕のさっちゃんが大柄な狼さんとトーさんを叩きだすってどうやって?
「その細腕で?」
「ハリセンで叩いて、フフフフ」
ハリセン懐かしい響き…ハリセン?
私はさっちゃんを凝視してしまった…
落ち着け、トーさんと、聖女様に続きまさか…さっちゃんは首を傾げた
さっちゃんと珈琲片手にテラスで軽食。さっちゃんは緑茶が好きらしく、特に聖女さんから頂くものが群を抜いて好きなんだとか。なのでさっちゃんの笑顔を維持するために狼さんはいそいそと聖女さんのお願いを聞くらしい。
狼さん愛妻家すぎる。見直した!
さてハリセンの事は考えても仕方ないので聞いてみた。
「ハリセンについて教えて欲しい?」
「はい。」
「これは…何年前だろ?まぁとある貴族の男性から頂いたの。私、こう人が血を流すのを見るのが苦手で、でも魔法以外の自衛をしないといけないとき、親しくなった男性に相談すると、血を流さない武器を頂きました。音が大きいだけなんです。」
まぁ…突っ込みようの小道具だしね。その男性が転生者?もしくは転移者か
「あとこのハリセンで解呪や・浄化・心を落ち着ける光属性攻撃が出来ます。光の大精霊と契約中の私にはとても相性が良くて助かってます」
「ハリセンで突っ込みいれるついでに浄化とか…れっきとした武器になってる」
「その男性は、えーーーと何ていうお店だっけ、買ったって言っていました。」
私は目が点になってしまった。お店で買えるんだ…チート武器っぽいのに。異世界のお笑いの小道具が?異世界摩訶不思議
「そう!異なる世界の人間しか入れないお店と言うものがあるそうなんです。」
え?え?なにそれ?そんなのこの世界にあるの?
「カナちゃんも異なる世界から来たのですよね。ヴィーチェが言っていました」
私はびっくりした後、ゆっくり頷いたが…ん?っと思い首を傾げ
「ヴィーチェってどなたですか?」
さっちゃんは「あ!」ッという顔をして、虚空に向かって「ヴィーチェ来て」とつぶやくと、目の前には金髪金目のキラキラBOYが登場!!目がつぶれそうなキラキラ。お兄ちゃんより少し小柄のキランキランなイケBOYはニッコリ笑って
『昨日ぶり。うん。もう心配ないね。』
現れたイケBOYは私をじっと見てうんうんと頷く。
「はぁ…ヴィーチェ、ご挨拶は?しょうがない子だなぁ~カナちゃんこの子が私が契約している光の大精霊。この子のおかげでこの寒い場所にこの空間を作ることが出来ているんですよ。」
『うん。小さきもの達の拠り所がこの北の地には少ないから。がんばってみた。』
ヴィーチェと呼ばれる精霊様はさっちゃんにしっかり褒めてもらえるように頭をさっちゃんに向けながらに胸を張って主張した。器用な子だな。
「昨日調子を悪くして倒れたカナちゃんを見たのがヴィーチェ。」
『うん。君凄いよね。神の加護に、愛し子に、精霊の親友って、凄すぎだよね』
「私のはまぁおまけみたいなものなので」
『ねぇ~君の泉水生成のスキルで庭木に水を上げてよ。そしたら庭木も同胞も喜ぶから』
「水やりですか?良いですよ。群がられなければ」
『そうだね親御殿に怒られないように皆に伝えておくね』
トーさんがどうしたんだろう?さっちゃんもそうだねー的なお顔になってるし、寝てる間に何かしたの?とーさん
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