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第6章 太陽の聖女と星の聖女
第237話 ロレッタさんのお願い?
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翌朝。
昨日はロレッタさんが居て少し驚いたけど、薬師の試験に向けて、夕食の後にしっかりおさらいをしておいた。
そして、いよいよ今日……試験を受ける事になる。
冒険者ギルドは試験を受けなくても登録できるから、何気に子供の頃以来かも。
まぁ薬師ギルドも、普通にE級から登録すれば、試験とかは無いと思うんだけどね。
そんな事を考えながら朝食を作り、みんなで食べていると、突然ロレッタさんが真剣な表情で私を見つめてくる。
「アニエスさん! すみません。折り入って、お願いがあります!」
「あ、わかりましたー! ちょっと待ってくださいね……はい、どうぞ」
ロレッタさんの器にスープを注ぐと、どういう訳か不思議そうな表情を浮かべられてしまった。
「……あの。これは?」
「あ、すみません。おかわりが足りなかったですか?」
「お姉ちゃん! ボクもおかわりー! このコーンのポタージュ、美味しいねー!」
ロレッタさんに便乗してコリンもポタージュをおかわりすると、子狐型のイナリも便乗する。
『我は肉が欲しいのだ』
とりあえずイナリは野菜も食べないとダメなので、レタスも一緒にお皿へ乗せると、上がっていた尻尾が床に落ち……でも、ちゃんとレタスも一緒に食べていた。
「あの、アニエスさん。私はおかわりの話ではないんです」
「あ、すみません。お茶でしたか」
「いえ、ご飯の話ではなくて……アニエスさんは、これからどちらへ向かわれるのでしょうか」
「私ですか? 今日はこれから薬師ギルドの試験を受けに行くんです」
「え!? 試験!?」
「はい。この家の持ち主のソフィアさん……S級薬師の方に、受けるように言われて、これまで勉強もしてきたので」
質問に答えると、ロレッタさんが申し訳なさそうな表情を浮かべ、慌てて頭を下げる。
「そ、そんな大切な時に来てしまい、すみません」
「いえ、大丈夫ですよ。それに、私が試験を受けるなんて、知らなくて当然ですし」
「えっと、試験が終わるまで待っておりますので、改めて先程のお願いについてお話しさせていただけないでしょうか」
そう言って、ロレッタさんが真っすぐに私の目を見つめてくる。
うーん。ロレッタさんのお願いって何だろう。
この家に住まわせて欲しいっていうお願いだと、私に判断出来ないから、ソフィアさんに聞かないと……でも、ずっと空き家にしておくよりかは、ロレッタさんに住んでもらった方が良い気もする。
とりあえず、試験が終わるまで待ってくれるみたいだし、後で話を聞いて、内容によってはソフィアさんに手紙を出せば良いかな。
「わかりました。では、試験が終わるまで待っていてくれますか? それくらいなら、この家を使っていただいても大丈夫だと思いますし」
「ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えて待たせていただきますね」
再び頭を下げるロレッタさんへ気にしないようにと話し、私はギルドへ行く準備をする。
「コリンはどうする? 一緒に来ても、待つだけだと思うけど」
「うーん。じゃあ、ボクは冒険者ギルドで情報収集しておこうかな」
『なるほど。そういう事であれば、我もコリンと一緒に行こう』
という訳で、いよいよ薬師試験の受験となった。
昨日はロレッタさんが居て少し驚いたけど、薬師の試験に向けて、夕食の後にしっかりおさらいをしておいた。
そして、いよいよ今日……試験を受ける事になる。
冒険者ギルドは試験を受けなくても登録できるから、何気に子供の頃以来かも。
まぁ薬師ギルドも、普通にE級から登録すれば、試験とかは無いと思うんだけどね。
そんな事を考えながら朝食を作り、みんなで食べていると、突然ロレッタさんが真剣な表情で私を見つめてくる。
「アニエスさん! すみません。折り入って、お願いがあります!」
「あ、わかりましたー! ちょっと待ってくださいね……はい、どうぞ」
ロレッタさんの器にスープを注ぐと、どういう訳か不思議そうな表情を浮かべられてしまった。
「……あの。これは?」
「あ、すみません。おかわりが足りなかったですか?」
「お姉ちゃん! ボクもおかわりー! このコーンのポタージュ、美味しいねー!」
ロレッタさんに便乗してコリンもポタージュをおかわりすると、子狐型のイナリも便乗する。
『我は肉が欲しいのだ』
とりあえずイナリは野菜も食べないとダメなので、レタスも一緒にお皿へ乗せると、上がっていた尻尾が床に落ち……でも、ちゃんとレタスも一緒に食べていた。
「あの、アニエスさん。私はおかわりの話ではないんです」
「あ、すみません。お茶でしたか」
「いえ、ご飯の話ではなくて……アニエスさんは、これからどちらへ向かわれるのでしょうか」
「私ですか? 今日はこれから薬師ギルドの試験を受けに行くんです」
「え!? 試験!?」
「はい。この家の持ち主のソフィアさん……S級薬師の方に、受けるように言われて、これまで勉強もしてきたので」
質問に答えると、ロレッタさんが申し訳なさそうな表情を浮かべ、慌てて頭を下げる。
「そ、そんな大切な時に来てしまい、すみません」
「いえ、大丈夫ですよ。それに、私が試験を受けるなんて、知らなくて当然ですし」
「えっと、試験が終わるまで待っておりますので、改めて先程のお願いについてお話しさせていただけないでしょうか」
そう言って、ロレッタさんが真っすぐに私の目を見つめてくる。
うーん。ロレッタさんのお願いって何だろう。
この家に住まわせて欲しいっていうお願いだと、私に判断出来ないから、ソフィアさんに聞かないと……でも、ずっと空き家にしておくよりかは、ロレッタさんに住んでもらった方が良い気もする。
とりあえず、試験が終わるまで待ってくれるみたいだし、後で話を聞いて、内容によってはソフィアさんに手紙を出せば良いかな。
「わかりました。では、試験が終わるまで待っていてくれますか? それくらいなら、この家を使っていただいても大丈夫だと思いますし」
「ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えて待たせていただきますね」
再び頭を下げるロレッタさんへ気にしないようにと話し、私はギルドへ行く準備をする。
「コリンはどうする? 一緒に来ても、待つだけだと思うけど」
「うーん。じゃあ、ボクは冒険者ギルドで情報収集しておこうかな」
『なるほど。そういう事であれば、我もコリンと一緒に行こう』
という訳で、いよいよ薬師試験の受験となった。
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