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第6章 太陽の聖女と星の聖女
第238話 A級薬師試験
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「筆記用具は持ったし、薬作りに使う器具……は流石に持てないから借りるとして、身分証の冒険者カードは勿論持っているから、大丈夫ね」
普段はイナリの異空間収納で荷物を運んでもらっているけど、今日は別行動なので、最低限必要な物を持って、ソフィアさんの屋敷を出る。
「お姉ちゃん、頑張ってね」
「アニエスさん。頑張ってください」
『アニエスであれば大丈夫であろう。落ち着いて受けてくるのだ』
コリンとロレッタさんに、子狐姿のイナリに見送られ、大通りを歩いて薬師ギルドへ。
何気に、フランセーズの薬師ギルドへやってきたのは初めてね。
大通りの冒険者ギルドから少し離れた場所にあるのは知っていたけれど、入った事がなかった建物へ。
「いらっしゃいませ。本日はどのような御用件でしょうか」
「あの、S級薬師のソフィアさんの紹介で、試験を受けに来たんですが……」
「……もしかして、アニエス・デュボアさんですか?」
「はい、そうです」
「……少しお待ちください」
薬師ギルドへ入ると、受付の女性が笑顔で出迎えてくれて……何故か険しい表情を浮かべて奥へと消える。
もしかして、A級薬師への飛び級試験を受ける人が少なくて、滅多にない事だから困惑しているのかな?
少し待っていると、奥から先程の受付の女性と、新たに二人の男女が姿を現した。
「アニエスさん、初めまして。私はこの薬師ギルドの長を勤めている者です。そしてこちらが、私と一緒に本日の試験監督を務めさせていただく、A級薬師のギュスターヴです」
「ギュスターヴだ。よろしく頼む」
「アニエスです。本日はよろしくお願いいたします」
ギルドの長、ギルドマスターさんもギュスターヴさんも、共に四十歳くらいかな?
どちらも、笑顔を浮かべながらも、目に力が籠っているというか、目が笑っていないというか……穏やかに話しつつも、私の一挙手一投足を見逃さないといったように思える。
うぅ……これは、もう試験が始まっているっていう事?
確か、筆記試験と実技試験と面接……だったかな? 頑張らなきゃ。
「では、早速試験を始めたいと思うのですが、アニエスさんの準備は宜しいですか?」
「はい。大丈夫です……あ、いつも薬を作っている時に使っている器具は家に置いてきたんですけど、そちらはお借り出来ますか?」
「えぇ、もちろん。それでは、筆記試験から始めますので、こちらへどうぞ」
そう言って、奥の小さな部屋へ。
机と椅子だけが用意された小さな部屋に入ると、ギルドマスターさんとギュスターヴさんが、私を挟むようにして対角線上の隅へ。
流石はA級の試験ね。試験が終わるまで、斜め前と斜め後ろから不正がないか監視されるんだ。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
椅子に座ると、小さな冊子と一枚の用紙が渡される。
……もしかして、この冊子が試験問題なの!? 物凄く問題数が多そう!
「それでは、今からA級薬師試験の筆記試験を始めます。制限時間は、こちらの砂時計が落ち切るまでです。では……始めっ!」
えっ!? いきなり始まった!?
まずは落ち着いて冊子に目を向け……問題数が九十問!?
が、頑張ろう……。
普段はイナリの異空間収納で荷物を運んでもらっているけど、今日は別行動なので、最低限必要な物を持って、ソフィアさんの屋敷を出る。
「お姉ちゃん、頑張ってね」
「アニエスさん。頑張ってください」
『アニエスであれば大丈夫であろう。落ち着いて受けてくるのだ』
コリンとロレッタさんに、子狐姿のイナリに見送られ、大通りを歩いて薬師ギルドへ。
何気に、フランセーズの薬師ギルドへやってきたのは初めてね。
大通りの冒険者ギルドから少し離れた場所にあるのは知っていたけれど、入った事がなかった建物へ。
「いらっしゃいませ。本日はどのような御用件でしょうか」
「あの、S級薬師のソフィアさんの紹介で、試験を受けに来たんですが……」
「……もしかして、アニエス・デュボアさんですか?」
「はい、そうです」
「……少しお待ちください」
薬師ギルドへ入ると、受付の女性が笑顔で出迎えてくれて……何故か険しい表情を浮かべて奥へと消える。
もしかして、A級薬師への飛び級試験を受ける人が少なくて、滅多にない事だから困惑しているのかな?
少し待っていると、奥から先程の受付の女性と、新たに二人の男女が姿を現した。
「アニエスさん、初めまして。私はこの薬師ギルドの長を勤めている者です。そしてこちらが、私と一緒に本日の試験監督を務めさせていただく、A級薬師のギュスターヴです」
「ギュスターヴだ。よろしく頼む」
「アニエスです。本日はよろしくお願いいたします」
ギルドの長、ギルドマスターさんもギュスターヴさんも、共に四十歳くらいかな?
どちらも、笑顔を浮かべながらも、目に力が籠っているというか、目が笑っていないというか……穏やかに話しつつも、私の一挙手一投足を見逃さないといったように思える。
うぅ……これは、もう試験が始まっているっていう事?
確か、筆記試験と実技試験と面接……だったかな? 頑張らなきゃ。
「では、早速試験を始めたいと思うのですが、アニエスさんの準備は宜しいですか?」
「はい。大丈夫です……あ、いつも薬を作っている時に使っている器具は家に置いてきたんですけど、そちらはお借り出来ますか?」
「えぇ、もちろん。それでは、筆記試験から始めますので、こちらへどうぞ」
そう言って、奥の小さな部屋へ。
机と椅子だけが用意された小さな部屋に入ると、ギルドマスターさんとギュスターヴさんが、私を挟むようにして対角線上の隅へ。
流石はA級の試験ね。試験が終わるまで、斜め前と斜め後ろから不正がないか監視されるんだ。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
椅子に座ると、小さな冊子と一枚の用紙が渡される。
……もしかして、この冊子が試験問題なの!? 物凄く問題数が多そう!
「それでは、今からA級薬師試験の筆記試験を始めます。制限時間は、こちらの砂時計が落ち切るまでです。では……始めっ!」
えっ!? いきなり始まった!?
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が、頑張ろう……。
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