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第四章 最強編
第150話 事後処理
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俺はダイス・ロコイサーが気を失って後ろに倒れた後、呼吸と脈を確認した。
彼はちゃんと生きていた。
賭け金はお互いの身の安全の保証と、相手の望みを一つ聞くこと。たとえダイス・ロコイサーが死んでいたとしても、それは決着前のことなのでゲームのルール違反にはならないが、決着後である現時点では彼を殺したり傷つける行為はできない。
さて、何を望もうか?
ダイス・ロコイサーには俺にマーリンとの盟約を解除させるという明確な目的があった。だが、俺が彼に望むことは何もない。
闇道具であろう封魂の箱は彼に望むまでもなく、彼の意識がないうちに勝手に没収した。破壊せずに自分が使うという選択肢を選んだ。奪われて自分が封魂される可能性もゼロではないし、自分が使うにしても闇道具には使用者に何らかの代償が降りかかるため、持っているだけでもリスクはある。だが、この箱は俺にとって必要なものだと感じた。
俺は基本的に闇道具を見つけたら破壊すると決めていた。しかし、代償を支払ってでも使うべき場面が来そうなものもある。だから闇雲に闇道具を破壊する方針はやめて、今後は闇道具を破壊するか所有するかを慎重に検討して決めることにした。
これまでの闇道具は、ミコスリハンなどキナイ組合長が持っていたものはすべて破壊した。エース大統領の細剣ムニキスは壊さずに引き取った。
そして、ダイス・ロコイサーの封魂の箱は所有を選択した。
「マーリン!」
後方でキーラの叫び声が聞こえた。
振り返って確認すると、マーリンが動けるようになって、ベッドの上で上体を起こしたところだった。
「マーリン、大丈夫か?」
「うん」
俺がマーリンの元へ駆け寄るが、キーラがすぐにマーリンを抱きしめたので、マーリンもキーラの背にそっと手を回した。
動きは弱々しく、まだ全快はしていないようだ。
「二人とも部屋に戻って休め。俺はコイツを処理する」
「処理って、殺すの?」
キーラは不安そうに上目遣いで訊いてきた。
マーリンはキーラの胸に顔を埋めたままだ。
「いや、賭け金に互いの身の安全の保証が含まれているから、俺はコイツを殺すことができない。元々殺すつもりもないがな。俺はこいつに懲役刑を科すつもりだ」
「そう……それはいいと思うわ」
俺はキーラとマーリンをキーラの部屋まで送り届けて、自分の部屋まで戻ってきた。その間、念のためにダイス・ロコイサーを空気で拘束していたが、彼はまだ目を覚ましていなかった。
痺れを切らした俺は、コップに水を注いできて、ダイス・ロコイサーの顔の上でゆっくりと傾けた。
細い紐のように垂直な線をなす水は、ダイス・ロコイサーの鼻頭をはじめとして目蓋や唇、頬を順に刺激し、最終的には鼻孔に集中して垂らされた。
「ゴボッ!! ゴホッ、ゲホッ!」
ダイス・ロコイサーは目を閉じたまま、右肘を着いて半端に起こした上体を支えた。頭を振って左手で顔に着いた水を拭うと、目をしばたたかせてからこちらを見た。
「何だ?」
「何だ、じゃねーよ。おまえはゲームに負けて気絶したんだよ」
「この私が……負け……」
ようやく気絶前のことを思い出し、状況を把握しつつあるようだ。混乱という水面に垂らされた絵の具のように落胆と絶望の色がじんわりと広がっていく。
「言っておくが、ゲス・エスト、お互いの身の安全は保証されているから、私を殺すことはできないぞ!」
「どいつもこいつも俺を殺人鬼みたいに言いやがって。俺は最初からおまえを殺すつもりなんてねーよ。おまえの身の安全は保証する。ただ、その上で何でも一つ望みを聞いてもらうぞ」
「ああ、もちろんだ。そういうルールだったからな」
ギャンブルにおいて、決着が着いてからのゴネは御法度だ。賭け金に納得がいかないのならば、ギャンブルを始める前に交渉しなければならないし、合意してギャンブルを始めたのなら、その賭け金は必ず払わなければならない。
ギャンブラーゆえにその点は重々承知しているだろう。ポーカーフェイスが崩れて敬語というメッキが剥がれたいまでも、彼はギャンブラーに変わりない。
「では俺がおまえに望むただ一つのことを言うぞ。それは――」
ダイス・ロコイサーは喉を鳴らし、俺の顔を凝視した。クイズに回答した結果の開示を待つ者の顔をしている。瞬きを忘れた眼は充血していき、額に汗が浮かび、強張らせた頬がピクピクと微弱な動きを見せている。
「帝国の監獄・ザメインで一生を過ごせ」
彼にはまったくの予想外な要求だったことだろう。ポカンと口を開けて固まってしまった。何でも望みを聞かせられるというのに、俺にはなんのメリットもない要求。そんな要求をするなんて、彼にとってはとうてい理解できないことだろう。
ダイス・ロコイサーは声を出そうとするも切れぎれになったため、咳払いをして気を持ち直した。
「そんな馬鹿な! 一生だと!? 重すぎるだろ!!」
「一度でも人の魂を抜いた罪が軽いわけないだろうが」
俺は見下すような視線で、声に怒気も含めてそう返した。
だがダイス・ロコイサーは引き下がらない。
「魂は戻したじゃないか!」
「俺に言われたからな。それと、おまえが勝った場合の望みはマーリンから声を奪うことにつながるものだった。未遂とはいえ、これも重い罪だ」
「声と人生とでは重みが違いすぎる!」
彼にとってはとても受け入れられる内容でないことは分かっている。
だがこれもルールの範囲内のやりとりだ。
「ゲスを舐めんなよ。俺みたいなゲス野郎を相手に、何でも望みを聞かせる権利を賭けるなんて馬鹿な真似をやった報いだ。俺はおまえに反省する機会を与えない。ただ後悔するだけの機会しか与えない」
「あのザメインだろ? あんたがそんなことを言ったって、帝国が受け入れてくれるもんか」
「受け入れさせるんだよ。おまえ、言ったよな。俺なら世界を支配できるって。支配すれば、都合のいいときに国民の誰かに好きなことを命令することもできるって。実はな、俺は一度、帝国を攻め落としているんだよ。俺が攻め入れば帝国を滅ぼせることは実証済みだ。何より帝国にとっての俺は、内部に暗躍するマジックイーターを一掃した恩人でもあるんだ。だから俺が開けろって言えば、難攻不落の大監獄だろうと開けてくれるだろうさ」
「そんな……馬鹿な……」
「ああ、まったくだ。本当に馬鹿だよ、おまえはな。おまえの最大の敗因は、下調べした情報から正確なリスクの分析ができなかったことだ。情報は集めても活用できなければ意味がない」
夜が明けて、俺は学院の授業をサボって帝国へ飛んだ。
現皇帝であるリーン・リッヒに話を通し、監獄・ザメインにダイス・ロコイサーをぶち込んだ。
帰り際にふと思いついて、キナイ組合長の房を覗きに行った。いや、行こうとした。
だが止められたのだ。顕現したエアに。
エアの瞳が銀色に輝き、かつて一度だけ聞いた覚えのある少年の声で俺に語りかけてきた。
「無理にでも行くというのなら止めない。けれど、もしアレを見てしまったら、君の心は自責の念で潰れてしまうよ」
「自責の念? 俺は何も……」
「忠告したはずだよ。アレを育ててはいけないと」
「キナイ組合長は死んだのか?」
「生きているよ。生きているはずのない状態で、その状態ゆえの苦痛を感じつづけている。彼は自分で死ぬことができなくなってしまった。もちろん、君に殺すこともできない」
「…………」
あんたなら殺せるのか? だったらあんたが殺して救ってやればいい。それができない事情があるのか? それはアレに関係する事情なのか? そういったことを詰問したいが、察しがついているこいつの正体のことを考えると、質問責めにできる相手ではない。
「君の考えていることは分かる。その上で忠告する。このまま立ち去りなさい」
その言葉を最後に、銀色に輝くエアの瞳は光を失い、通常の黒い瞳に戻った。幼そうな少年の声も、空気のような清廉な声に変わった。
「エスト、帰ろう。こうして直接語りかけてくるのって、よっぽどのことだよ」
「おまえはどこまで把握しているんだ? 声や体を貸しているとき、おまえは意識を保っているよな? さっきの奴のことをどこまで認識できているんだ?」
「エスト、帰ろう……」
エアの目は、俺が小さいころに何度も見た種類のものだった。
俺が納得のいかないことをしつこく父親に抗議していると、母親が俺の両肩を掴み、目線を同じ高さに合わせ、俺の目をジッと見てゆっくりとした口調でたしなめてくる。そうされると、母親の言葉は頭に入ってこず、ただ従うしかないと感じさせられる。自分は何も悪くないはずなのに罪悪感を抱かせられる。そんな目だった。
「……分かった」
俺が答えると、エアは無言のままスゥッと消えた。
俺は無心を努め、帰宅の空路を飛ばした。
彼はちゃんと生きていた。
賭け金はお互いの身の安全の保証と、相手の望みを一つ聞くこと。たとえダイス・ロコイサーが死んでいたとしても、それは決着前のことなのでゲームのルール違反にはならないが、決着後である現時点では彼を殺したり傷つける行為はできない。
さて、何を望もうか?
ダイス・ロコイサーには俺にマーリンとの盟約を解除させるという明確な目的があった。だが、俺が彼に望むことは何もない。
闇道具であろう封魂の箱は彼に望むまでもなく、彼の意識がないうちに勝手に没収した。破壊せずに自分が使うという選択肢を選んだ。奪われて自分が封魂される可能性もゼロではないし、自分が使うにしても闇道具には使用者に何らかの代償が降りかかるため、持っているだけでもリスクはある。だが、この箱は俺にとって必要なものだと感じた。
俺は基本的に闇道具を見つけたら破壊すると決めていた。しかし、代償を支払ってでも使うべき場面が来そうなものもある。だから闇雲に闇道具を破壊する方針はやめて、今後は闇道具を破壊するか所有するかを慎重に検討して決めることにした。
これまでの闇道具は、ミコスリハンなどキナイ組合長が持っていたものはすべて破壊した。エース大統領の細剣ムニキスは壊さずに引き取った。
そして、ダイス・ロコイサーの封魂の箱は所有を選択した。
「マーリン!」
後方でキーラの叫び声が聞こえた。
振り返って確認すると、マーリンが動けるようになって、ベッドの上で上体を起こしたところだった。
「マーリン、大丈夫か?」
「うん」
俺がマーリンの元へ駆け寄るが、キーラがすぐにマーリンを抱きしめたので、マーリンもキーラの背にそっと手を回した。
動きは弱々しく、まだ全快はしていないようだ。
「二人とも部屋に戻って休め。俺はコイツを処理する」
「処理って、殺すの?」
キーラは不安そうに上目遣いで訊いてきた。
マーリンはキーラの胸に顔を埋めたままだ。
「いや、賭け金に互いの身の安全の保証が含まれているから、俺はコイツを殺すことができない。元々殺すつもりもないがな。俺はこいつに懲役刑を科すつもりだ」
「そう……それはいいと思うわ」
俺はキーラとマーリンをキーラの部屋まで送り届けて、自分の部屋まで戻ってきた。その間、念のためにダイス・ロコイサーを空気で拘束していたが、彼はまだ目を覚ましていなかった。
痺れを切らした俺は、コップに水を注いできて、ダイス・ロコイサーの顔の上でゆっくりと傾けた。
細い紐のように垂直な線をなす水は、ダイス・ロコイサーの鼻頭をはじめとして目蓋や唇、頬を順に刺激し、最終的には鼻孔に集中して垂らされた。
「ゴボッ!! ゴホッ、ゲホッ!」
ダイス・ロコイサーは目を閉じたまま、右肘を着いて半端に起こした上体を支えた。頭を振って左手で顔に着いた水を拭うと、目をしばたたかせてからこちらを見た。
「何だ?」
「何だ、じゃねーよ。おまえはゲームに負けて気絶したんだよ」
「この私が……負け……」
ようやく気絶前のことを思い出し、状況を把握しつつあるようだ。混乱という水面に垂らされた絵の具のように落胆と絶望の色がじんわりと広がっていく。
「言っておくが、ゲス・エスト、お互いの身の安全は保証されているから、私を殺すことはできないぞ!」
「どいつもこいつも俺を殺人鬼みたいに言いやがって。俺は最初からおまえを殺すつもりなんてねーよ。おまえの身の安全は保証する。ただ、その上で何でも一つ望みを聞いてもらうぞ」
「ああ、もちろんだ。そういうルールだったからな」
ギャンブルにおいて、決着が着いてからのゴネは御法度だ。賭け金に納得がいかないのならば、ギャンブルを始める前に交渉しなければならないし、合意してギャンブルを始めたのなら、その賭け金は必ず払わなければならない。
ギャンブラーゆえにその点は重々承知しているだろう。ポーカーフェイスが崩れて敬語というメッキが剥がれたいまでも、彼はギャンブラーに変わりない。
「では俺がおまえに望むただ一つのことを言うぞ。それは――」
ダイス・ロコイサーは喉を鳴らし、俺の顔を凝視した。クイズに回答した結果の開示を待つ者の顔をしている。瞬きを忘れた眼は充血していき、額に汗が浮かび、強張らせた頬がピクピクと微弱な動きを見せている。
「帝国の監獄・ザメインで一生を過ごせ」
彼にはまったくの予想外な要求だったことだろう。ポカンと口を開けて固まってしまった。何でも望みを聞かせられるというのに、俺にはなんのメリットもない要求。そんな要求をするなんて、彼にとってはとうてい理解できないことだろう。
ダイス・ロコイサーは声を出そうとするも切れぎれになったため、咳払いをして気を持ち直した。
「そんな馬鹿な! 一生だと!? 重すぎるだろ!!」
「一度でも人の魂を抜いた罪が軽いわけないだろうが」
俺は見下すような視線で、声に怒気も含めてそう返した。
だがダイス・ロコイサーは引き下がらない。
「魂は戻したじゃないか!」
「俺に言われたからな。それと、おまえが勝った場合の望みはマーリンから声を奪うことにつながるものだった。未遂とはいえ、これも重い罪だ」
「声と人生とでは重みが違いすぎる!」
彼にとってはとても受け入れられる内容でないことは分かっている。
だがこれもルールの範囲内のやりとりだ。
「ゲスを舐めんなよ。俺みたいなゲス野郎を相手に、何でも望みを聞かせる権利を賭けるなんて馬鹿な真似をやった報いだ。俺はおまえに反省する機会を与えない。ただ後悔するだけの機会しか与えない」
「あのザメインだろ? あんたがそんなことを言ったって、帝国が受け入れてくれるもんか」
「受け入れさせるんだよ。おまえ、言ったよな。俺なら世界を支配できるって。支配すれば、都合のいいときに国民の誰かに好きなことを命令することもできるって。実はな、俺は一度、帝国を攻め落としているんだよ。俺が攻め入れば帝国を滅ぼせることは実証済みだ。何より帝国にとっての俺は、内部に暗躍するマジックイーターを一掃した恩人でもあるんだ。だから俺が開けろって言えば、難攻不落の大監獄だろうと開けてくれるだろうさ」
「そんな……馬鹿な……」
「ああ、まったくだ。本当に馬鹿だよ、おまえはな。おまえの最大の敗因は、下調べした情報から正確なリスクの分析ができなかったことだ。情報は集めても活用できなければ意味がない」
夜が明けて、俺は学院の授業をサボって帝国へ飛んだ。
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帰り際にふと思いついて、キナイ組合長の房を覗きに行った。いや、行こうとした。
だが止められたのだ。顕現したエアに。
エアの瞳が銀色に輝き、かつて一度だけ聞いた覚えのある少年の声で俺に語りかけてきた。
「無理にでも行くというのなら止めない。けれど、もしアレを見てしまったら、君の心は自責の念で潰れてしまうよ」
「自責の念? 俺は何も……」
「忠告したはずだよ。アレを育ててはいけないと」
「キナイ組合長は死んだのか?」
「生きているよ。生きているはずのない状態で、その状態ゆえの苦痛を感じつづけている。彼は自分で死ぬことができなくなってしまった。もちろん、君に殺すこともできない」
「…………」
あんたなら殺せるのか? だったらあんたが殺して救ってやればいい。それができない事情があるのか? それはアレに関係する事情なのか? そういったことを詰問したいが、察しがついているこいつの正体のことを考えると、質問責めにできる相手ではない。
「君の考えていることは分かる。その上で忠告する。このまま立ち去りなさい」
その言葉を最後に、銀色に輝くエアの瞳は光を失い、通常の黒い瞳に戻った。幼そうな少年の声も、空気のような清廉な声に変わった。
「エスト、帰ろう。こうして直接語りかけてくるのって、よっぽどのことだよ」
「おまえはどこまで把握しているんだ? 声や体を貸しているとき、おまえは意識を保っているよな? さっきの奴のことをどこまで認識できているんだ?」
「エスト、帰ろう……」
エアの目は、俺が小さいころに何度も見た種類のものだった。
俺が納得のいかないことをしつこく父親に抗議していると、母親が俺の両肩を掴み、目線を同じ高さに合わせ、俺の目をジッと見てゆっくりとした口調でたしなめてくる。そうされると、母親の言葉は頭に入ってこず、ただ従うしかないと感じさせられる。自分は何も悪くないはずなのに罪悪感を抱かせられる。そんな目だった。
「……分かった」
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