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最終章 狂酔編
第247話 憎悪に塗れ、怨嗟に溺れ、不義理を尽くす
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かつてリオン帝国軍は世界全土を制圧する勢いで他国に侵攻し、粒ぞろいの武力が猛威を奮っていた。
帝国軍人たちは一人ひとりが日々鍛錬に明け暮れていた。
いっさいの甘えなく、妥協も許さず、ストイックに己の肉体を鍛え、技術を磨き、その過程で精神も鋼のごとく強くなった。
リオン帝国が領土拡大をパッタリとやめてからは、軍人の軍事力としての純度は落ちた。
しかしそれでも、リオン帝国軍は他国のどんな組織よりも強力な武力であり、剛健な肉体には健全な精神が宿っていた。
そしていま、帝国全土で狂気に堕ちた国民たちが、自分の周りの大切な人や物を傷つけ破壊しているが、そんな彼らを帝国軍が瞬く間に制圧していく。
狂気への抵抗力のある軍人が多く存在するリオン帝国は、世界でいちばん狂気の収束が早いかに思われた。
だが国民が宿していた狂気は軍人たちに移っていた。彼らに本来降りかかっていた狂気に国民の狂気が合わさり、狂気の濃度が二倍となる。人によっては三倍、四倍と濃くなっていく。
それでも彼らは正気を保っていた。ただ、優秀な兵士ほど多くの人を助け、その分だけ多くの狂気を抱え込む。
すると臨界点を超える者が現われる。
彼らの信じるものが、少しずつ崩れていく。
「おい、おまえ、何してる!」
信頼する仲間への疑念。それがリオン帝国軍人の狂気の現われ方だった。
彼らはともに苦境を乗り越えてきた仲間を厚く信頼しているが、それを狂気が壊す。
「何って、何もしてない!」
「そうは見えないぞ。さては狂気に堕ちたな? 犠牲者が出る前に俺がおまえを始末してやる!」
「正常な俺を疑うな。狂気に堕ちたのはおまえだろ。正当防衛だ。やられる前にやってやる!」
リオン帝国での狂気の発現の仕方は最悪だった。
同僚が国民たちのように狂ってしまったことが明確であればまだよかったのだが、相手が狂気に堕ちたのか分からず、互いに疑念を抱くことになった。
それはもし狂気の流行病が収束したとしても、互いの信頼関係に大きな亀裂を残すことになるだろう。
二人の軍人が争う。
手が出て足が出て、互いを罵倒し、しまいには武器を持ち出して命のやりとりを始める。
傷つけられ、怒りと憎しみが増す。
こうなったら本気で相手を殺して自分のほうが軍人として格上なのだと思い知らせてやる、などと思考が変異していく。
ここは軍事区域の本部。
狂気を持ち帰った軍人たちが集まり、高濃度の狂気空間ができあがっていた。
世界一と謳われる彼らの信頼関係と統制は、狂気によってぐちゃぐちゃに荒らされていた。
「そこまでだ!」
軍人たちの動きが止まった。窓から侵入した黒い煙が軍人たちにまと・わりつき、体を固定した。
黒い煙の正体は鉄粉だった。
軍事区域の五護臣にしてリオン帝国軍の頂点、ロイン・リオン大将である。鉄の操作型魔導師であり、リオン帝国においてはE3でもあるリーン・リッヒ皇帝に次ぐ強さを誇る。
争っていた二人は声のした方向を睨みつけた。
部屋の入り口から一人の軍人が入ってくる。緑の帽子の下にあるのは、鋭い眼光を放つ垂れ目。品のある口には整ったひげがある。
その顔を見れば一瞬で身が引き締まる。軍人で彼に敬服しない者はいない。
争っていた軍人たちの目つきが変わったので、ロイン大将は二人の拘束を解いた。
二人は背筋を正し、ロイン大将に敬礼した。
「取り乱して申し訳ありません。失礼いたしました」
ロイン大将の後ろから、別の軍人たちが部屋の中へと入ってくる。彼らもロイン大将によって正気に戻された者たちだ。
彼らも最初にいた二人の横や後ろに並び、ロイン大将に向かって敬礼する。
「おまえたちに任務を与える。帝国城へ向かい、狂った近衛騎士団を制圧せよ。彼らは精鋭魔導師ゆえにおまえたちより強い。だが日々の訓練で鍛えぬいた精神力はおまえたちのほうが上だ。すなわち狂気への抵抗力はおまえたちのほうが高い。おまえたちが冷静でいられる限り、近衛騎士団にも劣りはしない。城を制圧してこい!」
「はっ!!」
軍人たちは駆け出していった。
――一人を除いて。
全員が駆け足で部屋を出ていった中で、ただ一人だけ敬礼したまま動かない。
女性軍人だった。
迷彩柄の軍帽には黒いツバがついていて、それが目元を隠している。帽子を目深に被っているのだ。
しかし口元は見える。真っ白な頬が少し紅潮しており、薄紅の唇がニィッと吊り上った。
「貴様がこの騒動の元凶だな? 聞いた話では幼い少女だと聞いていたが」
女性軍人は平均男性よりは背が低いものの、スラリとした細身の体型と、ひと目で女性と分かる張り出した胸部は、決して幼子のそれではなく成人女性と見受けられる。
彼女は敬礼をやめて、成りすましをやめた。
「ふふふ。姿を変えるなんて簡単なことよ。この服だって無から創造したのよ。あえていちばん下っ端のやつをね。あなたには部下にいたぶられる気分を味わってもらおうと思って。素敵でしょう?」
「趣味が悪いな」
「あらぁ? この服はあなたたちの制服でしょうに」
「軍服ではなく、貴様の性格の話だ」
「ふふふ、知ってる」
軍服を着た女性、つまりカケララは、近くにあったソファに腰を落とし、もたれかかって脚を組んだ。
「ねえ、お茶を淹れてよ」
「なんだと? 私が敵のおまえにか?」
「えっ? 淹れないの? 逆に驚きだわ。たしかにお察しのとおり私に毒は効かないけれど、あなたがいま、いちばんしたいことは時間稼ぎでしょう?」
「貴様、心が読めるのか……」
ロイン大将は鉄粉を軍事区域中に分散させて空間把握をしていた。
軍団が軍事区域から出ていく一方で、二人の人物がこちらへ近づいてきている。カケララを相手にするのに助っ人は何人いても困らない。
その二人のうち、少なくとも一人はロイン大将が知っている人物だ。その者は自分と同じく空間把握ができて、帝国においては自分に次ぐ強さの人物。
そしてその人物はもう、すぐそこまでやってきている。
「ふふふ。片方だけ待ってあげる」
そして、その片方は間もなくやってきた。
オールバックに固めた黒髪で糸目の男。
黒のスーツに身を固めたその男の名はスモッグ・モック。
工業区域の五護臣である。
「お待たせしました、軍事さん」
帝国軍人たちは一人ひとりが日々鍛錬に明け暮れていた。
いっさいの甘えなく、妥協も許さず、ストイックに己の肉体を鍛え、技術を磨き、その過程で精神も鋼のごとく強くなった。
リオン帝国が領土拡大をパッタリとやめてからは、軍人の軍事力としての純度は落ちた。
しかしそれでも、リオン帝国軍は他国のどんな組織よりも強力な武力であり、剛健な肉体には健全な精神が宿っていた。
そしていま、帝国全土で狂気に堕ちた国民たちが、自分の周りの大切な人や物を傷つけ破壊しているが、そんな彼らを帝国軍が瞬く間に制圧していく。
狂気への抵抗力のある軍人が多く存在するリオン帝国は、世界でいちばん狂気の収束が早いかに思われた。
だが国民が宿していた狂気は軍人たちに移っていた。彼らに本来降りかかっていた狂気に国民の狂気が合わさり、狂気の濃度が二倍となる。人によっては三倍、四倍と濃くなっていく。
それでも彼らは正気を保っていた。ただ、優秀な兵士ほど多くの人を助け、その分だけ多くの狂気を抱え込む。
すると臨界点を超える者が現われる。
彼らの信じるものが、少しずつ崩れていく。
「おい、おまえ、何してる!」
信頼する仲間への疑念。それがリオン帝国軍人の狂気の現われ方だった。
彼らはともに苦境を乗り越えてきた仲間を厚く信頼しているが、それを狂気が壊す。
「何って、何もしてない!」
「そうは見えないぞ。さては狂気に堕ちたな? 犠牲者が出る前に俺がおまえを始末してやる!」
「正常な俺を疑うな。狂気に堕ちたのはおまえだろ。正当防衛だ。やられる前にやってやる!」
リオン帝国での狂気の発現の仕方は最悪だった。
同僚が国民たちのように狂ってしまったことが明確であればまだよかったのだが、相手が狂気に堕ちたのか分からず、互いに疑念を抱くことになった。
それはもし狂気の流行病が収束したとしても、互いの信頼関係に大きな亀裂を残すことになるだろう。
二人の軍人が争う。
手が出て足が出て、互いを罵倒し、しまいには武器を持ち出して命のやりとりを始める。
傷つけられ、怒りと憎しみが増す。
こうなったら本気で相手を殺して自分のほうが軍人として格上なのだと思い知らせてやる、などと思考が変異していく。
ここは軍事区域の本部。
狂気を持ち帰った軍人たちが集まり、高濃度の狂気空間ができあがっていた。
世界一と謳われる彼らの信頼関係と統制は、狂気によってぐちゃぐちゃに荒らされていた。
「そこまでだ!」
軍人たちの動きが止まった。窓から侵入した黒い煙が軍人たちにまと・わりつき、体を固定した。
黒い煙の正体は鉄粉だった。
軍事区域の五護臣にしてリオン帝国軍の頂点、ロイン・リオン大将である。鉄の操作型魔導師であり、リオン帝国においてはE3でもあるリーン・リッヒ皇帝に次ぐ強さを誇る。
争っていた二人は声のした方向を睨みつけた。
部屋の入り口から一人の軍人が入ってくる。緑の帽子の下にあるのは、鋭い眼光を放つ垂れ目。品のある口には整ったひげがある。
その顔を見れば一瞬で身が引き締まる。軍人で彼に敬服しない者はいない。
争っていた軍人たちの目つきが変わったので、ロイン大将は二人の拘束を解いた。
二人は背筋を正し、ロイン大将に敬礼した。
「取り乱して申し訳ありません。失礼いたしました」
ロイン大将の後ろから、別の軍人たちが部屋の中へと入ってくる。彼らもロイン大将によって正気に戻された者たちだ。
彼らも最初にいた二人の横や後ろに並び、ロイン大将に向かって敬礼する。
「おまえたちに任務を与える。帝国城へ向かい、狂った近衛騎士団を制圧せよ。彼らは精鋭魔導師ゆえにおまえたちより強い。だが日々の訓練で鍛えぬいた精神力はおまえたちのほうが上だ。すなわち狂気への抵抗力はおまえたちのほうが高い。おまえたちが冷静でいられる限り、近衛騎士団にも劣りはしない。城を制圧してこい!」
「はっ!!」
軍人たちは駆け出していった。
――一人を除いて。
全員が駆け足で部屋を出ていった中で、ただ一人だけ敬礼したまま動かない。
女性軍人だった。
迷彩柄の軍帽には黒いツバがついていて、それが目元を隠している。帽子を目深に被っているのだ。
しかし口元は見える。真っ白な頬が少し紅潮しており、薄紅の唇がニィッと吊り上った。
「貴様がこの騒動の元凶だな? 聞いた話では幼い少女だと聞いていたが」
女性軍人は平均男性よりは背が低いものの、スラリとした細身の体型と、ひと目で女性と分かる張り出した胸部は、決して幼子のそれではなく成人女性と見受けられる。
彼女は敬礼をやめて、成りすましをやめた。
「ふふふ。姿を変えるなんて簡単なことよ。この服だって無から創造したのよ。あえていちばん下っ端のやつをね。あなたには部下にいたぶられる気分を味わってもらおうと思って。素敵でしょう?」
「趣味が悪いな」
「あらぁ? この服はあなたたちの制服でしょうに」
「軍服ではなく、貴様の性格の話だ」
「ふふふ、知ってる」
軍服を着た女性、つまりカケララは、近くにあったソファに腰を落とし、もたれかかって脚を組んだ。
「ねえ、お茶を淹れてよ」
「なんだと? 私が敵のおまえにか?」
「えっ? 淹れないの? 逆に驚きだわ。たしかにお察しのとおり私に毒は効かないけれど、あなたがいま、いちばんしたいことは時間稼ぎでしょう?」
「貴様、心が読めるのか……」
ロイン大将は鉄粉を軍事区域中に分散させて空間把握をしていた。
軍団が軍事区域から出ていく一方で、二人の人物がこちらへ近づいてきている。カケララを相手にするのに助っ人は何人いても困らない。
その二人のうち、少なくとも一人はロイン大将が知っている人物だ。その者は自分と同じく空間把握ができて、帝国においては自分に次ぐ強さの人物。
そしてその人物はもう、すぐそこまでやってきている。
「ふふふ。片方だけ待ってあげる」
そして、その片方は間もなくやってきた。
オールバックに固めた黒髪で糸目の男。
黒のスーツに身を固めたその男の名はスモッグ・モック。
工業区域の五護臣である。
「お待たせしました、軍事さん」
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