女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

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もふもふべろべろ

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 食堂にて、お茶や食事を楽しんでいるうちに、色々建屋が変わっている事に気付く。あの巨大カラクレナイが室内に入っているのだから、入口等は改修されている。そして天井も高い。屋根まで切って開けられたドアはもはや門と言って良いだろう。食堂の約半分は丸まったカラクレナイだ。

「カラクレナイが入れるようにしたんだな?」

「ん、色々直した」

「奥様方の提案を私が設計に落としました」

イゼッタの後に控えるシャリーが言う。お前設計出来んのか。雑務って言ってたけど、商業ギルドで何してたんだ?

「細かい所はあたしとラビアンが、大きい物はリュネ様が作成なされました。褒めて下さい」

皆で褒めて褒めてーっと来るので片っ端から撫で回してやった。なでなでちゅっちゅとしていると、外から汚い塊が三つ入って来た。

「カケルさまおかえりー」「おみやげー」「角!角!」

なんと言う事でしょう。ふわふわだった髪は泥でカチカチ、服も破れてボロボロ。靴なんて片方無いし、小憎たらしくも可愛かった少年隊が見る影もありません…って、何やってたんだ此奴等は?急いで駆け寄り三人纏めて抱きしめて、《洗浄》《洗浄》《洗浄》《洗浄》《洗浄》!!

「うえっ!何回洗うんだよ!?」

「泥だらけなのが悪い。ただいま可愛い奴等、土産はこんなもんしか無いけど許せよ?」

《収納》から翼竜の翼と頭を出してやると三人揃って喜んでた。まだまだ子供だな。

「やったー!売って武器買おーぜ!」「それよりマント作ろうぜ」「牙!牙で武器作る!」

…現金なものである。戦利品もらったら直ぐにどっか行っちゃった。少し離れた所に自分達の秘密基地を作って住んでいて、飯と風呂の時間になると帰って来るそうだ。風呂、入ってんのか?

「立派になったろ?」

「そうだな、ミーネのおかげだ」

「カケルさぁん、私も頑張ったのですよ?」

ちびっ子女児を連れて、リュネが来た。女児達は他の大人兎と一緒に控えてたから寂しい思いをさせてしまったな。抱き締めて撫で回しちゅっちゅしてやる。やっぱり兎はもふもふに限る。もふもふべろべろ。

「カケル、我はそろそろ巣に戻る。姉の子も見た事だしな」

「そうか」

「泊まって行けば良いじゃない。まだお相手も居ないのでしょ?」

「死亡扱いに言われたくはないがな」

「うふ、私にはカケルさんがいま~す。ねー?」

同意するまでねー?っと言い続けると思うので、ねーって言っといた。

「今夜の肉は私が獲った。食っていけ」

「食ってけ、おねーちゃん」

「う…、うむ…、むふう…」

おねーちゃん攻撃で堕ちたか。口元がヘロヘロになってるぞ?夕飯の時間までミーネの家で寝るそうで、カラクレナイに連れられて行った。急に広くなったな。俺達も風呂に入って少し寝よう。
嫁三人とテイカとワーリン、お風呂で揉み揉みぺろぺろし、洗い洗われ寝室へ。テイカが収めて来たので皆仲良く子種を注いでやった。皆待ってたんだな。

「お、オレ此処で寝ても良いの?妾でしょ?」

「あたしは性奴隷です。なので問題ありません」

「お、おう…。おやすみ、テイカ、さん」

肉布団になり最後までぬぽぬぽしてたテイカも、俺が寝たら一緒に寝てくれたみたい。温かくて良い匂い。安らぐ~…zzz

 すっかり熟睡してしまい、シャリーに起こされての夕方。食堂には圧巻の焼肉が鎮座していた。カラクレナイのご飯だそうで、これどうやって作ったの?

「キッチンでは足りないので裏に増設したんです」

ゲル小屋の隣にまでスペースを拡張して、焼き物専用キッチンにしたのだとか。食堂の方はスープメインなんだと。

「あ、お前さん起きたか」

ワーリンも部屋着になって配膳を手伝ってた。

「リュネ様とミーネ様がすげーの!魔法でどわーっと肉焼いててさー」

あの二人、料理覚えたのか。
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