女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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マルサヤノクサ

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 シトンの御奉仕まんこを堪能しながら、俺は魔道車に揺られている。朝飯を食べながらシトンを食べ始めたが、足りなかったのだ。で、シトンの中に納めたまま、魔道車の中で続きを楽しんでいる訳だ。

「お前さん昨日はしなかったんだってね」

「子供の玩具を取る訳にもいかんだろ」

「えらいえらい。キスしたげる~」

これから仕事で装備を脱ぎたくないワーリンは舌を絡めるだけにするみたい。

「あ、なら私も」

アズも舌を伸ばしてくる。三人で舌を絡め合い、腰の振りも激しくなってしまう。

「あっ、あはっ!あたいに、動かさせてよぉ」

シトンは俺を楽しませる時は凄く長く楽しませてくれるが、自分が気持ち良くなると防御が紙になる。極端なパラメータのまんこなのだ。蕩けて俺の胸に身を預けてる。仕事もあるので《洗浄》と回復を掛けたシトンを運転席に座らせて、俺はそろそろ島に帰ろう。

「無事で帰れよ?」

「お前さんもね。もう島に帰るんだろ?」

どうやらワーリンは気付いた様子。空にUFOを待機させてあるのが見えたみたいだ。

「俺も仕事しなきゃだしな。彼奴等の様子を見にまた来るよ」

「アタイ等の様子は?」

「見ないと思ってか?」

三人を撫でくって空に上がる。一人で乗るUFOは少し寂しい。とっととお家へ帰るとしよう。


「カーーケルーー」

 UFOの中に居ても聞こえる程の声で飛来する巨大生物はカラクレナイ。ぶつかったらUFO壊れちゃうのでササッと《収納》して《耐性》を重ね掛けして衝撃に備える。

「カーラクーレナーーーイ!」

今回はちゃんと止まってくれた。島まではまだ距離があると言うのに、我慢出来ず飛んで来てしまったようだ。おでこによる圧迫が強いので、五体投地で撫で回し、背中に乗って帰った。風対策し忘れてるようで、風圧で首が捥げそう。

「お帰りなさいませ。知らない女の匂いがしませんね?お体の調子が悪いのですか?」

島に降り立つと、二番手のテイカに酷い事を言われた。

「ダンジョンに良い女が居なかったんだ。それに子供等の前で致すのも憚られるしな」

「その分あたしが可愛がってもらいます」

お風呂が沸いてると言うので母屋の風呂でイチャイチャした。
昼飯に遅れたのは言うまでも無く、二人で干し肉を齧っていると、イゼッタとネーヴェの似た者姉妹がやって来た。

「カケル、採れ過ぎた」

「ほ?」

後ろに控えるシャリーの手には、種のたっぷり入った籠があり、多分シャリーの持って来たのはその中のほんの一部であろう事が予想出来た。粒の大きさを見るにマルサヤノクサだろうか?軽く茹でるとプリプリに、しっかり煮るとねっとり食感の種だ。

「採れ過ぎちゃったのはマルサヤノクサだけか?」

「ん。他のはちゃんと消費出来てる」

「これも食べてる。けど食べきれない程出来た」

「消費出来るように加工して欲しいって事か」

「話が早くて助かる」「カケル大好き」

「分かった。お婆ちゃんの知恵を授けてやろう。軽く煮てプリプリにしといてくれ」

「承りました」

シャリーは籠を持って厨房に向かう。俺は昼食を切り上げて海へと向かった。

「失敗してもオカラにはなるしな」

海水を浮かせて食堂に戻り、空いてる大鍋でグツグツ水分を抜いて行く。濃縮させてからの方が効率は良いのだが、溶けてる塩分を《集結》させる事は出来無かったのだ。その代わり、鍋の中身を《集結》させると圧力が高まり蒸発が早まった。

「カケル様、暑いのですが…」

隣で種を煮るシャリーが茹だってた。《洗浄》してやろう。

「ひっ!…今日程それが気持ち良く感じた事はありませんね。パンツが濡れるのは別として」

「本当は服と体は別々でやるべきだと、俺も思う」

「脱いだらお風呂入る方が気持ち良いですからね。所でそれは海水ですか?」

「ああ。海水から塩と滷汁にがりを採るんだ」

「ニガリ、ですか?」

「簡単に言うと塩っぱ苦い汁だ」

ふーんって顔してる。興味は無さそうだ。

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