女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

文字の大きさ
595 / 1,519

人攫い攫い

しおりを挟む


 スベスベのおっぱいを揉みながらプリっとした先っちょを交互に吸い出し、唇で咥えて引っ張り出す。夢中でちゅぱちゅぱしていると、バジャイの吐息も徐々に荒くなって行く。

「はぅ…。それ、すき。もっとぉぉぉ」

剥き出しにしたアイツをバジャイのお股に当て擦るとスベスベの肌にねっとりしたモノが混ざっていた。ネチネチと音を鳴らして雁首を割れ目に這わせ、アイツに愛液を塗りたくった。

「バジャイの此処、気持ち良いよ」

「バジャイもっ、バジャイもぉ~」

尻尾と両脚が俺の腰に絡み付く。滑りを纏ったアイツがバジャイの割れ目をノックすると、腰を浮かせて早くとせがむ。遠慮無く、それでもゆっくり中に分け入った。
細かく腰を振りながら、奥へ奥へと狭い穴を推し進む。奥の壁に密着し、そのまま微振動を与えてく。

「ふぁ、ふあっ!いい、いいのそれ!」

途中からバジャイを上に乗せ、抱き締めながら腰を振る。バジャイは細かい振動を長く感じるのが好きみたいで、何度も中イキして果てていた。
猫の交尾は早いと聞いた事がある。バジャイもそれに近いかな。獣分が多いからだろうか、セックスは普段の俺からすると淡白なものだったが、抱き着いて寝てるバジャイの寝顔は満足げだ。毛布掛けて俺も寝る。


 翌日は朝から皆で対岸へ渡り、主婦に混ざって飯を作って食う事になった。バスが二台とも島に置いてあったからだ。街の公共浴場が稼働したので、島にまで来る者は少なくなったが、居なくなった訳では無い。飯が終わったらまたよろしくと、数人の主婦に声を掛けられた。

ヒーー、ヒーー、ヒーー

飯を食っていると、外で何やら音がした。兵士が慌てて駆け出して行くので一人捕まえ聞いてみると、誰か来た合図の笛なのだと言う。

「逃げ出した人が帰って来た時には鳴らしてなかったよな?」

「ああ。つまりは、そう言うこった」

兵士の姿が消えた広場は、早々に食事の片付けを始める女達の姿がある。避難を始めるようだ。

「リーム、作物を全部収穫してくれ。俺はこっそり見て来る。ネーヴェは子供達と居てくれ」

「心得た」「ん。ご飯食べてる」

《阻害》を掛けて空を飛び、逸早く門前に来ていたボーデンフェルトの上空に着くと、俺に気付いた彼奴が空に上がって来た。

「《阻害》掛けてるんだがなぁ」

「やはり居ったか。違和感があったのでな。何も無い所に違和感があれば誰でも…では無いが気付くであろう」

「そりゃそうか。で、あれは敵か?」

「で、あろうな。行商に見せ掛けた人攫い、と言った所か」

「鴨が葱背負ってやって来た訳か」

「カモガネギ…?よく分からぬが、落とし穴に飛び込むウォリス、だな。して、カケル殿なら如何する?」

「そんなモン、《洗脳》してアジト聞き出してぶっ潰すだけだろ」

「ふふっ、流石は人攫い攫い殿だ」

「自分で言ったが言い辛い二つ名だなぁ」

「ドラゴンスレイヤーの方が格好が良いな」

「龍は殺してないからスレイヤーなんて名乗れんよ。言ってもドラゴンバスターだ」

「殺ってみるか?」

「殺気を出すな、バレるだろ。それに、お前はこの街の子供等には欠かせない存在だ」

「…褒め殺しか」

商隊に扮した悪人共がゆっくりな事もあってグダグダ話していると、リームが作業を終えて合流した。

「荒地に見える幻術を掛けておいたぞ」

「ありがとうリーム。後はアレが来るのを待つだけか」

とは言え唯待つのはつまらないので、《感知》を広げて奴等の来た方向を探す。荒野ばかりで何もなさそうだが…、あった。幅四ハーン程の細い凹みに人が隠れてる。小さな荷車もあって、運び出す準備も万端なようだ。

「なあ、ボーデンフェルト。あの方向にある細い溝は塹壕か?」

「…ふむ。そのようだ。戦争中、飛び道具や魔法を躱すのに使われていた物だな」

塹壕の端を見て行くと、途中に川があるようだ。橋は壊れているが船があるのが見える。

「見張りも居ないし先行するか…」

「我も同行して構わぬか?」

偶には男同士も良いだろう。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します

burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。 その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~

於田縫紀
ファンタジー
 ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。  しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。  そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。  対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。

暗殺者から始まる異世界満喫生活

暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。 流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。 しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。 同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。 ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。 新たな生活は異世界を満喫したい。

【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら

七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中! ※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります! 気付いたら異世界に転生していた主人公。 赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。 「ポーションが不味すぎる」 必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」 と考え、試行錯誤をしていく…

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...