女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

文字の大きさ
640 / 1,519

石臼作り

しおりを挟む


 食事中は静かに食べる。ヌプヌプしてたらバジャイが食べられないからな。上下のお口で肉や肉棒をハムハムし、お腹一杯になると体を預けて寝てしまう。とてもワイルドだ。食事を終えて、風呂から上がり、ベッドの中でも挿したまま、ゆっくりゆっくり前後して、スローセックスで朝になった。

「カケル…さまぁ…」

切なそうな顔で目覚めたバジャイが色っぽい。バジャイは淡白なのでは無く、スローセックス派だったようだ。モゾモゾと腰をくねらせ軽イキを繰り返す締め付けが、俺の射精感を高めて行く。

「おはようバジャイ。出しても良いか?」

「んに、いっぱい、出して…」

昨晩から貯めに貯めた白濁を出し切る為に、腰の動きが早くなる。俺の体にしがみ付き、腰を浮かせて受け入れてくれるバジャイが何度も達し、その度に締め付けを強くする。溜め込んだ白濁がバジャイの中に注がれると、バジャイはビクビクしながら意識を手放した。
スッキリとした良い朝だ。


 朝食食べ終え、片付け終わり、厨房に人は疎らとなって作業を開始する。

「リュネ、俺達が言ってたナマコってのはこれなんだ」

「よくこんなモノを食べる気になりましたね…」

「龍でも食わんのか」

「人の子も食べないと思いますよ?」

海鼠腸を抜いて木通あけびの皮のようになったナマコを見せると眉間に皺を寄せていた。イゼッタやリアはお代わりしてた程には美味かったのだが、タコを食べない外国人…的な、食わず嫌いなのだろうか。
鍋にお湯を沸かしたら、小さく切ったナマコを塩茹でにし、後は天日で干すだけだ。雑木で作ったざるに上げて、日当たりの良い入口付近にでも置いておこう。天気が良いので夕方には煮て食える程度には干し上がるだろう。

「茹でたても食えるが今回はあくまで薬だからな」

「刻まれて、茹でられても食べる気には、ちょっと…」

それでもリュネは食べ物と認識したくないらしい。龍にも好き嫌いはあるんだな。
さて、ナマコが干し上がるまで暇なのでやり残した仕事でも片付けるとしようか。

「夕方まで街で作り物でもして来るよ」

「子作りですね?」

「石臼だよ。バジャーイ、街に戻るぞー」

「…あ~い」

食堂の屋根でゴロゴロしてるバジャイを連れて街に戻る。今日も女達が風呂を使ってるようで、食堂には湯上り達が話に花を咲かせていた。

「あ、カケルさまだ」「カケルさまー」

子供達も風呂に入りに来たようで、誰かの母親に連れられてゾロゾロとエントランスに入って来る。

「カケルさまもお風呂入るの?」

「俺は今から街に行くんだ」

「えー!一緒に入ろーよ?」「ねー?」

ねー?と言われてもなあ。両手とペニスケ掴まれて引っ張られると断る事も出来ず、仕方無く、嗚呼仕方無く階段を降りて行く俺であった。
掛け湯して、湯に浸けて、洗いながらぺろぺろちゅぱちゅぱ。子供達が蕩けた顔で湯に浮かぶと、今度は大人達がやって来る。マットを敷いて寝そべると、色んな所に股がる女達。全ての穴にアイツを納め、たっぷりと福利厚生を施した。

 石臼作りに来たのにスッキリ、基、すっかり昼飯時。街の広場へ昼飯を食べに行くとネーヴェとリームが居た。

「おたのしみ」

「石臼作りに来たのだがな」

「アマグキを搾る道具なら先程作ったぞ」

「マジか!」

「マジ。がんばった」

食事の後で見せてもらう事にしてネーヴェを撫でる。よーしよしよし。

「ぬへぇ」

「……」

リームも撫でる。

「ふふ…」

我も我もと女児が来て、なでなで行脚する事になった。全く、仕方ないなぁ…なでなで。

 昼食後、ネーヴェ達が作った施設を見て驚いた。

「デカイな」

製塩工場の奥の岩壁をくり抜いて作られた施設は奥行三十ハーン程だろうか。その空間の中にデンと置かれたその器具は、俺の中の石臼の概念を覆す代物であった。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します

burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。 その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~

於田縫紀
ファンタジー
 ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。  しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。  そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。  対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。

暗殺者から始まる異世界満喫生活

暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。 流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。 しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。 同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。 ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。 新たな生活は異世界を満喫したい。

【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら

七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中! ※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります! 気付いたら異世界に転生していた主人公。 赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。 「ポーションが不味すぎる」 必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」 と考え、試行錯誤をしていく…

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...