女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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逆効果

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 二人に飯をたっぷり食わせ、昼寝の続きをさせると再び作業に戻るのであった。雑木を練ってスプーン、フォーク、ナイフを一揃え作る。一々手作業で作ってたら何日掛かるか分からんので、コイツ等を型取りして量産するつもりだ。煉瓦や粘土では衛生面に難があるので雑木を練り、型の片面に塗り付け貼り付け、余分を削ぎ取りズレ防止の出っ張りを付ける。そこに練った雑木を押し付けて固め、湯道を掘れば雄型と雌型の完成だ。癒着するギリギリ迄圧着した型に、サラサラに迄柔らかくした雑木を流し込むと固めて型から外す。運良く一発で型がちゃんと出来たようだ。バリの無い出来ににんまり。湯道部分を切り取って、カトラリーセット一つ完成。午後過ぎ迄頑張って、二百セットが完成する頃には、ピエルタ達も起きて走り回ってた。

「二人だけで遊ばせて悪かったな」

「んな事ぁねーよ。城だとさ、俺達だけでこんな事してたらみんなに止めろだ危ないだ言われんだ」

「姫様だからな。顔に傷でも付けたら大変だ」

「みんなそーゆうんだ」

「だろうな。それだけ可愛がってるって事だろうよ。そろそろ戻って飯風呂しようか」

「風呂かー」

「リフレイムを野晒しで寝かせるつもりか?」

「あー。だよな。敷き藁じゃ無くてさ、コレ敷いてやってくんね?」

「良いぞ」

帰りは追い掛けっこせずに飛んで帰った。


「「「お帰りなさいませ」」」

「お帰りが遅く心配しました」

メイドに大臣、そして宰相が出迎える。皆キレイな格好してるのは、歓待の準備が整ったって事で良いのだろうか?

「木材の加工に手間取ってな。客人達を風呂に案内してやれ。着替えもな」

「王様は?」

「俺は、こうだし」

《洗浄》でビシャっとなってサッパリだ。

「ではお着替えをお願いします」

メイドに言われて着いて行こうとする俺を不安気な目で追うピエルタ。

「俺、風呂なんてヤダよー」

「リフレイムがお前をぺろぺろするのはな、汗の塩分を舐め取ってるからなんだぜ?」

「なっ!リフレイム…」

リフレイムは答えない。家の龍は魔力を舐め取ってるが、この子はどうなんだろう。

「リフレイムと一緒に入っておいで。そのくらいには広いから」

そう言うと、メイドに連れられ風呂へと向かって行った。この城にも皇帝が使っていた、広くて浅い貴族式の風呂があるのだ。ゆっくり浸かって来るが良い。
俺はヤリ部屋で着替えてムフフ…な事もせず、真面目にお玉やトング、木篦等を作る。

「カケル様ぁ」「カケル様~」

そんな真面目な俺に向け、メイド達が切なそうな声を上げる。

「子供達が寝てからな。それにやる事やっておかないとヤるにヤれないじゃん」

「まだお手付きされて無かったのですか?」

「お汚れでのお戻りでしたので無理矢理致されたのかと…」

「懐かれてましたし」

「仕事が先」

「カケル様ぁ、私、もう、こんななんですー」

「私も、ほぉらぁ~」

「勃っちゃうから止めれって。俺だって我慢してんだ」

萎えさせたアイツが女の匂いにピクピクしよる。鎮まれ俺の逸物…。メイド達には《威圧》のブルブルを挟ませて、気晴らしでもしていてもらおう。

逆効果だった。
女の匂いでチンピクが止まらない。悶々としながら作業する事になってしまった。


 炊具と食器が完成し、オナるメイド達を放って部屋を出で、シャバの空気を吸って心を鎮める。

「なされなかったのですか?」

「着替えを汚したく無かったし、作業しなきゃならんかったんだ。皆とは後でゆっくり、な」

はいっと元気に返事をしたメイドに連れられ、皇帝の執務室でお茶をいただく。俺は歓待の最後に行かなきゃならんみたい。干し肉齧って待つしか無い。寝るか。

「失礼致します。晩餐の支度が整いましてございます」

目を開けるとおっぱいがあり、思わず吸い付いてしまった。この味は、エンメロイか。

「んちゅ、ちゅうぅ…。ちゅぽ。こっちも…」

「待たせたらダメよ?自分で言った事でしょう?」

「…仕方無いな」

抱き締めキスして広間へ向かう。
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