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一章
第19話 お水を飲もうがぶがぶと
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町のすぐ外には城壁に沿うようにして大きな河川が流れている。
この町は、そこから引いた水を城の掘りや生活用水などに利用している。
町の中にも城壁がそびえている。
城の近くになるほど、精霊教会の宗教家や貴族などの権力者が多く住む中心街と呼ばれている住宅街が軒を連ねている。
中心街を囲むように城壁が建てられ、それより外側に、マヤの住んでいる家や繁華街が並ぶ。
人々が集まる大通りや中央広場や英雄像もそこにある。
その繁華街などの外周を囲っている城壁が町の外壁になる。
それより外は、農村の家々や畑、森林地帯が広がる。そのすぐ先は山岳地帯だ。
幾重にも巡らせた高い城壁、広い森林や麦畑、村むらの奥には山岳地帯……。
自然さえ利用した防御力の高い要塞都市といった風情だ。
人間の力だけでは容易に落とせまい。
うーむ、魔法が使えないとなると、数で押すか、ある程度の犠牲を覚悟して山岳を越え回り込むか……。
俺ならどう攻めるだろう。
悩ましいところだ。
――城と城壁のある風景を眺めつつ、俺たちはうまい水を求めて川を遡っていた。
途中で、サリヴィアの言った通り新しげな集落ができている。
町を少しはなれたところだ。
家の数はまだ少ないが、これからさらに増えそうだ。
「しかしサリヴィア、さっき兄上と話していたのは……」
「ああ、縁談だ」
サリヴィアはそっけなく答えた。
「二十歳になったら嫁に行くことになっている」
「政治の道具としてか」
「それは貴族の、ブックメリア家の娘として生まれたがゆえの宿命のようなものだ。納得は、していないが」
自嘲ぎみに笑うサリヴィア。マヤが重そうな足取りで言う。
「それじゃあ、せっかくお知り合いになれたのにもうすぐ会えなくなるんですか」
「まあ会えずとも友なのは変わらない」
サリヴィアはマヤの頭にポンと手を置いた。
「どこかでひょっこり会えるかもしれんしな。……それよりせっかく剣を教えてくれた師匠に才能があると言われていたんだが、もう武器を持つこともなくなってしまうのがな」
道具屋での立ち回りを見てもわかる。
この若さであの強さは天賦の才というほかない。
戦わなければもったいないというものだ。
「その年で冒険者の最高ランクというのはなかなかなれなさそうだしな。白金勲章だったか」
「今思えば、もしかしたら父の口添えがあったのかもしれん。最高ランクなら領主やほかの権力者の耳にも名が伝わるだろうしな。こんな身分だと、本当に実力なのかも怪しいものだ」
森林地帯を歩いているうちに、勾配が出てくる。
山の中に入ったのだ。
地面は人の足で踏まれているので道はできているし、それほど急な勾配ではないのだが……
と思ってマヤを見ると、汗ばんでいるようだがまだ疲れてはいないようだ。
気力のある表情で前を見据えている。
疲れていたら手を貸そうと思ったが杞憂だったようだ。
「……さっきの様子を見て思ったが兄上が苦手なのか?」
俺はサリヴィアに尋ねた。
「苦手というか、どうも身構えてしまう。腹を割って話せず、お互いに壁をつくっているような感じだ。根はいい兄なんだが、少し固すぎるんだな」
「そのへんの家族間の問題というのは難しいものだな……」
そうこうしているうちに目的の場所についた。
山の中を少し歩いた場所だった。
上流だが、川の幅はそれなりにある。美しい河川だった。
「わっ、すごい!とてもきれいです!」
川原に下りて間近に見る。
透き通る水面はきらきらと太陽光を反射していた。
川魚が泳いでいるのも見える。
「っておい、マヤ!」
なんということだ。マヤは川辺に膝をつくと、両手で水を掬って直接口の中へ入れようとしていた。
「馬鹿もの!死にたいのか!」
マヤの体に手を回して、間一髪川から引き剥がす。
「あのっ、ちょっ、えっと」
顔を紅潮させてちぢこまるマヤを凝視する。
よし、まだ口には入れていないな。
「……死って、そこまでですか?」
「人間が何の準備もなく生水なんて飲んでみろ。最悪骨が溶けて脳が腐り落ちる」
「いや、それはないですから!」
まさか人間界じゃ違うのか!?
「いったいどんな魔境に住んでいたのだコーラルどのは」
サリヴィアもあきれている。
超がつくほどの魔境なんだが、あまり言わない方がいいな。
「ああ、いや、すまんな。故郷じゃ生水など到底飲めんような環境だったから」
俺に小脇に抱えられて足をばたばたさせていたマヤをようやく解放する。
めっちゃ必死で止めてばかみたいだったではないか。
「とても疑問なんですが、コーラルさんの故郷ではお水も飲めないのにどうやって生きてきたんですか」
「ああ、それは、浄化の魔法石というのがあってな」
俺は懐に入れていた魔法石を取り出す。
「これで水の中の穢れや寄生虫、障気臭さを取り除き綺麗にする。じゃりじゃり感や濁りもある程度取り除ける。といってもかろうじて飲めるくらいにしかならんが。必要になるかもしれんと昼を食っているうちに一つ作っておいたのだが、無駄になったな」
俺が説明をすると、二人は目を見合わせた。
「まったく何を言っているのかわからないんだが」
「目には見えなくてもおるのだ。こういった水のなかには、体内に入ると毒になる生物がな」
まあそれは魔界の中での話かもしれんのだが。
「というかコーラルどのは魔法が使えたのか。驚いた」
「ちょっとだけな。むしろ生水が普通に飲めることのほうが驚きだ」
「平気だぞ」
サリヴィアはそう言ってためらいもなく川の水を飲んだ。
「いっ、命知らずか!?命知らずなのか!?」
サリヴィアを止めようとして、今度はやめておいた。
焦る。とても焦る。
が、こっちではこれが普通なのだな。
「まあ煮沸したほうがいいみたいな話は聞くが、薪がもったいないしな」
「いや、わかりますけど、サリヴィアさん本当に貴族なんですか……?」
持ってきていた桶を用意する。
これに水を入れて持ち帰り、パンを作って確認してみるのだ。
俺は荷物持ちくらいしかもはや役には立たん。
せいぜい役に立ってみせるとしようじゃないか。
「ところでその魔法石とやらはどうやって使うんだ?教会だってそんな技術は持っていなかったぞ」
サリヴィアに聞かれたので、俺はうなずいた。
「せっかくだからやってみるか」
魔法石に魔力を込めると、表面にうっすらと魔法印が光った。
それをそのまま水を汲んだ桶のなかに沈める。
少し待ってから、
「そろそろ、いい」
ラミナがタイミング良く口を開いた。
サリヴィアは半信半疑になりながら水を一掬いし、口にする。
そして、目をさらにした。
「おおっ、うまいじゃないか!全然味が違うぞ!」
うまくいった。
どうやら浄化の魔法石はこちらの世界でも効力があったらしい。
「本当だ……これ、おいしいです、すごく」
どれ、俺も一口いただくとしよう。
「ぬおおおっ!」
冷たく透き通る流れに、体が貫かれたような感覚だった。
柔らかく、そして弾むように水が舌の上を滑る感じ。
くせもなく臭くもない。
飲み込むと、体は何の抵抗もなくその流れを受け止める。
これが純粋なる水なのか。
喉が、腹が、この水を欲しているのがわかる。
いくらでも飲める。
浴びるように、飲みまくれてしまう。
「飲める」
ラミナも水のうまさに感動しているようだ。
「マヤよ……」
気づけば、俺は口に出していた。
「今ここでパンは作れんか」
マヤは苦笑しながら首を振った。
「さすがに無理です。材料も置いてきちゃいましたし、かまどもないです」
材料は、位置さえ把握できれば転送魔法で召喚できるな。
かまどは作ればよいし、
「ほかに問題は」
「よしんば作れてもパン生地を置いて膨らませる時間がないです。さすがに夜中まで山の中にいるのはちょっと……」
たしかにもう日は傾き始めている。
時間。時間か。
――手は、一つだけある。
だがこれは大量の魔力を消費するうえ、世界や文明を破滅させるほどの危険性を持っているため、使用を禁じていた魔法である。
「コーラルさま、まさか」
ラミナも気づいて顔を青ざめた。
「コーラルおじさんな。そのまさかだ、ラミナよ」
時間魔法。
時の流れを操る禁忌にして稀代の古代魔法。
魔界でもまともに使えるものは俺をおいて二人しか存在していない。
現在は魔王城の特殊な封印機構で魔法そのものを封印していて、誰も使えなくなっている。
使おう。
俺はパンを食うために禁呪を解放するぞ。
「ではここで少し早い晩飯を食らうことにしよう」
「おおっ、なんだ、魔法でどうにかできるのか?」
サリヴィアに期待の目を向けられて、俺はうなずいた。
「魔法で簡単、時短料理のお時間だ」
この町は、そこから引いた水を城の掘りや生活用水などに利用している。
町の中にも城壁がそびえている。
城の近くになるほど、精霊教会の宗教家や貴族などの権力者が多く住む中心街と呼ばれている住宅街が軒を連ねている。
中心街を囲むように城壁が建てられ、それより外側に、マヤの住んでいる家や繁華街が並ぶ。
人々が集まる大通りや中央広場や英雄像もそこにある。
その繁華街などの外周を囲っている城壁が町の外壁になる。
それより外は、農村の家々や畑、森林地帯が広がる。そのすぐ先は山岳地帯だ。
幾重にも巡らせた高い城壁、広い森林や麦畑、村むらの奥には山岳地帯……。
自然さえ利用した防御力の高い要塞都市といった風情だ。
人間の力だけでは容易に落とせまい。
うーむ、魔法が使えないとなると、数で押すか、ある程度の犠牲を覚悟して山岳を越え回り込むか……。
俺ならどう攻めるだろう。
悩ましいところだ。
――城と城壁のある風景を眺めつつ、俺たちはうまい水を求めて川を遡っていた。
途中で、サリヴィアの言った通り新しげな集落ができている。
町を少しはなれたところだ。
家の数はまだ少ないが、これからさらに増えそうだ。
「しかしサリヴィア、さっき兄上と話していたのは……」
「ああ、縁談だ」
サリヴィアはそっけなく答えた。
「二十歳になったら嫁に行くことになっている」
「政治の道具としてか」
「それは貴族の、ブックメリア家の娘として生まれたがゆえの宿命のようなものだ。納得は、していないが」
自嘲ぎみに笑うサリヴィア。マヤが重そうな足取りで言う。
「それじゃあ、せっかくお知り合いになれたのにもうすぐ会えなくなるんですか」
「まあ会えずとも友なのは変わらない」
サリヴィアはマヤの頭にポンと手を置いた。
「どこかでひょっこり会えるかもしれんしな。……それよりせっかく剣を教えてくれた師匠に才能があると言われていたんだが、もう武器を持つこともなくなってしまうのがな」
道具屋での立ち回りを見てもわかる。
この若さであの強さは天賦の才というほかない。
戦わなければもったいないというものだ。
「その年で冒険者の最高ランクというのはなかなかなれなさそうだしな。白金勲章だったか」
「今思えば、もしかしたら父の口添えがあったのかもしれん。最高ランクなら領主やほかの権力者の耳にも名が伝わるだろうしな。こんな身分だと、本当に実力なのかも怪しいものだ」
森林地帯を歩いているうちに、勾配が出てくる。
山の中に入ったのだ。
地面は人の足で踏まれているので道はできているし、それほど急な勾配ではないのだが……
と思ってマヤを見ると、汗ばんでいるようだがまだ疲れてはいないようだ。
気力のある表情で前を見据えている。
疲れていたら手を貸そうと思ったが杞憂だったようだ。
「……さっきの様子を見て思ったが兄上が苦手なのか?」
俺はサリヴィアに尋ねた。
「苦手というか、どうも身構えてしまう。腹を割って話せず、お互いに壁をつくっているような感じだ。根はいい兄なんだが、少し固すぎるんだな」
「そのへんの家族間の問題というのは難しいものだな……」
そうこうしているうちに目的の場所についた。
山の中を少し歩いた場所だった。
上流だが、川の幅はそれなりにある。美しい河川だった。
「わっ、すごい!とてもきれいです!」
川原に下りて間近に見る。
透き通る水面はきらきらと太陽光を反射していた。
川魚が泳いでいるのも見える。
「っておい、マヤ!」
なんということだ。マヤは川辺に膝をつくと、両手で水を掬って直接口の中へ入れようとしていた。
「馬鹿もの!死にたいのか!」
マヤの体に手を回して、間一髪川から引き剥がす。
「あのっ、ちょっ、えっと」
顔を紅潮させてちぢこまるマヤを凝視する。
よし、まだ口には入れていないな。
「……死って、そこまでですか?」
「人間が何の準備もなく生水なんて飲んでみろ。最悪骨が溶けて脳が腐り落ちる」
「いや、それはないですから!」
まさか人間界じゃ違うのか!?
「いったいどんな魔境に住んでいたのだコーラルどのは」
サリヴィアもあきれている。
超がつくほどの魔境なんだが、あまり言わない方がいいな。
「ああ、いや、すまんな。故郷じゃ生水など到底飲めんような環境だったから」
俺に小脇に抱えられて足をばたばたさせていたマヤをようやく解放する。
めっちゃ必死で止めてばかみたいだったではないか。
「とても疑問なんですが、コーラルさんの故郷ではお水も飲めないのにどうやって生きてきたんですか」
「ああ、それは、浄化の魔法石というのがあってな」
俺は懐に入れていた魔法石を取り出す。
「これで水の中の穢れや寄生虫、障気臭さを取り除き綺麗にする。じゃりじゃり感や濁りもある程度取り除ける。といってもかろうじて飲めるくらいにしかならんが。必要になるかもしれんと昼を食っているうちに一つ作っておいたのだが、無駄になったな」
俺が説明をすると、二人は目を見合わせた。
「まったく何を言っているのかわからないんだが」
「目には見えなくてもおるのだ。こういった水のなかには、体内に入ると毒になる生物がな」
まあそれは魔界の中での話かもしれんのだが。
「というかコーラルどのは魔法が使えたのか。驚いた」
「ちょっとだけな。むしろ生水が普通に飲めることのほうが驚きだ」
「平気だぞ」
サリヴィアはそう言ってためらいもなく川の水を飲んだ。
「いっ、命知らずか!?命知らずなのか!?」
サリヴィアを止めようとして、今度はやめておいた。
焦る。とても焦る。
が、こっちではこれが普通なのだな。
「まあ煮沸したほうがいいみたいな話は聞くが、薪がもったいないしな」
「いや、わかりますけど、サリヴィアさん本当に貴族なんですか……?」
持ってきていた桶を用意する。
これに水を入れて持ち帰り、パンを作って確認してみるのだ。
俺は荷物持ちくらいしかもはや役には立たん。
せいぜい役に立ってみせるとしようじゃないか。
「ところでその魔法石とやらはどうやって使うんだ?教会だってそんな技術は持っていなかったぞ」
サリヴィアに聞かれたので、俺はうなずいた。
「せっかくだからやってみるか」
魔法石に魔力を込めると、表面にうっすらと魔法印が光った。
それをそのまま水を汲んだ桶のなかに沈める。
少し待ってから、
「そろそろ、いい」
ラミナがタイミング良く口を開いた。
サリヴィアは半信半疑になりながら水を一掬いし、口にする。
そして、目をさらにした。
「おおっ、うまいじゃないか!全然味が違うぞ!」
うまくいった。
どうやら浄化の魔法石はこちらの世界でも効力があったらしい。
「本当だ……これ、おいしいです、すごく」
どれ、俺も一口いただくとしよう。
「ぬおおおっ!」
冷たく透き通る流れに、体が貫かれたような感覚だった。
柔らかく、そして弾むように水が舌の上を滑る感じ。
くせもなく臭くもない。
飲み込むと、体は何の抵抗もなくその流れを受け止める。
これが純粋なる水なのか。
喉が、腹が、この水を欲しているのがわかる。
いくらでも飲める。
浴びるように、飲みまくれてしまう。
「飲める」
ラミナも水のうまさに感動しているようだ。
「マヤよ……」
気づけば、俺は口に出していた。
「今ここでパンは作れんか」
マヤは苦笑しながら首を振った。
「さすがに無理です。材料も置いてきちゃいましたし、かまどもないです」
材料は、位置さえ把握できれば転送魔法で召喚できるな。
かまどは作ればよいし、
「ほかに問題は」
「よしんば作れてもパン生地を置いて膨らませる時間がないです。さすがに夜中まで山の中にいるのはちょっと……」
たしかにもう日は傾き始めている。
時間。時間か。
――手は、一つだけある。
だがこれは大量の魔力を消費するうえ、世界や文明を破滅させるほどの危険性を持っているため、使用を禁じていた魔法である。
「コーラルさま、まさか」
ラミナも気づいて顔を青ざめた。
「コーラルおじさんな。そのまさかだ、ラミナよ」
時間魔法。
時の流れを操る禁忌にして稀代の古代魔法。
魔界でもまともに使えるものは俺をおいて二人しか存在していない。
現在は魔王城の特殊な封印機構で魔法そのものを封印していて、誰も使えなくなっている。
使おう。
俺はパンを食うために禁呪を解放するぞ。
「ではここで少し早い晩飯を食らうことにしよう」
「おおっ、なんだ、魔法でどうにかできるのか?」
サリヴィアに期待の目を向けられて、俺はうなずいた。
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