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二章
第42話 『ノーム』を探せ!
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「うむ、やはりか……」
家から山岳方向へ、少し歩いた先の森の中だった。
周囲の木々を一本一本調べていた俺は、とある痕跡を見つけていた。
木の根本に穴を掘ったようなあとが見つかったのだ。
小動物が掘ったように擬態してあるが、獣が作った穴ではない。
獣の臭いはしないし、足跡が巧みに消されているのも不自然である。
それに木の幹。近づいてよく見なければわからないが、まるで細い針をピッケル代わりにしながら木を登ったような跡もある。
「いるな、ノームどもが」
散歩をするとき何度か確認していたが、確信に変わった。
先の事件の魔族のように、魔界からやってきたものどもがほかにもいるらしいな。
ノーム……小さきものどもの一族。
全長がかなり小さく魔力はあまり高くはないが、力が強く身体能力が高い。
それに、とりわけ技術力が高い。建築技術は魔族のなかでも有数だし、手先が器用なので調度品や服や革製品なんかもうまいこと作り出したり修繕したりする。
この巣穴も小動物の巣穴に擬態しているが、深くまで掘ってあって中は家具もあればインフラや食糧庫もある、じつに快適空間が広がっているはずだ。
「いや、うってつけなのだよなあ。家を作る労働力としては」
そろそろ建て直したいんだよな、ボロ小屋。
住人も増えたことだし、いよいよ狭い。
そのために高い建築技術を持つノームに接触したいが、やつら用心深い。
探しているとわかるとすぐに住まいを変え離れていく。
今見つけたこの巣も、いるかどうかはわからない。
もしいたとして、下手に刺激するとすぐに遠くへ逃げてしまう。
捕らえようにも小さいから見つけにくいし、魔法で見つけようとするとすぐに感づかれる。
「どうにか接触できれば捕まえる手だてはあるんだがなあ」
まあ、あわてる必要はないか。
俺は陽の光を浴びながら、大きく伸びをした。
天を覆うようにそびえる広葉樹林。
陽光が木の葉の隙間からこぼれ出るように、地上をきらきらと照らしている。
「散歩ついでにノームを捕らえる手筈を整える。まあ、ゆるゆるとやっていくか」
ゆっくり時間を潰すのは最近のささやかな幸せだ。
平和なのはよいことなのだ。
考えていると、背後からどさりと小動物が落ちてきたような音が聞こえる。
「ん……?なんか……」
デジャブだな。
振り向くと、
「あ、あ……」
マヤが大樹の幹を背にして尻餅をついていた。
足がすくんで動けないのだろう。
震える体を縮こませながら一点を見つめたままじっとしていた。
つけていた麻の腰袋から、摘んでいたらしい野草がこぼれている。
そして、怯える視線の先には――
大きな猪が、マヤを見据えて今にも飛びかかりたそうに体を揺らしていた。
黒い毛並みで巨大な牙を持っている大猪だ。
人間の子どもよりも一回りも二回りも大きい。あんなのもいるのか、人間界。
しかしこんなのがこんなところに出るなんて……縄張りに入って怒らせでもしたか?
「なんにしても、よいか」
いい食いもんを見つけたぞ。ごちそうじゃないか。
大猪が地を蹴った。
すかさず俺は猪とマヤとの間に割って入り、鉈を手に握った。
突撃してくる大猪の頭を、
「おおっ!」
鉈で叩き割る。
絶命した大猪は地面に倒れ伏して動かなくなった。
目をぎゅっとつぶっていたマヤは恐る恐る目を開けると、
「こっ、ここっ」
「ニワトリか?」
「コーラルさん!」
「うむ。平気かマヤ?けがはしていないか?」
俺はいまだおびえるマヤの前でしゃがみこみ、野草を腰袋にしまいながら手を差し出す。
「あ、その、大丈夫です。ありがとうございます!」
涙目のマヤは少し照れながら俺の手をとった。
「えへへ、助かりました」
「お前はあれだな、俺と同じでトラブルを引き寄せる体質なんじゃないか?」
「やー、そんなはずは、ないと思うんですけど……」
引っ張りあげると、マヤは俺に寄りかかるようにして掴まった。
「今日はこの辺で野草採りか。精が出るな。しかし今度からはちゃんと魔法石を使うんだぞ」
マヤは申し訳なさそうに苦笑した。
「使おうとしたらちょうどコーラルさんが来てくれたので……それに、領近くの森一帯はノームさんたちが守ってるっていわれてるから、気を抜いてたみたいです」
「なぬ!?」
今ノームと言ったのか!?
かなりしれっと言ったが、たしかに今マヤの口からノームという言葉が出てきたぞ。
「知っているのか、マヤは。ノームのことを」
「はい。何でですか?」
「いや、何でって、そんなにあれだろ、有名どころでもあるまい?」
「かなり有名だと思いますけど。土の精霊ノームっていったら」
「土の、え?」
精霊?
なんぞ?
ノームだよな?魔族の。
「あのちっちゃいやつらのこと言ってるんだよな?」
「ええ、私は見たことありませんけど……バクルモアティ領を守ってくれているいい精霊さんですよね?」
「…………」
いまいち話が見えないが、どうやら《こちら側》ではノームのことは魔族ではなく精霊と呼ばれているらしい。
「このへんの村々の言い伝えでは、庭先をきれいにしてパンとかお酒とかをお供えすると、たまにボロボロの靴や服が修繕されていたり、雨漏りがなおっていたりするらしいですよ」
「ほう、なるほど、それはいい精霊さんだな。俺も会ってみたいものだ」
ノームどもめ。
事情はよう知らんが、メシを報酬にそんなことをやっておったのか。
しかしいいことを聞いた。
誘きだす餌であるパンも酒も調達できる。このへんは家からわりと近い距離にあるし、あとは少し周辺を掃除すれば――もはや条件は揃うであろうなあ。
いやあ、早く捕獲――いや出会いたいものだ。労働力、いやノームとかいう精霊に。
「な、なんか怖い顔してませんか」
「そうか?」
いかん、顔に出ていたか。
「なんにしても礼を言うぞマヤ。あと、この猪は山分けしよう。半分ずつでどうだ?」
「そんな、コーラルさんが全部いただいてください!ていうか、そんなに持って帰れませんし」
「そうか?なら俺の家に全部運ぶが……」
「はい!」
だったら近いうちサリヴィアも招いて皆で食べるか。
飲み屋の親父の話だと、血と内臓を抜いて吊るしておくと硬直が始まり、しばらくして硬直が解けて柔らかくなれば旨味が増すんだったか。
血も内臓も使えるらしいが……料理とかその辺はマヤやサリヴィアに教わりながらやるとするか。
とにかく帰ったら試しに焼いて食ってみようじゃないか。
「で、マヤよ」
「はい!」
「いつ自分の力で立てるのだ」
「ちょっ、ちょっと腰が抜けちゃって……」
マヤは俺の体に掴まりながら、困ったように言った。
まだ足が笑っているようだ。
マヤが足に力を込めようとすると、頭で俺を押し出そうとしているかのように額を俺の腹につける格好になる。
うまいこと力が入らず倒れそうになっているのを堪えてるのはわかるんだが、若い町娘としてその格好はどうかと思うぞ。
がんばれマヤ。立つのだ。
「コーラル」
そうこうしていると、家のほうから歩いてきた異形の男が俺を呼んだ。
ウォフナーだ。
「――!」
それから俺と一緒にいるマヤを見つけると、用心深い猛獣のように素早く飛びのいた。
家から山岳方向へ、少し歩いた先の森の中だった。
周囲の木々を一本一本調べていた俺は、とある痕跡を見つけていた。
木の根本に穴を掘ったようなあとが見つかったのだ。
小動物が掘ったように擬態してあるが、獣が作った穴ではない。
獣の臭いはしないし、足跡が巧みに消されているのも不自然である。
それに木の幹。近づいてよく見なければわからないが、まるで細い針をピッケル代わりにしながら木を登ったような跡もある。
「いるな、ノームどもが」
散歩をするとき何度か確認していたが、確信に変わった。
先の事件の魔族のように、魔界からやってきたものどもがほかにもいるらしいな。
ノーム……小さきものどもの一族。
全長がかなり小さく魔力はあまり高くはないが、力が強く身体能力が高い。
それに、とりわけ技術力が高い。建築技術は魔族のなかでも有数だし、手先が器用なので調度品や服や革製品なんかもうまいこと作り出したり修繕したりする。
この巣穴も小動物の巣穴に擬態しているが、深くまで掘ってあって中は家具もあればインフラや食糧庫もある、じつに快適空間が広がっているはずだ。
「いや、うってつけなのだよなあ。家を作る労働力としては」
そろそろ建て直したいんだよな、ボロ小屋。
住人も増えたことだし、いよいよ狭い。
そのために高い建築技術を持つノームに接触したいが、やつら用心深い。
探しているとわかるとすぐに住まいを変え離れていく。
今見つけたこの巣も、いるかどうかはわからない。
もしいたとして、下手に刺激するとすぐに遠くへ逃げてしまう。
捕らえようにも小さいから見つけにくいし、魔法で見つけようとするとすぐに感づかれる。
「どうにか接触できれば捕まえる手だてはあるんだがなあ」
まあ、あわてる必要はないか。
俺は陽の光を浴びながら、大きく伸びをした。
天を覆うようにそびえる広葉樹林。
陽光が木の葉の隙間からこぼれ出るように、地上をきらきらと照らしている。
「散歩ついでにノームを捕らえる手筈を整える。まあ、ゆるゆるとやっていくか」
ゆっくり時間を潰すのは最近のささやかな幸せだ。
平和なのはよいことなのだ。
考えていると、背後からどさりと小動物が落ちてきたような音が聞こえる。
「ん……?なんか……」
デジャブだな。
振り向くと、
「あ、あ……」
マヤが大樹の幹を背にして尻餅をついていた。
足がすくんで動けないのだろう。
震える体を縮こませながら一点を見つめたままじっとしていた。
つけていた麻の腰袋から、摘んでいたらしい野草がこぼれている。
そして、怯える視線の先には――
大きな猪が、マヤを見据えて今にも飛びかかりたそうに体を揺らしていた。
黒い毛並みで巨大な牙を持っている大猪だ。
人間の子どもよりも一回りも二回りも大きい。あんなのもいるのか、人間界。
しかしこんなのがこんなところに出るなんて……縄張りに入って怒らせでもしたか?
「なんにしても、よいか」
いい食いもんを見つけたぞ。ごちそうじゃないか。
大猪が地を蹴った。
すかさず俺は猪とマヤとの間に割って入り、鉈を手に握った。
突撃してくる大猪の頭を、
「おおっ!」
鉈で叩き割る。
絶命した大猪は地面に倒れ伏して動かなくなった。
目をぎゅっとつぶっていたマヤは恐る恐る目を開けると、
「こっ、ここっ」
「ニワトリか?」
「コーラルさん!」
「うむ。平気かマヤ?けがはしていないか?」
俺はいまだおびえるマヤの前でしゃがみこみ、野草を腰袋にしまいながら手を差し出す。
「あ、その、大丈夫です。ありがとうございます!」
涙目のマヤは少し照れながら俺の手をとった。
「えへへ、助かりました」
「お前はあれだな、俺と同じでトラブルを引き寄せる体質なんじゃないか?」
「やー、そんなはずは、ないと思うんですけど……」
引っ張りあげると、マヤは俺に寄りかかるようにして掴まった。
「今日はこの辺で野草採りか。精が出るな。しかし今度からはちゃんと魔法石を使うんだぞ」
マヤは申し訳なさそうに苦笑した。
「使おうとしたらちょうどコーラルさんが来てくれたので……それに、領近くの森一帯はノームさんたちが守ってるっていわれてるから、気を抜いてたみたいです」
「なぬ!?」
今ノームと言ったのか!?
かなりしれっと言ったが、たしかに今マヤの口からノームという言葉が出てきたぞ。
「知っているのか、マヤは。ノームのことを」
「はい。何でですか?」
「いや、何でって、そんなにあれだろ、有名どころでもあるまい?」
「かなり有名だと思いますけど。土の精霊ノームっていったら」
「土の、え?」
精霊?
なんぞ?
ノームだよな?魔族の。
「あのちっちゃいやつらのこと言ってるんだよな?」
「ええ、私は見たことありませんけど……バクルモアティ領を守ってくれているいい精霊さんですよね?」
「…………」
いまいち話が見えないが、どうやら《こちら側》ではノームのことは魔族ではなく精霊と呼ばれているらしい。
「このへんの村々の言い伝えでは、庭先をきれいにしてパンとかお酒とかをお供えすると、たまにボロボロの靴や服が修繕されていたり、雨漏りがなおっていたりするらしいですよ」
「ほう、なるほど、それはいい精霊さんだな。俺も会ってみたいものだ」
ノームどもめ。
事情はよう知らんが、メシを報酬にそんなことをやっておったのか。
しかしいいことを聞いた。
誘きだす餌であるパンも酒も調達できる。このへんは家からわりと近い距離にあるし、あとは少し周辺を掃除すれば――もはや条件は揃うであろうなあ。
いやあ、早く捕獲――いや出会いたいものだ。労働力、いやノームとかいう精霊に。
「な、なんか怖い顔してませんか」
「そうか?」
いかん、顔に出ていたか。
「なんにしても礼を言うぞマヤ。あと、この猪は山分けしよう。半分ずつでどうだ?」
「そんな、コーラルさんが全部いただいてください!ていうか、そんなに持って帰れませんし」
「そうか?なら俺の家に全部運ぶが……」
「はい!」
だったら近いうちサリヴィアも招いて皆で食べるか。
飲み屋の親父の話だと、血と内臓を抜いて吊るしておくと硬直が始まり、しばらくして硬直が解けて柔らかくなれば旨味が増すんだったか。
血も内臓も使えるらしいが……料理とかその辺はマヤやサリヴィアに教わりながらやるとするか。
とにかく帰ったら試しに焼いて食ってみようじゃないか。
「で、マヤよ」
「はい!」
「いつ自分の力で立てるのだ」
「ちょっ、ちょっと腰が抜けちゃって……」
マヤは俺の体に掴まりながら、困ったように言った。
まだ足が笑っているようだ。
マヤが足に力を込めようとすると、頭で俺を押し出そうとしているかのように額を俺の腹につける格好になる。
うまいこと力が入らず倒れそうになっているのを堪えてるのはわかるんだが、若い町娘としてその格好はどうかと思うぞ。
がんばれマヤ。立つのだ。
「コーラル」
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それから俺と一緒にいるマヤを見つけると、用心深い猛獣のように素早く飛びのいた。
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