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第1章
第3話:騎士団長様の家でお世話になる事になりました
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騎士団長様の腕に抱かれているうちに、随分と落ち着いてきた。それにしても、騎士団長様の腕の中はとても温かくて落ち着く。
22歳という若さでこの街の騎士団長を任されているグレイ様。普段は物静かであまり話さない人だが、騎士団員の話では物凄く怖くて物凄く強いらしい。でも、そんな人でないと騎士団長は務まらないのだろう。
そんな事を考えているうちに、騎士団長様のお屋敷に着いたようだ。でも、騎士団長をしている割には、いたって普通のお家。私はてっきり物凄く立派な、貴族が住むようなお屋敷を想像していたが…
そう言えば、騎士団長様はあまり派手な事がお好きではないと聞いたことがある。だから、あえてこういう普通のお家に住んでいるのかもしれないわ。
「ここが俺の家だ。とにかく、すぐに手当てをしないとな。すまない、ここで1人で暮らしているため、部屋が寒いな。すぐに暖かくするから待っていてくれ」
私を暖炉の前の椅子に座らせると、急いで暖炉に薪をくべる騎士団長様。そして、すぐに私の足の様子を確認する。
「捻挫だな。湿布を貼っておけばすぐに治るだろう」
そう言うと、手際よく私の足に湿布を貼り、しっかり包帯で固定してくれた。さらに擦りむいていた手も手当てをしてくれた。そして私に温かいお茶を手渡してくれた騎士団長様。何から何まで申し訳ない。
温かいお茶を飲んだら、少し気持ちも楽になった。
「騎士団長様、何から何まで本当にありがとうございます。このご恩は必ずお返ししますわ。そうだ、明日から1週間、私が働いているお店のお食事を、無料にさせていただきます。ごめんなさい。私にはこれくらいしかできなくて…それでは私はこれで」
店長に頼んで、騎士団長様の食事代を私の給料から引いてもらう様に、明日早速頼まないとね。とにかく、手当てまでしてもらったのだ。これ以上騎士団長様に迷惑をかける訳には行かない。深々と頭を下げ、部屋から出て行こうとしたのだが…
「待ってくれ。君はさっき、帰る家がないと言ったな?このままここを出て行って、どうするつもりだ?一体君の身に何があったんだ?言いたくないのなら言わなくてもいいが、よければ聞かせて欲しい」
真っすぐ私を見つめる騎士団長様。彼になら話しても大丈夫かしら?
「実は急に夫から離縁を突き付けられ、家から追い出されたのです」
「何だって?それは一体どういう事だ?」
目を大きく見開き、あり得ないと言った表情で聞き返してくる騎士団長様。私は騎士団長様に、さっき起こった出来事を細かく話した。すると、みるみる顔が鬼のように恐ろしくなっていく騎士団長様。
「あの男、ふざけているのか?最初から財産目的だっただと?要するに、結婚する前から女がいたという事か!なんてクズ野郎なんだ。許せん!」
顔を真っ赤にして怒り狂う騎士団長様。なるほど、騎士団員が言っていた鬼の様に恐ろしいとは、この顔の事だったのね…確かに怖いわ…
「話は分かった。スカーレット殿、そんなクズ野郎の為に涙を流すなんてもったいない。住む場所がないなら、落ち着くまでここにいるといい。そうだな、隣の部屋が空いているから、あの部屋を使ってくれ。一応来客用にベッドもある。何か足りないものや生活していくうえで不自由が出てきたら、その都度買い足そう」
そう言うと、隣の部屋に案内してくれた騎士団長様。これ以上騎士団長様に迷惑をかける訳には行かない。でも、このままこの家を出ても、行く当てもない。とにかく新しい家が決まるまで、お世話になろう。
「何から何までありがとうございます。お世話になります」
ぺこりと頭を下げた。
「それじゃあ、一応家の説明をしておかないとな。スカーレット殿、歩けるか?」
「ええ、大丈夫ですわ」
どうやら家の中を案内してくれる様だ。騎士団長様についていく。
「ここが便所、ここが風呂だ。こっちが台所。まあ、俺は基本的に料理も掃除も洗濯も出来ないから、食事は外で食べるし、掃除や洗濯も業者に依頼している。だからスカーレット殿も、遠慮せずに業者に頼んでくれて構わない」
何ですって、全て業者に依頼しているですって。さすが騎士団長様。でも、基本的な家事は私でも出来る。ここにしばらくお世話になるのだから、それくらい私がしないと!
「騎士団長様、家事なら私が出来ますので、どうか私にやらせていただけないでしょうか?ただお世話になるだけでは、心苦しいので」
「君はそんな事を心配しなくていい。ただでさえあのクソ野郎に傷つけられたうえ、怪我までしているんだ。大きな顔をしてゆっくり休んでいてくれ」
「いいえ、そう言う訳には行きませんわ。どうかお願いします。そうでないと、このお家でお世話になる訳には行きません」
ただのお荷物にはなりたくない。ただでさえ、私はもう独りぼっちなのだから、せめて誰かの為に何かをしたいのだ。
「わかった。それじゃあ、お願いしてもいいだろうか」
「ありがとうございます」
良かった。了承してもらえたわ。とにかく出来る事は何でもしよう。それから、あまり長居してはご迷惑だから、なるべく早く家を見つけないと。
22歳という若さでこの街の騎士団長を任されているグレイ様。普段は物静かであまり話さない人だが、騎士団員の話では物凄く怖くて物凄く強いらしい。でも、そんな人でないと騎士団長は務まらないのだろう。
そんな事を考えているうちに、騎士団長様のお屋敷に着いたようだ。でも、騎士団長をしている割には、いたって普通のお家。私はてっきり物凄く立派な、貴族が住むようなお屋敷を想像していたが…
そう言えば、騎士団長様はあまり派手な事がお好きではないと聞いたことがある。だから、あえてこういう普通のお家に住んでいるのかもしれないわ。
「ここが俺の家だ。とにかく、すぐに手当てをしないとな。すまない、ここで1人で暮らしているため、部屋が寒いな。すぐに暖かくするから待っていてくれ」
私を暖炉の前の椅子に座らせると、急いで暖炉に薪をくべる騎士団長様。そして、すぐに私の足の様子を確認する。
「捻挫だな。湿布を貼っておけばすぐに治るだろう」
そう言うと、手際よく私の足に湿布を貼り、しっかり包帯で固定してくれた。さらに擦りむいていた手も手当てをしてくれた。そして私に温かいお茶を手渡してくれた騎士団長様。何から何まで申し訳ない。
温かいお茶を飲んだら、少し気持ちも楽になった。
「騎士団長様、何から何まで本当にありがとうございます。このご恩は必ずお返ししますわ。そうだ、明日から1週間、私が働いているお店のお食事を、無料にさせていただきます。ごめんなさい。私にはこれくらいしかできなくて…それでは私はこれで」
店長に頼んで、騎士団長様の食事代を私の給料から引いてもらう様に、明日早速頼まないとね。とにかく、手当てまでしてもらったのだ。これ以上騎士団長様に迷惑をかける訳には行かない。深々と頭を下げ、部屋から出て行こうとしたのだが…
「待ってくれ。君はさっき、帰る家がないと言ったな?このままここを出て行って、どうするつもりだ?一体君の身に何があったんだ?言いたくないのなら言わなくてもいいが、よければ聞かせて欲しい」
真っすぐ私を見つめる騎士団長様。彼になら話しても大丈夫かしら?
「実は急に夫から離縁を突き付けられ、家から追い出されたのです」
「何だって?それは一体どういう事だ?」
目を大きく見開き、あり得ないと言った表情で聞き返してくる騎士団長様。私は騎士団長様に、さっき起こった出来事を細かく話した。すると、みるみる顔が鬼のように恐ろしくなっていく騎士団長様。
「あの男、ふざけているのか?最初から財産目的だっただと?要するに、結婚する前から女がいたという事か!なんてクズ野郎なんだ。許せん!」
顔を真っ赤にして怒り狂う騎士団長様。なるほど、騎士団員が言っていた鬼の様に恐ろしいとは、この顔の事だったのね…確かに怖いわ…
「話は分かった。スカーレット殿、そんなクズ野郎の為に涙を流すなんてもったいない。住む場所がないなら、落ち着くまでここにいるといい。そうだな、隣の部屋が空いているから、あの部屋を使ってくれ。一応来客用にベッドもある。何か足りないものや生活していくうえで不自由が出てきたら、その都度買い足そう」
そう言うと、隣の部屋に案内してくれた騎士団長様。これ以上騎士団長様に迷惑をかける訳には行かない。でも、このままこの家を出ても、行く当てもない。とにかく新しい家が決まるまで、お世話になろう。
「何から何までありがとうございます。お世話になります」
ぺこりと頭を下げた。
「それじゃあ、一応家の説明をしておかないとな。スカーレット殿、歩けるか?」
「ええ、大丈夫ですわ」
どうやら家の中を案内してくれる様だ。騎士団長様についていく。
「ここが便所、ここが風呂だ。こっちが台所。まあ、俺は基本的に料理も掃除も洗濯も出来ないから、食事は外で食べるし、掃除や洗濯も業者に依頼している。だからスカーレット殿も、遠慮せずに業者に頼んでくれて構わない」
何ですって、全て業者に依頼しているですって。さすが騎士団長様。でも、基本的な家事は私でも出来る。ここにしばらくお世話になるのだから、それくらい私がしないと!
「騎士団長様、家事なら私が出来ますので、どうか私にやらせていただけないでしょうか?ただお世話になるだけでは、心苦しいので」
「君はそんな事を心配しなくていい。ただでさえあのクソ野郎に傷つけられたうえ、怪我までしているんだ。大きな顔をしてゆっくり休んでいてくれ」
「いいえ、そう言う訳には行きませんわ。どうかお願いします。そうでないと、このお家でお世話になる訳には行きません」
ただのお荷物にはなりたくない。ただでさえ、私はもう独りぼっちなのだから、せめて誰かの為に何かをしたいのだ。
「わかった。それじゃあ、お願いしてもいいだろうか」
「ありがとうございます」
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※作者はザマァを描くのが苦手なので、ザマァ要素は薄いです。
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