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第40話:病院生活がスタートしました
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目を覚ますと、ちょうど食事の時間だったらしく、豪華な食事が運ばれてきた。ちょうどカルロス様も目が覚めたらしく、2人で食事を頂く。ただ、怪我のせいかあまり食欲がない。
「ルミタン、もう食べないのかい?しっかり食べないと良くならないよ」
カルロス様が心配そうに訪ねて来たが、なんだか食欲がないのだ。食後は看護師さんたちが体を拭いてくれた。有難い事に、カルロス様からは見えない様に、ベッド事移動してくれたのだ。
「おい、ルミタンをどこに連れて行く気だ!」
そう言って本気でついて来ようとしていた為
「ルミナス様の体を綺麗にするだけです。覗きの様なはしたない事はお控えください!」
と、ピシャリと看護師さんに言われ、しぶしぶベッドに戻ったカルロス様。本当にあの人は…
「ルミナス様も大変ですね…あら?随分と体が熱いですわ。もしかして熱が…やっぱり熱が出ておりますね。すぐに解熱剤と痛み止めを準備します。それから氷枕も」
やはりお医者様がおっしゃった通り、熱が出て来た様だ。看護師さんたちが慌ただしく動いている。
「ルミタン、熱が出たのかい?可哀そうに。息使いも荒くなっている。相当辛そうだ。あぁ、俺が変わってあげたい…」
いつの間にか私のベッドに入り込んできたカルロス様が、私にピッタリ寄り添っている。申し訳ないが、今は暑くてたまらないのだ。あまりくっ付かないで欲しい…
「コラ、カルロス様!今ルミナス様は熱が出て大変なのです。ただでさえ暑がっているのに、あなたがくっ付いて熱を与えてどうするのですか?ほら、すぐに離れて!」
シッシッと言わんばかりに、カルロス様を追い出す看護師さんたち。強い…強すぎるわ。
手際よく氷枕を準備してくれ、薬も飲ませてくれた。
「これからもっと熱が上がるかもしれません。何かあったら、このボタンを押してください。それからカルロス様、あなた様も酷い怪我を負っているのです。あなた様も熱が出るかもしれませんので、十分気を付けて下さいね。それから、看護は私達が行いますので、くれぐれもルミナス様に何かしない様にお願いします!いいですね?」
強く看護師さんに言われたカルロス様が、ふてくされて俯いている。
「それでは何かあったらすぐに呼んでください」
そう言うと、看護師さんが部屋から去って行った。
「何なんだあの女たち!俺の事をコケにして。そもそも俺は体を鍛えているのだ。ちょっとやそっとの怪我では熱なんて出さないのに。本当にあの女たち!ルミタン、あの女たちはああ言っていたけれど、俺がルミタンのお世話をするからね」
そう言って張り切っていたカルロス様だったが、その後私と同じく熱を出してしまい、その日の晩は2人そろって看護師さんのお世話になったのだった。
翌日
「お2人ともすっかり熱が下がりましたね。よかったですわ」
「昨晩は色々とありがとうございました」
笑顔の看護師さんに、改めてお礼を言う。
「これが私どもの仕事ですので。すぐに朝食をお持ちいたしますね」
そう言って食事を持ってきてくれた看護師さん。本当に優しくて素敵な女性だ。
「さあ、カルロス様、ふてくされていないで食事にしましょう」
ベッドで丸くなり背中を向けているカルロス様に声を掛ける。
「俺は別にふてくされてなんていない。ただ…この程度の怪我で熱を出してしまった事に、ショックを受けているだけだ…俺はいつからこんな軟な体になってしまったのだろう…」
「カルロス様、あなた様は重傷を負ったのですよ。熱が出るのは普通の事なのではないのですか?とにかく食べないと元気が出ませんよ」
そう声を掛けるが、相当ショックだったのか全く動かない。仕方がないわね。
「カルロス様、私が食べさせて差し上げますわ。ほら、起きて下さい」
「えっ、ルミタンが?」
むくりと起き上がったカルロス様のお口に、食事を運ぶ。
「ルミタンが食べさせてくれた食事、美味しいなぁ。それじゃあ今度は俺が食べさせてあげるね。はい、あ~んして」
そう言って今度はカルロス様が、私の口に食べ物を入れてくれる。すっかり機嫌がなおったわね、よかったわ。
食後はそれぞれお医者様に怪我の様子を確認してもらったり、包帯を変えてもらったり、体を拭いてもらったりした。
ちょうど処置が終わったところで、お兄様とお母様がやって来た。
「ルミナス、カルロス殿、調子はどうだい?」
「ええ、看護師さんたちがとても良くしてくださっているので、快適に過ごしておりますわ」
「それは良かった。昨日病室に来た時は、2人そろって眠っていたから帰ったのだが。それからあまり看護師の方たちに迷惑を掛けられないから、家からはミリーを置いて行く事にしたよ」
後ろで心配そうな顔のミリーが控えていた。ミリーが傍にいてくれるのなら、なおさら快適に過ごせそうだ。
「それでドリトル殿、アナリス殿下の件、どうなったのですか?」
カルロス様が真剣な表情でお兄様に問いかけている。私も気になるわ。一体あの後、どうなったのかしら?
「ルミタン、もう食べないのかい?しっかり食べないと良くならないよ」
カルロス様が心配そうに訪ねて来たが、なんだか食欲がないのだ。食後は看護師さんたちが体を拭いてくれた。有難い事に、カルロス様からは見えない様に、ベッド事移動してくれたのだ。
「おい、ルミタンをどこに連れて行く気だ!」
そう言って本気でついて来ようとしていた為
「ルミナス様の体を綺麗にするだけです。覗きの様なはしたない事はお控えください!」
と、ピシャリと看護師さんに言われ、しぶしぶベッドに戻ったカルロス様。本当にあの人は…
「ルミナス様も大変ですね…あら?随分と体が熱いですわ。もしかして熱が…やっぱり熱が出ておりますね。すぐに解熱剤と痛み止めを準備します。それから氷枕も」
やはりお医者様がおっしゃった通り、熱が出て来た様だ。看護師さんたちが慌ただしく動いている。
「ルミタン、熱が出たのかい?可哀そうに。息使いも荒くなっている。相当辛そうだ。あぁ、俺が変わってあげたい…」
いつの間にか私のベッドに入り込んできたカルロス様が、私にピッタリ寄り添っている。申し訳ないが、今は暑くてたまらないのだ。あまりくっ付かないで欲しい…
「コラ、カルロス様!今ルミナス様は熱が出て大変なのです。ただでさえ暑がっているのに、あなたがくっ付いて熱を与えてどうするのですか?ほら、すぐに離れて!」
シッシッと言わんばかりに、カルロス様を追い出す看護師さんたち。強い…強すぎるわ。
手際よく氷枕を準備してくれ、薬も飲ませてくれた。
「これからもっと熱が上がるかもしれません。何かあったら、このボタンを押してください。それからカルロス様、あなた様も酷い怪我を負っているのです。あなた様も熱が出るかもしれませんので、十分気を付けて下さいね。それから、看護は私達が行いますので、くれぐれもルミナス様に何かしない様にお願いします!いいですね?」
強く看護師さんに言われたカルロス様が、ふてくされて俯いている。
「それでは何かあったらすぐに呼んでください」
そう言うと、看護師さんが部屋から去って行った。
「何なんだあの女たち!俺の事をコケにして。そもそも俺は体を鍛えているのだ。ちょっとやそっとの怪我では熱なんて出さないのに。本当にあの女たち!ルミタン、あの女たちはああ言っていたけれど、俺がルミタンのお世話をするからね」
そう言って張り切っていたカルロス様だったが、その後私と同じく熱を出してしまい、その日の晩は2人そろって看護師さんのお世話になったのだった。
翌日
「お2人ともすっかり熱が下がりましたね。よかったですわ」
「昨晩は色々とありがとうございました」
笑顔の看護師さんに、改めてお礼を言う。
「これが私どもの仕事ですので。すぐに朝食をお持ちいたしますね」
そう言って食事を持ってきてくれた看護師さん。本当に優しくて素敵な女性だ。
「さあ、カルロス様、ふてくされていないで食事にしましょう」
ベッドで丸くなり背中を向けているカルロス様に声を掛ける。
「俺は別にふてくされてなんていない。ただ…この程度の怪我で熱を出してしまった事に、ショックを受けているだけだ…俺はいつからこんな軟な体になってしまったのだろう…」
「カルロス様、あなた様は重傷を負ったのですよ。熱が出るのは普通の事なのではないのですか?とにかく食べないと元気が出ませんよ」
そう声を掛けるが、相当ショックだったのか全く動かない。仕方がないわね。
「カルロス様、私が食べさせて差し上げますわ。ほら、起きて下さい」
「えっ、ルミタンが?」
むくりと起き上がったカルロス様のお口に、食事を運ぶ。
「ルミタンが食べさせてくれた食事、美味しいなぁ。それじゃあ今度は俺が食べさせてあげるね。はい、あ~んして」
そう言って今度はカルロス様が、私の口に食べ物を入れてくれる。すっかり機嫌がなおったわね、よかったわ。
食後はそれぞれお医者様に怪我の様子を確認してもらったり、包帯を変えてもらったり、体を拭いてもらったりした。
ちょうど処置が終わったところで、お兄様とお母様がやって来た。
「ルミナス、カルロス殿、調子はどうだい?」
「ええ、看護師さんたちがとても良くしてくださっているので、快適に過ごしておりますわ」
「それは良かった。昨日病室に来た時は、2人そろって眠っていたから帰ったのだが。それからあまり看護師の方たちに迷惑を掛けられないから、家からはミリーを置いて行く事にしたよ」
後ろで心配そうな顔のミリーが控えていた。ミリーが傍にいてくれるのなら、なおさら快適に過ごせそうだ。
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