ラノベ風に明治文明開化事情を読もう-クララの明治日記 超訳版

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クララの明治日記超訳版 総集編その弐

ラノベ風に明治文明開化事情を読もう-クララの明治日記超訳版 総集編その弐

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【クララの明治日記  超訳版解説】
「さあ、今回は思ったより長くなりましたのでテキパキといきますわよ。
手始めに、基本となるホイットニー家と勝家の基本的な人物構成からご紹介致しますわ」
「但し、現在の超訳日記進行時点、つまり1878年6月の段階ではまだ生まれていない子も含んだリストになっているのでお気をつけを」

【ホイットニー家】
父 ウィリアム(1825-1882)
母 アンナ(1838-1883)
兄 ウィリス(1855-1918):通称ウィリイ
  クララ(1861-1936):
妹 アデレイド(1869-1896):通称アディ
【ホイットニー家使用人(順不同。常時三人ほど)】
・セイキチ ・ウメ ・ヤス ・クマ ・金三郎 ・ヤス
・お鶴 ・カネ ・セキ ・イク ・ツネ ・トシ ・チヨ
【勝家】
父  勝海舟(1823-1899)
母  民子
長女 夢 :内田家へ嫁ぐ。
次女 孝子:疋田家へ嫁ぐ。ホイットニー家に頻繁に訪問
長男 小鹿:1877年末にアナポリス海軍兵学校留学から帰国。
次男 四郎:早世
三女 逸子:クララの親友。
三男 梅太郎:後にクララと結婚。
四男 義徴:クララの日記中では「七郎」。
四女 八重:早世
五女 たへ:
【疋田家】勝孝子嫁ぎ先
父  正善
母  孝子:勝海舟次女。
長女 輝子:通称:お輝ちゃん。
次女 松代:
長男 玄亀:ホイットニー家へ頻繁に遊びに。
次男 保爾:内田家(勝海舟長女である夢の嫁ぎ先)へ養子に。
三男 静守:
四男 彰爾:

「引き続いてクララの個人的な繋がりから紹介しますわ」
「まずは日本人編をどうぞ」

【クララの友達兼生徒たち】
勝  逸子:勝海舟三女。通称お逸。クララの親友。
勝梅太郎:勝海舟三男。後にクララと結婚。
勝  七郎:勝海舟四男。本名は「義徴」。
松平八百子:通称おやおさん。出雲松江藩第10代藩主松平定安四女。旧津山藩主松平確堂養女。
すみ  :通称おすみ。苗字不詳。サカキ? 八百子の「世話人&ご学友」的ポジション。
杉田 盛:杉田玄瑞子息。
滝村小松:通称おこまつ。徳川家継承者守役滝村鶴雄の娘。
滝村武夫:徳川継承者守役滝村鶴雄の息子。
森 有祐:森有礼の兄の子供。クララ日本来日最初期の生徒。
渡辺筆子:江戸城開城西郷側副使である渡辺清の娘。

【クララの日本人の友達】
大鳥ひな:大鳥圭介娘。通称おひなさん。上杉茂憲氏と結婚。
大鳥ゆき:大鳥圭介娘。通称おゆきさん。
大鳥菊子:大鳥圭介娘。通称お菊ちゃん。
村田ひさ:村田一郎夫人。
三浦 柳:三浦徹夫人。

【クララの日本人の知人】
森 有礼:初代文部大臣。ホイットニー氏を商法講習所の講師として招聘。
森  常:森有礼妻。クララのピアノの教え子。
富田 縫:ホイットニー家来日直後の世話役。杉田玄白曾孫。
富田鉄之助:勝海舟の教え子。第二代日銀総裁。
勝 海舟:江戸城無血開城の立役者。
勝 民子:海舟の妻
高木貞作:第十二代服部半蔵の従兄弟。最後の新撰組隊士。商法講習所助手
大鳥圭介:幕府陸軍奉行。函館戦争で抗戦。工部大学校校長。
杉田玄瑞:開成所教授。医師。杉田立卿(玄白の実子)の養子。
杉田 武:玄瑞の子。慶應義塾医学部の最初のスタッフの一人。
津田 仙:津田梅子の父。キリスト教界三傑の一人。日本初の本格的西洋農法紹介&実践。
福沢諭吉:慶應義塾創始者。
中村正直:明治の六大教育家の一人。福澤諭吉、森有礼、西周らと明六社を結成。
箕作秋坪:蘭学者。明六社に参加。
松平定敬:旧桑名藩主。京都所司代。会津藩主松平容保の実弟。
松平確堂:旧津山藩主。家斉の実子。十六男。徳川家達の実質後見人。
松平康倫:確堂の四男。八百子の許嫁。1878年八百子と結婚する前に死去。
松平康民:確堂の五男。後に八百子と結婚。
徳川家達:第16代徳川家継承者。後の貴族院議長。
徳川達孝:「若い田安公」として登場。徳川家達の弟。
大久保三郎:大久保一翁子息。家達の付き人。後の帝国大学理科大学助教授。
大久保業:大久保一翁子息。家達と共に欧州留学。鉄道技師。
滝村鶴雄:徳川家継承者守役
竹村謹吾:元幕臣。家達に仕える。大蔵省官吏。
村田一郎:富士製紙(王子製紙の前身の一つ)創業者。
川路利良:初代大警視。
矢田部良吉:初代東京帝国大学植物学教授。
矢野二郎:商法講習所(現一橋大学)初代所長。
吉沢郷党:開拓使役人
楠本正隆:東京府知事
中島信行:神奈川県令
神田孝平:文部少輔。兵庫県令。
種田誠一:東京馬車鉄道を設立し、本格的な馬車鉄道を普及
佐々木三郎:軍人。
中原国三郎:銀行家
小野:報知新聞記者

「日本人の知人編は凄いよねー、うちの父様を含めて」
「ホイットニー家の日本人の人脈は大まかに分けて、森有礼氏関係と、お逸のところのお父様である勝海舟氏関係とに別れていますわ。
 だから逆説的に薩摩系の政府要人はいても、長州系は殆ど誰も知り合いにいませんわね」
「それでは引き続き、ユウメイを含めた外国人――クララにとっては同国人も含むけれど――の友人・知人編を」

【クララの外国人の友達】
キン・ユウメイ:清国人牧師の娘でマッカーティー牧師養女。アメリカの医学校卒の初の中国人。
ガシー・ヴィーダー:姉。豪放磊落な性格。
ジェニー・ヴィーダー:妹。病弱。
エマ・ヴァーベック:変わった子。ガシーがふざけちらしても平気な顔。
アニー・ヴァーベック:
ウィリイ・ヴァーベック:短気
ジェシー・フェントン: 
ジョージ・バチェルダー:面白い少年
フレッド・ダイヴァーズ:ガシーにちょっかいを出して制裁されるw。
ルース・クラーク:トム・ブラウアズと婚約
メーベル・ブルック:クック氏と結婚
アニー・ブラウン:横浜在住。愚痴が多い。
スージー・コクラン:クララより僅かに歳下だれど、動作は大人びている。
ジョージ・コクラン:
モード・コクラン:アディと仲良し
アニー・トルー:アディの友達

【クララの外国人の知人(著名人のみ)】
J・C・ヘップバーン:ヘボン博士。ヘボン式ローマ字の生みの親。
クララ・ヘップバーン:ヘボン博士の妻。ヘボン塾開設。後の明治学院大学。
G・ヴァーベック:フルベッキ博士。大隈重信の師。岩倉使節団を建白。政府法律顧問。
J・A・ビンガム:駐日全権アメリカ公使。
ハリー・パークス:イギリス全権大使。
C・M・ウイリアムズ:アメリカ聖公会牧師。後の立教大学・立教女子学院設立。
G・コクラン:カナダ人宣教師。中村正直経営の同人社で聖書講義。旧約聖書翻訳。
E・サイル:宣教師。東大で哲学・歴史・心理学を教授。アジア協会創立に尽力。アニー・ワシンシン義父。
A・ショー:福沢諭吉の家に同居し慶應義塾で学生を指導。軽井沢避暑地の発見者。
D・スクンメーカー:女性宣教師。津田仙の援助で青山女学院の前身を設立。
ド・ボワンヴィル:フランス人建築士。印刷局・工学寮講堂設計・建築。
U・G・ディクソン:スコットランド出身。工部大学校で英文学を指導。日本論執筆。
D・マッカーティー:開成学校で英語・ラテン語。博物学教授。ユウメイの義父。
D・マレイ:日本の教育制度基礎作成。東大整備も。教育博物館を設立し、教育令起草。
アニー・ワシンシン:初代ワシントン大統領直系子孫。東京女学校で教鞭。

「外国人側の著名人は殆ど皆さんピント来ないと思いますけれども、それでも今日の日本の教育の礎となった人物が多数ですわ」
「友達編としてはメイと同じくらい頻繁に登場するのがガシー・ヴィーダーかな? 結構お転婆で私と同じタイプみたい。もっとも、更に変わった子として描かれているのはエマ・ヴァーベックだけど」
「彼女の苗字、ヴァーベックでは分からなくとも、英語風のフルベッキと表記すると聞き覚えがある方もみえる方がいるかもしれませんわね。そうです、彼女の父親は明治初期の“お雇い外国人”としては最高級をはんでいたというフルベッキ博士ですわ。岩倉遣欧使節団が実現したのもこの方の助言があってこそ、と云われている近代日本の道筋を建てた方の一人ですの」
「娘さんの性格からして全然想像つかないよねー」
「貴女がそれを云いますの、お逸!?」
「……なんとなく風当たりが強くなりそうなので、今回は早めに切り上げ。
ともあれ今回の人物紹介編を抑えた上でこれまでの“超訳日記”を読み直して貰えると、ずっと読みやすいかも?」
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