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第2話 聞こえない言葉
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日直の仕事を終え、がらんとした教室に一人。俺は伸びを一つして、自分の席に戻り鞄を肩にかけた。窓の外はすっかりオレンジ色に染まっている。今日の役目も終わりだ。さっさと帰ってゲームでもしよう。
廊下に出ると、まだ部活前の威勢のいい声が遠くから聞こえてきた。階段を降り、昇降口で靴を履き替えていると、ちょうど部活に向かう健太とばったり会った。
「お、航。まだいたのか。日直ご苦労さん」
「おう。今から帰りだよ。お前は部活か」
「おうよ。週末の練習試合に向けて気合入れねえとな」
汗を拭いながら笑う健太は、実に爽やかなスポーツマンだった。俺も中学まではバスケ部だったが、高校では帰宅部を選んだ。特に理由はない。ただなんとなく、そこまで打ち込めるものがなかっただけだ。
「そういや航、例のランキングだけどな」
「まだその話してんのかよ」
「月宮さん、実はめちゃくちゃファンがいるらしいぞ。俺らみたいに遠巻きに見てるだけじゃなくて、ガチで狙ってる奴らが」
健たは声を潜めて、他校の奴らもいるだとか、文化祭で告白しようと計画してる奴がいるだとか、どこから仕入れてきたのか分からない情報を並べ立てた。
「へえ。まあ、あれだけ綺麗ならそうだろうな」
「だろ? お前も気をつけろよ」
「俺が何をだよ。接点ゼロだっての」
呆れて笑うと、健太も「だよな!」と快活に笑った。
「じゃ、俺行くわ。また明日な」
「おう、またな」
手を振って健太を見送り、俺は昇降口を出た。夕暮れの風が少し肌寒い。ポケットに手を入れて歩き出そうとした、その時だった。
ない。
いつも右のポケットに入れているはずのスマホの感触がない。鞄の中も探ってみたが、見当たらない。
「……やべ。教室だ」
今日の古典の授業中、机の上に出したままだったのを思い出した。俺は大きなため息をつき、踵を返して校舎へと引き返した。全く、間が悪い。もう誰もいないだろうな。そんなことを考えながら、誰もいない廊下を歩き、二年B組の教室の前に立つ。
念のため、ドアを静かに少しだけ開けて中を覗いた。万が一、まだ誰か残っていたら気まずい。
その瞬間、俺は息を飲んだ。
いた。
教室の真ん中。夕日を背にして、一人の女子生徒が立っていた。
長い黒髪。華奢な背中。月宮雫だった。
どうしてまだいるんだ、という疑問よりも先に、彼女の奇妙な行動に俺の視線は釘付けになった。
彼女は、誰かと話しているようだった。いや、違う。教室には彼女しかいない。彼女は、窓の外に広がる茜色の空に向かって、何かを語りかけているように見えた。
声は聞こえない。当たり前だ。彼女は話さない。
だが、彼女の両手が、指先が、まるで生き物のように宙を舞っていた。
右手と左手が絡み合い、離れ、形を変えていく。指がしなやかに曲がり、伸び、何かを指し示す。それは、今まで見たこともない、不思議で、そして、どうしようもなく美しい光景だった。
まるで、言葉を持たない妖精が舞う、秘密の踊りのようだった。
俺はドアの隙間から、身を隠すのも忘れてその光景に見入っていた。
いつも教室の隅で、静かに本を読んでいる彼女。表情を変えず、誰とも視線を合わせようとしない、氷の人形のような彼女。その姿は、ここにはなかった。
夕日を浴びる彼女の横顔は、わずかに微笑んでいるように見えた。その表情は穏やかで、柔らかい。指の動きに合わせて、小さく頷いたり、少し眉をひそめたり、感情が豊かに変化しているのが見て取れた。
まるで、目に見えない誰かと、心から楽しそうに会話しているようだ。
指先が宙に描く軌跡は、滑らかで澱みがない。一つ一つの動きに、意味が込められているように感じられた。速くなったり、ゆっくりになったり。そのリズムは、まるで音楽のようだった。
ああ、彼女は「話して」いるのだ。
俺は直感的にそう理解した。
声ではない、別の何かで。彼女だけの言葉で、世界と対話しているのだと。
見てはいけないものを、見てしまった。
彼女の最もプライベートな、誰にも見せていないであろう姿を、俺は盗み見てしまっている。
罪悪感が胸をよぎる。すぐにでもこの場を去るべきだ。
なのに、俺の足は床に縫い付けられたように動かなかった。目が離せない。
彼女が紡ぐ、音のない言葉から、目が離せないのだ。
クールで、ミステリアスで、近寄りがたい。そんな彼女のイメージが、目の前でガラガラと音を立てて崩れていく。
本当の彼女は、こんなにも表情豊かなのか。こんなにも、何かを伝えたがっているのか。
俺が今まで見ていたのは、月宮雫という人間の、ほんの表面に過ぎなかったのかもしれない。
不意に、彼女の動きがぴたりと止まった。
そして、満足したように小さく息をつくと、くるりとこちらに背を向け、自分の鞄を手に取った。俺は心臓が跳ね上がるのを感じ、慌ててドアの影に身を隠す。
やがて、教室のドアが静かに開く音がした。
俺は息を殺し、壁に背中を押し付ける。月宮さんが通り過ぎていく気配がした。彼女のシャンプーだろうか。ふわりと甘い香りが鼻を掠める。
足音が完全に遠ざかったのを確認し、俺は恐る恐る教室に足を踏み入れた。
シン、と静まり返った教室。さっきまで彼女が立っていた場所には、夕日の光が帯のように差し込んでいる。空気中には、まだ彼女の気配が微かに残っているようだった。
俺は自分の席へ向かい、机の上に置きっぱなしになっていたスマホを手に取った。冷たい金属の感触が、妙に現実的だった。
帰り道、俺の頭の中は月宮さんのことでいっぱいだった。
あの指の動きは、一体何だったのだろう。
ただの癖や、独り言のようなものだろうか。いや、それにしてはあまりにも複雑で、体系立っていた。
言葉。
そう、あれは間違いなく、一種の言語だった。
声に出さない、指で紡ぐ言葉。
ふと、一つの単語が頭に浮かんだ。
――手話。
テレビのニュースか何かで、見たことがある。耳の聞こえない人たちが使う、コミュニケーション手段。
まさか。彼女が?
だとしたら、今まで俺が見てきた彼女の姿は、全て説明がつく。
誰とも話さないのではない。話せないのだ。
無愛想なのではない。伝えられないだけなのだ。
一人でいるのが好きなわけじゃない。一人でしか、いられないのかもしれない。
もし、そうなら。
俺はポケットの中でスマホを強く握りしめた。
もし、あの指の動きが言葉なのだとしたら。
もし、俺がその言葉を理解できたなら。
彼女と、話せるかもしれない。
クラスの誰も知らない、本当の彼女と。
俺の胸の中で、今まで感じたことのない、強い好奇心という名の炎が静かに燃え上がった。
月宮雫。クラスで3番目に可愛い、無口な女の子。
俺は、君のことをもっと知りたい。
強く、そう思った。
廊下に出ると、まだ部活前の威勢のいい声が遠くから聞こえてきた。階段を降り、昇降口で靴を履き替えていると、ちょうど部活に向かう健太とばったり会った。
「お、航。まだいたのか。日直ご苦労さん」
「おう。今から帰りだよ。お前は部活か」
「おうよ。週末の練習試合に向けて気合入れねえとな」
汗を拭いながら笑う健太は、実に爽やかなスポーツマンだった。俺も中学まではバスケ部だったが、高校では帰宅部を選んだ。特に理由はない。ただなんとなく、そこまで打ち込めるものがなかっただけだ。
「そういや航、例のランキングだけどな」
「まだその話してんのかよ」
「月宮さん、実はめちゃくちゃファンがいるらしいぞ。俺らみたいに遠巻きに見てるだけじゃなくて、ガチで狙ってる奴らが」
健たは声を潜めて、他校の奴らもいるだとか、文化祭で告白しようと計画してる奴がいるだとか、どこから仕入れてきたのか分からない情報を並べ立てた。
「へえ。まあ、あれだけ綺麗ならそうだろうな」
「だろ? お前も気をつけろよ」
「俺が何をだよ。接点ゼロだっての」
呆れて笑うと、健太も「だよな!」と快活に笑った。
「じゃ、俺行くわ。また明日な」
「おう、またな」
手を振って健太を見送り、俺は昇降口を出た。夕暮れの風が少し肌寒い。ポケットに手を入れて歩き出そうとした、その時だった。
ない。
いつも右のポケットに入れているはずのスマホの感触がない。鞄の中も探ってみたが、見当たらない。
「……やべ。教室だ」
今日の古典の授業中、机の上に出したままだったのを思い出した。俺は大きなため息をつき、踵を返して校舎へと引き返した。全く、間が悪い。もう誰もいないだろうな。そんなことを考えながら、誰もいない廊下を歩き、二年B組の教室の前に立つ。
念のため、ドアを静かに少しだけ開けて中を覗いた。万が一、まだ誰か残っていたら気まずい。
その瞬間、俺は息を飲んだ。
いた。
教室の真ん中。夕日を背にして、一人の女子生徒が立っていた。
長い黒髪。華奢な背中。月宮雫だった。
どうしてまだいるんだ、という疑問よりも先に、彼女の奇妙な行動に俺の視線は釘付けになった。
彼女は、誰かと話しているようだった。いや、違う。教室には彼女しかいない。彼女は、窓の外に広がる茜色の空に向かって、何かを語りかけているように見えた。
声は聞こえない。当たり前だ。彼女は話さない。
だが、彼女の両手が、指先が、まるで生き物のように宙を舞っていた。
右手と左手が絡み合い、離れ、形を変えていく。指がしなやかに曲がり、伸び、何かを指し示す。それは、今まで見たこともない、不思議で、そして、どうしようもなく美しい光景だった。
まるで、言葉を持たない妖精が舞う、秘密の踊りのようだった。
俺はドアの隙間から、身を隠すのも忘れてその光景に見入っていた。
いつも教室の隅で、静かに本を読んでいる彼女。表情を変えず、誰とも視線を合わせようとしない、氷の人形のような彼女。その姿は、ここにはなかった。
夕日を浴びる彼女の横顔は、わずかに微笑んでいるように見えた。その表情は穏やかで、柔らかい。指の動きに合わせて、小さく頷いたり、少し眉をひそめたり、感情が豊かに変化しているのが見て取れた。
まるで、目に見えない誰かと、心から楽しそうに会話しているようだ。
指先が宙に描く軌跡は、滑らかで澱みがない。一つ一つの動きに、意味が込められているように感じられた。速くなったり、ゆっくりになったり。そのリズムは、まるで音楽のようだった。
ああ、彼女は「話して」いるのだ。
俺は直感的にそう理解した。
声ではない、別の何かで。彼女だけの言葉で、世界と対話しているのだと。
見てはいけないものを、見てしまった。
彼女の最もプライベートな、誰にも見せていないであろう姿を、俺は盗み見てしまっている。
罪悪感が胸をよぎる。すぐにでもこの場を去るべきだ。
なのに、俺の足は床に縫い付けられたように動かなかった。目が離せない。
彼女が紡ぐ、音のない言葉から、目が離せないのだ。
クールで、ミステリアスで、近寄りがたい。そんな彼女のイメージが、目の前でガラガラと音を立てて崩れていく。
本当の彼女は、こんなにも表情豊かなのか。こんなにも、何かを伝えたがっているのか。
俺が今まで見ていたのは、月宮雫という人間の、ほんの表面に過ぎなかったのかもしれない。
不意に、彼女の動きがぴたりと止まった。
そして、満足したように小さく息をつくと、くるりとこちらに背を向け、自分の鞄を手に取った。俺は心臓が跳ね上がるのを感じ、慌ててドアの影に身を隠す。
やがて、教室のドアが静かに開く音がした。
俺は息を殺し、壁に背中を押し付ける。月宮さんが通り過ぎていく気配がした。彼女のシャンプーだろうか。ふわりと甘い香りが鼻を掠める。
足音が完全に遠ざかったのを確認し、俺は恐る恐る教室に足を踏み入れた。
シン、と静まり返った教室。さっきまで彼女が立っていた場所には、夕日の光が帯のように差し込んでいる。空気中には、まだ彼女の気配が微かに残っているようだった。
俺は自分の席へ向かい、机の上に置きっぱなしになっていたスマホを手に取った。冷たい金属の感触が、妙に現実的だった。
帰り道、俺の頭の中は月宮さんのことでいっぱいだった。
あの指の動きは、一体何だったのだろう。
ただの癖や、独り言のようなものだろうか。いや、それにしてはあまりにも複雑で、体系立っていた。
言葉。
そう、あれは間違いなく、一種の言語だった。
声に出さない、指で紡ぐ言葉。
ふと、一つの単語が頭に浮かんだ。
――手話。
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まさか。彼女が?
だとしたら、今まで俺が見てきた彼女の姿は、全て説明がつく。
誰とも話さないのではない。話せないのだ。
無愛想なのではない。伝えられないだけなのだ。
一人でいるのが好きなわけじゃない。一人でしか、いられないのかもしれない。
もし、そうなら。
俺はポケットの中でスマホを強く握りしめた。
もし、あの指の動きが言葉なのだとしたら。
もし、俺がその言葉を理解できたなら。
彼女と、話せるかもしれない。
クラスの誰も知らない、本当の彼女と。
俺の胸の中で、今まで感じたことのない、強い好奇心という名の炎が静かに燃え上がった。
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