23 / 75
第23話 腐敗した代官の目
しおりを挟む
王都へと続く街道を、みすぼらしい荷車がゆっくりと進んでいた。
荷車を引くのは、下着一枚になった元傭兵。その顔には深い絶望の色が浮かんでいる。荷台には意識はあるものの動けない仲間たちと、恐怖で未だに震えが止まらないジェラールが乗せられていた。
「くそっ……くそっ……!」
ジェラールは己の無力さと屈辱に、何度も悪態をついた。
たかが辺境の農夫。そう侮っていた相手に、自分たちは赤子のようにひねられた。財産も、武器も、プライドも、すべてを奪われた。
彼らが命からがらテルマの街にたどり着いたのは、数日後のことだった。
ゴールデン商会のテルマ支店は、会頭直属の部下がこのような無残な姿で戻ってきたことに騒然となった。
ジェラールは支店長から借りた服を身にまとい、鏡に映る自分の姿を見て再び怒りに身を震わせた。
「このまま、引き下がれるか……!」
あの農夫、アルフォンス。エルフの女。ドワーフの女。そして銀色の狼と、謎のゴーレム軍団。
彼らの顔が脳裏に焼き付いて離れない。
武力で制圧するのは不可能だ。それはこの身をもって思い知らされた。ならば、別の手を使うまで。
「……そうだ。権力を使えばいい」
ジェラールは冷たい笑みを浮かべた。
このテルマ一帯を治めているのは、王家から派遣された代官、バルトーク子爵だ。そしてゴールデン商会は、日頃から多額の賄賂を渡し、この代官と懇意にしていた。
ジェラールはすぐさま代官の館へと向かい、バルトーク子爵との面会を取り付けた。
豪華な応接室で待っていると、やがて肥え太った中年男が姿を現した。贅沢な絹の服に身を包み、指には宝石の指輪をいくつもつけている。その腹黒い笑顔が、彼の腐敗した人格を物語っていた。
「やあ、ジェラール君。わざわざ訪ねてくるとは珍しい。何か、面白い儲け話でも持ってきたのかね?」
バルトーク代官はソファにどっかりと腰を下ろし、腹を揺らしながら言った。
「ええ、代官様。本日は、まさに代官様のお耳に入れておきたい、とっておきの情報がございまして」
ジェラールは作り物の営業スマイルを顔に貼り付け、話を切り出した。
彼は自分たちが襲われたという事実は伏せ、あくまで第三者からの情報という体で、アルフォンスの農園について語り始めた。
「テルマの街から一日ほど離れた渓谷地帯に、最近、奇妙な農園ができたと」
「ほう、農園?」
「はい。そこではどんな傷も一瞬で癒やすという、奇跡のポーションが生産されているとのこと。さらに、伝説の金属であるミスリルさえも、まるで野菜のように収穫できるのだとか」
ジェラールの言葉に、バルトーク代官の目が欲にぎらついた。
「……ポーションに、ミスリルだと? それは誠か?」
「ええ。我が商会の調査員が遠目から確認しておりますので、間違いございません。その農園は他に類を見ないほどの富を生み出す、まさに『黄金郷』なのです」
バルトーク代官は、ごくりと喉を鳴らした。
ポーションとミスリル。その二つがあれば、どれほどの富と権力を手にできるか。想像するだけで笑いが止まらなかった。
「その農園の主は、アルフォンスと名乗る若い男。それに、なぜかエルフとドワーフの女を侍らせ、土くれの人形を操って農作業をさせているとのこと。おそらく、何らかの邪法を用いているに違いありません」
ジェラールは巧みに嘘を織り交ぜ、アルフォンスを不審な魔術師であるかのように印象付けた。
「ふむ……。邪法使いの、怪しげな集団か。そして莫大な富。実にけしからんな」
バルトーク代官はわざとらしく顔をしかめた。だが、その瞳の奥は醜い欲望で爛々と輝いている。
「そのような者たちが、我が統治する土地で好き勝手なことをしているなど断じて許せん。領民の安全と秩序を守るのが、代官たる私の務めだからな」
大義名分はいくらでも作れる。
バルトーク代官は頭の中で計算を始めていた。
あの農園を、合法的に、かつ完全に自分のものにする方法を。
「ジェラール君。良い情報をくれた。礼を言うぞ」
「いえいえ。これも、日頃からお世話になっている代官様への、ささやかなご恩返しにございます」
二人の悪党は、互いに腹の中を探り合うような笑みを交わした。
ジェラールが退出した後、バルトーク代官はすぐに部下である役人を呼びつけた。
「オズワルド。お前、例の『開拓者支援法』の条文を覚えているな?」
「はっ。確か、未開拓地に入植した者に対し、最初の三年間は税を免除し、その土地の所有権を認める、というものでしたな」
オズワルドと呼ばれた、痩せて陰険な顔つきの役人が答える。
「そうだ。だが、その法律には続きがある。ただし書きを言ってみろ」
「はっ。『ただし、その土地から得られる収穫物や資源が、国家の安全保障に関わる、あるいは公共の利益を著しく損なうと判断された場合、領主は適切な管理、及び徴税を行う権利を有する』……と、なっております」
「うむ。その通りだ」
バルトーク代官は満足げに頷いた。
法律など、どうとでも解釈できる。奇跡のポーションも伝説のミスリルも、まさに『国家の安全保障に関わる』資源そのものだ。
これを口実にすれば、あの農園にどれだけ法外な税を課そうとも文句は言わせない。もし逆らえば、それは王家への反逆とみなすことができる。
「オズワルド。お前に命じる。兵を数名連れ、例の農園へ向かえ」
「はっ」
「そして、その農園の主、アルフォンスとやらに伝えろ。『貴様の活動は公共の利益を著しく損なう可能性がある。よって、これより当方がその生産活動を管理する。まずは、これまでの無申告期間の追徴課税として金貨百枚を支払え。加えて、今後生産されるポーションと鉱物はすべて我々に献上せよ』とな」
それはもはや税ですらなかった。ただの強奪だ。
金貨百枚など一介の農夫が支払える額ではない。生産物をすべて献上しろというのも、死ねと言っているのと同じだった。
初めから、相手に選択肢など与えるつもりはないのだ。
「もし、奴が支払いを拒めば?」
「その時はこう言え。『代官様の命令に逆らうは、すなわち王家に弓引くことと同じ。反逆者として一族郎党、この地で朽ち果てることになるぞ』と」
バルトーク代官は残忍な笑みを浮かべた。
「力で脅せば、田舎の若造などすぐに音を上げるわ。せいぜい、泣きながら慈悲を乞うのが関の山よ」
彼は自分が絶対的な強者であると信じて疑っていなかった。
一介の農夫が、領主である自分に逆らえるはずがない、と。
「承知いたしました。早速、手配いたします」
オズワルドは恭しく頭を下げると、部屋を退出していった。
一人残されたバルトーク代官は、上質なワインをグラスに注ぎ、その芳醇な香りを楽しんだ。
「黄金郷、か。ふふふ……。これで私も王都の大貴族の仲間入りだ」
彼の頭の中は、これから手に入るであろう莫大な富のことで、すでにいっぱいだった。
彼はまだ知らない。
自分たちが目をつけた『農夫』が、どれほど規格外の存在であるかを。
そして、自分たちの浅はかな欲望がやがて自らの身を滅ぼす破滅の引き金になるということを。
腐敗した代官の目が、ついに俺たちの静かな農園に向けられた。
ゴールデン商会という私的な暴力とは違う、国家権力という名のより大きな脅威が、刻一刻と迫りつつあった。
荷車を引くのは、下着一枚になった元傭兵。その顔には深い絶望の色が浮かんでいる。荷台には意識はあるものの動けない仲間たちと、恐怖で未だに震えが止まらないジェラールが乗せられていた。
「くそっ……くそっ……!」
ジェラールは己の無力さと屈辱に、何度も悪態をついた。
たかが辺境の農夫。そう侮っていた相手に、自分たちは赤子のようにひねられた。財産も、武器も、プライドも、すべてを奪われた。
彼らが命からがらテルマの街にたどり着いたのは、数日後のことだった。
ゴールデン商会のテルマ支店は、会頭直属の部下がこのような無残な姿で戻ってきたことに騒然となった。
ジェラールは支店長から借りた服を身にまとい、鏡に映る自分の姿を見て再び怒りに身を震わせた。
「このまま、引き下がれるか……!」
あの農夫、アルフォンス。エルフの女。ドワーフの女。そして銀色の狼と、謎のゴーレム軍団。
彼らの顔が脳裏に焼き付いて離れない。
武力で制圧するのは不可能だ。それはこの身をもって思い知らされた。ならば、別の手を使うまで。
「……そうだ。権力を使えばいい」
ジェラールは冷たい笑みを浮かべた。
このテルマ一帯を治めているのは、王家から派遣された代官、バルトーク子爵だ。そしてゴールデン商会は、日頃から多額の賄賂を渡し、この代官と懇意にしていた。
ジェラールはすぐさま代官の館へと向かい、バルトーク子爵との面会を取り付けた。
豪華な応接室で待っていると、やがて肥え太った中年男が姿を現した。贅沢な絹の服に身を包み、指には宝石の指輪をいくつもつけている。その腹黒い笑顔が、彼の腐敗した人格を物語っていた。
「やあ、ジェラール君。わざわざ訪ねてくるとは珍しい。何か、面白い儲け話でも持ってきたのかね?」
バルトーク代官はソファにどっかりと腰を下ろし、腹を揺らしながら言った。
「ええ、代官様。本日は、まさに代官様のお耳に入れておきたい、とっておきの情報がございまして」
ジェラールは作り物の営業スマイルを顔に貼り付け、話を切り出した。
彼は自分たちが襲われたという事実は伏せ、あくまで第三者からの情報という体で、アルフォンスの農園について語り始めた。
「テルマの街から一日ほど離れた渓谷地帯に、最近、奇妙な農園ができたと」
「ほう、農園?」
「はい。そこではどんな傷も一瞬で癒やすという、奇跡のポーションが生産されているとのこと。さらに、伝説の金属であるミスリルさえも、まるで野菜のように収穫できるのだとか」
ジェラールの言葉に、バルトーク代官の目が欲にぎらついた。
「……ポーションに、ミスリルだと? それは誠か?」
「ええ。我が商会の調査員が遠目から確認しておりますので、間違いございません。その農園は他に類を見ないほどの富を生み出す、まさに『黄金郷』なのです」
バルトーク代官は、ごくりと喉を鳴らした。
ポーションとミスリル。その二つがあれば、どれほどの富と権力を手にできるか。想像するだけで笑いが止まらなかった。
「その農園の主は、アルフォンスと名乗る若い男。それに、なぜかエルフとドワーフの女を侍らせ、土くれの人形を操って農作業をさせているとのこと。おそらく、何らかの邪法を用いているに違いありません」
ジェラールは巧みに嘘を織り交ぜ、アルフォンスを不審な魔術師であるかのように印象付けた。
「ふむ……。邪法使いの、怪しげな集団か。そして莫大な富。実にけしからんな」
バルトーク代官はわざとらしく顔をしかめた。だが、その瞳の奥は醜い欲望で爛々と輝いている。
「そのような者たちが、我が統治する土地で好き勝手なことをしているなど断じて許せん。領民の安全と秩序を守るのが、代官たる私の務めだからな」
大義名分はいくらでも作れる。
バルトーク代官は頭の中で計算を始めていた。
あの農園を、合法的に、かつ完全に自分のものにする方法を。
「ジェラール君。良い情報をくれた。礼を言うぞ」
「いえいえ。これも、日頃からお世話になっている代官様への、ささやかなご恩返しにございます」
二人の悪党は、互いに腹の中を探り合うような笑みを交わした。
ジェラールが退出した後、バルトーク代官はすぐに部下である役人を呼びつけた。
「オズワルド。お前、例の『開拓者支援法』の条文を覚えているな?」
「はっ。確か、未開拓地に入植した者に対し、最初の三年間は税を免除し、その土地の所有権を認める、というものでしたな」
オズワルドと呼ばれた、痩せて陰険な顔つきの役人が答える。
「そうだ。だが、その法律には続きがある。ただし書きを言ってみろ」
「はっ。『ただし、その土地から得られる収穫物や資源が、国家の安全保障に関わる、あるいは公共の利益を著しく損なうと判断された場合、領主は適切な管理、及び徴税を行う権利を有する』……と、なっております」
「うむ。その通りだ」
バルトーク代官は満足げに頷いた。
法律など、どうとでも解釈できる。奇跡のポーションも伝説のミスリルも、まさに『国家の安全保障に関わる』資源そのものだ。
これを口実にすれば、あの農園にどれだけ法外な税を課そうとも文句は言わせない。もし逆らえば、それは王家への反逆とみなすことができる。
「オズワルド。お前に命じる。兵を数名連れ、例の農園へ向かえ」
「はっ」
「そして、その農園の主、アルフォンスとやらに伝えろ。『貴様の活動は公共の利益を著しく損なう可能性がある。よって、これより当方がその生産活動を管理する。まずは、これまでの無申告期間の追徴課税として金貨百枚を支払え。加えて、今後生産されるポーションと鉱物はすべて我々に献上せよ』とな」
それはもはや税ですらなかった。ただの強奪だ。
金貨百枚など一介の農夫が支払える額ではない。生産物をすべて献上しろというのも、死ねと言っているのと同じだった。
初めから、相手に選択肢など与えるつもりはないのだ。
「もし、奴が支払いを拒めば?」
「その時はこう言え。『代官様の命令に逆らうは、すなわち王家に弓引くことと同じ。反逆者として一族郎党、この地で朽ち果てることになるぞ』と」
バルトーク代官は残忍な笑みを浮かべた。
「力で脅せば、田舎の若造などすぐに音を上げるわ。せいぜい、泣きながら慈悲を乞うのが関の山よ」
彼は自分が絶対的な強者であると信じて疑っていなかった。
一介の農夫が、領主である自分に逆らえるはずがない、と。
「承知いたしました。早速、手配いたします」
オズワルドは恭しく頭を下げると、部屋を退出していった。
一人残されたバルトーク代官は、上質なワインをグラスに注ぎ、その芳醇な香りを楽しんだ。
「黄金郷、か。ふふふ……。これで私も王都の大貴族の仲間入りだ」
彼の頭の中は、これから手に入るであろう莫大な富のことで、すでにいっぱいだった。
彼はまだ知らない。
自分たちが目をつけた『農夫』が、どれほど規格外の存在であるかを。
そして、自分たちの浅はかな欲望がやがて自らの身を滅ぼす破滅の引き金になるということを。
腐敗した代官の目が、ついに俺たちの静かな農園に向けられた。
ゴールデン商会という私的な暴力とは違う、国家権力という名のより大きな脅威が、刻一刻と迫りつつあった。
41
あなたにおすすめの小説
最弱スキル《リサイクル》で世界を覆す ~クラス追放された俺は仲間と共に成り上がる~
KABU.
ファンタジー
平凡な高校生・篠原蓮は、クラスメイトと共に突如異世界へ召喚される。
女神から与えられた使命は「魔王討伐」。
しかし、蓮に与えられたスキルは――《リサイクル》。
戦闘にも回復にも使えない「ゴミスキル」と嘲笑され、勇者候補であるクラスメイトから追放されてしまう。
だが《リサイクル》には、誰も知らない世界の理を覆す秘密が隠されていた……。
獣人、エルフ、精霊など異種族の仲間を集め、蓮は虐げられた者たちと共に逆襲を開始する。
勇者パーティを追放された地味な器用貧乏は、 魔王軍の女騎士とスローライフを送る
ちくわ食べます
ファンタジー
勇者パーティから「地味、英雄譚の汚点」と揶揄され追放された器用貧乏な裏方の僕。
帰る場所もなく死の森を彷徨っていたところ、偶然にも重傷を負った魔王軍四天王で最強の女騎士「黒鉄剣のリューシア」と遭遇する。
敵同士のはずなのに、なぜか彼女を放っておけなくて。治療し、世話をし、一緒に暮らすことになった僕。
これは追放された男と、敗北を重ね居場所を失った女の物語。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
借金まみれの錬金術師、趣味で作ったポーションがダンジョンで飛ぶように売れる~探索者の間で【伝説のエリクサー】として話題に~
わんた
ファンタジー
「今日中に出ていけ! 半年も家賃を滞納してるんだぞ!」
現代日本にダンジョンとスキルが存在する世界。
渋谷で錬金術師として働いていた裕真は、研究に没頭しすぎて店舗の家賃を払えず、ついに追い出されるハメになった。
私物と素材だけが残された彼に残された選択肢は――“現地販売”の行商スタイル!
「マスター、売ればいいんですよ。死にかけの探索者に、定価よりちょっと高めで」
提案したのは、裕真が自作した人工精霊・ユミだ。
家事万能、事務仕事完璧、なのにちょっとだけ辛辣だが、裕真にとっては何物にも代えがたい家族でありパートナーでもある。
裕真はギルドの後ろ盾、そして常識すらないけれど、素材とスキルとユミがいればきっと大丈夫。
錬金術のスキルだけで社会の荒波を乗り切る。
主人公無双×のんびり錬金スローライフ!
掘鑿王(くっさくおう)~ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち~
テツみン
ファンタジー
*読者のみなさま
この作品をお読みいただきありがとうございました。こちらの作品は1月10日12時をもって非公開とさせていただきます。
『掘削士』エリオットは、ダンジョンの鉱脈から鉱石を掘り出すのが仕事。
しかし、非戦闘職の彼は冒険者仲間から不遇な扱いを受けていた。
ある日、ダンジョンに入ると天災級モンスター、イフリートに遭遇。エリオットは仲間が逃げ出すための囮(おとり)にされてしまう。
「生きて帰るんだ――妹が待つ家へ!」
彼は岩の割れ目につるはしを打ち込み、崩落を誘発させ――
目が覚めると未知の洞窟にいた。
貴重な鉱脈ばかりに興奮するエリオットだったが、特に不思議な形をしたクリスタルが気になり、それを掘り出す。
その中から現れたモノは……
「えっ? 女の子???」
これは、不遇な扱いを受けていた少年が大陸一の大富豪へと成り上がっていく――そんな物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる