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第24話 不当な要求
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農園を囲む壁が完成してから、数日が過ぎた。
ジェラールたちが残していった悪意の残滓は、穏やかな日常の中に少しずつ溶けて消えていったように思えた。
俺たちは壁の内側という絶対的な安全圏の中で、以前と変わらぬ穏やかな日々を送っていた。
リズベットはジェラールの傭兵たちから奪った武具をすべて溶かし、工房の資材へと変えていた。
「へっ、見かけ倒しのなまくらばかりだぜ。こんなもんで、よく傭兵稼業が務まるもんだ」
彼女はそう悪態をつきながらも、手に入った鉄を有効活用し、ゴンスケたちのボディを補強するパーツや新たな農具の開発に役立てていた。
シルフィは第三階層で採取した植物の研究に没頭していた。粘着性のツタや凍る苔といった、戦闘や罠に利用できそうな植物の特性を解明し、農園の防衛に応用できないかと模索しているようだった。
彼女の探究心は、農園をより豊かに、そしてより安全な場所へと進化させてくれていた。
フェンリルは壁の上を見回るのが新しい日課になっていた。その銀色の体が朝日を浴びて城壁の上を駆ける姿は、まるで伝説の守護獣のようだ。彼の鋭い感覚はどんな侵入者も見逃さないだろう。
そして俺は、ゴンスケたちの指揮を執りながら新たな畑の開墾を進めていた。
壁の内側の土地はまだ手つかずの場所が多い。そこに何を植えようか、どんな作物を育てようかと考える時間は、何物にも代えがたい喜びだった。
これこそが俺の望んだスローライフだ。
仲間たちと共に、自分たちの手で、自分たちの楽園を創り上げていく。
もう誰にもこの平穏を邪魔させはしない。
そんな決意を新たにしていた、ある日の昼下がり。
壁の上で見張りをしていたフェンリルが、鋭い警告の咆哮を上げた。
俺たちは即座に作業の手を止め、門の方へと視線を向ける。
やがて、壁の外から尊大な声が響き渡った。
「開門! 開門せよ! 代官様からの公務である! この地に住まう者は、速やかに出てきて代官様のご命令を拝聴せよ!」
代官。
その言葉に、俺たちの間に緊張が走った。
ゴールデン商会の次は、この土地の領主か。ジェラールが裏で糸を引いたに違いない。
「どうしますか、アルフォンス」
シルフィが不安げな表情で俺を見る。
「……話だけは、聞いてやろう」
俺はリズベットに目配せし、彼女に巨大な門をゆっくりと開かせた。
門の外に立っていたのは、痩せて神経質そうな役人服の男と、その護衛と思われる槍を持った兵士が四人。ジェラールの傭兵たちよりはいくらか規律が取れているように見えた。
役人の男――オズワルドは門が開くと、まず目の前にそびえ立つ壮大な土壁を見上げ、驚きに目を見開いた。
「な……なんだ、この壁は……。報告にはなかったぞ……」
そして、中から現れた俺たち……人間とエルフ、ドワーフ、そして銀色の狼という異色の組み合わせを見て、さらに顔をこわばらせた。
だが、彼はすぐに代官の威光を笠に着た傲慢な態度を取り戻した。
「貴様がこの農園の主、アルフォンスか」
「そうだが」
「私は、この地を治めるバルトーク代官様の代行として参ったオズワルドである。貴様らに代官様からのありがたいお達しを伝えに来てやった。ひざまずいて聞け」
その態度は、俺たちを初めから罪人か何かのように扱っていた。
俺たちが誰一人ひざまずかないのを見て、オズワルドは苛立ったように眉をひそめたが、構わずに続けた。
「貴様らの、この地における無許可の生産活動は領地の秩序を乱し、公共の利益を著しく損なう可能性がある、と代官様は判断なされた。よってこれより、この農園の生産活動はすべて代官様の管理下に置くものとする!」
彼は懐から取り出した羊皮紙を、芝居がかった仕草で広げた。
「まずは、これまでの無申告期間に対する追徴課税として、金貨百枚を即刻納付せよ!」
金貨百枚。
テルマの街の一般市民の数年分の年収に相当する額だ。普通に考えれば到底支払えるはずのない金額。
リズベットが呆れたように鼻を鳴らした。
「へっ、ふっかけてきやがったな。ヤクザと変わらねえじゃねえか」
その呟きが聞こえたのか、オズワルドは顔を真っ赤にしてリズベットを睨みつけた。
「黙れ、ドワーフ風情が! これは代官様がお決めになられた正当な税だ! そして話はまだ終わっておらん!」
彼はさらに声を張り上げた。
「加えて、今後この農園で生産されるポーション、及び鉱物資源と見なされるすべての生産物は、その全量を代官様に献上するものとする! これも領地の安全を守るための、代官様のご命令である!」
全量献上。
それは俺たちにただ働きをしろ、奴隷になれと言っているのと同じだった。
あまりにも理不尽で不当な要求。
彼らは話し合いをする気などさらさらない。ただ力で俺たちを支配し、すべてを奪い取ろうとしているだけだ。
シルフィの表情から穏やかさが消えた。彼女の翠の瞳が、静かな怒りに燃えている。
リズベットはもう我慢の限界といった様子で、工房から持ってきたウォーハンマーをギリリと握りしめていた。
フェンリルは喉の奥で唸り声を上げ、いつでも飛びかかれる体勢をとっている。
農園の空気が張り詰めていく。
だが、オズワルドは俺たちの怒りにも気づかず、勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。彼にとって、俺たちはすでに屈服したも同然だったのだろう。
「さあ、どうした? ありがたい代官様のご命令だ。すぐに金貨を用意し、我々に差し出せ。そして、生産物を献上する誓約書に署名しろ。そうすれば、反逆者としての罪は寛大にも見逃してやろう」
彼は勝利を確信していた。
国家という権力、代官という肩書き。それらを前にして辺境の農夫風情が逆らえるはずがない、と。
だが、俺は静かだった。
怒りで頭が沸騰しそうだったが、不思議と心は冷静だった。
俺はこの役人の後ろにいる腐敗した代官の顔を思い浮かべていた。そして、さらにその裏で糸を引いているであろうジェラールの卑劣な笑みを。
彼らは俺からすべてを奪おうとしている。
俺が手に入れた、この穏やかな暮らしを。
信頼できる仲間たちとの、温かい日々を。
ならば、もう迷う必要はない。
俺はゆっくりと顔を上げた。
そして、目の前の傲慢な役人に、俺たちの答えをはっきりと告げた。
ジェラールたちが残していった悪意の残滓は、穏やかな日常の中に少しずつ溶けて消えていったように思えた。
俺たちは壁の内側という絶対的な安全圏の中で、以前と変わらぬ穏やかな日々を送っていた。
リズベットはジェラールの傭兵たちから奪った武具をすべて溶かし、工房の資材へと変えていた。
「へっ、見かけ倒しのなまくらばかりだぜ。こんなもんで、よく傭兵稼業が務まるもんだ」
彼女はそう悪態をつきながらも、手に入った鉄を有効活用し、ゴンスケたちのボディを補強するパーツや新たな農具の開発に役立てていた。
シルフィは第三階層で採取した植物の研究に没頭していた。粘着性のツタや凍る苔といった、戦闘や罠に利用できそうな植物の特性を解明し、農園の防衛に応用できないかと模索しているようだった。
彼女の探究心は、農園をより豊かに、そしてより安全な場所へと進化させてくれていた。
フェンリルは壁の上を見回るのが新しい日課になっていた。その銀色の体が朝日を浴びて城壁の上を駆ける姿は、まるで伝説の守護獣のようだ。彼の鋭い感覚はどんな侵入者も見逃さないだろう。
そして俺は、ゴンスケたちの指揮を執りながら新たな畑の開墾を進めていた。
壁の内側の土地はまだ手つかずの場所が多い。そこに何を植えようか、どんな作物を育てようかと考える時間は、何物にも代えがたい喜びだった。
これこそが俺の望んだスローライフだ。
仲間たちと共に、自分たちの手で、自分たちの楽園を創り上げていく。
もう誰にもこの平穏を邪魔させはしない。
そんな決意を新たにしていた、ある日の昼下がり。
壁の上で見張りをしていたフェンリルが、鋭い警告の咆哮を上げた。
俺たちは即座に作業の手を止め、門の方へと視線を向ける。
やがて、壁の外から尊大な声が響き渡った。
「開門! 開門せよ! 代官様からの公務である! この地に住まう者は、速やかに出てきて代官様のご命令を拝聴せよ!」
代官。
その言葉に、俺たちの間に緊張が走った。
ゴールデン商会の次は、この土地の領主か。ジェラールが裏で糸を引いたに違いない。
「どうしますか、アルフォンス」
シルフィが不安げな表情で俺を見る。
「……話だけは、聞いてやろう」
俺はリズベットに目配せし、彼女に巨大な門をゆっくりと開かせた。
門の外に立っていたのは、痩せて神経質そうな役人服の男と、その護衛と思われる槍を持った兵士が四人。ジェラールの傭兵たちよりはいくらか規律が取れているように見えた。
役人の男――オズワルドは門が開くと、まず目の前にそびえ立つ壮大な土壁を見上げ、驚きに目を見開いた。
「な……なんだ、この壁は……。報告にはなかったぞ……」
そして、中から現れた俺たち……人間とエルフ、ドワーフ、そして銀色の狼という異色の組み合わせを見て、さらに顔をこわばらせた。
だが、彼はすぐに代官の威光を笠に着た傲慢な態度を取り戻した。
「貴様がこの農園の主、アルフォンスか」
「そうだが」
「私は、この地を治めるバルトーク代官様の代行として参ったオズワルドである。貴様らに代官様からのありがたいお達しを伝えに来てやった。ひざまずいて聞け」
その態度は、俺たちを初めから罪人か何かのように扱っていた。
俺たちが誰一人ひざまずかないのを見て、オズワルドは苛立ったように眉をひそめたが、構わずに続けた。
「貴様らの、この地における無許可の生産活動は領地の秩序を乱し、公共の利益を著しく損なう可能性がある、と代官様は判断なされた。よってこれより、この農園の生産活動はすべて代官様の管理下に置くものとする!」
彼は懐から取り出した羊皮紙を、芝居がかった仕草で広げた。
「まずは、これまでの無申告期間に対する追徴課税として、金貨百枚を即刻納付せよ!」
金貨百枚。
テルマの街の一般市民の数年分の年収に相当する額だ。普通に考えれば到底支払えるはずのない金額。
リズベットが呆れたように鼻を鳴らした。
「へっ、ふっかけてきやがったな。ヤクザと変わらねえじゃねえか」
その呟きが聞こえたのか、オズワルドは顔を真っ赤にしてリズベットを睨みつけた。
「黙れ、ドワーフ風情が! これは代官様がお決めになられた正当な税だ! そして話はまだ終わっておらん!」
彼はさらに声を張り上げた。
「加えて、今後この農園で生産されるポーション、及び鉱物資源と見なされるすべての生産物は、その全量を代官様に献上するものとする! これも領地の安全を守るための、代官様のご命令である!」
全量献上。
それは俺たちにただ働きをしろ、奴隷になれと言っているのと同じだった。
あまりにも理不尽で不当な要求。
彼らは話し合いをする気などさらさらない。ただ力で俺たちを支配し、すべてを奪い取ろうとしているだけだ。
シルフィの表情から穏やかさが消えた。彼女の翠の瞳が、静かな怒りに燃えている。
リズベットはもう我慢の限界といった様子で、工房から持ってきたウォーハンマーをギリリと握りしめていた。
フェンリルは喉の奥で唸り声を上げ、いつでも飛びかかれる体勢をとっている。
農園の空気が張り詰めていく。
だが、オズワルドは俺たちの怒りにも気づかず、勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。彼にとって、俺たちはすでに屈服したも同然だったのだろう。
「さあ、どうした? ありがたい代官様のご命令だ。すぐに金貨を用意し、我々に差し出せ。そして、生産物を献上する誓約書に署名しろ。そうすれば、反逆者としての罪は寛大にも見逃してやろう」
彼は勝利を確信していた。
国家という権力、代官という肩書き。それらを前にして辺境の農夫風情が逆らえるはずがない、と。
だが、俺は静かだった。
怒りで頭が沸騰しそうだったが、不思議と心は冷静だった。
俺はこの役人の後ろにいる腐敗した代官の顔を思い浮かべていた。そして、さらにその裏で糸を引いているであろうジェラールの卑劣な笑みを。
彼らは俺からすべてを奪おうとしている。
俺が手に入れた、この穏やかな暮らしを。
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