61 / 75
第61話:邪教団の宣戦布告
しおりを挟む
セレスティアが自らの魂を贄にして消え去った後、アルカディア村の中央広場には異様な静寂と禍々しい魔力の残滓だけが残されていた。
空に開いたという空間の亀裂はすでに跡形もなく消えている。だが、あの冒涜的な気配は俺たちの脳裏に深く、そして不吉に焼き付いていた。
「……終わったのか?」
建物の陰から姿を現したリズベットが、警戒を解かずに呟いた。
「いいえ。終わってなどいません」
シルフィが黒く焼け焦げた聖銀樹の葉を拾い上げながら、静かに、しかしはっきりとした口調で言った。「むしろ始まってしまったのです。私たちの本当の戦いが」
彼女の言う通りだった。
セレスティアの最後の行動は単なる逃亡ではなかった。
あれは儀式だった。自らの敗北と魂を供物として、邪神復活の計画を次の段階へと進めるための。
そして俺たちアルカディア村に対する、明確で取り消し不能な『宣戦布告』だった。
俺はガイア・ガーディアンたちに広場の後片付けを命じながら、仲間たちと共に領主の館へと戻った。
執務室のテーブルを囲んでも、誰一人として勝利の余韻に浸る者はいなかった。俺たちの表情は皆、硬い。
「邪教団『黄昏の蛇』か。ずいぶんと物騒な連中が現れたもんだな」
リズベットが腕を組みながら唸る。「聖女様がそのトップの一人たあ、笑えねえ冗談だぜ」
「彼女の目的はこの村を『祭壇』にして邪神を復活させること。そのためにこの村に満ちる生命力と、私たちの魂を『贄』として求めている」
俺が状況を整理すると、シルフィが重い口を開いた。
「エルフの最も古い伝承に一つだけ記述があります。世界の理が乱れ星々の巡りが凶兆を示す時、『黄昏の蛇』は現れる、と。彼らは世界の終わりを告げる使者であり、その先触れとして最も輝かしい生命の地を堕とし、神々の眠る門を開く、と」
「……つまりこのアルカディア村が、その『最も輝かしい生命の地』に選ばれちまったってわけかい」
リズベットが忌々しげに吐き捨てる。
皮肉な話だった。俺たちが平和で豊かな理想郷を築き上げようとすればするほど、その輝きが世界の闇を呼び寄せてしまうのだ。
「このことは外部に知らせるべきだろうか」
俺は仲間たちに問いかけた。「アウグスト騎士団長やセバスチャン殿に伝えれば、国や商会が何らかの助けになってくれるかもしれない」
だがシルフィは静かに首を横に振った。
「おそらく無駄でしょう。邪教団の存在などほとんどの人間にとっては、おとぎ話でしかありません。確たる証拠もなく騒ぎ立てれば無用な混乱を招くだけです。最悪の場合、アルフォンス様が人心を惑わす危険人物と見なされてしまう可能性さえあります」
リズベットも同意だった。
「ああ。それに騎士団だか何だか知らねえが、あいつらがセレスティアの空間転移や魔人たちの力にどこまで対抗できる? 下手に巻き込んで無駄な犠牲を増やすだけかもしれねえぜ」
二人の意見は的を射ていた。
これはもはや通常の軍隊や国家権力が対処できるレベルの問題ではない。
神話や伝説の領域の戦いだ。
そしてその戦いに対抗できるだけの規格外の力を持っているのは、今のところこのアルカディア村だけなのだ。
「……そうか。そうだな」
俺は覚悟を決めた。「なら俺たちだけでやるしかない。この戦いは俺たちがこの村でケリをつける」
領主として俺は一瞬迷った。
この村の人々を、世界の命運を賭けたこんな途方もない戦いに巻き込んで良いのだろうか、と。
彼らはただ平穏な暮らしを求めてここへ来ただけなのだ。
だがもう選択の余地はなかった。
邪教団はこの村そのものを狙っている。逃げる場所などどこにもない。
戦うか、それともすべてを奪われ贄となるか。道は二つに一つだ。
翌朝。
俺はシェルターから出てきた村人たちを再び中央広場に集めた。
広場には昨夜の激戦の爪痕が生々しく残っている。村人たちの顔には不安と恐怖の色が浮かんでいた。
俺はその全ての視線を一身に受け止めながら、演台に立った。
嘘はつかなかった。
俺は昨夜何が起こったのか、ありのままに話した。
セレスティアの正体、邪教団『黄昏の蛇』の存在、そして彼らがこの村を狙う恐るべき目的。
俺たちの村が世界の終わりを目論む巨大な悪の標的となっていることを、誠実に、そして包み隠さずに語った。
広場は水を打ったように静まり返った。
恐怖に息を呑む者、絶望に顔を青ざめさせる者。
俺はそんな彼らに向かって深く、深く頭を下げた。
「……申し訳ない」
俺の声は震えていた。「俺がこの村をこれほどまでに豊かにしてしまったせいで、皆をとんでもない危機に巻き込んでしまった。領主として失格だ」
「だが」と俺は顔を上げた。
「俺は諦めるつもりはない。この村を、ここにいる誰一人として奴らの好きにはさせない。俺は戦う。この命に代えても俺たちの家を、俺たちの日常を守り抜いてみせる」
俺は村人たち一人一人の目を見ながら続けた。
「……これは俺が背負うべき戦いだ。皆に強制はしない。もしこの村を離れたい者がいるなら、今すぐ俺が安全な場所まで送り届けることを約束する。だが、もし……もし俺と共にこの村で戦う覚悟を決めてくれる者がいるのなら、どうか力を貸してほしい」
俺の魂からの訴えだった。
静寂が広場を支配する。
誰もが固唾を飲んで互いの顔を見合わせている。
その重い沈黙を破ったのは村の長老、オーギュストだった。
彼はゆっくりと前に進み出ると俺の前に立ち、静かに、しかし力強い声で言った。
「アルフォンス様。顔をお上げください」
「我々がこの村を離れるものですか。ここが我々の故郷なのですぞ」
彼の言葉を皮切りに次々と声が上がり始めた。
「そうだ! 俺たちも戦うぜ、領主様!」
「代官様から俺たちを救ってくれたのはあんたじゃねえか!」
「この村は俺たちの希望だ! 邪神なんぞに渡してたまるか!」
元兵士が、農民が、職人が、母親が、老人たちが。
村の誰もが恐怖を乗り越え、戦う意志をその瞳に宿していた。
彼らは俺と共に戦うことを選んでくれたのだ。
俺の目から熱いものがこみ上げてきた。
俺は一人ではなかった。
俺の後ろにはこんなにも多くの心強い仲間たちがいる。
「……ありがとう。皆」
俺は声を振り絞って礼を言った。
「ありがとう……!」
うおおおおおっ!
広場は団結を誓う力強い雄叫びに包まれた。
邪教団の宣戦布告はアルカディア村の人々の心を恐怖で砕くどころか、むしろこれまで以上に固い一つの岩へと変えたのだ。
俺たちの平穏なスローライフはもう戻らないのかもしれない。
だが俺たちは絶望などしていなかった。
この仲間たちと共に新たな日常を、そして本当の平和をこの手で創り上げていく。
そのための新しい戦いが今、始まったのだ。
俺は仲間たちの力強い顔を見渡し、アルカディアの領主として、そしてこの世界を守る者として静かに、しかし燃えるような闘志を心に宿した。
空に開いたという空間の亀裂はすでに跡形もなく消えている。だが、あの冒涜的な気配は俺たちの脳裏に深く、そして不吉に焼き付いていた。
「……終わったのか?」
建物の陰から姿を現したリズベットが、警戒を解かずに呟いた。
「いいえ。終わってなどいません」
シルフィが黒く焼け焦げた聖銀樹の葉を拾い上げながら、静かに、しかしはっきりとした口調で言った。「むしろ始まってしまったのです。私たちの本当の戦いが」
彼女の言う通りだった。
セレスティアの最後の行動は単なる逃亡ではなかった。
あれは儀式だった。自らの敗北と魂を供物として、邪神復活の計画を次の段階へと進めるための。
そして俺たちアルカディア村に対する、明確で取り消し不能な『宣戦布告』だった。
俺はガイア・ガーディアンたちに広場の後片付けを命じながら、仲間たちと共に領主の館へと戻った。
執務室のテーブルを囲んでも、誰一人として勝利の余韻に浸る者はいなかった。俺たちの表情は皆、硬い。
「邪教団『黄昏の蛇』か。ずいぶんと物騒な連中が現れたもんだな」
リズベットが腕を組みながら唸る。「聖女様がそのトップの一人たあ、笑えねえ冗談だぜ」
「彼女の目的はこの村を『祭壇』にして邪神を復活させること。そのためにこの村に満ちる生命力と、私たちの魂を『贄』として求めている」
俺が状況を整理すると、シルフィが重い口を開いた。
「エルフの最も古い伝承に一つだけ記述があります。世界の理が乱れ星々の巡りが凶兆を示す時、『黄昏の蛇』は現れる、と。彼らは世界の終わりを告げる使者であり、その先触れとして最も輝かしい生命の地を堕とし、神々の眠る門を開く、と」
「……つまりこのアルカディア村が、その『最も輝かしい生命の地』に選ばれちまったってわけかい」
リズベットが忌々しげに吐き捨てる。
皮肉な話だった。俺たちが平和で豊かな理想郷を築き上げようとすればするほど、その輝きが世界の闇を呼び寄せてしまうのだ。
「このことは外部に知らせるべきだろうか」
俺は仲間たちに問いかけた。「アウグスト騎士団長やセバスチャン殿に伝えれば、国や商会が何らかの助けになってくれるかもしれない」
だがシルフィは静かに首を横に振った。
「おそらく無駄でしょう。邪教団の存在などほとんどの人間にとっては、おとぎ話でしかありません。確たる証拠もなく騒ぎ立てれば無用な混乱を招くだけです。最悪の場合、アルフォンス様が人心を惑わす危険人物と見なされてしまう可能性さえあります」
リズベットも同意だった。
「ああ。それに騎士団だか何だか知らねえが、あいつらがセレスティアの空間転移や魔人たちの力にどこまで対抗できる? 下手に巻き込んで無駄な犠牲を増やすだけかもしれねえぜ」
二人の意見は的を射ていた。
これはもはや通常の軍隊や国家権力が対処できるレベルの問題ではない。
神話や伝説の領域の戦いだ。
そしてその戦いに対抗できるだけの規格外の力を持っているのは、今のところこのアルカディア村だけなのだ。
「……そうか。そうだな」
俺は覚悟を決めた。「なら俺たちだけでやるしかない。この戦いは俺たちがこの村でケリをつける」
領主として俺は一瞬迷った。
この村の人々を、世界の命運を賭けたこんな途方もない戦いに巻き込んで良いのだろうか、と。
彼らはただ平穏な暮らしを求めてここへ来ただけなのだ。
だがもう選択の余地はなかった。
邪教団はこの村そのものを狙っている。逃げる場所などどこにもない。
戦うか、それともすべてを奪われ贄となるか。道は二つに一つだ。
翌朝。
俺はシェルターから出てきた村人たちを再び中央広場に集めた。
広場には昨夜の激戦の爪痕が生々しく残っている。村人たちの顔には不安と恐怖の色が浮かんでいた。
俺はその全ての視線を一身に受け止めながら、演台に立った。
嘘はつかなかった。
俺は昨夜何が起こったのか、ありのままに話した。
セレスティアの正体、邪教団『黄昏の蛇』の存在、そして彼らがこの村を狙う恐るべき目的。
俺たちの村が世界の終わりを目論む巨大な悪の標的となっていることを、誠実に、そして包み隠さずに語った。
広場は水を打ったように静まり返った。
恐怖に息を呑む者、絶望に顔を青ざめさせる者。
俺はそんな彼らに向かって深く、深く頭を下げた。
「……申し訳ない」
俺の声は震えていた。「俺がこの村をこれほどまでに豊かにしてしまったせいで、皆をとんでもない危機に巻き込んでしまった。領主として失格だ」
「だが」と俺は顔を上げた。
「俺は諦めるつもりはない。この村を、ここにいる誰一人として奴らの好きにはさせない。俺は戦う。この命に代えても俺たちの家を、俺たちの日常を守り抜いてみせる」
俺は村人たち一人一人の目を見ながら続けた。
「……これは俺が背負うべき戦いだ。皆に強制はしない。もしこの村を離れたい者がいるなら、今すぐ俺が安全な場所まで送り届けることを約束する。だが、もし……もし俺と共にこの村で戦う覚悟を決めてくれる者がいるのなら、どうか力を貸してほしい」
俺の魂からの訴えだった。
静寂が広場を支配する。
誰もが固唾を飲んで互いの顔を見合わせている。
その重い沈黙を破ったのは村の長老、オーギュストだった。
彼はゆっくりと前に進み出ると俺の前に立ち、静かに、しかし力強い声で言った。
「アルフォンス様。顔をお上げください」
「我々がこの村を離れるものですか。ここが我々の故郷なのですぞ」
彼の言葉を皮切りに次々と声が上がり始めた。
「そうだ! 俺たちも戦うぜ、領主様!」
「代官様から俺たちを救ってくれたのはあんたじゃねえか!」
「この村は俺たちの希望だ! 邪神なんぞに渡してたまるか!」
元兵士が、農民が、職人が、母親が、老人たちが。
村の誰もが恐怖を乗り越え、戦う意志をその瞳に宿していた。
彼らは俺と共に戦うことを選んでくれたのだ。
俺の目から熱いものがこみ上げてきた。
俺は一人ではなかった。
俺の後ろにはこんなにも多くの心強い仲間たちがいる。
「……ありがとう。皆」
俺は声を振り絞って礼を言った。
「ありがとう……!」
うおおおおおっ!
広場は団結を誓う力強い雄叫びに包まれた。
邪教団の宣戦布告はアルカディア村の人々の心を恐怖で砕くどころか、むしろこれまで以上に固い一つの岩へと変えたのだ。
俺たちの平穏なスローライフはもう戻らないのかもしれない。
だが俺たちは絶望などしていなかった。
この仲間たちと共に新たな日常を、そして本当の平和をこの手で創り上げていく。
そのための新しい戦いが今、始まったのだ。
俺は仲間たちの力強い顔を見渡し、アルカディアの領主として、そしてこの世界を守る者として静かに、しかし燃えるような闘志を心に宿した。
11
あなたにおすすめの小説
最弱スキル《リサイクル》で世界を覆す ~クラス追放された俺は仲間と共に成り上がる~
KABU.
ファンタジー
平凡な高校生・篠原蓮は、クラスメイトと共に突如異世界へ召喚される。
女神から与えられた使命は「魔王討伐」。
しかし、蓮に与えられたスキルは――《リサイクル》。
戦闘にも回復にも使えない「ゴミスキル」と嘲笑され、勇者候補であるクラスメイトから追放されてしまう。
だが《リサイクル》には、誰も知らない世界の理を覆す秘密が隠されていた……。
獣人、エルフ、精霊など異種族の仲間を集め、蓮は虐げられた者たちと共に逆襲を開始する。
勇者パーティを追放された地味な器用貧乏は、 魔王軍の女騎士とスローライフを送る
ちくわ食べます
ファンタジー
勇者パーティから「地味、英雄譚の汚点」と揶揄され追放された器用貧乏な裏方の僕。
帰る場所もなく死の森を彷徨っていたところ、偶然にも重傷を負った魔王軍四天王で最強の女騎士「黒鉄剣のリューシア」と遭遇する。
敵同士のはずなのに、なぜか彼女を放っておけなくて。治療し、世話をし、一緒に暮らすことになった僕。
これは追放された男と、敗北を重ね居場所を失った女の物語。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
借金まみれの錬金術師、趣味で作ったポーションがダンジョンで飛ぶように売れる~探索者の間で【伝説のエリクサー】として話題に~
わんた
ファンタジー
「今日中に出ていけ! 半年も家賃を滞納してるんだぞ!」
現代日本にダンジョンとスキルが存在する世界。
渋谷で錬金術師として働いていた裕真は、研究に没頭しすぎて店舗の家賃を払えず、ついに追い出されるハメになった。
私物と素材だけが残された彼に残された選択肢は――“現地販売”の行商スタイル!
「マスター、売ればいいんですよ。死にかけの探索者に、定価よりちょっと高めで」
提案したのは、裕真が自作した人工精霊・ユミだ。
家事万能、事務仕事完璧、なのにちょっとだけ辛辣だが、裕真にとっては何物にも代えがたい家族でありパートナーでもある。
裕真はギルドの後ろ盾、そして常識すらないけれど、素材とスキルとユミがいればきっと大丈夫。
錬金術のスキルだけで社会の荒波を乗り切る。
主人公無双×のんびり錬金スローライフ!
掘鑿王(くっさくおう)~ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち~
テツみン
ファンタジー
*読者のみなさま
この作品をお読みいただきありがとうございました。こちらの作品は1月10日12時をもって非公開とさせていただきます。
『掘削士』エリオットは、ダンジョンの鉱脈から鉱石を掘り出すのが仕事。
しかし、非戦闘職の彼は冒険者仲間から不遇な扱いを受けていた。
ある日、ダンジョンに入ると天災級モンスター、イフリートに遭遇。エリオットは仲間が逃げ出すための囮(おとり)にされてしまう。
「生きて帰るんだ――妹が待つ家へ!」
彼は岩の割れ目につるはしを打ち込み、崩落を誘発させ――
目が覚めると未知の洞窟にいた。
貴重な鉱脈ばかりに興奮するエリオットだったが、特に不思議な形をしたクリスタルが気になり、それを掘り出す。
その中から現れたモノは……
「えっ? 女の子???」
これは、不遇な扱いを受けていた少年が大陸一の大富豪へと成り上がっていく――そんな物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる