51 / 96
第50話 空からの影
しおりを挟む
その日のグラーヘイムは、穏やかな陽光に包まれていた。
大農園では、収穫期を迎えた黒麦の穂が、金色の海のように風に揺れている。オークもゴブリンも、子供たちまで総出で、楽しげに収穫作業に勤しんでいた。それは、俺がこの世界に来てから、最も平和で、満ち足りた光景だった。
俺は、王城のバルコニーから、その光景を満足げに眺めていた。ガロンが隣に立ち、同じように目を細めている。
「見事なものですな、ボス。これほどの収穫があれば、向こう一年は食料に困ることはありますまい」
「ああ。これも、皆の働きのおかげだ」
全てが、順調だった。
軍事、内政、食料。国家の歯車は、完璧に噛み合って回転している。このまま、冬を越せば、俺たちの国はさらに盤石なものとなるだろう。
そう思った、その瞬間だった。
突如として、空が翳った。
まるで、太陽が巨大な何かに覆われたかのように、グラーヘイム全体が薄暗い影に包まれたのだ。
「……何だ?」
ガロンが、訝しげに空を見上げる。収穫作業をしていた住民たちも、一斉に動きを止め、空を見上げていた。
俺の【危機察知】スキルが、これまでにないレベルで、けたたましく警鐘を鳴らし始めた。全身の毛が逆立ち、本能が「逃げろ」と叫んでいる。グレートボアや、人間のパーティと対峙した時の比ではない。これは、次元の違う、絶対的な脅威。
俺は、空に浮かぶ「影」の正体を、ゆっくりと認識した。
それは、一匹の生き物だった。
だが、その大きさは、グレートボアさえも子供のように見えるほど、巨大だった。
爬虫類のような、硬い鱗に覆われた身体。コウモリの翼を何十倍にも引き伸ばしたような、巨大な皮膜の翼。そして、長くしなやかな首の先には、鋭い牙が並ぶ、獰猛な竜の頭があった。
「……ワイバーン……」
俺の口から、無意識にその名が漏れた。
リリアや、ゾルガ長老から受け継いだ知識の中に、その名はあった。グラーヴェ大森林の、生態系の頂点。空の絶対王者。下位のドラゴンとも言われる、凶悪な飛竜。
だが、知識として知っているのと、実物を目の当たりにするのとでは、全く意味が違った。
その圧倒的な存在感。天を覆うほどの巨体。そして、遥か上空からでも伝わってくる、見下すような冷たい殺意。
グラーヘイムの住民たちが、恐怖に凍りつく。
子供たちは泣き叫び、大人たちは為す術もなく、空の怪物を見上げているだけだった。
「ひ、ひぃ……!」
「な、なんだ、アレは……!」
平和な収穫祭の雰囲気は、一瞬にして地獄のパニックへと変わった。
ワイバーンは、俺たちの都の上空を、悠然と旋回していた。まるで、眼下に広がる獲物を品定めするかのように。
そして、その狙いを定めた。
目標は、金色の海のように広がる、黒麦の大農園。
「ブレスが来るぞ!」
俺は、腹の底から絶叫した。
【魔王の覇気】を最大限に放ち、パニックに陥る住民たちに、強制的に命令を叩き込む。
「伏せろ! 全員、地面に伏せろ!」
俺の覇気に打たれ、住民たちは反射的にその場に身を伏せた。
次の瞬間。
ワイバーンの巨大な顎が、大きく開かれた。その喉の奥で、灼熱の光が、太陽のように凝縮されていく。
そして、放たれた。
ゴオオオオオオッ!
空気を焦がす轟音と共に、灼熱の炎の奔流が、一直線に大農園へと降り注いだ。
それは、魔術師が放ったファイア・スネークなど、児戯に等しい。天災そのものだった。
炎のブレスが着弾した瞬間、大農園は爆発した。
大地が揺れ、衝撃波が王城の壁さえも震わせる。
俺たちが、何か月もかけて育て上げてきた、収穫間近の黒麦の畑。それが、たった一撃で、広範囲にわたって燃え盛る焦土と化したのだ。
幸い、俺の指示で住民たちは伏せていたため、直撃を受けた者はいなかった。だが、爆風と熱波で、何人かが吹き飛ばされ、火傷を負っていた。
ワイバーンは、自らが引き起こした惨状を、満足げに見下ろしている。
そして、ゆっくりと翼を羽ばたかせ、何事もなかったかのように、森の奥深くへと飛び去っていった。
後に残されたのは、燃え盛る畑と、黒い煙、そして、呆然と立ち尽くす住民たちの、絶望だけだった。
「……嘘だろ……」
ガロンが、信じられないという顔で、黒焦げになった農園を見つめている。
「我々の……我々の麦が……」
住民たちの間から、嗚咽が漏れ始めた。
この収穫は、彼らにとって、自分たちの手で未来を掴む、希望の象徴だった。それが、理由もなく、一方的に、たった一匹の魔物によって、踏みにじられた。
理不尽だ。
俺が、この世界に来てから、ずっと戦い続けてきた、理不-尽そのもの。
俺は、燃え盛る畑を、そして絶望に打ちひしがれる仲間たちの顔を、ただ黙って見つめていた。
怒り、悲しみ、そして無力感。様々な感情が、俺の中で渦巻いていた。
俺たちは、強くなったはずだった。
国家を築き、軍隊を組織し、もはや森のいかなる脅威にも屈しないと、そう信じていた。
だが、違った。
俺たちは、まだこの森の本当のルールを知らなかっただけなのだ。
この森の空には、俺たち地上の者たちの営みなど、虫ケラの遊びに等しいと嘲笑う、絶対的な支配者がいた。
俺は、ワイバーンが消えていった空を、静かに、しかし燃えるような憎しみを込めて、睨みつけた。
「……ワイバーン」
俺は、その名を、奥歯を噛み砕くほどの力で呟いた。
お前が、この森の王だというのか。
ならば、その王座から、引きずり下ろしてやる。
お前の翼をへし折り、その肉を喰らい、その力を、根こそぎ奪い取ってやる。
この日、グラーヘイムの平和は終わった。
そして、森の真の支配者の座を賭けた、俺たちの新たな戦いが、静かに、そして確実な憎しみと共に、始まろうとしていた。
大農園では、収穫期を迎えた黒麦の穂が、金色の海のように風に揺れている。オークもゴブリンも、子供たちまで総出で、楽しげに収穫作業に勤しんでいた。それは、俺がこの世界に来てから、最も平和で、満ち足りた光景だった。
俺は、王城のバルコニーから、その光景を満足げに眺めていた。ガロンが隣に立ち、同じように目を細めている。
「見事なものですな、ボス。これほどの収穫があれば、向こう一年は食料に困ることはありますまい」
「ああ。これも、皆の働きのおかげだ」
全てが、順調だった。
軍事、内政、食料。国家の歯車は、完璧に噛み合って回転している。このまま、冬を越せば、俺たちの国はさらに盤石なものとなるだろう。
そう思った、その瞬間だった。
突如として、空が翳った。
まるで、太陽が巨大な何かに覆われたかのように、グラーヘイム全体が薄暗い影に包まれたのだ。
「……何だ?」
ガロンが、訝しげに空を見上げる。収穫作業をしていた住民たちも、一斉に動きを止め、空を見上げていた。
俺の【危機察知】スキルが、これまでにないレベルで、けたたましく警鐘を鳴らし始めた。全身の毛が逆立ち、本能が「逃げろ」と叫んでいる。グレートボアや、人間のパーティと対峙した時の比ではない。これは、次元の違う、絶対的な脅威。
俺は、空に浮かぶ「影」の正体を、ゆっくりと認識した。
それは、一匹の生き物だった。
だが、その大きさは、グレートボアさえも子供のように見えるほど、巨大だった。
爬虫類のような、硬い鱗に覆われた身体。コウモリの翼を何十倍にも引き伸ばしたような、巨大な皮膜の翼。そして、長くしなやかな首の先には、鋭い牙が並ぶ、獰猛な竜の頭があった。
「……ワイバーン……」
俺の口から、無意識にその名が漏れた。
リリアや、ゾルガ長老から受け継いだ知識の中に、その名はあった。グラーヴェ大森林の、生態系の頂点。空の絶対王者。下位のドラゴンとも言われる、凶悪な飛竜。
だが、知識として知っているのと、実物を目の当たりにするのとでは、全く意味が違った。
その圧倒的な存在感。天を覆うほどの巨体。そして、遥か上空からでも伝わってくる、見下すような冷たい殺意。
グラーヘイムの住民たちが、恐怖に凍りつく。
子供たちは泣き叫び、大人たちは為す術もなく、空の怪物を見上げているだけだった。
「ひ、ひぃ……!」
「な、なんだ、アレは……!」
平和な収穫祭の雰囲気は、一瞬にして地獄のパニックへと変わった。
ワイバーンは、俺たちの都の上空を、悠然と旋回していた。まるで、眼下に広がる獲物を品定めするかのように。
そして、その狙いを定めた。
目標は、金色の海のように広がる、黒麦の大農園。
「ブレスが来るぞ!」
俺は、腹の底から絶叫した。
【魔王の覇気】を最大限に放ち、パニックに陥る住民たちに、強制的に命令を叩き込む。
「伏せろ! 全員、地面に伏せろ!」
俺の覇気に打たれ、住民たちは反射的にその場に身を伏せた。
次の瞬間。
ワイバーンの巨大な顎が、大きく開かれた。その喉の奥で、灼熱の光が、太陽のように凝縮されていく。
そして、放たれた。
ゴオオオオオオッ!
空気を焦がす轟音と共に、灼熱の炎の奔流が、一直線に大農園へと降り注いだ。
それは、魔術師が放ったファイア・スネークなど、児戯に等しい。天災そのものだった。
炎のブレスが着弾した瞬間、大農園は爆発した。
大地が揺れ、衝撃波が王城の壁さえも震わせる。
俺たちが、何か月もかけて育て上げてきた、収穫間近の黒麦の畑。それが、たった一撃で、広範囲にわたって燃え盛る焦土と化したのだ。
幸い、俺の指示で住民たちは伏せていたため、直撃を受けた者はいなかった。だが、爆風と熱波で、何人かが吹き飛ばされ、火傷を負っていた。
ワイバーンは、自らが引き起こした惨状を、満足げに見下ろしている。
そして、ゆっくりと翼を羽ばたかせ、何事もなかったかのように、森の奥深くへと飛び去っていった。
後に残されたのは、燃え盛る畑と、黒い煙、そして、呆然と立ち尽くす住民たちの、絶望だけだった。
「……嘘だろ……」
ガロンが、信じられないという顔で、黒焦げになった農園を見つめている。
「我々の……我々の麦が……」
住民たちの間から、嗚咽が漏れ始めた。
この収穫は、彼らにとって、自分たちの手で未来を掴む、希望の象徴だった。それが、理由もなく、一方的に、たった一匹の魔物によって、踏みにじられた。
理不尽だ。
俺が、この世界に来てから、ずっと戦い続けてきた、理不-尽そのもの。
俺は、燃え盛る畑を、そして絶望に打ちひしがれる仲間たちの顔を、ただ黙って見つめていた。
怒り、悲しみ、そして無力感。様々な感情が、俺の中で渦巻いていた。
俺たちは、強くなったはずだった。
国家を築き、軍隊を組織し、もはや森のいかなる脅威にも屈しないと、そう信じていた。
だが、違った。
俺たちは、まだこの森の本当のルールを知らなかっただけなのだ。
この森の空には、俺たち地上の者たちの営みなど、虫ケラの遊びに等しいと嘲笑う、絶対的な支配者がいた。
俺は、ワイバーンが消えていった空を、静かに、しかし燃えるような憎しみを込めて、睨みつけた。
「……ワイバーン」
俺は、その名を、奥歯を噛み砕くほどの力で呟いた。
お前が、この森の王だというのか。
ならば、その王座から、引きずり下ろしてやる。
お前の翼をへし折り、その肉を喰らい、その力を、根こそぎ奪い取ってやる。
この日、グラーヘイムの平和は終わった。
そして、森の真の支配者の座を賭けた、俺たちの新たな戦いが、静かに、そして確実な憎しみと共に、始まろうとしていた。
33
あなたにおすすめの小説
M.M.O. - Monster Maker Online
夏見ナイ
SF
現実世界に居場所を見出せない大学生、神代悠。彼が救いを求めたのは、モンスターを自由に創造できる新作VRMMO『M.M.O.』だった。
彼が選んだのは、戦闘能力ゼロの不遇職【モンスターメイカー】。周囲に笑われながらも、悠はゴミ同然の素材と無限の発想力を武器に、誰も見たことのないユニークなモンスターを次々と生み出していく。
その常識外れの力は、孤高の美少女聖騎士や抜け目のない商人少女といった仲間を引き寄せ、やがて彼の名はサーバーに轟く。しかし、それは同時にゲームの支配を目論む悪徳ギルドとの全面対決の始まりを意味していた。
これは、最弱の職から唯一無二の相棒を創り出し、仲間と世界を守るために戦う、創造と成り上がりの物語。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
俺の職業は【トラップ・マスター】。ダンジョンを経験値工場に作り変えたら、俺一人のせいでサーバー全体のレベルがインフレした件
夏見ナイ
SF
現実世界でシステムエンジニアとして働く神代蓮。彼が効率を求めVRMMORPG「エリュシオン・オンライン」で選んだのは、誰にも見向きもされない不遇職【トラップ・マスター】だった。
周囲の冷笑をよそに、蓮はプログラミング知識を応用してトラップを自動連携させる画期的な戦術を開発。さらに誰も見向きもしないダンジョンを丸ごと買い取り、24時間稼働の「全自動経験値工場」へと作り変えてしまう。
結果、彼のレベルと資産は異常な速度で膨れ上がり、サーバーの経済とランキングをたった一人で崩壊させた。この事態を危険視した最強ギルドは、彼のダンジョンに狙いを定める。これは、知恵と工夫で世界の常識を覆す、一人の男の伝説の始まり。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。
wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる