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第八十一話:幹部「嫉妬の仮面」
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イザベラ侯爵夫人の自爆。その衝撃はアッシュたちの心に重い楔を打ち込んだ。情報を守るためなら自らの精神を破壊することさえ厭わない。その狂信的な忠誠心は、『奈落の蛇』という組織の底知れない不気味さを改めて浮き彫りにした。
儀式の日は明日に迫っていた。残された時間はもはや一日もない。
宰相執務室は野戦病院のような緊張感に包まれていた。アッシュはスキルを逆流させたことによる精神的な疲労で顔面蒼白になっていた。だが、休んでいる暇はなかった。
「イザベラは陽動だった」
アッシュは机の上の帝都地図を睨みつけながら、かすれた声で言った。
「彼女は我々の注意を自分に引きつけ、時間を稼ぐための捨て駒だったのだ。本命は他にいる」
「では、他の幹部が……?」
キルヒアイスが息を呑んで尋ねた。
「ああ。古文書によれば幹部は七人。それぞれが七つの大罪の名を冠した仮面をつけているという」
セレスティアが禁書庫で見つけた記述を思い返しながら言った。
「イザベラ侯爵夫人は、その芸術への執着と他者の才能への嫉妬心から見て、おそらくは『嫉妬』の仮面だったのでしょう」
「残るは六人」
アッシュは指を折って数えた。
「傲慢、色欲、暴食、強欲、怠惰、そして憤怒。奴らは今もこの帝都のどこかに潜み、儀式の準備を進めている」
だが、手掛かりは完全に途絶えてしまった。イザベラという唯一の糸が切れた今、残る六人の幹部をこの短時間で見つけ出すことなど不可能に近い。
「……一つだけ、気になることがある」
アッシュは思考の海の中から、僅かな違和感の糸を手繰り寄せた。
「イザベラは言った。『あなたさえいなければ、儀式は誰にも邪魔されずに成功する』と。なぜ彼女は俺だけに、あれほど執着した?」
その問いに、セレスティアがハッとしたように顔を上げた。
「まさか……! 彼女の狙いはあなた個人だったというの?」
「そうだ」
アッシュは頷いた。
「俺のスキル【感情経済】は奴らの精神干渉魔術の天敵とも言える能力だ。俺がいる限り、奴らが引き起こす負の感情の増幅を俺は感知できてしまう。だから、奴らにとって俺は儀式を成功させる上で最も邪魔な存在だったのだ」
その推論は一つの光明を照らし出した。
敵の狙いがアッシュ個人にあるのなら、彼らは必ず再びアッシュに接触してくるはずだ。
「だが、今度はどんな手で来るか分からんぞ」
ガイウスが腕を組みながら言った。
「一度失敗したのだ。次はもっと狡猾で、確実な手を打ってくるだろう」
「奴らのやり方は直接的な暴力ではない」
アッシュは断言した。
「奴らは人の心を操る専門家だ。次に狙ってくるとすれば、俺の肉体ではなく俺の『心』。あるいは俺の『社会的地位』を破壊しにかかってくるだろう」
アッシュは壁に貼られた貴族たちの相関図に視線を移した。
「イザベラが『嫉妬』だったのなら、他の幹部たちもまた自らが司る大罪に深く関係した人物のはずだ。『強欲』なら大商人か、『色欲』なら娼館の主か、『暴食』なら美食家の貴族か……」
アッシュの情報網は、その線に沿って再び帝都の有力者たちを洗い直し始めた。
そして、調査開始から数時間後。一つの極めて憂慮すべき情報がもたらされた。
「報告します!」
『北風商会』の部下が血相を変えて執務室に飛び込んできた。
「帝都の貴族社会で、奇妙な噂が広まっております! セレスティア様に関する悪意に満ちた噂が……!」
「……何ですって?」
セレスティアが眉をひそめた。
部下は震える声で報告を続けた。
「セレスティア様がグランツ帝国と内通している、と……。先日、ヴァイス平原でグランツ軍を撃退した際、セレスティア様が放った殲滅魔法は、事前にグランツ側と示し合わせた上で、意図的に味方であるはずのバルツァー伯爵の兵士たちを巻き込み、壊滅させるためのものだった、というのです!」
その内容はあまりにも悪質で、そして巧妙に真実を歪めたものだった。
バルツァー伯爵が売国奴であったという事実はすでに帝都中に知られている。だが、その彼を罰するためにセレスティアが敵国と手を組んだのだとすれば、それは帝国法において同罪と見なされてもおかしくなかった。
「馬鹿な!」
セレスティアは怒りに声を震わせた。
「誰が、そんな戯言を!」
「噂の出所は不明です。ですが、驚くべき速さで貴族たちの間に広まっております。そして、その噂を最も熱心に広めているのが……」
部下は一つの名前を口にした。
「司法卿、アウグスト・フォン・クラウゼヴィッツ。帝国で最も厳格で、公正な法の番人として知られる人物です」
アウグスト司法卿。彼はセレスティアの父の政敵であり、彼女の急すぎる出世を快く思っていない人物の一人だった。彼の感情は常に「嫉妬:85」という高い数値を示していた。
「……そういうことか」
アッシュは全ての点を線で結んだ。
敵の次の手は、アッシュ個人への直接攻撃ではなかった。
彼の最も信頼する協力者であり、彼の改革を支える『正義』の象徴であるセレスティアを狙ってきたのだ。
彼女を売国の罪で社会的に抹殺することでアッシュを孤立させ、その改革の正当性を根底から覆そうという恐るべき陰謀。
そして、その陰謀を主導しているのが新たな『嫉ятの仮面』。
司法卿、アウグスト。
彼はイザベラの死によって空席となった『嫉妬』の座を継いだ新たな幹部か、あるいは最初から二人いたのか。
「奴らの狙いは俺とセレスティアを仲違いさせ、内側から崩壊させることだ」
アッシュの赤い瞳が冷たい光を宿した。
「面白い。受けて立ってやろうじゃないか。奴らが仕掛けた嫉妬の舞台で、最高の芝居を演じてやろう」
儀式の決行まであと一日。
『奈落の蛇』が仕掛けたセレスティアを貶めるための罠。
だが、その罠こそがアッシュにとって敵の尻尾を完全に掴むための最高の好機となろうとしていた。
帝都の社交界を舞台にした、最後の情報戦の火蓋が今、切られた。
儀式の日は明日に迫っていた。残された時間はもはや一日もない。
宰相執務室は野戦病院のような緊張感に包まれていた。アッシュはスキルを逆流させたことによる精神的な疲労で顔面蒼白になっていた。だが、休んでいる暇はなかった。
「イザベラは陽動だった」
アッシュは机の上の帝都地図を睨みつけながら、かすれた声で言った。
「彼女は我々の注意を自分に引きつけ、時間を稼ぐための捨て駒だったのだ。本命は他にいる」
「では、他の幹部が……?」
キルヒアイスが息を呑んで尋ねた。
「ああ。古文書によれば幹部は七人。それぞれが七つの大罪の名を冠した仮面をつけているという」
セレスティアが禁書庫で見つけた記述を思い返しながら言った。
「イザベラ侯爵夫人は、その芸術への執着と他者の才能への嫉妬心から見て、おそらくは『嫉妬』の仮面だったのでしょう」
「残るは六人」
アッシュは指を折って数えた。
「傲慢、色欲、暴食、強欲、怠惰、そして憤怒。奴らは今もこの帝都のどこかに潜み、儀式の準備を進めている」
だが、手掛かりは完全に途絶えてしまった。イザベラという唯一の糸が切れた今、残る六人の幹部をこの短時間で見つけ出すことなど不可能に近い。
「……一つだけ、気になることがある」
アッシュは思考の海の中から、僅かな違和感の糸を手繰り寄せた。
「イザベラは言った。『あなたさえいなければ、儀式は誰にも邪魔されずに成功する』と。なぜ彼女は俺だけに、あれほど執着した?」
その問いに、セレスティアがハッとしたように顔を上げた。
「まさか……! 彼女の狙いはあなた個人だったというの?」
「そうだ」
アッシュは頷いた。
「俺のスキル【感情経済】は奴らの精神干渉魔術の天敵とも言える能力だ。俺がいる限り、奴らが引き起こす負の感情の増幅を俺は感知できてしまう。だから、奴らにとって俺は儀式を成功させる上で最も邪魔な存在だったのだ」
その推論は一つの光明を照らし出した。
敵の狙いがアッシュ個人にあるのなら、彼らは必ず再びアッシュに接触してくるはずだ。
「だが、今度はどんな手で来るか分からんぞ」
ガイウスが腕を組みながら言った。
「一度失敗したのだ。次はもっと狡猾で、確実な手を打ってくるだろう」
「奴らのやり方は直接的な暴力ではない」
アッシュは断言した。
「奴らは人の心を操る専門家だ。次に狙ってくるとすれば、俺の肉体ではなく俺の『心』。あるいは俺の『社会的地位』を破壊しにかかってくるだろう」
アッシュは壁に貼られた貴族たちの相関図に視線を移した。
「イザベラが『嫉妬』だったのなら、他の幹部たちもまた自らが司る大罪に深く関係した人物のはずだ。『強欲』なら大商人か、『色欲』なら娼館の主か、『暴食』なら美食家の貴族か……」
アッシュの情報網は、その線に沿って再び帝都の有力者たちを洗い直し始めた。
そして、調査開始から数時間後。一つの極めて憂慮すべき情報がもたらされた。
「報告します!」
『北風商会』の部下が血相を変えて執務室に飛び込んできた。
「帝都の貴族社会で、奇妙な噂が広まっております! セレスティア様に関する悪意に満ちた噂が……!」
「……何ですって?」
セレスティアが眉をひそめた。
部下は震える声で報告を続けた。
「セレスティア様がグランツ帝国と内通している、と……。先日、ヴァイス平原でグランツ軍を撃退した際、セレスティア様が放った殲滅魔法は、事前にグランツ側と示し合わせた上で、意図的に味方であるはずのバルツァー伯爵の兵士たちを巻き込み、壊滅させるためのものだった、というのです!」
その内容はあまりにも悪質で、そして巧妙に真実を歪めたものだった。
バルツァー伯爵が売国奴であったという事実はすでに帝都中に知られている。だが、その彼を罰するためにセレスティアが敵国と手を組んだのだとすれば、それは帝国法において同罪と見なされてもおかしくなかった。
「馬鹿な!」
セレスティアは怒りに声を震わせた。
「誰が、そんな戯言を!」
「噂の出所は不明です。ですが、驚くべき速さで貴族たちの間に広まっております。そして、その噂を最も熱心に広めているのが……」
部下は一つの名前を口にした。
「司法卿、アウグスト・フォン・クラウゼヴィッツ。帝国で最も厳格で、公正な法の番人として知られる人物です」
アウグスト司法卿。彼はセレスティアの父の政敵であり、彼女の急すぎる出世を快く思っていない人物の一人だった。彼の感情は常に「嫉妬:85」という高い数値を示していた。
「……そういうことか」
アッシュは全ての点を線で結んだ。
敵の次の手は、アッシュ個人への直接攻撃ではなかった。
彼の最も信頼する協力者であり、彼の改革を支える『正義』の象徴であるセレスティアを狙ってきたのだ。
彼女を売国の罪で社会的に抹殺することでアッシュを孤立させ、その改革の正当性を根底から覆そうという恐るべき陰謀。
そして、その陰謀を主導しているのが新たな『嫉ятの仮面』。
司法卿、アウグスト。
彼はイザベラの死によって空席となった『嫉妬』の座を継いだ新たな幹部か、あるいは最初から二人いたのか。
「奴らの狙いは俺とセレスティアを仲違いさせ、内側から崩壊させることだ」
アッシュの赤い瞳が冷たい光を宿した。
「面白い。受けて立ってやろうじゃないか。奴らが仕掛けた嫉妬の舞台で、最高の芝居を演じてやろう」
儀式の決行まであと一日。
『奈落の蛇』が仕掛けたセレスティアを貶めるための罠。
だが、その罠こそがアッシュにとって敵の尻尾を完全に掴むための最高の好機となろうとしていた。
帝都の社交界を舞台にした、最後の情報戦の火蓋が今、切られた。
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