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第八十九話:第二の試練「絶望の番人」
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疑心暗鬼の回廊を抜けた先にそびえ立つ、巨大な黒曜石の門。それはまるで地獄の入り口そのものだった。門の向こうから響き渡る咆哮は大地を震わせ、聞く者の魂を直接揺さぶるようなおぞましい響きを持っていた。
「……来るぞ」
ガイウスが長剣を構えながら低い声で言った。彼の歴戦の勘が、門の向こうに潜む存在がこれまでに遭遇したどんな魔物とも比較にならない規格外の脅威であることを告げていた。
セレスティアは杖を握りしめ、リリアは二本のショートソードを抜き放つ。アッシュもまた懐から護身用の短剣を取り出し、仲間たちの背後に位置取った。
ゴゴゴゴゴ……という地響きと共に、黒曜石の門がゆっくりと開いていく。
門の奥はドーム状の巨大な空洞になっていた。そして、その中央に「それ」はいた。
それは絶望という概念がそのまま形を成したかのような悍ましい姿をしていた。
大きさは巨象ほどもあるだろうか。黒くぬらりとした体表はまるで凝固した憎悪のようだった。無数の人間の腕のような触手が蠢き、その先端には苦悶に歪んだ人間の顔がいくつも浮かび上がっている。体の中心には巨大な一つ目玉が赤黒い光を放ちながら侵入者たちを睨みつけていた。
アッシュはスキルを発動させた。
『絶望の番人(Despair Guardian)』
その名の下に表示された感情ステータスは、アッシュを戦慄させるのに十分だった。
『絶望:測定不能』『憎悪:測定不能』『苦痛:測定不能』
この魔物は生き物ではない。
『奈落の蛇』が長年にわたって人々から集めてきた純粋な負の感情の集合体。それがこの第二の試練の番人だった。
「……なんて、禍々しい……」
セレスティアが青ざめた顔で呟いた。彼女がこれまで対峙してきたどんな悪魔や魔獣よりも、この存在は根源的な恐怖を感じさせた。
「グルオオオオオッ!」
絶望の番人が再び咆哮を上げた。その声は音波となって一行を襲う。それはただの音ではない。聞く者の精神を直接蝕み、絶望を植え付ける呪いの咆哮だった。
セレスティアとガイウスが苦痛に顔を歪めて膝をつきそうになる。
「耳を塞げ!」
アッシュが叫ぶ。彼のスキルはこの精神攻撃をある程度防ぐことができた。リリアもまた獣としての本能で精神を防護していた。
「リリア、行くぞ!」
アッシュの合図でリリアが弾丸のように飛び出した。彼女の狙いは魔物の巨体ではない。その無数に蠢く腕の触手だった。
銀色の閃光が走り、触手が次々と切り落とされていく。だが、切り落とされた触手はすぐに黒い泥となって再生してしまう。
「埒が明かん!」
体勢を立て直したガイウスがリリアに合流する。彼の長剣が重い一撃で触手を薙ぎ払うが、やはりすぐに再生してしまう。
「こいつ、物理攻撃がほとんど効いていないのか!」
「――光よ、彼の者を討て!【ライトニング・ジャベリン】!」
後方からセレスティアの魔法が放たれた。光の槍が番人の巨大な一つ目玉に直撃する。
「ギシャアアアアアッ!」
番人は初めて苦痛の叫びを上げた。光の魔力は負の感情の塊であるこいつにとって天敵のようだった。
だが、ダメージは致命傷には程遠い。目玉はすぐに再生し、その怒りはさらに増大した。
番人はその巨体を震わせると、おびただしい数の黒い棘を全方位に射出した。
「危ない!」
ガイウスがリリアを庇い、セレスティアは咄嗟に氷の壁を展開する。だが、棘の勢いは凄まじく、壁を貫通した数本がセレスティアの肩を浅く掠めた。
「くっ……!」
絶望的なまでの再生能力と攻撃力。
アッシュは後方で冷静に戦況を分析していた。
(物理攻撃は効果が薄い。光の魔法は有効だが決定打にはならない。奴を倒すには再生能力そのものを上回る圧倒的な一撃が必要だ……)
そして、その一撃を放てるのはこの中でただ一人しかいない。
アッシュは通信用の魔道具で、セレスティアにだけ聞こえるように指示を送った。
「セレスティア。聞こえるか。今からお前の最大火力の魔法を準備しろ」
「最大火力ですって!? 【インペリアル・フレア】のこと!? あんなものをこんな閉鎖空間で使えば、私たちもただでは済まないわ!」
セレスティアが絶叫に近い声で反論する。
「分かっている。だが、それしか道はない」
アッシュの声は冷静だった。
「ガイウスとリリアが、お前が詠唱を完了させるまでの時間を稼ぐ。俺は奴の動きを止める。お前はただ一点に全ての魔力を集中させろ。奴の中心、あの巨大な目玉だ」
その作戦は狂気の沙汰だった。だが、セレスティアはアッシュの瞳に宿る絶対的な確信を信じることにした。
「……分かったわ。やってやる!」
セレスティアは後方へと大きく下がり、詠唱を開始した。
「ガイウス! リリア! 時間を稼げ!」
アッシュの叫びが響く。
「承知!」
「アッシュ様のために!」
ガイウスとリリアは覚悟を決めた。彼らは自らの命を盾にしてセレスティアを守るために、絶望の番人へと再び突撃した。
それは英雄譚に描かれるような壮絶な時間稼ぎだった。ガイウスの鎧は砕け、リリアの体には無数の切り傷が刻まれていく。だが、彼らは決して倒れなかった。
そして、ついにセレスティアの詠唱が最終段階へと入った。彼女の周囲に灼熱の魔力が渦を巻き始める。
「今だ、アッシュ!」
ガイウスが最後の力を振り絞って叫んだ。
アッシュはその瞬間を待っていた。
彼は、お守りとして懐に忍ばせていた一つのアイテムを取り出した。それはドベルグで手に入れた高純度の魔石だった。
彼はその魔石に自らのスキルを逆流させる形で、この空間に満ちる負の感情を可能な限り注ぎ込んだ。
「喰らえ……!」
アッシュは黒く染まった魔石を、絶望の番人の足元へと全力で投げつけた。
魔石は番人が放つ負のエネルギーと共鳴し、凄まじい勢いで暴走を始めた。
次の瞬間。
魔石は巨大な闇の爆発を引き起こした。それは負の感情同士がぶつかり合って起こる相殺の爆発。
「ギイイイイイイッ!?」
絶望の番人は自らの足元で起きた予期せぬ爆発に、その動きを完全に止めた。
その一瞬の硬直。
それこそがアッシュが作り出した唯一無二の勝機だった。
「――放てぇぇぇっ!!」
アッシュの絶叫と同時に、セレスティアの杖の先から凝縮された太陽そのものが解き放たれた。
【インペリアル・フレア】。
紅蓮の光線が一直線に、硬直した番人の巨大な一つ目玉へと突き刺さった。
音が消えた。
世界が白く染まる。
絶望の番人の体は内側から光に焼かれ、その断末魔の叫びさえも残さずに塵となって消滅していった。
爆風と熱波がドーム全体を吹き荒れる。
アッシュたちは咄嗟に岩陰に身を隠し、その嵐が過ぎ去るのを耐えた。
やがて静寂が戻った時、そこには巨大なクレーターと黒く熔解した地面だけが残されていた。
第二の試練は突破された。
だが、一行はボロボロだった。ガイウスは深手を負い、リリアも満身創痍。セレスティアは魔力を使い果たし、その場に崩れ落ちていた。
アッシュ自身も精神力を酷使し、立っているのがやっとだった。
それでも、彼らは顔を上げた。
目の前には最後の試練へと続く一本の道が、静かに横たわっていた。
祭壇の間はもう、目と鼻の先だった。
「……来るぞ」
ガイウスが長剣を構えながら低い声で言った。彼の歴戦の勘が、門の向こうに潜む存在がこれまでに遭遇したどんな魔物とも比較にならない規格外の脅威であることを告げていた。
セレスティアは杖を握りしめ、リリアは二本のショートソードを抜き放つ。アッシュもまた懐から護身用の短剣を取り出し、仲間たちの背後に位置取った。
ゴゴゴゴゴ……という地響きと共に、黒曜石の門がゆっくりと開いていく。
門の奥はドーム状の巨大な空洞になっていた。そして、その中央に「それ」はいた。
それは絶望という概念がそのまま形を成したかのような悍ましい姿をしていた。
大きさは巨象ほどもあるだろうか。黒くぬらりとした体表はまるで凝固した憎悪のようだった。無数の人間の腕のような触手が蠢き、その先端には苦悶に歪んだ人間の顔がいくつも浮かび上がっている。体の中心には巨大な一つ目玉が赤黒い光を放ちながら侵入者たちを睨みつけていた。
アッシュはスキルを発動させた。
『絶望の番人(Despair Guardian)』
その名の下に表示された感情ステータスは、アッシュを戦慄させるのに十分だった。
『絶望:測定不能』『憎悪:測定不能』『苦痛:測定不能』
この魔物は生き物ではない。
『奈落の蛇』が長年にわたって人々から集めてきた純粋な負の感情の集合体。それがこの第二の試練の番人だった。
「……なんて、禍々しい……」
セレスティアが青ざめた顔で呟いた。彼女がこれまで対峙してきたどんな悪魔や魔獣よりも、この存在は根源的な恐怖を感じさせた。
「グルオオオオオッ!」
絶望の番人が再び咆哮を上げた。その声は音波となって一行を襲う。それはただの音ではない。聞く者の精神を直接蝕み、絶望を植え付ける呪いの咆哮だった。
セレスティアとガイウスが苦痛に顔を歪めて膝をつきそうになる。
「耳を塞げ!」
アッシュが叫ぶ。彼のスキルはこの精神攻撃をある程度防ぐことができた。リリアもまた獣としての本能で精神を防護していた。
「リリア、行くぞ!」
アッシュの合図でリリアが弾丸のように飛び出した。彼女の狙いは魔物の巨体ではない。その無数に蠢く腕の触手だった。
銀色の閃光が走り、触手が次々と切り落とされていく。だが、切り落とされた触手はすぐに黒い泥となって再生してしまう。
「埒が明かん!」
体勢を立て直したガイウスがリリアに合流する。彼の長剣が重い一撃で触手を薙ぎ払うが、やはりすぐに再生してしまう。
「こいつ、物理攻撃がほとんど効いていないのか!」
「――光よ、彼の者を討て!【ライトニング・ジャベリン】!」
後方からセレスティアの魔法が放たれた。光の槍が番人の巨大な一つ目玉に直撃する。
「ギシャアアアアアッ!」
番人は初めて苦痛の叫びを上げた。光の魔力は負の感情の塊であるこいつにとって天敵のようだった。
だが、ダメージは致命傷には程遠い。目玉はすぐに再生し、その怒りはさらに増大した。
番人はその巨体を震わせると、おびただしい数の黒い棘を全方位に射出した。
「危ない!」
ガイウスがリリアを庇い、セレスティアは咄嗟に氷の壁を展開する。だが、棘の勢いは凄まじく、壁を貫通した数本がセレスティアの肩を浅く掠めた。
「くっ……!」
絶望的なまでの再生能力と攻撃力。
アッシュは後方で冷静に戦況を分析していた。
(物理攻撃は効果が薄い。光の魔法は有効だが決定打にはならない。奴を倒すには再生能力そのものを上回る圧倒的な一撃が必要だ……)
そして、その一撃を放てるのはこの中でただ一人しかいない。
アッシュは通信用の魔道具で、セレスティアにだけ聞こえるように指示を送った。
「セレスティア。聞こえるか。今からお前の最大火力の魔法を準備しろ」
「最大火力ですって!? 【インペリアル・フレア】のこと!? あんなものをこんな閉鎖空間で使えば、私たちもただでは済まないわ!」
セレスティアが絶叫に近い声で反論する。
「分かっている。だが、それしか道はない」
アッシュの声は冷静だった。
「ガイウスとリリアが、お前が詠唱を完了させるまでの時間を稼ぐ。俺は奴の動きを止める。お前はただ一点に全ての魔力を集中させろ。奴の中心、あの巨大な目玉だ」
その作戦は狂気の沙汰だった。だが、セレスティアはアッシュの瞳に宿る絶対的な確信を信じることにした。
「……分かったわ。やってやる!」
セレスティアは後方へと大きく下がり、詠唱を開始した。
「ガイウス! リリア! 時間を稼げ!」
アッシュの叫びが響く。
「承知!」
「アッシュ様のために!」
ガイウスとリリアは覚悟を決めた。彼らは自らの命を盾にしてセレスティアを守るために、絶望の番人へと再び突撃した。
それは英雄譚に描かれるような壮絶な時間稼ぎだった。ガイウスの鎧は砕け、リリアの体には無数の切り傷が刻まれていく。だが、彼らは決して倒れなかった。
そして、ついにセレスティアの詠唱が最終段階へと入った。彼女の周囲に灼熱の魔力が渦を巻き始める。
「今だ、アッシュ!」
ガイウスが最後の力を振り絞って叫んだ。
アッシュはその瞬間を待っていた。
彼は、お守りとして懐に忍ばせていた一つのアイテムを取り出した。それはドベルグで手に入れた高純度の魔石だった。
彼はその魔石に自らのスキルを逆流させる形で、この空間に満ちる負の感情を可能な限り注ぎ込んだ。
「喰らえ……!」
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その一瞬の硬直。
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「――放てぇぇぇっ!!」
アッシュの絶叫と同時に、セレスティアの杖の先から凝縮された太陽そのものが解き放たれた。
【インペリアル・フレア】。
紅蓮の光線が一直線に、硬直した番人の巨大な一つ目玉へと突き刺さった。
音が消えた。
世界が白く染まる。
絶望の番人の体は内側から光に焼かれ、その断末魔の叫びさえも残さずに塵となって消滅していった。
爆風と熱波がドーム全体を吹き荒れる。
アッシュたちは咄嗟に岩陰に身を隠し、その嵐が過ぎ去るのを耐えた。
やがて静寂が戻った時、そこには巨大なクレーターと黒く熔解した地面だけが残されていた。
第二の試練は突破された。
だが、一行はボロボロだった。ガイウスは深手を負い、リリアも満身創痍。セレスティアは魔力を使い果たし、その場に崩れ落ちていた。
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