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第6話:世界最初の石鹸
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ゴードンたち農夫の協力を得て、農業改革は驚くほど順調に滑り出した。
彼らは長年の経験から、どの土地が水はけが良く、どの土が粘土質かといったことを熟知していた。俺の知識と彼らの経験。その二つが噛み合った時、計画は机上の空論を遥かに超える推進力を得た。
荒れ地の石は取り除かれ、雑草は根こそぎ抜かれた。そして、俺が設計した改良犂の試作品が、村の鍛冶屋とゴードンたちの手によって形になった時、その威力は誰もが目を見張るものだった。
深く、力強く大地を掘り返す鉄の刃。土がまるで柔らかなパン生地のように反転していく光景に、農夫たちは歓声を上げた。
「すげえ……こんなに深く耕せるなんて」
「これなら、どんな根っこも残らねえや」
彼らの顔には、もう疑いの色はない。自分たちの手で未来を変えられるという、確かな希望が輝いていた。
収穫の秋が、今から待ち遠しい。
だが、俺の心は晴れやかではなかった。
領地経営という大きな船の片側は修理できた。しかし、もう片方にはまだ大きな穴が空いたままだ。
それは、リリアナを死の淵に追いやった根本原因。衛生問題だ。
畑仕事で泥だらけになった手を、井戸水だけで洗う。汚れは落ちても、目に見えない菌が残っているような不快感が常につきまとう。俺自身がこの世界の不衛生さに、精神的な限界を感じていた。
このままではいけない。
農業改革と並行して、衛生革命も断行する必要がある。
その第一歩は、決まっていた。
石鹸だ。
脂とアルカリを反応させて作る、あの魔法の石。汚れを化学的に分解し、水と共に洗い流す文明の利器。あれさえあれば、この世界の衛生レベルは飛躍的に向上する。感染症のリスクは劇的に下がり、多くの命が救われるはずだ。
俺は再び書斎に籠り、前世の曖昧な記憶を手繰り寄せた。
石鹸の作り方は、確か高校の化学で習った。鹸化(ケン化)反応。動物性または植物性の油脂に、水酸化ナトリウムのような強アルカリを加えて加熱する。
しかし、この世界に水酸化ナトリウムなどという薬品は存在しない。
だが、代用品ならある。
木灰だ。
木を燃やした灰を水に溶かして作る灰汁(あく)。その上澄み液は、炭酸カリウムを主成分とするアルカリ性を示す。古代ローマでは、この灰汁と動物の脂で石鹸のようなものを作っていたという話を、何かの本で読んだ記憶があった。
材料は、この屋敷の中で調達できるはずだ。
脂は厨房に。灰は暖炉に。
俺は決意を固め、屋敷の台所である厨房へと向かった。
アシュフォード家の厨房は、屋敷の中でも比較的活気のある場所だった。
しかし、それはあくまで比較の問題だ。食材は乏しく、料理人たちは限られた材料で何とか日々の食事をひねり出している。
厨房を仕切っているのは、バルドという名の恰幅のいい料理長だった。俺が厨房に顔を出すと、彼は大きな眉をひそめて怪訝な顔をした。
「これはリオ様。厨房に何かご用で」
「バルド、少し頼みがある。この厨房の隅を、しばらく貸してもらえないだろうか」
「厨房を、でございますか? 何か、変わったお料理でもお作りに?」
「まあ、そんなところだ。領地の役に立つ、新しいものを作る」
俺の言葉に、バルドはますます眉間の皺を深くした。最近の俺の奇行は、屋敷中の噂になっている。今度は何をしでかすのかと、警戒しているのだろう。
だが、父から「リオのやることに口出しは無用」というお達しが出ているらしく、彼は渋々頷いた。
「……分かりました。ですが、くれぐれも火の扱いにはご注意ください」
場所を確保した俺は、すぐに行動を開始した。
まずは材料集めだ。
バルドに頼み、屠殺した豚の脂身や、料理で使った牛の骨から出た脂を分けてもらう。次に、屋敷中の暖炉という暖炉を巡り、大量の木灰を集めた。侍女たちは、貴族の三男坊が必死に灰をかき集める姿を、遠巻きに奇異なものを見る目で眺めていた。
材料は揃った。
大きな木の桶に集めた灰を入れ、そこに水を注ぎ、よくかき混ぜる。しばらく置いておくと、灰が沈殿し、上澄みが茶色がかった液体になる。これが灰汁、水酸化カリウム水溶液だ。指先につけて舐めてみると、ピリッとした刺激と苦味があった。間違いなくアルカリ性だ。
次に、厨房の隅にあった使われていない大鍋を借り、豚や牛の脂を入れる。火にかけてゆっくりと熱し、溶かして不純物を取り除く。
そして、いよいよ二つを混ぜ合わせる時が来た。
溶かした脂の鍋に、濾した灰汁を少しずつ加えながら、木の棒でひたすらかき混ぜる。
料理人たちが、遠巻きに俺の作業を囁き合っていた。
「なあ、リオ様は何を作ってるんだ?」
「さあな。脂と灰を混ぜた汁だろ? どう見ても食い物じゃねえよな」
「豚の餌でも作るんじゃねえのか」
そんな声を無視し、俺はひたすら鍋をかき混ぜ続けた。
だが、そう簡単にはいかなかった。
一時間混ぜ続けても、脂と灰汁は混じり合わず、分離したままだ。鹸化反応が起きる気配がない。
「くそ、何が悪いんだ……」
アルカリの濃度が低いのか。それとも、加熱温度が足りないのか。あるいは、不純物が多すぎるのか。
前世のエンジニアとしての血が騒いだ。問題点を洗い出し、仮説を立て、一つずつ検証していく。
灰汁を煮詰めて濃度を上げてみる。温度をさらに上げてみる。脂の不純物を、もっと丁寧に取り除いてみる。
失敗は続いた。
鍋の中身が焦げ付き、強烈な異臭を放った。
脂が飛び散り、腕に軽い火傷を負った。
出来上がったのは、ただの脂っこい泥水のような液体だけ。
厨房の中は、焦げた脂の匂いと、灰の生臭い匂いが混じった、何とも言えない悪臭で満たされた。料理人たちの視線は、もはや好奇心ではなく、あからさまな迷惑の色を帯び始めていた。
「リオ様、いつまでそれを続けるおつもりで……」
バルドが、我慢の限界といった様子で声をかけてくる。
「もうすぐだ。もうすぐ、何とかなるはずだ」
俺は自分に言い聞かせるように呟き、再び作業に没頭した。
そして、実験を始めてから四日目のことだった。
その日も俺は、いつもと同じように鍋をかき混ぜていた。だが、何かが違った。鍋の中の液体が、これまでのような水っぽさを失い、とろりとした粘りを持ち始めていたのだ。カスタードクリームのような、滑らかな感触。
鹸化反応が、ついに始まったのだ。
「これだ……!」
俺は火から鍋を下ろし、さらに混ぜ続けた。液体はどんどん白濁し、粘度を増していく。やがて、木の棒で持ち上げると、ゆっくりと落ちるくらいのもったりとした状態になった。
俺は用意していた木製の箱に、そのクリーム状の液体を流し込んだ。
あとは、これを数日間、風通しの良い場所で乾燥させ、熟成させるだけだ。
数日後。
俺は固唾を飲んで、木箱を逆さにした。中から、ゴロンと不格好な塊が転がり出てくる。
それは、灰色がかった茶色い塊だった。表面はザラザラで、ところどころに黒い粒が混じっている。お世辞にも綺麗なものとは言えない。
だが、鼻を近づけると、微かに、しかし確実に、油が別の何かに変化したことを示す、独特の匂いがした。
俺は出来上がった「石鹸もどき」の塊を手に、水場へと走った。
厨房の料理人たちが、また何か始まったと、遠巻きに見ている。
俺はその塊で、泥と脂で汚れた自分の両手をこすった。そして、桶の水をかける。
次の瞬間、俺は感動に打ち震えた。
泡立ちは悪い。だが、水だけでは決して流れ落ちなかった頑固な油汚れが、ぬるりとした感触と共に、驚くほどあっさりと浮き上がってくる。
両手をこすり合わせ、水で洗い流す。
キュッ、キュッ。
指と手のひらが、心地よい音を立てた。汚れが完全に落ちたことを示す、清潔な音。
水だけで洗った時のような、ぬるりとした不快感はどこにもない。そこにあったのは、爽快感と言ってもいいほどの、完璧な洗浄の感触だった。
「できた……! できたぞ!」
俺は思わず叫んでいた。
厨房の片隅で生まれた、この不格好で汚い石の塊。
これが、この世界の衛生環境を、人々の暮らしを、そして未来そのものを変える、偉大な一歩になる。
俺は濡れた手のひらを握りしめ、歴史が動く確かな手応えを感じていた。
彼らは長年の経験から、どの土地が水はけが良く、どの土が粘土質かといったことを熟知していた。俺の知識と彼らの経験。その二つが噛み合った時、計画は机上の空論を遥かに超える推進力を得た。
荒れ地の石は取り除かれ、雑草は根こそぎ抜かれた。そして、俺が設計した改良犂の試作品が、村の鍛冶屋とゴードンたちの手によって形になった時、その威力は誰もが目を見張るものだった。
深く、力強く大地を掘り返す鉄の刃。土がまるで柔らかなパン生地のように反転していく光景に、農夫たちは歓声を上げた。
「すげえ……こんなに深く耕せるなんて」
「これなら、どんな根っこも残らねえや」
彼らの顔には、もう疑いの色はない。自分たちの手で未来を変えられるという、確かな希望が輝いていた。
収穫の秋が、今から待ち遠しい。
だが、俺の心は晴れやかではなかった。
領地経営という大きな船の片側は修理できた。しかし、もう片方にはまだ大きな穴が空いたままだ。
それは、リリアナを死の淵に追いやった根本原因。衛生問題だ。
畑仕事で泥だらけになった手を、井戸水だけで洗う。汚れは落ちても、目に見えない菌が残っているような不快感が常につきまとう。俺自身がこの世界の不衛生さに、精神的な限界を感じていた。
このままではいけない。
農業改革と並行して、衛生革命も断行する必要がある。
その第一歩は、決まっていた。
石鹸だ。
脂とアルカリを反応させて作る、あの魔法の石。汚れを化学的に分解し、水と共に洗い流す文明の利器。あれさえあれば、この世界の衛生レベルは飛躍的に向上する。感染症のリスクは劇的に下がり、多くの命が救われるはずだ。
俺は再び書斎に籠り、前世の曖昧な記憶を手繰り寄せた。
石鹸の作り方は、確か高校の化学で習った。鹸化(ケン化)反応。動物性または植物性の油脂に、水酸化ナトリウムのような強アルカリを加えて加熱する。
しかし、この世界に水酸化ナトリウムなどという薬品は存在しない。
だが、代用品ならある。
木灰だ。
木を燃やした灰を水に溶かして作る灰汁(あく)。その上澄み液は、炭酸カリウムを主成分とするアルカリ性を示す。古代ローマでは、この灰汁と動物の脂で石鹸のようなものを作っていたという話を、何かの本で読んだ記憶があった。
材料は、この屋敷の中で調達できるはずだ。
脂は厨房に。灰は暖炉に。
俺は決意を固め、屋敷の台所である厨房へと向かった。
アシュフォード家の厨房は、屋敷の中でも比較的活気のある場所だった。
しかし、それはあくまで比較の問題だ。食材は乏しく、料理人たちは限られた材料で何とか日々の食事をひねり出している。
厨房を仕切っているのは、バルドという名の恰幅のいい料理長だった。俺が厨房に顔を出すと、彼は大きな眉をひそめて怪訝な顔をした。
「これはリオ様。厨房に何かご用で」
「バルド、少し頼みがある。この厨房の隅を、しばらく貸してもらえないだろうか」
「厨房を、でございますか? 何か、変わったお料理でもお作りに?」
「まあ、そんなところだ。領地の役に立つ、新しいものを作る」
俺の言葉に、バルドはますます眉間の皺を深くした。最近の俺の奇行は、屋敷中の噂になっている。今度は何をしでかすのかと、警戒しているのだろう。
だが、父から「リオのやることに口出しは無用」というお達しが出ているらしく、彼は渋々頷いた。
「……分かりました。ですが、くれぐれも火の扱いにはご注意ください」
場所を確保した俺は、すぐに行動を開始した。
まずは材料集めだ。
バルドに頼み、屠殺した豚の脂身や、料理で使った牛の骨から出た脂を分けてもらう。次に、屋敷中の暖炉という暖炉を巡り、大量の木灰を集めた。侍女たちは、貴族の三男坊が必死に灰をかき集める姿を、遠巻きに奇異なものを見る目で眺めていた。
材料は揃った。
大きな木の桶に集めた灰を入れ、そこに水を注ぎ、よくかき混ぜる。しばらく置いておくと、灰が沈殿し、上澄みが茶色がかった液体になる。これが灰汁、水酸化カリウム水溶液だ。指先につけて舐めてみると、ピリッとした刺激と苦味があった。間違いなくアルカリ性だ。
次に、厨房の隅にあった使われていない大鍋を借り、豚や牛の脂を入れる。火にかけてゆっくりと熱し、溶かして不純物を取り除く。
そして、いよいよ二つを混ぜ合わせる時が来た。
溶かした脂の鍋に、濾した灰汁を少しずつ加えながら、木の棒でひたすらかき混ぜる。
料理人たちが、遠巻きに俺の作業を囁き合っていた。
「なあ、リオ様は何を作ってるんだ?」
「さあな。脂と灰を混ぜた汁だろ? どう見ても食い物じゃねえよな」
「豚の餌でも作るんじゃねえのか」
そんな声を無視し、俺はひたすら鍋をかき混ぜ続けた。
だが、そう簡単にはいかなかった。
一時間混ぜ続けても、脂と灰汁は混じり合わず、分離したままだ。鹸化反応が起きる気配がない。
「くそ、何が悪いんだ……」
アルカリの濃度が低いのか。それとも、加熱温度が足りないのか。あるいは、不純物が多すぎるのか。
前世のエンジニアとしての血が騒いだ。問題点を洗い出し、仮説を立て、一つずつ検証していく。
灰汁を煮詰めて濃度を上げてみる。温度をさらに上げてみる。脂の不純物を、もっと丁寧に取り除いてみる。
失敗は続いた。
鍋の中身が焦げ付き、強烈な異臭を放った。
脂が飛び散り、腕に軽い火傷を負った。
出来上がったのは、ただの脂っこい泥水のような液体だけ。
厨房の中は、焦げた脂の匂いと、灰の生臭い匂いが混じった、何とも言えない悪臭で満たされた。料理人たちの視線は、もはや好奇心ではなく、あからさまな迷惑の色を帯び始めていた。
「リオ様、いつまでそれを続けるおつもりで……」
バルドが、我慢の限界といった様子で声をかけてくる。
「もうすぐだ。もうすぐ、何とかなるはずだ」
俺は自分に言い聞かせるように呟き、再び作業に没頭した。
そして、実験を始めてから四日目のことだった。
その日も俺は、いつもと同じように鍋をかき混ぜていた。だが、何かが違った。鍋の中の液体が、これまでのような水っぽさを失い、とろりとした粘りを持ち始めていたのだ。カスタードクリームのような、滑らかな感触。
鹸化反応が、ついに始まったのだ。
「これだ……!」
俺は火から鍋を下ろし、さらに混ぜ続けた。液体はどんどん白濁し、粘度を増していく。やがて、木の棒で持ち上げると、ゆっくりと落ちるくらいのもったりとした状態になった。
俺は用意していた木製の箱に、そのクリーム状の液体を流し込んだ。
あとは、これを数日間、風通しの良い場所で乾燥させ、熟成させるだけだ。
数日後。
俺は固唾を飲んで、木箱を逆さにした。中から、ゴロンと不格好な塊が転がり出てくる。
それは、灰色がかった茶色い塊だった。表面はザラザラで、ところどころに黒い粒が混じっている。お世辞にも綺麗なものとは言えない。
だが、鼻を近づけると、微かに、しかし確実に、油が別の何かに変化したことを示す、独特の匂いがした。
俺は出来上がった「石鹸もどき」の塊を手に、水場へと走った。
厨房の料理人たちが、また何か始まったと、遠巻きに見ている。
俺はその塊で、泥と脂で汚れた自分の両手をこすった。そして、桶の水をかける。
次の瞬間、俺は感動に打ち震えた。
泡立ちは悪い。だが、水だけでは決して流れ落ちなかった頑固な油汚れが、ぬるりとした感触と共に、驚くほどあっさりと浮き上がってくる。
両手をこすり合わせ、水で洗い流す。
キュッ、キュッ。
指と手のひらが、心地よい音を立てた。汚れが完全に落ちたことを示す、清潔な音。
水だけで洗った時のような、ぬるりとした不快感はどこにもない。そこにあったのは、爽快感と言ってもいいほどの、完璧な洗浄の感触だった。
「できた……! できたぞ!」
俺は思わず叫んでいた。
厨房の片隅で生まれた、この不格好で汚い石の塊。
これが、この世界の衛生環境を、人々の暮らしを、そして未来そのものを変える、偉大な一歩になる。
俺は濡れた手のひらを握りしめ、歴史が動く確かな手応えを感じていた。
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