18 / 118
第18話:商会の躍進とエリアーナの手腕
しおりを挟む
アシュフォード鋼の誕生は、領地の産業基盤を根底から変えた。だが、その真価が領地全体に浸透するには、まだ時間が必要だった。
一方で、すでに完成している産品たちは、一人の辣腕経営者の下で、爆発的な勢いでその価値を開花させようとしていた。
アシュフォード商会代表、エリアーナ・フォン・ヴァイス。彼女の手腕は、俺の想像を遥かに超えるものだった。
「リオ、あなたにはこれを」
商会のオフィスと化した応接室で、エリアーナは俺に一枚の羊皮紙を突きつけた。そこには、ガラス、石鹸、醤油、それぞれの製品に求められる品質基準が、恐ろしいほど細かく箇条書きにされていた。
「いいこと? 商売で最も重要なのは『信用』よ。そのためには、製品の品質が常に一定でなければならないわ。大きさ、重さ、色、透明度。全ての製品をこの基準で検品し、合格したものだけを『アシュフォード商会正規品』として出荷します」
彼女は、俺が感覚的に行っていた「ものづくり」を、厳格な「品質管理」という概念に昇華させた。俺は開発者として、その基準をクリアするための製造マニュアルの作成に追われることになった。
エリアーナの改革はそれだけではなかった。
彼女は王都の実家から、金の力で信頼できるベテランの文官を引き抜いてきた。そして、領内の若者の中から読み書きのできる者を数人抜擢し、複式簿記の基礎を徹底的に叩き込んだ。
金の流れは全て記録され、在庫は毎日棚卸しされる。誰が、いつ、どこで、何を、いくらで売ったのか。その全てが、エリアーナの手元に集約されるシステムが、瞬く間に構築されていった。
かつては貴族の道楽と見られていた俺たちの活動は、彼女の手によって、本格的な「事業」へと変貌を遂げたのだ。
そして、準備が整うと、エリアーナはすぐに行動を開始した。
最初のターゲットは、ガラスだった。
彼女は王都の大物宝石商であるバルト商会を、わざわざこの辺境の地まで呼びつけたのだ。
応接室に通されたのは、見るからに老獪そうな商人、ゲッコー・バルト。彼はエリアーナの若さと美貌を見て、完全に侮りきった表情を浮かべていた。
「これはこれは、エリアーナ様。このような辺境で商会を始められたとか。して、ヴァイス伯爵家のお力添えで、どのようなお宝を見つけられましたかな?」
その言葉には、辺境の小娘から安く買い叩いてやろうという下心が透けて見えた。
エリアーナは、完璧な淑女の笑みを浮かべたまま、一枚のガラス板をテーブルの上に置いた。
ゲッコーの目が、ガラス板を見た瞬間に変わった。宝石商としての彼の目が、その異常なまでの透明度と品質を一瞬で見抜いたのだ。
「こ、これは……まさか……」
「お察しの通り、ガラスですわ。見ての通り、気泡も歪みも一切ない、完璧な製品です」
ゴクリ、とゲッコーが喉を鳴らす。
「素晴らしい! まさに奇跡の逸品! エリアーナ様、これをぜひ、当商会に卸してはいただけませんか! 値段は、いくらでもお支払いいたしますぞ!」
ゲッコーが身を乗り出した、その瞬間。
エリアーナは、悪戯っぽく微笑んだ。
「あら、残念ですわ。私どもは、これを売るつもりはあまりないのです」
「なっ……!?」
「何せ、これを作るには大変な手間と時間がかかりますの。ですから、まずはアシュフォード領内の建物の窓を全てこれに変えるのが先決かと。販売できるのは、早くても数年後になるかしら」
エリアーナの言葉に、ゲッコーの顔が真っ青になる。数年後では話にならない。このガラスの噂が広まれば、他の商会が黙っているはずがない。独占契約を結ぶなら、今しかない。
「お、お待ちください! エリアーナ様! そこを何とか!」
完全に主導権が逆転した。
エリアーナは、ここぞとばかりに冷徹なビジネスの顔を見せる。
「……そこまでおっしゃるのなら、特別に。ただし、条件があります。価格はこちらで決めさせていただきます。そして、当面お譲りできるのは、月に五枚が限度。それ以上は、いくらお金を積まれても無理ですわ」
強気の価格。そして、徹底した供給制限。
それは、ガラスの希少価値とブランドイメージを極限まで高めるための、狡猾なまでの戦略だった。ゲッコーは顔を歪めながらも、その条件を飲むしかなかった。
アシュフォード商会は、最初の商談で、一個師団を一年間維持できるほどの莫大な利益を確保した。
エリアーナの快進撃は止まらない。
石鹸は「王侯貴族御用達・魔法の洗浄石」というキャッチコピーで売り出し、近隣都市の富裕層や高級旅館に飛ぶように売れた。
醤油と味噌は、腕利きの料理人を招いて試食会を開き、その味で完全に虜にした。そして、独占販売契約を結ぶことで、アシュフォードの調味料を使った料理を一種のステータスシンボルへと押し上げた。
アシュフォード鋼だけは、エリアーナもその戦略的重要性を理解し、外部への販売を固く禁じた。まずは領内の農具や工具を全て鋼製のものに更新し、圧倒的な生産力の差を確立することが最優先だと、彼女は判断したのだ。
アシュフォード商会がもたらした富は、目に見える形で領地を変えていった。
領内には立派な商会の事務所が建てられ、活気のある声が響いている。主要な道は石畳で舗装され、川には頑丈な石橋が架けられた。全て、商会の利益から出た資金で行われた公共事業だった。
領民の暮らしは豊かになり、その富が、さらなる領地の発展へと再投資される。完璧な好循環が生まれていた。
その夜、俺は開発室で新しい機械の設計図を描いていた。そこへ、エリアーナが帳簿の束を抱えてやってくる。
「リオ、これが今月分の収支報告よ。目を通しておいて」
その横顔は、少し疲れてはいたが、充実感に満ち溢れていた。王都にいた頃の、凍てついたような表情はもうどこにもない。
「すごいな。あんたの手にかかれば、俺の作ったものが何倍もの価値になる」
俺が感心して言うと、彼女はフンと鼻を鳴らした。
「当たり前でしょう? 私が誰だと思っているの」
憎まれ口を叩きながらも、その口元は嬉しそうに緩んでいる。
「でも、元になる『製品』がなければ、私もただの商人に過ぎないわ。あなたの生み出すものがあってこそ、私の力が活きる」
開発者と経営者。
俺たちは、互いが互いにとって不可欠な存在となっていた。
「私たちの仕事は、まだ始まったばかりよ」
エリアーナは、窓の外に広がる、活気づいた領地の夜景を見ながら言った。
「ええ、そうだな」
俺も、彼女の隣に立ち、同じ景色を見つめた。
この領地は、これからもっと豊かになる。もっと発展する。
俺と彼女、この最強のパートナーがいる限り、その未来に疑いの余地はなかった。
だが、その急成長が、新たな嵐を呼び寄せようとしていることを、俺たちはまだ知らなかった。
豊かさは、時に、穏やかな日常を脅かす嵐の種となるのだから。
一方で、すでに完成している産品たちは、一人の辣腕経営者の下で、爆発的な勢いでその価値を開花させようとしていた。
アシュフォード商会代表、エリアーナ・フォン・ヴァイス。彼女の手腕は、俺の想像を遥かに超えるものだった。
「リオ、あなたにはこれを」
商会のオフィスと化した応接室で、エリアーナは俺に一枚の羊皮紙を突きつけた。そこには、ガラス、石鹸、醤油、それぞれの製品に求められる品質基準が、恐ろしいほど細かく箇条書きにされていた。
「いいこと? 商売で最も重要なのは『信用』よ。そのためには、製品の品質が常に一定でなければならないわ。大きさ、重さ、色、透明度。全ての製品をこの基準で検品し、合格したものだけを『アシュフォード商会正規品』として出荷します」
彼女は、俺が感覚的に行っていた「ものづくり」を、厳格な「品質管理」という概念に昇華させた。俺は開発者として、その基準をクリアするための製造マニュアルの作成に追われることになった。
エリアーナの改革はそれだけではなかった。
彼女は王都の実家から、金の力で信頼できるベテランの文官を引き抜いてきた。そして、領内の若者の中から読み書きのできる者を数人抜擢し、複式簿記の基礎を徹底的に叩き込んだ。
金の流れは全て記録され、在庫は毎日棚卸しされる。誰が、いつ、どこで、何を、いくらで売ったのか。その全てが、エリアーナの手元に集約されるシステムが、瞬く間に構築されていった。
かつては貴族の道楽と見られていた俺たちの活動は、彼女の手によって、本格的な「事業」へと変貌を遂げたのだ。
そして、準備が整うと、エリアーナはすぐに行動を開始した。
最初のターゲットは、ガラスだった。
彼女は王都の大物宝石商であるバルト商会を、わざわざこの辺境の地まで呼びつけたのだ。
応接室に通されたのは、見るからに老獪そうな商人、ゲッコー・バルト。彼はエリアーナの若さと美貌を見て、完全に侮りきった表情を浮かべていた。
「これはこれは、エリアーナ様。このような辺境で商会を始められたとか。して、ヴァイス伯爵家のお力添えで、どのようなお宝を見つけられましたかな?」
その言葉には、辺境の小娘から安く買い叩いてやろうという下心が透けて見えた。
エリアーナは、完璧な淑女の笑みを浮かべたまま、一枚のガラス板をテーブルの上に置いた。
ゲッコーの目が、ガラス板を見た瞬間に変わった。宝石商としての彼の目が、その異常なまでの透明度と品質を一瞬で見抜いたのだ。
「こ、これは……まさか……」
「お察しの通り、ガラスですわ。見ての通り、気泡も歪みも一切ない、完璧な製品です」
ゴクリ、とゲッコーが喉を鳴らす。
「素晴らしい! まさに奇跡の逸品! エリアーナ様、これをぜひ、当商会に卸してはいただけませんか! 値段は、いくらでもお支払いいたしますぞ!」
ゲッコーが身を乗り出した、その瞬間。
エリアーナは、悪戯っぽく微笑んだ。
「あら、残念ですわ。私どもは、これを売るつもりはあまりないのです」
「なっ……!?」
「何せ、これを作るには大変な手間と時間がかかりますの。ですから、まずはアシュフォード領内の建物の窓を全てこれに変えるのが先決かと。販売できるのは、早くても数年後になるかしら」
エリアーナの言葉に、ゲッコーの顔が真っ青になる。数年後では話にならない。このガラスの噂が広まれば、他の商会が黙っているはずがない。独占契約を結ぶなら、今しかない。
「お、お待ちください! エリアーナ様! そこを何とか!」
完全に主導権が逆転した。
エリアーナは、ここぞとばかりに冷徹なビジネスの顔を見せる。
「……そこまでおっしゃるのなら、特別に。ただし、条件があります。価格はこちらで決めさせていただきます。そして、当面お譲りできるのは、月に五枚が限度。それ以上は、いくらお金を積まれても無理ですわ」
強気の価格。そして、徹底した供給制限。
それは、ガラスの希少価値とブランドイメージを極限まで高めるための、狡猾なまでの戦略だった。ゲッコーは顔を歪めながらも、その条件を飲むしかなかった。
アシュフォード商会は、最初の商談で、一個師団を一年間維持できるほどの莫大な利益を確保した。
エリアーナの快進撃は止まらない。
石鹸は「王侯貴族御用達・魔法の洗浄石」というキャッチコピーで売り出し、近隣都市の富裕層や高級旅館に飛ぶように売れた。
醤油と味噌は、腕利きの料理人を招いて試食会を開き、その味で完全に虜にした。そして、独占販売契約を結ぶことで、アシュフォードの調味料を使った料理を一種のステータスシンボルへと押し上げた。
アシュフォード鋼だけは、エリアーナもその戦略的重要性を理解し、外部への販売を固く禁じた。まずは領内の農具や工具を全て鋼製のものに更新し、圧倒的な生産力の差を確立することが最優先だと、彼女は判断したのだ。
アシュフォード商会がもたらした富は、目に見える形で領地を変えていった。
領内には立派な商会の事務所が建てられ、活気のある声が響いている。主要な道は石畳で舗装され、川には頑丈な石橋が架けられた。全て、商会の利益から出た資金で行われた公共事業だった。
領民の暮らしは豊かになり、その富が、さらなる領地の発展へと再投資される。完璧な好循環が生まれていた。
その夜、俺は開発室で新しい機械の設計図を描いていた。そこへ、エリアーナが帳簿の束を抱えてやってくる。
「リオ、これが今月分の収支報告よ。目を通しておいて」
その横顔は、少し疲れてはいたが、充実感に満ち溢れていた。王都にいた頃の、凍てついたような表情はもうどこにもない。
「すごいな。あんたの手にかかれば、俺の作ったものが何倍もの価値になる」
俺が感心して言うと、彼女はフンと鼻を鳴らした。
「当たり前でしょう? 私が誰だと思っているの」
憎まれ口を叩きながらも、その口元は嬉しそうに緩んでいる。
「でも、元になる『製品』がなければ、私もただの商人に過ぎないわ。あなたの生み出すものがあってこそ、私の力が活きる」
開発者と経営者。
俺たちは、互いが互いにとって不可欠な存在となっていた。
「私たちの仕事は、まだ始まったばかりよ」
エリアーナは、窓の外に広がる、活気づいた領地の夜景を見ながら言った。
「ええ、そうだな」
俺も、彼女の隣に立ち、同じ景色を見つめた。
この領地は、これからもっと豊かになる。もっと発展する。
俺と彼女、この最強のパートナーがいる限り、その未来に疑いの余地はなかった。
だが、その急成長が、新たな嵐を呼び寄せようとしていることを、俺たちはまだ知らなかった。
豊かさは、時に、穏やかな日常を脅かす嵐の種となるのだから。
143
あなたにおすすめの小説
悪徳領主の息子に転生しました
アルト
ファンタジー
悪徳領主。その息子として現代っ子であった一人の青年が転生を果たす。
領民からは嫌われ、私腹を肥やす為にと過分過ぎる税を搾り取った結果、家の外に出た瞬間にその息子である『ナガレ』が領民にデカイ石を投げつけられ、意識不明の重体に。
そんな折に転生を果たすという不遇っぷり。
「ちょ、ま、死亡フラグ立ち過ぎだろおおおおお?!」
こんな状態ではいつ死ぬか分かったもんじゃない。
一刻も早い改善を……!と四苦八苦するも、転生前の人格からは末期過ぎる口調だけは受け継いでる始末。
これなんて無理ゲー??
落ちこぼれ職人、万能スキルでギルド最強になります!
たまごころ
ファンタジー
ギルド最弱の鍛冶師レオンは、仲間に「役立たず」と笑われて追放された。
途方に暮れる彼の前に現れたのは、伝説の鍛冶書と、しゃべる鉄塊(?)。
鍛冶・錬金・料理・魔道具――あらゆるクラフトスキルを吸収する《創精鍛造》を極め、万能職人へと覚醒!
素材採取から戦闘まで、すべて自作で挑む“ものづくり異世界成り上がり譚”が今、始まる。
裏切った元仲間? 今さら後悔しても遅いぞ!
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
赤ん坊なのに【試練】がいっぱい! 僕は【試練】で大きくなれました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はジーニアス
優しい両親のもとで生まれた僕は小さな村で暮らすこととなりました
お父さんは村の村長みたいな立場みたい
お母さんは病弱で家から出れないほど
二人を助けるとともに僕は異世界を楽しんでいきます
ーーーーー
この作品は大変楽しく書けていましたが
49話で終わりとすることにいたしました
完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい
そんな欲求に屈してしまいましたすみません
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
最も嫌われている最凶の悪役に転生ー物語の主人公に殺されるエンドを回避するため善行を積みます!ー
灰色の鼠
ファンタジー
大人気ソシャゲの物語の主要人物に転生したフリーターの瀬戸有馬。しかし、転生した人物が冷酷非道の悪役”傲慢の魔術師ロベリア・クロウリー”だった。
全キャラの好感度が最低値の世界で、有馬はゲーム主人公であり勇者ラインハルに殺されるバッドエンドを回避するために奮闘する———
その軌跡が、大勢の人を幸せにするとは知らずに。
薬師の名門ブレルスクに入学した私は、退学するまで暴れます。〜少年アレクの倫理で殴る学園ファンタジー〜
鮒捌ケコラ
ファンタジー
入学式から3週間目にして『退学」を言い渡された。
(早くない?RTAじゃないんだからさ。)
自分で言うのもアレだけど、入学してからは結構真面目に通ってた。
けど、どうやら教員の不況を買ってしまったらしい。
幸か不幸か、退学まで1週間の執行猶予が与えられた。
けど、今更どう足掻いても挽回する事は不可能だろうし、
そもそも挽回する気も起こらない。
ここまでの学園生活を振り返っても
『この学園に執着出来る程の魅力』
というものが思い当たらないからだ。
寧ろ散々な事ばかりだったな、今日まで。
それに、これ以上無理に通い続けて
貴族とのしがらみシミッシミの薬師になるより
故郷に帰って自由気ままな森番に復職した方が
ずっと実りある人生になるだろう。
私を送り出した公爵様も領主様も、
アイツだってきっとわかってくれる筈だ。
よし。決まりだな。
それじゃあ、退学するまでは休まず毎日通い続けるとして……
大人しくする理由も無くなったし、
これからは自由気ままに、我儘に、好き勝手に過ごす事にしよう。
せっかくだし、教員達からのヘイトをカンストさせるのも面白そうだ。
てな訳で………
薬師の名門ブレルスクに入学した私は、退学するまで暴れます。
…そう息巻いて迎えた執行猶予満了日、
掲示板に張り出された正式な退学勧告文を
確認しに行ったんだけど……
どういう事なの?これ。
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる