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第22話:心の壁を溶かすもの
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エルフの少女、シルフィを保護してから数日が過ぎた。
彼女の足の傷は、魔法の力によって驚異的な速さで回復し、もう普通に歩けるまでになっていた。だが、彼女の心の傷は、深く閉ざされたままだった。
シルフィは、あてがわれた客室から一歩も出ようとしなかった。
俺や侍女が食事を運んでいっても、警戒した獣のような目でこちらを睨みつけるだけで、決して手を付けようとしない。俺たちが部屋から出て、扉が閉まったのを確かめてから、ようやくこっそりと口にしているようだった。
彼女と俺たちの間には、分厚く、冷たいガラスの壁があるかのようだった。
バルガスは、「森の民とは、そういうものなのでしょう。無理強いは禁物です」と静かに言った。エリアーナも、「彼女が心を開くまで、下手に刺激しない方が得策ね」と、合理的な判断を下していた。
だが、俺には分かっていた。このままではいけない。彼女の孤独は、いずれ彼女自身を蝕んでいくだろう。そして何より、俺の知的好奇心が、この状況を許さなかった。
そんな膠着した状況を、いともたやすく打ち破ったのは、俺の予想通り、妹のリリアナだった。
大人たちが皆、シルフィを「扱いの難しい客人」として遠巻きに見ていたのに対し、リリアナだけは違った。彼女にとってシルフィは、「森から来た、綺麗なお姉さん」でしかなかった。
ある日の午後、リリアナは俺の制止も聞かず、小さなスケッチブックと炭を抱えて、一人でシルフィの部屋の扉をノックした。
返事はない。だが、リリアナは全く気にする様子もなく、勝手に扉を開けて部屋に入ってしまった。
「お姉さん、こんにちは! 私、リリアナ!」
部屋の隅の椅子に座り、窓の外をぼんやりと眺めていたシルフィは、突然の侵入者にビクリと体を震わせ、鋭い視線を向けた。
だが、リリアナはその視線をものともせず、にこにこと笑いながらシルフィに近づいていく。
「わあ、やっぱりお耳が長いのね! すごーい! 髪もキラキラしてて、お人形さんみたい!」
リリアナは、何の悪意も下心もない、純粋な好奇心と賞賛の言葉を浴びせた。シルフィは、そんな風に人間から話しかけられた経験がないのだろう。どう反応していいか分からず、ただ困惑した表情で固まっている。
「ねえ、お姉さん、お名前はなあに?」
「……」
「一緒にお絵かきしない? 私、お花を描くのが好きなの!」
「……」
シルフィは、徹底的に無視を決め込んだ。だが、リリアナは全くへこたれなかった。
彼女はシルフィのベッドのそばにちょこんと座り込むと、一人で絵を描き始めた。そして、シルフィに話しかけるでもなく、ただ楽しそうに独り言を呟き続ける。
「今日はね、お庭で赤いお花を見たの。すっごく綺麗だったんだよ。これはね、お母様のお顔。こっちは、お兄様。お兄様はね、いつも難しい顔をしてるの」
シルフィは、最初は無関心を装っていた。だが、子供特有の屈託のない声は、静かな部屋によく響く。聞くつもりがなくても、その言葉は自然と耳に入ってくる。
リリアナは毎日、飽きもせずにシルフィの部屋を訪れた。
シルフィが返事をしなくても、リリアナは気にもせず、その日にあった出来事を一方的に、楽しそうに語り続けた。新しいドレスを買ってもらったこと。厨房でつまみ食いをして、バルドに優しく叱られたこと。畑の小麦が、黄金色に輝いて綺麗だったこと。
シルフィの周りにあった、張り詰めた氷のような沈黙は、リリアナの存在によって、少しずつ、確実に溶かされていった。
そして、その日は突然やってきた。
リリアナがいつものように絵を描いていると、ふと困ったように顔を上げた。
「うーん……。お姉さんのお洋服みたいな、綺麗な緑色を描きたいんだけど、緑色の炭がないの。どうしたらいいんだろう?」
それは、誰に言うでもない、純粋な独り言だった。
しばらくの沈黙。
諦めたリリアナが、別の色で花を描き始めようとした、その時。
「……黄色と、青を混ぜる」
ぽつりと、か細い声が響いた。
リリアナは、きょとんとした顔で声のした方を見た。シルフィが、気まずそうに視線を逸らしながら、こちらを見ていた。
それが、二人の最初の会話だった。
リリアナの顔が、ぱあっと満開の花のように輝いた。
「ほんと!? 教えてくれてありがとう、お姉さん!」
リリアナはシルフィのベッドに駆け寄り、満面の笑みで彼女の顔を覗き込んだ。シルフィは戸惑いながらも、その太陽のような笑顔から、目を離すことができなかった。
その日を境に、シルフィの態度は僅かに軟化した。まだ自分から話すことは少ないが、リリアナの言葉に、時折短く相槌を打つようになった。
俺は、機は熟したと判断した。
リリアナが部屋にいるタイミングを見計らい、俺もシルフィの部屋を訪れた。
シルフィは俺の姿を見ると、再び身を強張らせた。だが、隣でリリアナがにこにこしているせいか、以前のような鋭い敵意は感じられなかった。
俺は、魔法の技術的な話や、森の開発の話は一切しなかった。
ただ、静かに切り出した。
「この間、君が倒れている時に、君の力の一部を見させてもらった」
シルフィの肩が、ピクリと動く。彼女は、自分の力が人間に知られたことを、恐れているのだ。
俺は、できるだけ穏やかな声で続けた。
「あれは、すごいな。本当に、素晴らしい技術だと思った」
「……え?」
シルフィは、信じられないという顔で俺を見た。
「技術……? みんな……人間は、魔法のことを、呪いだとか、穢れた力だとか言うのに……」
「俺にはそうは見えない」
俺はきっぱりと首を振った。
「俺は技術者だ。物を作る人間だ。だから分かる。君の力は、無から何かを生み出し、壊れたものを修復し、世界に働きかける力だ。それは、俺たちがやっていることと同じ、尊い『技術』だよ」
俺の言葉は、建前でもお世辞でもない。心の底からの本心だった。
「俺は、君の力を恐れているんじゃない。尊敬しているんだ。どういう仕組みで、あんな奇跡が起きるのか。どうすれば、もっと上手く、多くの人を助けるためにその力を使えるのか。それを、俺は純粋に知りたい。そして、できることなら、君の技術と俺の技術を組み合わせて、もっとすごいものを生み出してみたいんだ」
シルフィは、呆然としたまま、俺の顔をじっと見つめていた。
彼女の翡翠色の瞳が、戸惑いと、驚きと、そしてこれまで感じたことのない種類の感情で、揺らめいていた。
リリアナの、何の邪気もない天真爛漫な優しさ。
そして、自分の存在意義そのものである「魔法」を、恐れるどころか、一つの偉大な技術として真正面から肯定し、尊敬の念を示してくれたリオの言葉。
シルフィを頑なに縛り付けていた、人間に対する恐怖と不信の氷が、パキリと音を立てて砕け散るのが分かった。
彼女の瞳から、警戒の色が消えていく。
そして、長い沈黙の後。
シルフィは、初めて俺に向かって、敵意ではない、純粋な興味の光を宿した視線を向けた。
「……私の力、知りたいの?」
その声はまだ小さく、自信なさげだった。だが、それは間違いなく、彼女が自らの意思で、俺たちの世界に一歩足を踏み出した証だった。
俺は、静かに、しかし力強く頷いた。
「ああ。ぜひ、君の先生になってほしい。俺に、魔法という名の新しい科学を教えてくれ」
俺の言葉に、シルフィは少しだけ驚いたように目を見開いた後、ふわりと、小さな花が咲くように、はにかんで微笑んだ。
それは、彼女がこの屋敷に来てから、初めて見せた笑顔だった。
固く閉ざされていた扉は、今、確かに開かれたのだ。
俺たちの未来を、そしてこの世界の理(ことわり)そのものを変える、未知の技術への扉が。
彼女の足の傷は、魔法の力によって驚異的な速さで回復し、もう普通に歩けるまでになっていた。だが、彼女の心の傷は、深く閉ざされたままだった。
シルフィは、あてがわれた客室から一歩も出ようとしなかった。
俺や侍女が食事を運んでいっても、警戒した獣のような目でこちらを睨みつけるだけで、決して手を付けようとしない。俺たちが部屋から出て、扉が閉まったのを確かめてから、ようやくこっそりと口にしているようだった。
彼女と俺たちの間には、分厚く、冷たいガラスの壁があるかのようだった。
バルガスは、「森の民とは、そういうものなのでしょう。無理強いは禁物です」と静かに言った。エリアーナも、「彼女が心を開くまで、下手に刺激しない方が得策ね」と、合理的な判断を下していた。
だが、俺には分かっていた。このままではいけない。彼女の孤独は、いずれ彼女自身を蝕んでいくだろう。そして何より、俺の知的好奇心が、この状況を許さなかった。
そんな膠着した状況を、いともたやすく打ち破ったのは、俺の予想通り、妹のリリアナだった。
大人たちが皆、シルフィを「扱いの難しい客人」として遠巻きに見ていたのに対し、リリアナだけは違った。彼女にとってシルフィは、「森から来た、綺麗なお姉さん」でしかなかった。
ある日の午後、リリアナは俺の制止も聞かず、小さなスケッチブックと炭を抱えて、一人でシルフィの部屋の扉をノックした。
返事はない。だが、リリアナは全く気にする様子もなく、勝手に扉を開けて部屋に入ってしまった。
「お姉さん、こんにちは! 私、リリアナ!」
部屋の隅の椅子に座り、窓の外をぼんやりと眺めていたシルフィは、突然の侵入者にビクリと体を震わせ、鋭い視線を向けた。
だが、リリアナはその視線をものともせず、にこにこと笑いながらシルフィに近づいていく。
「わあ、やっぱりお耳が長いのね! すごーい! 髪もキラキラしてて、お人形さんみたい!」
リリアナは、何の悪意も下心もない、純粋な好奇心と賞賛の言葉を浴びせた。シルフィは、そんな風に人間から話しかけられた経験がないのだろう。どう反応していいか分からず、ただ困惑した表情で固まっている。
「ねえ、お姉さん、お名前はなあに?」
「……」
「一緒にお絵かきしない? 私、お花を描くのが好きなの!」
「……」
シルフィは、徹底的に無視を決め込んだ。だが、リリアナは全くへこたれなかった。
彼女はシルフィのベッドのそばにちょこんと座り込むと、一人で絵を描き始めた。そして、シルフィに話しかけるでもなく、ただ楽しそうに独り言を呟き続ける。
「今日はね、お庭で赤いお花を見たの。すっごく綺麗だったんだよ。これはね、お母様のお顔。こっちは、お兄様。お兄様はね、いつも難しい顔をしてるの」
シルフィは、最初は無関心を装っていた。だが、子供特有の屈託のない声は、静かな部屋によく響く。聞くつもりがなくても、その言葉は自然と耳に入ってくる。
リリアナは毎日、飽きもせずにシルフィの部屋を訪れた。
シルフィが返事をしなくても、リリアナは気にもせず、その日にあった出来事を一方的に、楽しそうに語り続けた。新しいドレスを買ってもらったこと。厨房でつまみ食いをして、バルドに優しく叱られたこと。畑の小麦が、黄金色に輝いて綺麗だったこと。
シルフィの周りにあった、張り詰めた氷のような沈黙は、リリアナの存在によって、少しずつ、確実に溶かされていった。
そして、その日は突然やってきた。
リリアナがいつものように絵を描いていると、ふと困ったように顔を上げた。
「うーん……。お姉さんのお洋服みたいな、綺麗な緑色を描きたいんだけど、緑色の炭がないの。どうしたらいいんだろう?」
それは、誰に言うでもない、純粋な独り言だった。
しばらくの沈黙。
諦めたリリアナが、別の色で花を描き始めようとした、その時。
「……黄色と、青を混ぜる」
ぽつりと、か細い声が響いた。
リリアナは、きょとんとした顔で声のした方を見た。シルフィが、気まずそうに視線を逸らしながら、こちらを見ていた。
それが、二人の最初の会話だった。
リリアナの顔が、ぱあっと満開の花のように輝いた。
「ほんと!? 教えてくれてありがとう、お姉さん!」
リリアナはシルフィのベッドに駆け寄り、満面の笑みで彼女の顔を覗き込んだ。シルフィは戸惑いながらも、その太陽のような笑顔から、目を離すことができなかった。
その日を境に、シルフィの態度は僅かに軟化した。まだ自分から話すことは少ないが、リリアナの言葉に、時折短く相槌を打つようになった。
俺は、機は熟したと判断した。
リリアナが部屋にいるタイミングを見計らい、俺もシルフィの部屋を訪れた。
シルフィは俺の姿を見ると、再び身を強張らせた。だが、隣でリリアナがにこにこしているせいか、以前のような鋭い敵意は感じられなかった。
俺は、魔法の技術的な話や、森の開発の話は一切しなかった。
ただ、静かに切り出した。
「この間、君が倒れている時に、君の力の一部を見させてもらった」
シルフィの肩が、ピクリと動く。彼女は、自分の力が人間に知られたことを、恐れているのだ。
俺は、できるだけ穏やかな声で続けた。
「あれは、すごいな。本当に、素晴らしい技術だと思った」
「……え?」
シルフィは、信じられないという顔で俺を見た。
「技術……? みんな……人間は、魔法のことを、呪いだとか、穢れた力だとか言うのに……」
「俺にはそうは見えない」
俺はきっぱりと首を振った。
「俺は技術者だ。物を作る人間だ。だから分かる。君の力は、無から何かを生み出し、壊れたものを修復し、世界に働きかける力だ。それは、俺たちがやっていることと同じ、尊い『技術』だよ」
俺の言葉は、建前でもお世辞でもない。心の底からの本心だった。
「俺は、君の力を恐れているんじゃない。尊敬しているんだ。どういう仕組みで、あんな奇跡が起きるのか。どうすれば、もっと上手く、多くの人を助けるためにその力を使えるのか。それを、俺は純粋に知りたい。そして、できることなら、君の技術と俺の技術を組み合わせて、もっとすごいものを生み出してみたいんだ」
シルフィは、呆然としたまま、俺の顔をじっと見つめていた。
彼女の翡翠色の瞳が、戸惑いと、驚きと、そしてこれまで感じたことのない種類の感情で、揺らめいていた。
リリアナの、何の邪気もない天真爛漫な優しさ。
そして、自分の存在意義そのものである「魔法」を、恐れるどころか、一つの偉大な技術として真正面から肯定し、尊敬の念を示してくれたリオの言葉。
シルフィを頑なに縛り付けていた、人間に対する恐怖と不信の氷が、パキリと音を立てて砕け散るのが分かった。
彼女の瞳から、警戒の色が消えていく。
そして、長い沈黙の後。
シルフィは、初めて俺に向かって、敵意ではない、純粋な興味の光を宿した視線を向けた。
「……私の力、知りたいの?」
その声はまだ小さく、自信なさげだった。だが、それは間違いなく、彼女が自らの意思で、俺たちの世界に一歩足を踏み出した証だった。
俺は、静かに、しかし力強く頷いた。
「ああ。ぜひ、君の先生になってほしい。俺に、魔法という名の新しい科学を教えてくれ」
俺の言葉に、シルフィは少しだけ驚いたように目を見開いた後、ふわりと、小さな花が咲くように、はにかんで微笑んだ。
それは、彼女がこの屋敷に来てから、初めて見せた笑顔だった。
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