ドラゴンスレイヤーズ Zero Fighter

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第2章

空の魔王

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 山県昌和(やまがたまさかず)35歳

 元空自パイロットだが、女性問題を始め、数々の問題行動で除隊。

 武田少佐とは同じ道場での後輩であったので古くから繋がりがあり、剣道の腕前は個人戦で全国大会2位が最高成績。

 小柄な武田とは違い、185cmという日本人としては恵まれた身体と驚異的な運動神経を持ち、正統派の剣術を使う。

 ハンサムな外見、口髭がトレードマーク。

 そして部類の女好き。

 女性の好みはグラマーなタイプのステレオタイプの「美女」が好みで、その反面、若い子やもっと若い幼女には一切興味を示さない。

 現在付き合っている女は黒髪のマリリン モンローのような外見の女(スペイン系フィリピン人と中華系のハーフ)で、他の男から寝取ったというとんでもない経歴がある。

 その女性も現在、フィリピンバーで働いている。


 このような性格なので当然、喧嘩なども絶えず、夜の街で女を巡りヤ◯ザなどと大喧嘩になったこともある。

 趣味は「酒と女」、しょっちゅう夜の街に飲みに出かけている。

 最近はほぼ、彼女のお店に入り浸っているようだが。


 日海軍に入る前の職業は大型トラックのドライバーで、4軸低床の10tトラックを乗り回していた。

  長距離ドライバーなので月曜日から金曜日まで走り、土日は街で酒浸りという生活をしていた。

 相変わらずな生活をしていたのだが、日海軍の立ち上げで武田少佐がまず選んだのが彼だった。

 元々が戦闘機のパイロットをしていたという経歴の持ち主で、しかも抜群の戦闘センスを持ち、メンタルもやたらと強い。

 血を見ることを恐れず、荒くれ者揃いの日海軍の飛行隊の小隊長になるにはうってつけの人物だと思われたからだ。

 彼が主体となって、ゼロ戦七〇型による操縦技術の教練と、新戦闘機に最適な空戦技術の開発などを担当していくことになった。


 ある日のこと・・・

山県「現在高度8000(m)、速度560(km/h)、アグレッサーとの模擬空戦を開始する」

  彼の低音ボイスがスピーカーから流れてくる。

コントロール(CL)「了解」

空自パイロット「先輩、では行きますよ!」

山県「いらっしゃい、お嬢ちゃん」


 山県機の遥か後方上方から襲いかかってくる空自のF-4EJ。

 このF-4EJは川北重工によって現代化改修が行われていて、メンテナンス費用も含め南海企業連合により面倒が見られていた機体だ。

 自衛隊側も防衛費の削減が可能になる点と、日海軍との連携を強めることが出来、さらにパイロットの練度も上げることが出来るので積極的に日海軍の飛行隊との合同演習をしていたというわけだ。


 山県機に対して後方1000mの距離から模擬弾のAIM-9サイドワインダーを発射した。

(分かりやすくサイドワインダーと書いたが、実際は川北重工で生産している21式空対空誘導弾。レーダーによるロックオンが不可能な目標に対して目標設定して発射出来る能力の付加と、従来生産品のコストを大幅に削減したモデル)

 この山県機は現時点では新型RAM(レーダー無効化)が施されていないので、レーダーによってロックオンされるタイプのミサイルでも発射することが出来る。

 マッハ1.7の速度で襲ってくるサイドワインダー。

 最新のサイドワインダーは以前のようにジェットエンジンの排気熱を捉えて追尾するものではなく、赤外線画像を捉えて追尾するIIRと呼ばれるタイプのため、ある程度の熱源をもつ電動モーターや核融合炉などを持つ新型ゼロ戦も一応は捕捉が可能なのだ。


 山県機の後方警戒AIからアラームが鳴り、山県機のコクピットのメインディスプレーにミサイルの接近情報と回避方向を示す情報が同時に表示される。

 山県はラダーペダルを蹴飛ばすと同時にスロットルレバーを絞り、エアブレーキと自動空戦フラップを展開した。

 一気に進路を左に変え、そこからフルスロットルで急加速をした。

 サイドワインダーは追尾仕切れず、山県機が居た付近を通過していった。

 後方から迫っていたF-4EJは急旋回した山県機を追う。

空自パイロット「うわ!直角に曲がりやがった!」

 はるか後方からゼロ戦七〇型の動きを観察していた空自機パイロットは思わずそのような感想を漏らした。

 飛行機が90度の角度で曲がるわけがないが、実際、彼の目からはそのような感じに見えたわけだ。


 急減速から低速域での急旋回、さらにそこからプロペラ機としてはありえない急加速で飛んでいくので、この新たなゼロ戦の動きを見慣れていないものの目にはそう映るのであった。

 最近のジェット戦闘機ではジェットエンジンの排気ノズルを動かすことで、高機動を実現させているものもあるが、それにはひとつ大きな欠点がある。

 それは、高い速度での急旋回は恐ろしいほどのGがパイロットにかかるので、そもそも飛行機がGに耐えれてもパイロットが耐えれなくなることだ。

 そこで新型のゼロ戦七〇型では、「高速」を捨て、低速~中速のみの運用に限定させた。

 この速度域であればジェット燃料を使うジェット機にする必要がなく、核融合と電動モーターという組み合わせの動力で運用できる。

 瞬間的とはいえ1万馬力もの大出力は、プロペラ機としては有り得ないほどの大出力で、これにより短期間の急加速を可能としている。

 WW2時にアメリカでの最優秀戦闘機として有名なF8Fベアキャットなどは2500馬力であったことや、旧式のゼロ戦で搭載されていた栄二一型などが1000馬力程度だったことを考えると、新型のゼロ戦の機体に1万馬力の超大出力エンジンという組み合わせがいかに非常識かお判りいただけるかと思う。

 そもそも高速飛行を想定していないので後退翼(主翼が後ろ向きに傾いて取り付けられている)は必要なく、低速での急旋回を可能にするために低速でも舵が効きやすい翼面積が大きいゼロ戦の機体デザインがほぼそのまま採用された。

 ゼロ戦五二型と比べると1t近く増加していることもあり、元々のゼロ戦ほどは軽快な機動はさすがに出来ないのであったが、電動アクチュエーターで瞬間的に展開可能なエアブレーキ、またこれも電動アクチュエーターで稼働させる自動空戦フラップなどにより低速域での急旋回も可能。

 また、低速域での失速を防ぐ主翼翼端のねじり下げなども旧式と変わらず採用されていた。


 話が脱線したので模擬空戦に戻すが、山県機の零戦(日海軍ではゼロ戦七〇型をそう呼んでいた)の遥か上空から一気に距離を詰める空自のF-4EJに対して、急上昇で逃げようとする零戦。

 慌てて機首を山県機に向けようとするが、またすぐ右旋回、左旋回、急降下と不規則なひらひらとした機動を繰り返す山県機を全く追えない空自機。

 狙いがつけれないまま、オーバーシュートするが、視界の端で急旋回をして自機の後方にまわり込もうとする零戦を捉えるが、ここから緩降下しながら速度を上げ一気に離脱しようとする。

 そこで、山県機から「はい、撃墜だ」という無線が入った。


空自パイロット「うお~~!!こんなの狙いようがないよ!!」


 後になって山県機のモニターの空戦時の動画を見せてもらったが、離脱しようとしているF-4EJに対して高速誘導弾によって確かに撃墜判定を受けていたことがわかった。

空「こんなのどうしようもないよ!」

山県「だろ?凄いだろ、これ。お前も乗りたいなら空自を辞めてきたら雇ってやるよう交渉してやるよ」

 そうニヒルな笑いをする山県なのであった。


 それにしても、いくら弾頭を取り外した模擬弾だとはいえ、人が乗っている飛行機に向け、実際にサイドワインダーをぶっ放すのだから、日海軍がいかにブラックな職場なのかお判りいただけるかと思う。

 当たりどころが悪いと人が死ぬことも十分あり得るし、サイドワインダーだって一発数万ドルもするわけだから決して安くない。

 だが、彼らにとって時間があまり残されていないのも事実で、実際この模擬空戦がされていた同時期に、フィリピンに龍国海軍が駐屯することが決まったらしいというニュースが入ってきたのだ。

 しかもその基地は元々がアメリカ軍がフィリピンに駐屯していた旧スービック海軍基地だというのだから恐ろしい話だ。

  このニュースを耳にした山県は「俺に行かせろ、単騎でも奴らの旗艦を沈めてきてやるぞ」などと冗談か本気かわからないことを武田などに言うのであった。


 これとは正反対に、F-4EJに対してゼロ戦から高速誘導弾を発射し、どのくらいの確率で命中するかというテストもあらゆる条件で行われた。

 ま、この場合はさすがにF-4EJは無人操縦で試されたのだが。


 ちなみに、この時期、あらゆる航空機のパイロットシートに取り付けるだけで無人機として運用出来るシステムを南海企業連合の某家電メーカーが製造していた。

 こちらの社長は会社の規模的には川北重工より遥かに大きく、川北グループ全体と比べるとやや見劣りする程度の規模を誇る日本有数の家電メーカーなのだが、支那大陸に早くから出て辛酸を舐めた苦い経験があり、南海企業連合に早くから参加していた経緯がある。

 だが、この会社だけでなく割と何社も依然として支那大陸に工場などを残している会社があり、「スパイ行為をするのではないか?」と川北耕三なども一応、警戒はしていたりするのだった。


 だが、技術力があるのも確かで、そこの社長とも当然、協力していかねばならないのでこうやって共同開発に参加してもらっているわけだ。

 実は、この会社(Pソニック社)は、元々が介護用の補助装置として開発されたパワードスーツの開発にも深く携わっていて、サーボモーターの制御に関しては、世界一の技術力を持っている。

 サーボモーターって言うのは一定の角度の任意の角度で位置を決めて動かすことが出来るもので、通常のDCモーターのように回転はしない。(無理やりさせることも出来るけど)

 よくSFとかでロボットがカクカク動いているものを見ることがあると思うが、アレを動かしているのがサーボモーターだ。

 ラジコンカーでの前輪の舵角制御やエンジンのスロットル制御などに使われていたり、工場で働いているロボットの腕の動きを制御しているモーターと言えば想像しやすいか。

  このサーボモーターの制御というのは早く動かそうと思ったら、カクカクなりやすく、逆に人間のような細かい滑らかな動きをさせようとするとどうしても構造的にゆっくりとした動きにせざるを得なくなる。

 だが、Pソニック社のサーボモーター制御技術は人間の手みたいに早く動かすときは早く、また精密に動かさねばならないときはかなり微細な動きをさせることが可能になっているため、人間の動きをトレースさせることがかなりの高レベルで可能になっているのだ。

 Pソニック社と全方向監視システムのカメラ部などを開発した会社や川北電気などが共同で開発した遠隔操作ロボットは、操縦桿やフットレバー、スロットルレバーなどをマシンが操作し、頭部にあたる部分に取り付けられたカメラにより人間とほぼ同等な操作が可能となっている。

 まだ細かい操作は出来ないので、飛行機側にもある程度改造が必要になってくるのだが、川北重工で現代化改修をしたF-4EJなどは最初に実機をこの無人操縦システムを使えるようにしたので、このようにパイロットは基地などで遠隔操作をしつつ、ちょっと危険なテストやミッションにも使える様になっているわけだ。

 ま、この開発は恐ろしく手間とコストがかかったのだが、あらゆる分野に技術が転用出来そうなので、開発支援AIなどの援護も最大限活用し、最優先で開発された経緯がある。

 これに関してはまた別の機会に話したいと思う。


 話が脱線したので元に戻すが、F-4EJを仮想敵機(アグレッサー)に仕立てての高速誘導弾のテスト&エラーが急ピッチで進められた。

 ある時は後方から逃げるF-4EJを狙って発射してみたり、真横に横切る時に発射してみたり、正面からヘッドオンしてくる時に発射してみたり。

 これには高速誘導弾の開発チームも何年にもわたって掛り切りで少しずつ問題を解消していった。

 実際に、ボコボコになったF-4EJも出てくるし、墜落寸前のダメージを負う機体も出てくるので開発は困難を極めることになるのだが。。。

 初期のテストパイロットとして最も活躍した山県は、その後も「空の魔王」と呼ばれ主に敵から(たまには味方からも)恐れられるのであった。

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