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冒険者 編
ハニームーン
しおりを挟む結婚式から数日経ち、今日からは新婚旅行。
北方の新鮮魚介類の旅。ミストドアですぐ帰って来られるので荷物は少ない。
馬車泊は辛いので、進んでは帰宅するパターンだ。なので旅感はあまりない。
現地に着いたらもちろん宿に泊まるけども。
マリアの実家、フレイン領から出発する。昨日はフレイン辺境伯邸に泊めてもらった。フランツ義兄さんに泊まっていく様にごり押しされたからだ。
あれから義兄さんの愛が強い‥‥‥。喧嘩した後仲良くなる、みたいな感じかなぁ。
馬車もさすがに六人だと狭いので、コレもローテーションにした。
俺と嫁二人で乗って移動する、移動中もイチャイチャしたいじゃないか。
ハネムーンだもの。
最初がシャルとローズだ。
シャルは猫好きなので、もふもふも堪能していた。いや、むしろもふもふがメインだ。ローズ9俺1くらいだ、寂しい。この組み合わせはダメだな。
次がマリアとナタリーだ。ちっこいマリアと肉付きの良いナタリー。どちらも良い。みんな違ってみんな良い。この組み合わせは○だな。
まぁ何日かそんな事を繰り返して、目的地フォールパッドに着いた。
ここは魚も美味いが酒も美味い。ホテルも綺麗だ、一番広くて良い部屋を予約してあった。
案内されたが、ベッド、デカっ!コレならみんなで眠れるな。さすがは異世界。
思わず感謝の言葉が出てきた。
「みんな、今まで支えてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします」
「ネロ、こちらこそよろしく」
「ネロ、これからも楽しくやろうね」
「ネロくん、これからもみんなで支えるね」
「ネロ、大好きニャ」
「旦那、飯に行く?それとも‥‥‥」
「「「「「私達?」」」」」
「キミ達でーす!!!!」
ーーーしばらくお待ち下さいーーー
第一部 完
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