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第二部 家庭編
暴露
しおりを挟む「じゃあ、話終わったから解散していーよ」
「はっ! 皆の者、持ち場に戻り復旧作業に戻れ!」
解散になった。あぁ、良かった。
これでまともに喋れる。
「あ、ネロくん。ちょっといいかな?」
「あ、はい。ユグドラシル様」
「ユグドラシル様なんてやめてよ。そうだなぁ‥‥‥、じゃあユラって呼んで!」
「ユラ様‥‥‥」
「ユラ!」
「‥‥‥ユラ」
「良し!今後はそう呼んで。ボク達はもう友達だね!だから敬語も無し!」
「ユラ、わかった。よろしくな」
「で、お願いなんだけど。ネロくんのお水をまた出してくれないかなぁ?」
「え? 水?」
「ダメ?」
なんだ、コイツ。
少年のくせに可愛いじゃねーか。
「いいよ。水なんていくらでも出せるし」
水を出して宙に浮かせる。
ユラが指を突っ込む。
「あぁっ! 美味っしぃーーー!!!!」
くっ!! 可愛い!!!!
なんだ、その笑顔! 男のくせに!!
「ネロくんのお水、すっごく美味しいの! また、出してもらってもいい?」
「あぁ、いいよ。いつでもどうぞ‥‥‥」
「やったぁーー!!!!」
くっ! 負けないぞ!!
「やっぱり、水の神様のお水は別格だよねー!!」
シーーン‥‥‥
今日一番の大きな声の後に、今日一番の沈黙が訪れる‥‥‥。
「あれ? みんな、どうしたの?」
「ユラ‥‥‥、お前今‥‥‥」
「水の神様だもんねー!! すっごく美味しいから、みんなも飲んでみたら?」
ガバッ!!!!!!!!
エルフさん達、その場で総土下座‥‥‥。
俺、再び大目立ちして動けない‥‥‥。
ユラは何が起きているのかわかってない。
「大変申し訳ございませんでしたー!!!!」
「「「「でしたー!!!!」」」」
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(追記.2018.06.24)
物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。
もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。
(追記2018.07.02)
お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。
どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
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